体験-画像生成AIで描いてみよう
1章 【Tool 1】身近なデザインツールCanva AIを体験!
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1章 【Tool 1】身近なデザインツールCanva AIを体験!

この章の目安学習時間:30分

この章で到達できるゴール

  • Canva AI(Magic Mediaなど)の基本的な使い方を理解し、簡単なキーワードで画像を生成できるようになる
  • Canva AIが提供する「スタイル」機能を使って、同じキーワードから異なる雰囲気の画像を生成する体験をする

【1-1】CanvaでAI画像生成をはじめよう

目安の学習時間:10分

Canvaとは?AI画像生成機能へのアクセス

Canva(キャンバ)は、多くの人がデザイン作成や資料作りに活用している人気のオンラインデザインプラットフォームです。

そのCanvaにも、AIによる画像生成機能が搭載されています。今回はその機能、「Magic Media」を中心に体験していきましょう。
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Canvaアカウントの作成またはログイン
Canvaを利用するにはアカウントが必要です。

既にアカウントをお持ちの場合:Canva公式サイトからログインしてください。
アカウントをお持ちでない場合:Canva公式サイトでメールアドレスやGoogleアカウントなどを使って無料で新規登録できます。
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Magic Mediaへのアクセス手順
Canvaにログインしたら、以下の手順でAI画像生成機能にアクセスします。

1. Canvaのホーム画面で、デザインを作成するためのボタン(例:「デザインを作成」)をクリックし、任意のサイズ(例:「カスタムサイズ」で1080x1080pxなど)を選びます。または既存のデザインを開きます。
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2. デザイン編集画面が開いたら、左側にあるツールバーから「アプリ」を探してクリックします。
3. 「アプリ」の検索窓に「Magic Media」または「AI 画像生成」などと入力して検索します。
4. 検索結果に表示された「Magic Media」(または類似の名称の機能)を選択します。
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つまずきポイント:機能の名称や場所の変更
  • CanvaのようなWebサービスは、機能改善のために名称やインターフェースの場所がアップデートで変更されることがあります。
  • もし「Magic Media」という名称で見つからない場合は、「AI」「画像生成」「Text to Image」といったキーワードでアプリ内を検索してみてください。
  • 多くの場合、「アプリ」や「素材」のセクションにAI関連機能がまとめられています。

【1-2】最初のキーワードで画像を生成してみよう!

目安の学習時間:10分

やってみよう!キーワード:「空飛ぶ猫」

いよいよ最初の画像生成です!「Magic Media」の機能が開けたら、プロンプト(AIへの指示)を入力する欄があるはずです。

1. プロンプト入力欄に、最初のキーワードとして「空飛ぶ猫」と入力します。
2. 「画像を生成」や「作成する」といったボタンをクリックします。
3. AIが画像を生成し始めます。少し待つと、通常は複数の画像案(例:4枚)が提示されます。

どんな「空飛ぶ猫」が出てくるでしょうか? ワクワクしますね!
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考えてみよう!

考えてみよう!
入力した「空飛ぶ猫」というキーワードから、AIはどのような画像を生成しましたか?想像と同じでしたか、それとも全く違う面白い画像が出てきましたか?

解答例
・想像以上に可愛い猫が、マントをつけて空を飛んでいてびっくりした!
・もっとリアルな猫が、鳥のように羽ばたいているのを想像していたけど、アニメみたいな絵が出てきて面白かった。
・4枚も違うパターンの「空飛ぶ猫」が出てきて、どれも個性的で選ぶのに迷った。

【1-3】「スタイル」を変えて魔法をかけてみよう

目安の学習時間:10分

【演習】Canva AIの「スタイル」機能で遊ぼう!

Canva AI(Magic Media)には、生成する画像の雰囲気をガラッと変えることができる「スタイル」選択機能があります。

同じキーワードでも、このスタイルを変えるだけで全く異なるテイストの画像が生まれるのを体験してみましょう。

操作手順
1. キーワードは「空飛ぶ猫」のままにします。
2. Magic Mediaのインターフェース内にある「スタイル」という項目を探し、クリックします。(例:写真、水彩画、アニメ、3D、切り絵、ステンドグラスなど、様々なスタイル名がボタンやリストで表示されます)
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3.気になるスタイルを1つ選びます。(例:「水彩」)
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4.再度「画像を生成」ボタンをクリックします。
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5.生成された画像が、先ほどとは違う「水彩画」風の「空飛ぶ猫」になっていることを確認します。
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6.同様に、他のスタイル(例:「アニメ」「写真風」「3D」など)もいくつか試して、画像の変化を楽しみましょう。
コラム:生成した画像はどうするの?
  • Magic Mediaで生成された画像は、クリックするだけでCanvaのデザイン編集画面(キャンバス)に追加できます。
  • 追加した画像は、他の素材と同じように拡大・縮小したり、位置を調整したりできます。
  • デザインが完成したら、Canvaの機能を使って画像ファイルとしてダウンロードすることも可能です。
  • (※Canva自体の詳しい操作方法は本教材の範囲外となります。興味がある方は、別途Canvaの基本的な使い方を解説した教材で学んでみてください。)

【1-4】1章-章末課題- Canva AIで「夢の乗り物」をデザイン!

目安の学習時間:10分

問題

問題
頭の中にある「こんな乗り物があったらいいな!」という「夢の乗り物」を、Canva AIを使ってデザインしてみましょう。
まず、乗り物の名前や簡単な特徴をキーワードとして入力し、画像を生成します。
次に、Canva AIの「スタイル」機能を使い、同じ乗り物を少なくとも3種類以上の異なるスタイル(例:サイバーパンク風、水彩画風、写真風など)で表現してみてください。

解答手順

操作手順
  1. Canvaにログインし、Magic Media(または類似のAI画像生成機能)を開きます。
  2. 考えた「夢の乗り物」を表すキーワードを入力します。(例:「空飛ぶクジラバス、星空の下」「深海を探検する魚型潜水艦」「お菓子でできた空飛ぶキャンディカー」)
  3. まず、デフォルトのスタイル(または「なし」)で画像を生成し、基本的なイメージを確認します。
  4. 次に、Canva AIが提供する「スタイル」の中から、面白いと思うものを3種類以上選び、それぞれ同じキーワードで画像を再生成します。
  5. 生成された複数のスタイルの「夢の乗り物」を見比べて、どのスタイルがイメージに一番近いか、または一番面白いと感じたか、その理由も一緒に考えてみましょう。

ポイント: この課題では、キーワードを複雑にする必要はありません。同じ簡単なキーワードでも、「スタイル」を変えるだけでAIの表現力が大きく変わることを楽しんでください。

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キーワード:「空飛ぶクジラバス、星空の下」、スタイルなし
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キーワード:「空飛ぶクジラバス、星空の下」、スタイル「写真」
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キーワード:「空飛ぶクジラバス、星空の下」、スタイル「水彩」
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キーワード:「空飛ぶクジラバス、星空の下」、スタイル「アニメ」
課題に取り組んだら、生成した「夢の乗り物」の画像(お気に入りのスタイル3種)と、どのスタイルがイメージに近かったか、または面白かったか、その理由を考えてみましょう!

これで「1章 【Tool 1】身近なデザインツールCanva AIを体験!」の解説を終わります。
次の章に進みましょう。
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