0. はじめに
a. 序論
- セールスライター(歴5年)
- ブログ(オウンドメディア)運営
- WEBデザイン
あなたはこんなお悩みありませんか?
そのお気持ち、とてもよくわかります。
私もSNS運用を始めてすぐにコツを得られるような器用なタイプではなく、バズを産み出せたのも運用を始めて半年が経った頃と遅咲きだったからです。
一生懸命SNS運用に時間を費やしてもなかなかフォロワーも増えないし、バズるなんて夢のまた夢。
アカウント設計もできておらず、ただ友人と仲良くコメントし合う日々。
「楽しいからまあいいか」「でも何のためにSNS運用をしているの?」という相反する気持ちの間で、何度も葛藤しました。
そんな私が、本コンテンツでお伝えする『9つのポイント』をおさえて地道に運用を続けた結果、X(旧Twitter)で最高2.2万いいね・1,099リポスト(旧リツイート)を獲得できました。
もう嫌…お風呂上がり3歳の身体を拭いてた一瞬の隙に、1歳がボディクリーム食べてた。鷲掴みでモチャモチャと…蓋閉めたつもりで、赤ちゃんの手が届く所に置いてた、母が悪いのは分かってるけど「何食べてるの?!」て怒っちゃったら息子たち2人とも泣くし、ワンオペ育児で人目と人手が足りないの辛い
— まめもち┆成約率の高いホームページ制作 (@mamemochi124) March 9, 2022
(注:育児ブログへ誘導していたので、内容はママ共感系のポストになります。)
しかも1回だけではなくある程度狙ってバズを産み出せるようになり、「他のSNSでも通じる基本姿勢」が身に着きました。
今や1億総発信時代と言われるほど、SNS運用は集客の上で必須のスキルとなっています。
『どんな媒体でもSNSバズを狙うために、これさえおさえれば良い9つのコツ』を知りたい方は、是非最後まで読んでみてください!
b. 本コンテンツで、できるようになること
- SNSバズを産み出すことで、効率よく見込み顧客集客ができる
- SNSバズとマネタイズを掛け合わせて、副業収入を増やせる
1. そもそもバズるとはどんな現象か
そこで具体的なコツをお伝えする前に、まずは簡単に『バズる現象とは何なのか』お伝えしていきます!
インターネット上でバズってる状態を一言で表すと『情報やコンテンツが急速に広がり、多くの人々に共有される現象』です。
Instagramなら発見欄に載ってたくさん反応がもらえている投稿、
X(旧Twitter)ならタイムラインで見かける、たくさんリポスト(旧:リツイート)やいいねがどんどん増え続ける投稿を、目にしたことはありませんか?
これらがいわゆるバズっている状態です。
自分の投稿がバズるとシェアやいいねなどの形で情報が拡散されるので、一気に注目を浴びることになります。
このバズポストを見た人がプロフィールページへ飛び、アカウント設計がしっかりしているとフォローまで導線が繋がる、という仕組みです。
ちなみにこのバズる現象はある一定の法則があるとされています。
それが「アルゴリズム」と呼ばれる規則性です。
このようにSNS上で一気に注目を集めて露出を高めるのが『バズる』状態。
バズを狙って自分のアカウントのフォロワー数を増やすことで、効率よくSNSで集客ができます。
2. バズが産まれると何が起こるか
というのもあらかじめメリットとデメリットを抑えておかないと、いざ自分がバズった時どう対応すれば良いのか困るからです。
具体的なコツに入る前にもう1つ、知っておいて損はない予備知識をお伝えしていきますね。
a. バズるメリット
SNS運用を行うと分かるのですが、一生懸命にコメント周りといいね周りをしても、フォロワー数が何十人・何百人と一気に増えることはなかなかないんですよね…。
(注:お互いにフォローし合う『相互フォロー』は除きます。)
その点バズると一気にフォロワー数が増えるので、とても効率が良いSNS運用に変わります。
なぜならフォロワー数が伸びるとより多くの人に自分の発信を見てもらえる、つまり見込み顧客集客が加速するからです。
さらにオウンドメディアを運営していれば、バズっている間に自身のブログのアフィリエイト(成果報酬型広告)記事へ誘導し、何十件と成約することも可能です。
b. バズるデメリット
1つ目は『狙ってバズを産み続けるのは非常に難しい』点です。
これまでに一回だけバズって、その後SNS運用を止めてしまう方も数多く見てきました。
その一方でアルゴリズムを攻略して、バズを連発できる方もいらっしゃいます。
