ダッシュボードの5タブとプロジェクト管理
CHAPTER 1
ダッシュボードの5タブとプロジェクト管理
LESSON 1-1 エディタの画面構成と作って公開するまでの一周 ⏱ 所要時間:約10分
レッスン解説動画
GOAL
このレッスンのゴール
  • ✓
    ホーム / CMS / フォーム / アナリティクス / 設定の5タブと、ホーム内の管理メニュー(プロジェクト設定・メンバー・プラン&お支払い等)がそれぞれ何を管理する場所かを説明できる
  • ✓
    自分のプロジェクトのプラン使用状況(公開ページ数・アクティブモデル数・公開アイテム数・ストレージ容量)をホームタブで確認できる
  • ✓
    プロジェクトの複製・アーカイブの操作がどこにあるかを把握し、むやみに実行しない判断ができる

前の章では、無料アカウントを作成してpracticeという白紙プロジェクトを用意しました。このレッスンでは、そのプロジェクトを開いたときに最初に表示される画面から始めます。
STUDIOでプロジェクトを開くと、いきなりボックスを並べる編集画面が出てくるわけではありません。先に表示されるのは、そのプロジェクトの状態を管理するダッシュボードという画面です。ここでは、このダッシュボードにある5つのタブが何を管理する場所なのかを、1つずつ確認していきます。

ダッシュボードとは何か|エディタとの違い

STUDIOでプロジェクトを開くと表示される画面には、大きく分けて2種類あります。1つはボックスを並べてデザインを組むデザインエディタで、もう1つはプロジェクト全体の状態を確認・設定するダッシュボードです。デザインエディタの画面構成は次のレッスンで扱うため、このレッスンではダッシュボードだけに絞って確認します。

操作動画

ダッシュボードには、上部にホーム / CMS / フォーム / アナリティクス / 設定という5つのタブが並んでいます。このうちホームタブを開くと、さらに左側にダッシュボード・プロジェクト設定・メンバー・プラン&お支払い・Apps・Showcaseという6つの項目が並ぶメニューが表示されます。以降のセクションでは、主にこのホームタブの中にある項目を1つずつ確認していきます。デザインそのものを触るタブは1つもなく、デザインを組む作業は必ずエディタ側で行います。

タブ/項目 位置 管理する内容
ホーム上部タブダッシュボード・プロジェクト設定・メンバー・プラン&お支払い・Apps・Showcaseをまとめた管理メニューの入り口
CMS上部タブお知らせ・ブログのようなモデル・アイテムの管理(Chapter 3の3-4で使用)
フォーム上部タブお問い合わせフォームの回答一覧(見本サイトでは使わない。名前だけ確認)
アナリティクス上部タブ公開後のPV数・訪問者数(保持期間15日)
設定上部タブサイト全体に関わる設定用のタブ(このレッスンでは扱わない)
プロジェクト設定ホーム内メニュープロジェクト名・サムネイル、Webhookなどの基本情報
メンバーホーム内メニュープロジェクトへのメンバー招待
プラン&お支払いホーム内メニュー現在契約中のプラン表示とプラン変更
Appsホーム内メニュー外部ツールとの連携(有効化にはMiniプラン以上が必要)
Showcaseホーム内メニュー公開サイトの作例ギャラリー掲載申請

ダッシュボードとエディタの役割を先に切り分けておくと、この後の章で迷いにくくなります。何かの数値や設定を確認したいときはダッシュボード、実際にボックスや文字を触りたいときはエディタ、という切り分けを意識しておきましょう。

Home|自分のプロジェクトの使用状況を確認する

Homeタブを開くと、このプロジェクトが無料プランの上限に対して今どれだけ使っているかが数値で表示されます。前の章で確認したFreeプランの上限(公開ページ50・CMS3モデル100アイテム・フォーム回答100件・ストレージ5GB)と照らし合わせながら見てみましょう。

操作動画
ホームタブの利用状況パネル。現在のプラン・次回のお支払日・お支払い金額と、公開ページ数・ストレージ容量・アクティブモデル数・公開アイテム数・フォーム回答の表示数の各数値が並ぶ
ホームタブ(ダッシュボード)— 利用状況パネル

Homeタブに並ぶ数値は、いずれも上限に対して今どれだけ使っているかを示すカウンターです。公開ページ数はページを作って公開するたびに増えていく数値で、アクティブモデル数と公開アイテム数は3-4でお知らせ機能を作るまでは0のままです。フォーム回答の表示数は、このコースではフォームを作らないため0のままです。

この数値を定期的に見る習慣には理由があります。Freeプランの上限は公開ページ50・CMS3モデル100アイテム・フォーム回答100件・ストレージ5GBと決まっていて、上限に達すると新しいページやアイテムを追加できなくなるためです。実務でクライアントのサイトを管理する場合も、この使用状況の確認は納品前チェックの一部になります。

