マーケティング用語集③では、SEOに関連する頻出の用語をご紹介します。
これらの用語は、マーケティング活動やクライアントワークにおいて当たり前に用いられます。
単語を知っているだけではなく、「意味を理解」し「使いこなせる」ようになる必要があります。
1. SEO(Search Engine Optimization)
広告のようにアクセス獲得のための直接的な費用はかかりません。
自社サイトに多くのアクセスを集めたい場合に有用です。
自社のWEBサイトに対して行う内部対策、それ以外の外部対策があります。
2. SEO内部対策
たとえば、コンテンツを充実させるキーワード設計やサイト構造の見直し、内部リンク対策などがあてはまります。
内部施策であるため、手を入れた分の成果が表れやすく、効果がわかりやすいのが利点です。
3. SEO外部対策
たとえば、被リンクの数を増やすことが挙げられ、多くのリンクを集めるとその分価値が高いサイトとして評価が上がります。
しかし、最近では数よりも質が重視されているため、自社サイトと関連性のあるリンクを集めることが重要です。
また、外部対策は自社WEBサイト以外の要因にも左右されるので、必ずしも対策したからといって成果が得られるとは限りません。
4. アルゴリズム
SEO対策におけるアルゴリズムとは、Googleをはじめとする検索エンジンの「検索順位を決めるための処理手順」「ルール」を指し、公平性を保つための指標は200以上もあるといわれています。
実際は全て公表されていませんが、部分的にわかるルールもあり、その対策がSEOと言われるものです。
5. オーガニック検索
オーガニック検索による順位表示は、検索エンジンのランキングアルゴリズムによって順位付けされています。そのため、SEO対策はオーガニック検索における表示順位を高める施策となります。
その一方、広告枠(リスティング広告)による順位表示は、キーワードごとの入札単価や品質スコアなどによってリアルタイムで変動することが特徴です。
6. クエリ
本来クエリは「質問」といった意味で、データベースに対する問い合わせや要求のことを指します。
7. ロングテールSEO
近年、アクセス数が多いサイトを分析すると、一部の人気キーワードからのアクセス数よりも、多種多様なロングテールキーワードからの合計アクセス数のほうが上回っている傾向があります。
ロングテールSEOによって、潜在層も含めたより幅広いユーザーの獲得を目指します。