AI活用バナー制作講座
5章 成果物の活用と次のステップ
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目次

5章 成果物の活用と次のステップ

この章の目安学習時間:150分

この章で到達できるゴール:

・制作したバナーを制作実績として活用する具体的な方法を理解する
バナー大量制作課題を通じて、高速制作ワークフローを完全に習得する
・本講座の学習内容を総括し、次の学習ステップを明確にする

【5-1】制作したバナーを制作実績として活用する方法

目安の学習時間:30分

制作実績で評価されるバナー作品の見せ方

本講座で制作したバナーは、副業案件を獲得するための重要な「制作実績」となります。
しかし、ポートフォリオにただ完成品(画像)を並べるだけでは、あなたの「本当のスキル」は伝わりません。

クライアントが知りたいのは、「なぜこのデザインになったのか?」というプロセスです。
プロセスを見せるポートフォリオ
  • クライアントに評価されるポートフォリオには、以下のプロセスが記載されています。
  • 1. 要件定義:このバナーの「目的」「ターゲット」「訴求点」は何だったのか。
  • 2. AIによる高速生成:「Nano Banana Pro」で生成したデザインベース(余白あり)を提示し、なぜその構図を選んだのかを説明。
  • 3. Canvaでの仕上げ:Canvaで追加したテキストやCTAの意図(メリハリ、配色)を説明。
  • 4. AIによる品質改善:「デザインフィードバックメンタープロ」から受けたフィードバック(Before)と、それをどう改善したか(After)を提示する。

この「AIフィードバックと改善」のプロセスを見せることは、単に綺麗なバナーを提示するよりも、「客観的な品質改善ができるデザイナー」という強力なアピールになります。

これらの実績は、Wix初級編や中級編で作成するポートフォリオサイトに、バナーごとに専用のページを設けて掲載すると効果的です。

営業・提案時に役立つバナー制作の実績紹介

本講座で習得したワークフローは、営業時の強力な「武器」となります。
アピールポイント1:圧倒的な「スピード」と「量」
・「1時間で3パターン以上のデザイン案を提出可能です」
・「Nano Banana Proを活用し、デザインベースを高速で生成できるため、A/Bテスト(どちらのデザインが良いか試す)用の複数パターンも即座にご用意できます」

アピールポイント2:AIによる「品質保証」
・「私の制作ワークフローには、AI(デザインフィードバックメンタープロ)による客観的な品質チェックが組み込まれています」
・「デザイナーの主観だけでなく、AIメンターの視点も取り入れることで、訴求力の高いデザイン品質を保証します」
これらの強みは、他のデザイナーが「手作業で1案を数時間かけて作る」のとは明らかに異なる価値(=スピードと客観性)を提供できるため、クライアントにとって非常に魅力的に映ります。

【5-2】バナー制作案件の受注に向けたTipsと次の学習ロードマップ

目安の学習時間:30分

バナー制作案件を探す方法と受注のための準備

ポートフォリオが準備できたら、実際の案件を探してみましょう。
案件獲得プラットフォーム
   ・クラウドソーシング​(例:クラウドワークス、ランサーズ):実績作りに最適。「バナー作成」「Canva」などのキーワードで検索します。
  ・スキルマーケット(例:ココナラ):自分のスキルを「商品」として出品し、依頼を待つ形式。

バナー制作の単価目安
   ・実績が少ないうちは、1枚あたり数千円が相場ですが、スピードと品質をアピールすることで単価アップが可能です。
   ・「3パターンセットで〇〇円」といった、AI活用ならではの「量」を活かした提案も有効です。

提案文で強調すべき強み
 ・「AI(Nano Banana Pro)を活用し、デザインベースを高速生成します」
  ・「Canvaでの迅速な修正と、AIメンター(メンタープロ)による品質チェックが可能です」
  ・「納品スピードには自信があります」
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本講座の学習内容の総括と次のステップ

本講座では、AIを「アシスタント」として活用し、「デザインベース生成(Nano Banana Pro)」「仕上げ(Canva)」「品質保証(メンタープロ)」という高速制作ワークフローを習得しました。

このスキルは、バナー制作だけでなく、今後のWebデザイン学習全体を加速させます。
次の学習ステップ(推奨)
  • Wix中級編
    • 本講座で作成したバナーを「実績」として掲載する、本格的なポートフォリオサイトの構築方法を学びます。
  • Figmaでのデザイン原則
    • AIとCanvaでスピードを身につけた今、デザインの「原則」を学ぶことで、AIの生成物に対する「良し悪し」の判断基準がより強固になります。
  • Wix上級編
    • バナーだけでなく、Webサイト全体のデザインと構築スキルをさらに高め、より高単価な案件獲得を目指します。

【5-3】5章 -章末課題- [総仕上げ!高速ワークフローによるバナー大量制作課題(合計30枚)]

目安の学習時間:90分

問題

お疲れ様でした。いよいよ最後の課題です。
本教材で習得した「Nano Banana Pro → メンタープロ → Canva」の高速制作ワークフローを総動員し、以下の10個のテーマで、各3パターン(合計30枚)のバナーを制作してください。

各テーマにつき、以下の3つのアスペクト比で、それぞれ1枚ずつ制作してください。

  1. 1:1 (1080px × 1080px) - SNSフィード用
  2. 1.91:1 (1200px × 628px) - Web広告(横長)用
  3. 9:16 (1080px × 1920px) - ストーリーズ用

