教材5AI活用Instagram運用代行 - ポートフォリオ&案件獲得への道
1章 総復習と最終課題の準備:デモプロジェクトを始めよう
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目次

1章 総復習と最終課題の準備:デモプロジェクトを始めよう

この章で到達できるゴール

  • これまでの講座で学んだスキルセットを再確認し、自分の現在地を把握できる
  • 本教材の核となる「Instagram運用デモプロジェクト」の目的と全体像を理解する
  • プロジェクトのテーマとなる架空クライアントを選定し、運用の目標(KGI/KPI)を設定できるようになる

【1-1】AI×Instagram運用スキル総点検チェックリスト

目安の学習時間:20分

あなたの現在地を確認しよう

いよいよ、プロとしての一歩を踏み出すための最終課題が始まります。その前に、これまでの長い旅路で身につけた武器(スキル)を総点検し、準備が万全かを確認しましょう。
以下のチェックリストで、もし不安な項目があれば、無理に進まずに該当の教材に戻って復習することをお勧めします。急がば回れ、です。
スキル分野
チェック項目
戦略・分析
□ AIを使ってターゲットペルソナを深掘りできるか?
□ AIの補助を受けながら競合アカウントの傾向を分析できるか?
□ InstagramのインサイトデータをAIに要約・分析させられるか?
コンテンツ企画
□ AIを使ってカルーセル投稿の構成案を作成できるか?
□ AIを使ってリール動画のシナリオ(フック、テロップ案含む)を作成できるか?
□ AIを使ってストーリーズのインタラクティブな企画を量産できるか?
Instagram特化知識
□ フィード、リール、ストーリーズのアルゴリズムの違いを説明できるか?
□ AIを使ってInstagramの最新トレンドをリサーチできるか?

デモプロジェクトの全体像

この教材の核となるのが「Instagram運用デモプロジェクト」です。これは、クライアントに自身のスキルを証明するための「実績そのものを作る、非常に重要なプロジェクトです。
  • 目的:ポートフォリオに掲載できる、具体的な運用実績を作ること。
  • 期間:約1ヶ月間の運用を想定(この教材では、そのプロセスを短縮してシミュレーションします)。
  • 流れ:以下の3ステップで、Instagram運用の一連の流れを全て実践します。
    1. 計画立案(Plan):誰に、何を、どのように届けるかを設計する。
    2. コンテンツ制作・投稿(Do & Check):計画に基づきコンテンツを発信し、反応を見る。
    3. 分析・レポート作成(Action):結果を分析し、次の改善策を提案する。
このプロジェクトでの経験と成果物が、自身のスキルと価値を証明する力強い物語になります。
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【1-2】デモプロジェクトのテーマと目標を設定する

目安の学習時間:20分

誰の、どんな課題を解決するか?

プロジェクトを始めるにあたり、まずはテーマ(どのInstagramアカウントを運用するか)を決めます。選択肢は2つです。
  • A:架空クライアントを設定する(推奨)
    より実践的な案件に近い形で経験を積むことができ、ポートフォリオとしての説得力も高まります。
  • B:自身のInstagramアカウントを運用する
    既に発信したいテーマが決まっている場合はこちらも有効です。
この教材では、実践練習として価値の高いAの「架空クライアント」を想定し、3つのテンプレートを用意しました。自身の興味や、これまでの経験を活かせそうなものを選んでみましょう。
クライアント候補
概要
① 地域のカフェ
例:鎌倉に新しくオープンする古民家カフェ。
観光客や地元の人に来店のきっかけを提供したい。BtoCの代表例。
② オンラインサービス
例:初心者向けのオンラインヨガ教室。
自宅でできる手軽さを伝え、体験レッスンの申し込みを増やしたい。
③ BtoB企業
例:中小企業向けの勤怠管理システムを開発するIT企業。
採用活動の一環として、会社の文化や働く人の魅力を伝えたい。

成功を定義する:KGI・KPIの設定

テーマが決まったら、次に運用の「成功」を定義します。つまり、目標設定です。ビジネスにおける目標設定では、KGIとKPIという指標がよく使われます。
重要語句:KGI / KPI
  • KGI (Key Goal Indicator / 重要目標達成指標):プロジェクトの最終的な目標を示す指標。「何を達成したいのか」というゴールそのものです。
    (例:ECサイトからの売上月10万円、来店予約数月5件)
  • KPI (Key Performance Indicator / 重要業績評価指標):KGIを達成するための、日々の活動を測る中間的な指標。「ゴール達成のために、何をクリアすべきか」というマイルストーンです。
    (例:フォロワー数1000人、投稿の平均保存数50件、プロフィールクリック率5%)
目標を具体的に設定することで、運用の方向性がブレなくなり、プロジェクト終了後に「何がどれだけ達成できたのか」を客観的に評価・報告することができます。
どのKPIを設定すべきか迷ったら、AIに相談してみましょう。
KPI設定の相談プロンプト

# 指示
あなたはWebマーケティングのコンサルタントです。
以下のKGI(最終目標)を達成するために、Instagram運用において設定すべきKPI(中間指標)を、その理由と共に3つ提案してください。
# KGI
{設定したKGIを記述。例:オンラインヨガ教室の体験レッスンに、月10名の申し込みを獲得する}

【1-3】1章 -章末課題- [デモプロジェクト計画書の提出]

目安の学習時間:10分

問題

この章の学びを元に、自身の「Instagram運用デモプロジェクト計画書」を作成し、提出してください。(形式は自由。テキストの箇条書きでOKです)

解答例

  1. プロジェクトテーマ:(例)架空クライアント「鎌倉の古民家カフェ」のInstagramアカウント
  2. 運用目的(KGI):(例)1ヶ月でInstagramからの来店予約を5件獲得する
  3. 運用目標(KPI)
    • (例)フォロワー数:300人増加
    • (例)投稿の平均保存数:30件
    • (例)プロフィールへのアクセス数:500回
  4. ターゲット:(例)20代〜30代の女性。鎌倉観光に来る予定があり、お洒落なカフェを探している。
WEBCOACH先生にフィードバックを貰おう!
  • 完成した課題は、WEBCOACH先生に入力してフィードバックをもらいましょう!
  • 思いもよらない新しいアイデアや、別の切り口のヒントがもらえることもあります。
【ポイント】
  • 作成した「Instagram運用デモプロジェクト計画書」の内容を具体的に記述しましょう。
  • この章で学んだどの要素(例:ペルソナ設定、コンテンツ企画、競合分析、PDCAサイクルなど)を計画書に盛り込んだかを明確に伝えましょう。
  • WEBCOACH先生には、計画書の実現可能性や、より具体的な運用に繋げるためのアドバイス、AIを活用した改善点について質問してみましょう。
これで「1章 総復習と最終課題の準備:デモプロジェクトを始めよう」の解説を終わります。
次の章に進みましょう。
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