教材3-EX② 特定AIツール深掘り講座_Canva編
1章:Magic Write(マジック作文)
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目次

1章:Magic Write(マジック作文)

この章の目安学習時間: 40分

この章で到達できるゴール

  • Magic Writeの基本的な使い方を理解できる
  • Magic Writeを使って、キャッチコピーや文章のアイデアを生成できる
  • AIが生成した文章を、自分の言葉で修正・改善する感覚を掴める

【1-1】Magic Writeの概要

目安の学習時間:10分

Magic Writeの主な機能

Magic Write(マジック作文)は、キーワードや簡単な指示文から、様々な種類の文章を自動で生成する機能です。
まるで専属のコピーライターがいるかのように、文章作成をサポートしてくれます。
生成できる文章の例は多岐にわたります。
  • キャッチコピー
  • SNSの投稿文
  • ブログ記事の構成案
  • 商品説明文
  • メールの文面
また、ゼロから文章を作るだけでなく、既存の文章の要約や表現の変更(リライト)、翻訳なども可能です。
日本語版Canvaを使っている方へ
  • 本教材では「Magic Write」と表記していますが、日本語版のCanvaでは「マジック作文」という名称で提供されています。
  • 操作画面で迷わないよう注意してください。

Magic Writeの活用場面

Magic Writeは、特に以下のような場面で役立ちます。
  • アイデアが思いつかない時の「たたき台」として
  • 文章表現の幅を広げる「ヒント」として
  • 長文の要点を手早く把握したい時の「時短ツール」として

【1-2】Magic Writeの基本的な使い方

目安の学習時間:20分

Magic Writeの起動方法

Magic Writeを起動する方法は2つあります。
  1. アイコンから起動
    • Canvaのデザイン画面でテキストボックスを選択すると表示される「Magic Write」のアイコンをクリックします。
  2. スラッシュコマンドで起動
    • テキストボックス内で 「/」 を入力するとメニューが表示されるので、そこから「Magic Write」を選択します。

プロンプト(指示文)の入力

Magic Writeを使いこなす上で最も重要なのが、「プロンプト」と呼ばれるAIへの作業指示です。
具体的で分かりやすい指示を出すことが、質の高い結果を得るための鍵となります。
プロンプト (Prompt)とは
  • AIに対して望ましい出力結果を得るために与える指示や入力のこと。
  • 質問、命令、文章の冒頭部分など、形式は様々です。
良いプロンプトの例:
「20代女性向けのオーガニック化粧水の、透明感をアピールするキャッチコピーを5個提案して」
悪いプロンプトの例:
「良い感じのコピー」
考えてみよう!
意図通りの文章を生成してもらうには、プロンプトにどのような情報を含めるべきでしょうか?
解答例
  • ターゲット:誰に向けた文章か (例: 30代主婦、大学生)
  • 目的:何をしたい文章か (例: 購入促進、興味喚起)
  • トーン:どんな雰囲気の文章か (例: ポップ、誠実)
  • キーワード:必ず含めてほしい言葉
  • 形式:どんな形式で出力してほしいか (例: 箇条書き、5個提案)

Magic Writeを試してみよう

それでは、実際に以下のテーマでMagic Writeを試してみましょう。
  • テーマ1:「架空のオンラインWebデザインスクールのキャッチコピー」
  • テーマ2:「ポートフォリオサイト用の自己紹介文の冒頭」

【1-3】章末課題 - Magic Writeの応用

目安の学習時間:10分

問題

0章の章末課題で考えた「あなたの課題」の中から、文章に関するものを1つ選びます。
その課題を解決するようなプロンプトを自分で考え、Magic Writeを使ってテキストを生成してください。

解答手順

操作手順
  1. 0章で考えた自身の課題を振り返ります。
  2. その課題を解決するためのプロンプトを考え、テキストエディタなどに書き出します。
  3. Canvaのデザイン画面でMagic Writeを起動し、作成したプロンプトを入力してテキストを生成します。
  4. 生成結果を見て、期待通りだったか、どうすればもっと良くなるかを考察します。
自己添削しよう!
  • 完成した課題は、以下のポイントに沿って自己添削してみましょう!
【ポイント】
  • あなたが選んだ「文章に関する課題」を具体的に説明し、それに対するプロンプトに反映しましょう。
  • Magic Writeで生成されたテキストに対して、「文章に関する課題」が解決されたかを確認しましょう。。
  • WEBCOACH先生に、生成されたテキストの改善点や、さらに効果的なプロンプトの記述方法について質問してみるのも良いです。
これで「1章:Magic Write(AIライティング機能)」の解説を終わります。
次の章に進みましょう。
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