しかしバズを産み続けられる方は、SNS運用のプロとして自分の時間をSNSにかなり割いている、そんな強者たちです。
バズを産み続けるにはかなりの労力と根気が必要です。
2つ目はネガティブな反応、いわゆるアンチからのコメントやメッセージが来る可能性があるということです。
これに対しては「それだけ多くの人に注目されている」「世の中には自分と合わない人もいる」と割り切って気にしないことに限ります。
3. バズを狙うための秘訣9選(Xを例に説明)
いよいよ本題に入り『どのSNSを始める時でも抑えたいバズを産む9つのコツ』をご説明します。
応用が効くように途中で他のSNSの例も出しますが、話の流れが分かりやすいよう、基本的にはX(旧Twitter)を例に挙げていきます。
a. 取り組むSNS1本を決めて時間を費やす
誤解なきように先にお伝えしておくと、SNS発信をするなら同じ発信内容を使い回して、最終的にはどのSNSも取り組んだ方が良いです。
ただバズを狙いにいくなら話は別。
できる限り1つのSNSに注力した方が、力が分散せず1点集中しやすいです。
というのもバズを産み出すための第一歩は、『とにかくXに長く滞在して、色んな方と交流して、試行錯誤する』ことから始まります。
- どんな言い回しや投稿内容がバズりやすいのか
- インフルエンサーと呼ばれるフォロワー1万人以上の発信者は、過去にどんな投稿でバズらせてきたのか
- 自分の発信の中で他の投稿よりも伸びた発信はあったのか
「正解が欲しい」「この方法であってるのかわからなくて悶々とする」「結果が出ない時期があって苦しい…」
そんなお気持ちは痛いほど分かります。
SNSを育てる作業は孤独で、忍耐力も必要で、私にもしんどい時期がたくさんありました。
ですがSNSは一夜にして育てあげられないからこそ、以下のことを意識してみてほしいです!
- 正しい情報収集
- うまくいっている人の模倣
- 自身のトライ&エラーからの勝ちパターン分析
それでは次は、具体的にどのように分析・競合調査すれば良いか説明していきます。
b. 公式の情報を取りに行く
というのもアルゴリズムは諸説ありますが、SEOだったらGoogleが、XやInstagramだったら運営側が、「どのような投稿を露出させるか」について明言しています。
アルゴリズム攻略のために自分でトライ&エラーして模索するのも良いですが、公式が発表している情報を活用しない手はありません。
公式情報以外にも、SNS攻略を職業として発信者もいます。
分析に時間をかけるのが惜しいのであれば、SNS攻略を発信しているアカウントをフォローして情報を得るのも有効です。
ただいろんな発信者によって情報が異なり、戸惑うこともあると思います。
その時は『自分が一番しっくりくる方を1人だけ選んでその方法で少なくとも3ヶ月はやってみる、そして成果が出なければ他の人のやり方に変える』
という方法がおすすめです。
なぜ3ヶ月かと言うと、アカウント運営初期はとにかく露出が難しいからこそ、1〜2ヶ月でやめてしまうのは時期尚早。
でも3ヶ月経って全く効果が現れないのであれば一度見直すべき、一つの節目の時期だからです。
c. 競合分析(過去のバズを見つける)
次は『過去のバズった投稿』を見つける方法をお伝えしていきます。
Xならば、以下の要領でリサーチします。
Twitter(ツイッター)で検索する
Twitter(ツイッター)で自分自身のバズったツイートを検索する場合は、以下のコマンドを使用して検索します
①from:
②min_faves:
上記のコマンドは、「○○from:自分のユーザーID min_faves:数字」のように配列して使用します。○○の部分には、検索したいキーワードを、「rom:」の後ろには自分のユーザーIDを入力します。「min_faves:」の後ろに数字を入力すると、入力した件数以上にいいねされたバズったツイートを表示できます。キーワードと各コマンドの間には半角Twitter(ツイッター)でバズった、自分や他人のツイートを検索する方法。スペースを入力しましょう。
引用:Twitterでバズった投稿を見つける方法
(リポストは「人にシェアしたい!」と思った時だけ押される、いいねには応援やお祝いの意味も含めて軽く押される傾向があるから。)
『いいね』や『リポスト』の数はフォロワーが何人いるかにもよって、バズっているかどうかが変わります。
そのため一旦はいいね1,000以上・リポスト500などで調べてみながら、ご自身で調節してみてください!