✓ Point !
Homeタブは今どれだけ使っているかを示すメーター

公開ページ数・アクティブモデル数・ストレージ容量のどれも、Freeプランの上限に対する現在地を示す数値です。この章の時点では0に近い状態ですが、Chapter 3で見本サイトを作り込むと数値が動き始めます。作業の節目でこのタブを開く習慣をつけておきましょう。

プロジェクト設定|プロジェクト名とWebhook連携

Homeタブの中には、使用状況の数値のほかに「プロジェクト設定」という項目もあります。ここではプロジェクトそのものに関わる基本情報を管理します。

操作動画
プロジェクト設定パネル。基本情報(サムネイル・プロジェクト名practice)と外部連携(Webhook URL欄)が見える
ホーム → プロジェクト設定

プロジェクト設定に並ぶのは、大きく分けて「基本情報」と「外部連携」の2つです。基本情報では、プロジェクト名とサムネイル画像を設定できます。プロジェクト名は、ダッシュボードの一覧で自分のプロジェクトを見分けるための名前です。外部連携にあるWebhookは、フォーム送信などのイベントを外部サービスに通知するための上級者向けの機能で、本コースでは使用しません。この段階では、プロジェクトの基本情報がこの画面にまとまっていることだけ把握しておけば十分です。

Apps|有料プラン向けの外部連携

Homeタブの並びには「Apps」という項目もあります。前の章で確認したとおり、Google Analytics・Search Console・reCAPTCHA v3のような外部ツールとの連携機能です。

操作動画
外部アプリ連携の一覧画面。Studio Banner・Google Analytics・Google Tag Manager・Google Search Console・Google reCAPTCHA v3などのカードが並ぶ
ホーム → Apps(一覧はFreeプランでも表示される)

Freeプランのままこのタブを開くと、連携できるAppsの一覧自体は表示されます。ここで一覧を眺めるだけならFreeプランでも可能です。

Appsのカードをクリックすると表示される「有料プランにアップグレード」モーダル。この機能はMiniプラン以上で利用できますという案内と、Miniプランの機能一覧が表示されている
Appsのカードをクリック →「有料プランにアップグレード」案内

ただし、一覧の中から実際にどれか1つを選んで連携を有効化しようとすると、「有料プランにアップグレード」というモーダルが表示され、Miniプラン以上が必要な旨が案内されます。これは不具合ではなく、公式の仕様どおりの表示です。つまりAppsの一覧を眺めることはFreeプランでもできますが、実際に使い始めるにはMiniプラン以上への契約が必要ということです。

本コースでは、Google Search Console連携やGoogleアナリティクス連携のような操作は必要になりません。地図やformrunのような外部サービスを埋め込みたいときは、代わりにEmbedボックスというSTUDIO標準の機能を使います。この方法はこのコースの発展編で扱うので、ここでは名前だけ覚えておきましょう。

Q
確認クイズ
Freeプランのプロジェクトで、Homeタブの「Apps」を開くとどうなりますか。
✓
正解です!
Appsの一覧はFreeプランでも見られますが、実際にどれかを選んで連携を有効化しようとするとMiniプラン以上へのアップグレード案内が表示されます。
✕
惜しい!
正解はBです。Appsの一覧を眺めるだけならFreeプランでもできますが、有効化しようとするとMini以上の有料プランへの案内が表示されます。

CMS・フォーム・アナリティクス|後の章で使うタブ

ここまでHomeタブの中身を見てきましたが、ダッシュボード上部には独立したタブとしてCMS・フォーム・アナリティクスも並んでいます。この3つは、今の時点ではまだ中身が空の状態です。

操作動画
CMSタブ。「CMSテンプレートを選択してはじめよう」という見出しの下に、メディア・ブログ/メンバー紹介/ニュース・お知らせ/空白からはじめる、の4つのテンプレートカードが並ぶ
CMSタブ — まだモデルを1件も作っていない初期状態
フォームタブ。「表示するフォーム結果がありません」というメッセージと設定ボタンが表示された空の状態
フォームタブ — まだ回答が無い初期状態
アナリティクスタブ。サイト全体のVisitor数が0のグラフと、Google Analyticsの計測IDを入力して連携すると詳細データが見られるという案内バナー
アナリティクスタブ — まだ公開していない初期状態

CMSはお知らせやブログの記事を管理する場所で、3-4でモデルとアイテムを作るまでは空のままです。フォームはお問い合わせフォームの回答一覧で、このコースではフォームを作らないため、何も表示されません。アナリティクスは公開後のPV数・訪問者数を確認する場所で、こちらもサイトを公開してから初めて数値が動き始めます。

今は空でも心配はいりません。この3つのタブは、それぞれ対応する章まで進めば自然と中身が埋まっていくタブです。今の段階では、このタブを開けば何が見えるようになるかという対応関係だけ覚えておきましょう。

プラン&お支払いと「…」メニュー・メンバー招待

最後に、プラン確認とプロジェクトの管理系メニューを見ておきます。まずはホームタブの中にある「プラン&お支払い」です。

操作動画
プラン画面。Free/Mini/Personalの3プランが並び、Freeカードに「ご利用中のプランです」と表示されている。各プランのページ数・CMSモデル数・ストレージ容量・フォーム回答数などの機能一覧も見える
ホーム → プラン&お支払い → プラン

