USP(独自の強み)の言語化——「なぜあなたに頼むのか」を作る
Course A — Chapter 3 / Lesson 2
USP(独自の強み)の言語化
——「なぜあなたに頼むのか」を作る
⏱ 40分 🛠 手順書 ✨ AI活用あり
ロードマップに戻る
前の章に戻る 次の章に進む
クライアントや見込み客は、あなたに依頼するかどうかを決めるとき、無意識に問いかけています。「なぜこの人に頼むのか?他の人でもよくない?
この問いに明確に答えられる言葉が、USP(Unique Selling Proposition)です。自分でUSPを言語化できると、提案・価格交渉・SNSプロフィール・ポートフォリオすべてが変わります。
USPとは何か
USP — Unique Selling Proposition
あなただけが提供できる特定の相手にとって価値のある一言で伝わる強み

USPは「自慢」ではありません。「あなたの価値を、相手の言葉で表現したもの」です。「私はXXが得意」ではなく「あなたのXXを解決できる唯一の存在」という形になるのが理想です。

USPが「ある」場合と「ない」場合の違い

USPがない状態

「Webデザインができます」「動画編集の依頼をお待ちしています」→ 他の誰でも言える。選ばれる理由がない。価格競争になりやすい。

USPがある状態

「美容サロン特化のWebデザイナー。"予約が入りやすいデザイン"をKPIに設計します」→ 特定の人に刺さる。選ぶ理由ができる。価格より価値で選ばれる。

USP設計の4ステップ
1
強みを洗い出す
自分が「得意なこと・続けられること・他の人より速くできること・褒められること」をリストアップ。技術的な強みだけでなく、業界知識・経験・バックグラウンドも含める。
2
競合と比較する
同じ職種の他のクリエイターと比べて、自分が際立っているポイントを探す。「全部できる」より「◯◯に特化」のほうがUSPになりやすい。
3
ペルソナと照合する
Chapter 2で作ったペルソナに対して、ステップ2で出た強みは「何がうれしいか」を確認する。ペルソナに刺さる強みがUSPの候補。
4
一文で言語化する
「誰のための・どんな問題を・どんな方法で解決する」を1文に凝縮する。SNSプロフィール・自己紹介・提案書の冒頭に置ける長さが理想。
ステップ1: 強みを引き出す6つの問い
Q1. 過去に褒められたことは?
例: 「納品が早い」「修正対応が丁寧」「デザインがきれい」
Q2. 自分が得意で、人から頼まれることは?
例: 「スクリプト構成」「カラーコーディネート」「データ分析」
Q3. 業界経験・前職・趣味で特徴的なことは?
例: 「美容師経験あり」「医療系出身」「飲食店経営経験」
Q4. 他のクリエイターと比べて「これは負けない」は?
例: 「業界特化の知識」「実績数」「顔出しコンサルまで対応」
Q5. あなたを選んだクライアントが「よかった」と言った理由は?
例: 「ちゃんと意図を理解してくれた」「マーケ視点があった」
Q6. 自分の「こだわり」や「仕事観」は?
例: 「成果にコミットしたい」「長期的な関係を大切にする」
USP言語化の公式とサンプル
USP言語化の公式
【ターゲット(誰の)【課題・悩み】を、【独自のアプローチ・強み】で解決する【職種名】
SNS
「飲食店オーナーのInstagram運用を代行。"ランチタイムに来店が増える"投稿設計に特化した、予約数UPを目指すSNS運用者」
デザイン
「美容サロン・ネイルサロン向けLP制作専門のWebデザイナー。デザインの美しさだけでなく、"ホットペッパーからの脱却"につながる予約動線設計まで担います」
動画
「コーチ・コンサルタント向けYouTube動画編集者。視聴維持率75%超えを目標に、導入3秒のフック設計から字幕・BGM選定まで一貫して担当します」

これらは架空の例ですが、「誰のための・何のために・どう」が明確なため、該当するクライアントには強く刺さります。

🤖
ClaudeでUSPを言語化する——3パターン生成プロンプト
AI活用
あなたはフリーランスクリエイターのブランディング専門家です。以下の情報をもとに、USP(独自の強み・差別化ポイント)を3パターン提案してください。 【職種】 (例: Webデザイナー、動画編集者、SNS運用者) 【得意なこと・強み(複数OK)】 (例: 美容業界の経験がある、納品が早い、LPのCVR改善に実績がある) 【ターゲットにしたいクライアント】 (例: 個人サロン経営者、コーチ・コンサルタント、中小企業のSNS担当者) 【現在使っているSNSプロフィール文(あれば)】 (現在のプロフィール文を貼り付けてください) 各パターンは以下の形式で提案してください: - USP一文(SNSプロフィールに使えるもの) - なぜこのUSPが刺さるか(理由3行) - NG改善点(現在のプロフィール文に対するアドバイス)
生成したUSPは「候補」です。クライアントや信頼できる人に見せて「これ刺さる?」と確認することで、最終的なUSPを決めましょう。
このレッスンのまとめ
USPは「誰のための・何を・どう解決する」を
1文に凝縮した選ばれる理由。
強み洗い出し→競合比較→ペルソナ照合→一文化の4ステップで作る。
「全員向け」より「◯◯専門」のほうがUSPになりやすい。
Claudeを使えば3パターンの候補を即生成できる。

次のレッスンでは、USPを土台にした「刺さる言葉選び」=コピーライティング基礎を学びます。
前の章に戻る 次の章に進む
ロードマップに戻る