ちなみにInstagramならば、発見欄に投稿がある=バズっている状態。
競合調査方法も基本は同じです。
バズっている投稿から競合アカウントのホームへ飛び、他の投稿よりも『いいね』数が多い投稿を探してみることで、過去どの投稿で露出してきたかが分かります。
(PCからだとホーム画面の投稿にカーソルを当てるだけで『いいね』数が確認できるので、試してみてください。)
d. 競合模倣(過去バズを自分でリライトしてみる)
自分の発信軸と似た『ベンチマークするアカウント』を決めて、「どうしてその投稿がバズったのか」自分なりに考えてみてください。
- フォロワーの興味がある内容だったから?
- 冒頭の文章、1枚目の投稿がキャッチーだったから?
- 初速(投稿してすぐにフォロワーから反応がたくさん集まること)が早かったから?
- みんなが知らない最先端の情報だったから?
- ブックマーク数が多いから?
そして自分の投稿の中で、実際に使ってみてください。
どのSNS媒体にも通じますか、自分で0から作り込むよりうまくいった人を真似て投稿を作る方が、圧倒的に早いしクオリティも高くなります。
ここで注意するのがパクリ問題。ベンチマークしたアカウントの投稿をただ真似するだけでは、反感を買う原因にもなりかねません。
例えば、似たような3アカウントをベンチマークして、自分が欲しい情報を抽出して混ぜてみる。
同じ投稿内容でも自分の言葉で、0から書き直してみる。
このような要領でベンチマークしたアカウントの投稿をベースに、自分のオリジナルの投稿にしてみてください。
e. 相手からされると嬉しいことを率先して行ない、初速を高める
ここで一つ耳の痛い話ですが……
競合アカウント分析・競合模倣をして質の高い投稿が作れても、あなたの投稿に反応してくれる人がいなければバズは産まれません。
そこでバズを産み出すためには、SNSで好反応を得られる環境を作っておく必要があります。
なぜならXでもInstagramでも、投稿してから『初速』と呼ばれる投稿直後の反応率が重要視されているからです。
でも何もしないまま、いきなりSNS上に友人や仲間はできません…。
「仲良くなりたいな」「発信の価値観が合うな」「発信のジャンルが一緒だ」と思えるような一緒にSNSを伸ばせる仲間、
そして自分の発信するジャンルで活躍しているインフルエンサーに、自分から積極的にアクションを起こしに行きましょう。
誰でも簡単に押せる『いいね』よりも、自分のタイムライン上に残る『リポスト』。
さらには自分のことを認知してもらえる可能性が高まる『リプ(返信コメント)』を、自分からしていくことで初速を高められる可能性が上がります。
f. アカウントの方向性を設計する
明確に発信したい内容がある方は問題ないですが、何を発信したらいいか迷っている方も多いですよね。
そんなアカウントを立ち上げ初期の頃に使えるのが『相手の役に立つポジションを取る』戦法です。
例えばWebデザインの発信をしたい場合『Webデザイン勉強中!今日は〇〇をした!』なんて投稿だと、一気に素人感が出てしまいます。
一緒に勉強する仲間は集まっても、自分に頼んでくれるお客様は不安になりそうですよね……。
そこで使えるのがこの『人の役に立つポジション』。
『Webデザイナーが現場で使っているフォント〇選』『本当は教えたくない!無料とは思えない画像素材サイト』なんて情報が毎日流れてきていたら、どうでしょうか?