プラン&お支払いでは、今契約しているプランがひと目で確認できます。前の章で有料プランを検討するタイミングの早見表を確認しましたが、実際にプランを変更する操作もここから行います。

次に、プロジェクト一覧に戻ったときに使う「…」メニューを確認します。プロジェクト名の横にあるこのメニューから、複製・アーカイブといった操作にアクセスできます。

プロジェクト一覧のpracticeプロジェクトで「…」をクリックして開いたメニュー。複製・アーカイブの2項目が並ぶ
プロジェクト一覧 →「…」メニュー(複製・アーカイブ)
! 注意
複製・アーカイブはむやみに実行しない

「…」メニューの複製を実行すると、Freeプランで上限3本しかないプロジェクトの枠を1本消費してしまいます。アーカイブを実行すると、プロジェクトが一覧から見えなくなり作業を再開しづらくなります。practiceはChapter 1〜3で使い回す唯一のプロジェクトなので、メニューの位置を確認するだけにとどめ、このレッスンでは何も実行しないでください。

最後に、メンバー招待とShowcaseにも触れておきます。メンバー招待は、他の人を同じプロジェクトに招いて一緒に編集できるようにする機能で、実務でクライアントやチームと共同作業するときに使います。Showcaseは、公開したサイトをSTUDIOの作例ギャラリーに掲載申請できる機能です(掲載には対象サイトの公開が前提条件です)。どちらも本コースの中で操作する場面はありませんが、実務でよく使う機能なので位置だけ覚えておきましょう。

メンバー画面。「プロジェクトにメンバーを招待」モーダルが開き、メールアドレス入力欄(例: hello@studio.design)と招待ボタンが見える。一度に最大10人まで招待できるという説明文もある
ホーム → メンバー招待
Showcase画面。Studioで作られたサイトのギャラリーと、右上に「掲載にはWebサイトの公開が必要です」という注記が見える
ホーム → Showcase
✓
ダッシュボード5タブの役割まとめ
ホーム
使用状況・プロジェクト設定・メンバー・プラン&お支払い・Apps・Showcaseをまとめた管理メニューの入り口
CMS
お知らせ等のモデル・アイテム管理。3-4まで空のまま
フォーム
お問い合わせフォームの回答一覧。このコースでは使わない
アナリティクス
公開後のPV数・訪問者数(保持期間15日)
設定
サイト全体に関わる設定用のタブ(このレッスンでは扱わない)
Q
確認クイズ
practiceプロジェクトの「…」メニューを開いたとき、正しい行動はどれでしょうか。
✓
正解です!
複製を実行するとFreeプランの3プロジェクト枠を消費してしまい、アーカイブを実行すると一覧から見えなくなり作業を再開しづらくなります。practiceはChapter 1〜3で使い回す唯一のプロジェクトなので、メニューの位置を確認するだけにとどめましょう。
✕
惜しい!
正解はCです。複製はプロジェクト枠を消費し、アーカイブは一覧から見えなくなります。ワークスペースFreeはプロジェクト3本までのため、どちらもむやみに実行しないようにしましょう。
SUMMARY
  1. ダッシュボードはプロジェクトの状態を確認する画面で、デザインを組む作業はエディタ側で行う
  2. 上部の5タブはホーム / CMS / フォーム / アナリティクス / 設定で、ホームタブの中にさらにプロジェクト設定・メンバー・プラン&お支払い・Apps・Showcaseという管理メニューがある
  3. Homeタブでは公開ページ数・アクティブモデル数・公開アイテム数・ストレージ容量の使用状況を確認できる
  4. Apps連携はMiniプラン以上が必要で、Freeプランでは一覧は見られても有効化しようとするとアップグレード案内が表示される
  5. 「…」メニューの複製はプロジェクト枠を消費し、アーカイブは一覧から見えなくなるため、位置の確認にとどめる
チェック
理解度チェック
ホーム / CMS / フォーム / アナリティクス / 設定の5タブがそれぞれ何を管理する場所かを説明できる
ホームは使用状況・プロジェクト設定・メンバー・プラン&お支払い・Apps・Showcaseをまとめた管理メニューの入り口、CMSはお知らせ等のデータ管理、フォームはフォーム回答一覧、アナリティクスはアクセス状況をそれぞれ管理します。設定はサイト全体に関わる設定用のタブです。
自分のプロジェクトのプラン使用状況をホームタブで確認できる
ホームタブを開くと、公開ページ数・アクティブモデル数・公開アイテム数・フォーム回答の表示数・ストレージ容量の数値がFreeプランの上限に対してどこまで使われているか確認できます。
プロジェクトの複製・アーカイブの操作がどこにあるかを把握し、むやみに実行しない判断ができる
プロジェクト一覧の「…」メニューから複製・アーカイブにアクセスできますが、複製はプロジェクト枠を消費し、アーカイブは一覧から見えなくなるため、practiceのように使い回すプロジェクトでは位置の確認にとどめます。