2A-3 フィード運用スタートアップとストーリーズ連携術
1章 投稿を無駄にしないための初期戦略
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1章 投稿を無駄にしないための初期戦略

この章の目安学習時間:60分

この章で到達できるゴール:

  • アカウントの成長段階に合わせた、最適な投稿頻度の考え方が身につく
  • ターゲットの生活リズムから、投稿が最も見られやすい時間帯の仮説を立てられる

【1-1】投稿頻度の考え方:量と質の最適バランス

目安の学習時間:30分

「毎日投稿」の神話と現実

「Instagramは毎日投稿しないと伸びない」という話を一度は聞いたことがあるかもしれません。
しかし、これは必ずしも正しくありません。
特に、リソースが限られている初心者が、質を犠牲にしてまで毎日投稿を目指すのは逆効果になることさえあります。
注意:なぜ質より量の毎日投稿が危険なのか
  • 投稿の質が低下する:ネタ切れや時間不足から、内容の薄い投稿を連発してしまう。
  • エンゲージメントが下がる:質の低い投稿はユーザーから反応されにくく、Instagramからのアカウント評価が下がってしまう。
  • 疲弊して継続できない:何より、無理な投稿は作成者の負担が大きく、挫折の大きな原因となる。
Instagramのアルゴリズムは、投稿の「量」よりも、一つ一つの投稿に対するユーザーの反応、つまり「質」を重視しています。

アカウント初期の最適な投稿頻度

それでは、アカウント開設初期の最適な投稿頻度はどれくらいなのでしょうか。

結論から言うと、週3〜5回の頻度で、質の高い投稿を継続するのが最もおすすめです。
  • 忘れられない絶妙な頻度:週3回以上の投稿があれば、フォロワーの記憶に残りやすく、関係性を構築できます。
  • 質の担保が可能:毎日投稿に比べて1投稿あたりにかけられる時間が長くなり、企画やデザインの質を高めることができます。
  • 継続しやすい:無理のないペースは、長期的なアカウント運用の鍵です。
大切なのは、「決めた頻度で、継続すること」
まずは週3回から始め、慣れてきたら少しずつ増やしていくのが良いでしょう。

【1-2】投稿時間帯の考え方:ターゲットに合わせる

目安の学習時間:30分

ターゲットの1日を想像する

せっかく作った投稿も、ターゲットが見ていない時間帯に投稿しては意味がありません。
投稿時間は、ペルソナ(ターゲット像)が最もアクティブにInstagramを利用している時間帯を狙うのが基本です。
ペルソナの職業やライフスタイルを具体的に想像してみましょう。
  • 会社員なら…
    • 通勤中の電車の中(7:00-9:00)
    • お昼休み(12:00-13:00)
    • 仕事を終えてリラックスしている時間(20:00-23:00)
  • 主婦なら…
    • 家族を送り出した後、家事の合間(10:00-14:00)
    • 子どもが寝た後の自由時間(21:00-24:00)
  • 学生なら…
    • 通学中や授業の合間
    • 寝る前の時間帯
このように、ターゲットの1日の行動を想像することで、投稿が最も見られやすい時間帯の仮説を立てることができます。

考えてみよう!

運用する「20代独身女性向けの都内カフェ巡り」アカウント。
このターゲットが最もInstagramを見ている可能性が高い時間帯は、平日と週末でそれぞれいつだと思いますか?
理由も合わせて考えてみましょう。

解答例

  • 平日
    • 朝8時〜9時(理由:通勤中に今日のランチや仕事終わりのカフェを探している可能性がある)
    • 12時〜13時(理由:昼休みに友人とカフェの情報を交換したり、午後の息抜きに眺めたりする)
    • 21時〜23時(理由:帰宅後のリラックスタイムに、週末のカフェ巡りの計画を立てている可能性が最も高い)
  • 週末
    • 午前10時〜(理由:ブランチやランチの場所として、リアルタイムでお出かけ先のカフェを探している)
    • 午後15時〜(理由:実際にカフェで休憩しながら、他のカフェ情報をチェックしている)
    • 夜21時〜(理由:次の週末の予定を立てたり、一週間の癒やしとしてカフェの投稿を眺めたりする)

【1-3】1章 -章末課題- 2つのペルソナで投稿スケジュールの仮説を立てよう

問題

以下の2つの異なるペルソナそれぞれについて、週3回の投稿を行うとした場合の最適な「1週間の投稿スケジュール(投稿する曜日と時間)」の仮説を立ててください。
なぜそのスケジュールにしたのか、ペルソナの生活リズムに基づいた根拠も記述してください。

【ペルソナ一覧】

  • ペルソナA:都内で働く20代独身女性
    • 仕事後の自分磨きや、週末のカフェ巡りが趣味。
  • ペルソナB:小学生の子供を持つ30代のワーキングマザー
    • 平日は仕事と育児で多忙。時短レシピや週末の家族向け情報に関心が高い。

解答例

【解答例:ペルソナAの場合】

  • ペルソナ: 都内で働く20代独身女性
  • 投稿スケジュール仮説:
    • 火曜 21時
    • 金曜 22時
    • 日曜 17時
  • 根拠:
    • 火曜21時: 週の始まりの多忙な月曜日を乗り越え、平日の夜に少し心に余裕ができる時間帯。
      週末の予定を考え始めるタイミングであり、カフェやレストランの情報への感度が高まると想定。
    • 金曜22時: 明日から休みという解放感で、夜更かししてリラックスしながらスマートフォンを見る時間。
      次の日にすぐ行動に移せる「土日に行きたい場所」の情報を届けるのに最適なタイミング。
    • 日曜17時: 週末のカフェ巡りを終えた後や、帰宅途中の電車の中など、「次の週末」への期待感が高まる時間帯。
      来週の仕事へのモチベーションになるような、少し贅沢な自分磨きの情報を届ける。

【解答例:ペルソナBの場合】

  • ペルソナ: 小学生の子供を持つ30代のワーキングマザー
  • 投稿スケジュール仮説:
    • 月曜 21時
    • 水曜 12時
    • 金曜 21時
  • 根拠:
    • 月曜21時: 子供を寝かしつけ、ようやく一人の時間が持てるタイミング。
      週末の疲れが残る月曜の夜に、週の後半を乗り切るための「簡単な作り置きレシピ」や「時短家事術」を投稿することで、需要が高まると想定。
    • 水曜12時: 週の半ば、会社の昼休みにスマートフォンをチェックする可能性が高い時間帯。
      「今週末の家族向けお出かけ情報」などを投稿することで、週末の計画を立てるきっかけになる。
    • 金曜21時: 週末に向けて、心に余裕が生まれる時間。
      週末にすぐ試せるような、「少し特別なご褒美レシピ」や「子供と一緒に楽しめるイベント情報」を投稿することで、保存や行動を促す。
これで「1章 投稿を無駄にしないための初期戦略」の解説を終わります。

次の章に進みましょう。
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