CHAPTER 2
仕上げ前の最終チェック
LESSON 2-6 テキスト配置・修正漏れを確認し、デザインの判断理由を言語化する ⏱ 所要時間:約15分
GOAL
このレッスンのゴール
  • テキスト配置チェック5項目を書き出す前に必ず確認できる
  • 修正漏れチェック3項目で見落としを防げる
  • 「なぜこのデザインにしたか」を自分の言葉で1〜2文で説明できる

テキスト配置チェック

Canvaでの仕上げ作業が終わったら、書き出す前にテキストの配置を確認します。Magic Layers適用後に起きやすいズレを中心に、以下の5項目を1つずつ確認してください。

チェック項目 確認内容
揃え方の統一 左揃え・中央揃えが混在していないか確認する。意図的でないかぎり、同じグループ内のテキストは揃えを統一する。
端からの余白 テキストがデザインの端ギリギリに配置されていないか確認する。端から20〜30px以上の余白があると視覚的に安定する。
優先順位の視覚化 キャッチコピー > サブコピー > 詳細テキストの順に、フォントサイズと太さで差がついているか確認する。
レイヤー順序 テキストが被写体やオブジェクトに隠れていないか確認する。テキストレイヤーが画像レイヤーの裏に入っていないかチェックする。
内容の誤り 誤字脱字・価格・キャンペーン期間・連絡先など、数字や固有名詞を依頼書と照合して確認する。
✓ Point !
全体を遠目で見るのが効率的

テキスト配置の確認は、まず全体を遠目で見ることから始めると効率的です。ブラウザやCanvaの表示を縮小して全体像を見ると、ズレや密度の偏りがひと目でわかります。細部を拡大して見るのはその後で十分です。

修正漏れチェックリスト

仕上げ後の「あれ、直し忘れてた」を防ぐための最終確認です。慣れれば1〜2分で終わります。

チェック項目 確認内容
フォント数 2種類以内に収まっているか確認する。見出し用・本文用の2種類を超えると統一感がなくなる。
使用色数 3〜4色以内に収まっているか確認する。メインカラー・アクセントカラー・テキストカラーの組み合わせを絞るほど、まとまりが出る。
文字化けの再確認 Magic Layers適用後に見落としていた文字化けがないか、全テキストをよく確認する。
✓ Point !
行き詰まったらGPTに戻る判断も大切

Canvaで修正し続けても改善しない・デザインが崩れてくる場合は、一度立ち止まってGPTに戻ることを検討してください。Canvaで直す問題と、GPTで出し直した方が早い問題を判断できるようになるのも、デザイナーとしての実力のうちです。

Q
確認クイズ
テキストの優先順位が視覚的に明確かを確認するとき、何を見ればよいですか?
正解です!
フォントサイズと太さで「どのテキストが最重要か」を視覚的に伝えるのが、テキスト階層の基本です。キャッチが一番大きく・太く見えるかを確認しましょう。
惜しい!
テキストの優先順位はフォントサイズと太さで表現します。キャッチコピー > サブコピー > 詳細テキストの順に差がついているかを確認してください。

デザイン判断を言語化する練習

チェックが終わったら、最後にひとつだけ作業をしてください。「なぜこのデザインにしたか」を自分の言葉で書く練習です。

「なんとなくいい感じ」で終わらせず、判断の根拠を言葉にすることで、3つの力が育ちます。

育つ力 具体的な効果
クライアントへの説明力 「なぜこの配色にしたのか」を説明できると、修正依頼に対しても根拠のある提案ができるようになる。
次の案件への再現性 判断を言語化しておくと、似た案件のときに「前はこの理由でこうした」と参照できる、自分だけのデザインメモになる。
壁打ちの精度 ChatGPTへの追加指示も「なんかよくない」より「ターゲットに対して訴求力が弱い」と言語化してから投げる方が、ずっと精度の高い提案が返ってくる。

完成したらコーチに提出する

言語化まで終わったら、完成した制作物をコーチに提出します。作って終わりではなく、提出してフィードバックをもらうところまでが1つの課題です。客観的な視点をもらうことで、次の制作の質が上がります。

提出時に添えるもの 内容
完成データ 書き出した画像(PNG/PDFなど、案件に合った形式)
制作意図 なぜこのデザインにしたかを1〜2文で添える(例:30代女性に清潔感と上質感を届けるためにピンクベージュを主軸にした)
相談したい点 迷った点・自信のない点があれば書き添える(なければ省略可)
✓ Point !
フィードバックは実務の予行演習

コーチからの修正依頼は、実際の案件でクライアントから届く修正と同じです。指摘を前向きに受け止めて直す経験そのものが、市場で通用する力になります。完璧を目指して一人で抱え込むより、早めに提出して反応をもらいましょう。

SUMMARY
  1. 書き出し前にテキスト配置チェック5項目(揃え・余白・優先順位・レイヤー順序・内容の誤り)を行う
  2. 修正漏れチェック3項目(フォント数・使用色数・文字化け)で見落としを防ぐ
  3. テキスト配置確認は全体を遠目で見るところから始めると効率的
  4. 「なぜこのデザインにしたか」を1〜2文で言語化する習慣をつける。説明力・再現性・壁打ち精度が育つ
  5. 完成したら制作意図を添えてコーチに提出し、フィードバックをもらうまでが1つの課題
Chapter 2 の制作フローを習得しました
依頼書の読み解き → 6要素プロンプト作成 → ChatGPT Images 2.0で生成 → 壁打ちで修正 → 品質チェック → Canvaで仕上げ → 最終チェック → 言語化 → コーチに提出。
この一連のフローが Chapter 2 の全体像です。Chapter 3 からはこの手順に従って、模擬の案件を使って制作を進めていきます。
CHECK
理解度チェック
テキスト配置チェック5項目を言える
①揃え方の統一 ②端からの余白 ③優先順位の視覚化(フォントサイズと太さの差) ④レイヤー順序(テキストが隠れていないか) ⑤内容の誤り(依頼書と照合)。この5点を習慣的に確認するとクオリティが安定します。
修正漏れチェック3項目を言える
①フォント2種類以内 ②使用色3〜4色以内 ③文字化けの最終確認。Canvaでの仕上げ直後に必ず確認する習慣にしましょう。
「なぜこのデザインにしたか」を1〜2文で言える
ターゲット・伝えたいこと・使った配色や構図の理由を、短い文にまとめます。「30代女性に清潔感と上質感を伝えるためにピンクベージュを主軸にした」のように、デザイン判断に根拠があると言葉にできれば完成です。
完成後にコーチへ提出する流れを説明できる
書き出した完成データに、制作意図(なぜこのデザインにしたか1〜2文)と相談したい点を添えてコーチに提出します。フィードバックをもらって修正するところまでが1つの課題で、実際のクライアント対応の予行演習になります。