制作した全バナーに対し、「デザインフィードバックメンタープロ」によるフィードバックを最低1回受けてください。

(※この課題の目的は「完璧な1枚」を作ることではなく、「高速ワークフローを体に叩き込む」ことです。スピードを意識して取り組んでください。)
No.
クライアント(想定) / ターゲット
目的
訴求テキスト(すべてCanvaで追加)
制作媒体(アスペクト比)
1
地域のベーカリー / 30代女性
春の新作パン告知
メイン:「春の香り、焼きたてです。」
サブ:「新作ストロベリーデニッシュ」
CTA:「ラインナップを見る」
SNSフィード (1:1) / Web広告 (1.91:1) / ストーリーズ (9:16)
2
パーソナルジム / 30代男性
夏に向けた体験募集
メイン:「本気の夏は、ここからだ。」
サブ:「初回体験トレーニング受付中」
CTA:「¥3,000で体験予約」
SNSフィード (1:1) / Web広告 (1.91:1) / ストーリーズ (9:16)
3
オンライン雑貨店 / 20代女性
タイムセール告知
メイン:「私だけのお気に入り。」
サブ:「24時間限定 30% OFF」
CTA:「Shop Now」
SNSフィード (1:1) / Web広告 (1.91:1) / ストーリーズ (9:16)
4
地元の美容室 / 40代女性
髪質改善トリートメント訴求
メイン:「あの頃の、艶髪へ。」
サブ:「新導入!髪質改善トリートメント」
CTA:「初回限定クーポンで予約」
SNSフィード (1:1) / Web広告 (1.91:1) / ストーリーズ (9:16)
5
ヨガスタジオ / 30代女性
朝ヨガクラス募集
メイン:「朝の光を、深呼吸。」
サブ:「朝ヨガクラス メンバー募集」
CTA:「体験レッスンはこちら」
SNSフィード (1:1) / Web広告 (1.91:1) / ストーリーズ (9:16)
6
ITスクール(Wix講座) / 20代後半男女
スキルアップ講座告知
メイン:「デザインで、差をつける。」
サブ:「Wix中級編スタート」
CTA:「詳細・申込はこちら」
SNSフィード (1:1) / Web広告 (1.91:1) / ストーリーズ (9:16)
7
フラワーショップ / 30代男女
週末ブーケ販売
メイン:「週末に、花を。」
サブ:「Today's Bouquet ¥2,000」
CTA:「オンラインストアへ」
SNSフィード (1:1) / Web広告 (1.91:1) / ストーリーズ (9:16)
8
食品(お取り寄せ) / 50代女性
高級お茶漬けギフト
メイン:「至福の一杯。」
サブ:「国産素材の本格お茶漬け」
CTA:「ギフトセットを見る」
SNSフィード (1:1) / Web広告 (1.91:1) / ストーリーズ (9:16)
9
地域の不動産屋 / 30代夫婦
新築物件内覧会
メイン:「理想の暮らし、見つかる。」
サブ:「新築戸建て 現地内覧会」
CTA:「今週末 開催中」
SNSフィード (1:1) / Web広告 (1.91:1) / ストーリーズ (9:16)
10
旅行ブログ / 20代男女
アイキャッチ画像
メイン:「絶景!週末トラベル」
サブ:「(記事タイトル例:沖縄・宮古島の魅力)」
CTA:「記事を読む」
SNSフィード (1:1) / Web広告 (1.91:1) / ストーリーズ (9:16)

解答手順

1. 各テーマに対し、メタプロンプトの雛形を活用し、要件(クライアント、ターゲット、目的、メイン・サブ・CTAテキスト)を定義した日本語プロンプトを作成します。
2. Nano Banana Proで各テーマに対し、上記3つのアスペクト比(1:1、16:9、9:16)でそれぞれ1パターンずつ、合計30パターンのテキスト込みバナーを高速生成します。
3. 生成された全30枚をデザインフィードバックメンタープロに提出し、フィードバックを受けます。(※この課題では、フィードバックに基づく全修正は必須ではありません。フィードバックを受けるプロセス自体を体験してください)
4. 特に修正が必要だと感じたもの(または評価が高かったもの)数枚を選び、Canvaで色調補正や視認性向上のための仕上げを行います。
5. 最終成果物として、30枚のバナー(または仕上げた数枚)を提出します。
制作物をコーチに添削してもらおう
  • 合計30枚という圧倒的な「量」をこなした経験は、あなたの自信と実績になります。
  • 制作した30枚のバナー(特にメンタープロの評価が高かったもの、低かったもの)は、ぜひ専属のコーチに提出してレビューを受けましょう。
  • 「このスピードで、この品質のバナーを30枚制作できるようになった」という事実が、あなたのスキルを証明します。

最後に

「AI活用バナー制作講座」の学習、お疲れ様でした!
この教材では、AIを最大限活用して高速で質の高いバナーを作成する方法を学んできました。

しかし3章で説明があったように、AIで出力したバナーはあくまで「一枚の絵」であり、どうしても細部にこだわった制作物を作るのには限界があります。
そのため受講生の皆様にはAIを最大限活用できるWebクリエイターなるため、Canva・figma等のデザインスキルもしっかり学んで、1からバナーを作成できる力も身につけておくことが重要です。
これで「成果物の活用と次のステップ」の解説を終わります。
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