Webデザイン勉強中の方や、デザインのことはよくわからないけど会社で広報を頼まれて困っている方は「役に立ちそう!」とフォローしてくれる確率がグッと高まります。
その他にもWebデザインのアウトプットのために「無料でInstagramの投稿テンプレートを作ります!」なんて企画をするのも、デザインが苦手な個人事業主の方だったら嬉しいですよね。
こんな風にアカウント設計に迷ったら、まずは相手の役に立つことを発信する方法もあります。
g. インフルエンサーの力を借りて露出する
インフルエンサーの投稿にリプする。勇気が出ればメンション付きで引用リポストして『インフルエンサーに言ってもらえたら嬉しいこと』をポストする。
そうすればインフルエンサーから、リポストしてもらえる可能性が上がります。
インフルエンサーのタイムラインに乗ると、バズを産むのと同じ位多く(何万インプレッションも)取れるので、フォロワー数増加・集客加速に繋がります。
一方で、併せてお伝えしたい留意点もあります。
インフルエンサーは毎日SNSを運用しているプロ。下心があって、数回だけ絡みに来てる人は必ず見抜きます。
まずは単純にコミュニケーションを楽しむ、発信内容に同意できるインフルエンサーと仲良くなりたい気持ちで、継続的な行動を取ってみることがおすすめです。
自分で1からアカウントを育てるだけではなく、すでに集客できているインフルエンサーの力も借りることで、相乗効果が生まれます。
h. 自身でトライ&エラーを恐れず、失敗しても継続する
冒頭も少し触れましたが、個人で活動しているとどうしても「失敗したくない・最短で結果を出したい・正解が欲しい」気持ちが出てきますよね。
SNS運用は孤独で時間もかかるからこそ、そのお気持ち、とてもよく分かります。
でもSNSでバズを狙って露出を増やす中で、絶対に失敗や回り道をするものです。
現に私もモニターを集めるポストをしても1人しか来ず、さらにはキャンセルされたこともありました。
でも最終的には諦めずに失敗したことを糧に、次回の成功へと近づけられた人が、SNSで注目されるようになります。
一緒にXを頑張っている仲間には、XがきっかけでYouTubeディレクターの仕事をもらった友人も。
私自身もブログのPR記事執筆依頼が来て、箔をつけることができたり
バズったポストとアフィリエイト広告の掛け合わせで、副業収入を1ポストで5万円発生まで押し上げたり……
地道な努力が必要ですが「踏ん張り時」と鼓舞して頑張りましょう。
i. 顧客のターゲティングを行ない【実績→露出→注目】のサイクルを回し続ける
それが顧客のターゲティングを行ない【実績→露出→注目】のサイクルを回し続けることです。
イメージが湧くように、具体例で説明していきます。
先ほどと同じくXを通じて「WEBデザインで集客したい!」と考えた時、どのような顧客ターゲティングが良いでしょうか。
- WEBデザイナー向けに自分のサービス・商品を売り、副業収入を増やす
- クライアントワークを主体に、集客に困らない状態を実現する
WEBデザイナーさん向けの教材を販売したり、スクールを開講したりするなら『WEBデザイナーになりたい人』を集めなければいけないですよね。
顧客ターゲティングは『WEBデザイナーになりたい人、駆け出しWEBデザイナー』になります。
制作実績やプロのWEBデザイナーが実務で使う情報などを発信し、『これからWEBデザイナーを目指す人が知りたい!これは役に立つ!』と思う情報提供と、実績を披露していきます。
この場合は制作実績に加えて、顧客のメリット(売上が何%向上した、問い合わせが何件増えたなど)や顧客の声も実績として打ち出す必要があります。
どちらのパターンでもまずはターゲティングした顧客に「この人凄い!」「この人に依頼したい!」と思ってもらえるような実績を打ち出す。
次にバズを狙いながらいいねやリポストをたくさんもらい、フォロワー外の新規見込み顧客に接触する機会を増やす。
その結果、注目されることでフォロワーを増やす。
SNS運用開始前のアカウント設計時から、顧客ターゲティングと大まかな【実績→露出→注目】の道筋も視野に入れることが必要です。
4. まとめ
SNSでバズを産むには、分析・アカウント設計・投稿内容準備からバズを狙うコンテンツ作りまで……正直かなり骨が折れます。
ですがSNSは大企業のように広告費をかけずとも個人で集客できて、副業収入に加速をかけられる、非常に魅力的なツールであるのも事実です。
とはいえ最初から本コンテンツの内容を、いきなり全て完璧に再現するのは難しいと思います。
そこでまずはアカウントを開設して、今日から何か一つでも挑戦してみてください。SNSの一番の上達のコツはトライ&エラーです。
きっとあなたの発信活動が誰かの目に止まり、集客が加速する日が来るはずです。
本コンテンツでお伝えした『9つのコツ』は他のSNSにも転用可能かつ、非常に効率的なSNS運用を実現できる仕様となっております。
ぜひ繰り返し学習いただき、どの媒体でも結果を出せるSNS運用を身につけてください。