WEBマーケティング
マーケティング用語集②
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マーケティング用語集②では、マーケティングに関連する頻出の用語をご紹介します。

これらの用語は、マーケティング活動やクライアントワークにおいて当たり前に用いられます。

単語を知っているだけではなく、「意味を理解」「使いこなせる」ようになる必要があります。

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1. アーンドメディア

アーンドメディアとは、SNSやブログ、クチコミサイトといった消費者やユーザーが情報の起点となるメディアです。

消費者自身の意見や評価が表現されるため、消費者にとって最も信頼度の高いメディアとされています。

マーケティング戦略上では、コストをかけずに情報を拡散できるメリットがある反面、情報をコントロールできないため悪評が一気に炎上・拡散するリスクもあります。

2. オウンドメディア

オウンドメディアとは、自社で保有するメディアの総称です。自社で管理・運営し、情報を発信するため、自在にコントロールできるのがメリットです。自社のWEBサイトやSNSアカウント、メルマガ、パンフレットなどが含まれます。

より多くの人の目に触れさせるためには、アーンドメディアやペイドメディア(後述)からの誘引や、ターゲットのニーズに合うコンテンツの発信でSEO対策をするなど、注目度を上げることが重要です。

3. ペイドメディア

ペイドメディアとは、お金を払って広告掲載をするメディアです。

マスメディアやイベントへのスポンサード、リスティング広告などがこれにあたります。オウンドメディア、アーンドメディアと合わせて「トリプルメディア」と呼ばれます。

ペイドメディアは、コストがかかり一方的な情報発信しかできませんが、オウンドメディアやアーンドメディアで拾いきれない潜在層や、自社の無関心層に対してのアプローチが可能となります。

トリプルメディアの組み合わせで、あらゆる見込み客にリーチするよう戦略を構築することが重要です。

4. インフルエンサーマーケティング

インフルエンサーマーケティングとは、芸能人や有名ブロガー、ある特定の分野におけるカリスマなど、影響力が大きいインフルエンサーが特定の商品やサービスの紹介を行い、消費者の購買行動に影響を与えるマーケティング手法のことです。

インターネット広告をブロックする人が多い中で、インフルエンサーの信奉者が多ければ、その情報拡散力が高まり、商品の信頼度が上がって身近に感じてもらうことができます。

一方で、広告であることを明示しない場合はステルスマーケティングと疑われる可能性があるため、適切な表示が必要です。

管理ができないインフルエンサーの場合は、炎上のリスクがあることも忘れてはいけません。

5. ウェビナー

ウェビナーとは、ウェブ(WEB)とセミナー(Seminar)を合わせた造語で、インターネット上でリアルタイムに行われる動画のオンラインセミナーのことです。

「インターネットセミナー」「WEBセミナー」ともいわれます。

YouTubeライブやZoomなどの配信ツールを活用し、一方向の動画配信と異なり、ウェビナーでは双方向の対話が可能です。

参加者にとっては会場まで出向かずにその場で質疑応答などができ、主催者側にとっては一度に大量の消費者と対話できる点がメリットです。

6. オプトイン

オプトインとは、メールマーケティングにおいて、広告の受取許可やメルマガの加入、許諾、承認などの意思を相手に明示することをいいます。

たとえば、会員登録フォームでメルマガ配信などの可否が問われることがありますが、これを承諾すると「オプトイン」になります。

オプトインの顧客は商品やサービスになんらかの興味があると判断できるため、高いレスポンスが期待できます。

7. オプトアウト

オプトアウトとは、オプトインの反対語で、広告の受け取りを拒否することやメルマガの離脱・脱退、停止、中止といった意思を相手に明示することを指します。

許可を得ていないのに顧客に対して情報発信を続ければ、信用度の低下につながってしまいます。

8. オムニチャネル

オムニチャネルとは、ECサイトや実店舗、SNS、イベント、コールセンターなどのあらゆるチャネルを統合的に連携させ、シームレスな顧客体験を提供する考え方や戦略のことを指します。

リアルの場やネットに関わらず、全てのチャネルを連携させて顧客にアプローチすることが特徴です。

9. コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングとは、ユーザーにとって価値のある有益なコンテンツを提供しWEBサイトへ誘引することで、顧客獲得や売り上げ向上につなげるマーケティング手法のことです。

Googleのアルゴリズムの実施により、良質なコンテンツは上位に表示され、質の低いコンテンツは順位を下げられるため、自社サイトのコンテンツ強化を図る企業が増えています。

良質なコンテンツの構築が自社の資産となり、SEO対策としても有効な手段となります。

10. ソーシャルメディアマーケティング

ソーシャルメディアマーケティングとは、FacebookやTwitter、Instagram、LINEなど「万人が参加できる双方向発信のメディア」であるソーシャルメディアを利用したマーケティング活動のことです。

SNSは誰でも簡単に参加でき、その拡散力やリアルタイム配信ができる点が魅力です。

また、消費者が発信するため信頼度は高く、商品やサービスのマーケティングに有効な手段とされています。

11. トラッキング

トラッキングとは、インターネット上のユーザーがどのような流入経路で、どのページを見てコンバージョンに結び付くのかという行動を記録・追跡することです。

ネット上に掲載したディスプレイ広告やリスティング広告の効果を確認するほか、どの経路でコンバージョンに至ったかを確認するために行います。

仮にコンバージョンに至らなくても、どこに問題があったかなどの分析もでき、消費行動を把握したうえでのマーケティング戦略構築に重要な指標となります。

12. ブランドリフト

ブランドリフトとは、ブランディング広告の接触ユーザーと非接触ユーザーを比較することで、接触ユーザーのブランド認知や購買意欲の向上、変化などを測定する指標のひとつです。

購入数や売り上げなどの獲得指標をKPIとしないブランディング広告は、効果を可視化しづらいです。

しかし、ブランドリフト調査で企業イメージや商品認知の上がり具合を確認することができ、PDCAを回すことも可能になります。

13. ランディングページ(LP)

ランディングページ(LP)は、広義ではユーザーがWEBサイトに訪問する際に最初に到達するページのことです。

狭義ではネット広告から誘引する、ある特定のユーザーが流入するページのことをいいます。

広告の内容で流入ユーザーを特定でき、そのユーザーが求めている情報や資料請求、問い合わせ、購入促進要素などを1ページに集約するので、遷移や離脱を最小限に留めながらも効果的に売り上げ増を達成できる施策です。

14. DMP(Data Management Platform)

DMP(Data Management Platform)とは、自社で管理している顧客データのほかに、インターネット上のさまざまなサーバーで蓄積されたビッグデータなどを一元管理して分析するプラットフォームのことです。

DMPには2種類あり、さまざまな企業が保有するWEBサイト上の行動履歴や年齢、性別といったデモグラフィック情報などを蓄積して管理する「オープンDMP」と、自社独自で保有している購買履歴や行動履歴、興味関心といったデータを外部データと組み合わせて管理する「プライベートDMP」です。

自社だけでは取得できなかったWEBサイト内での行動履歴など、さまざまな情報をリンクさせることで、ユーザー一人ひとりに最適なマーケティングアプローチが可能になります。

15. SEM(Search Engine Marketing)

SEM(Search Engine Marketing)とは、検索エンジンから、特定のWEBサイトやランディングページに訪問者を増やすためのマーケティング手法の総称です。

SEMには、検索結果の上位に自社のWEBサイトを表示させるための施策である「SEO(Search Engine Optimization)」や、検索結果上に表示される有料広告である「リスティング広告」も含まれます。

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