WEBマーケティング
LINE広告 -基礎編-
INDEX
目次

1. LINE広告概要

a. LINE広告とは?

LINE広告は、月間アクティブユーザー(MAU)9,000万人のLINEユーザーに向けて広告を配信することができる運用型広告です。

LINE広告では、LINE内のトーク一覧の最上部「トークリスト」、企業・店舗のさまざまな投稿を見られる「LINE VOOM(旧タイムライン)」、「LINE NEWS」や、LINEの各種ファミリーサービスへ配信が可能で、多くのユーザーへの広告の露出が見込めます。

【動画でわかるLINE広告】LINE広告ってどんなサービス?

b. LINE広告の豊富な配信先

トークリスト

参照:LINE for Business (2270)

via 参照:LINE for Business

LINEアプリの中でも最もユーザーのアクティブ率が高いのがトーク一覧です。 その最上部に位置する「トークリスト」に広告が表示されるため、大規模なプロモーションに活用が可能で、広告をタップすると商品やサービスのランディングページ(LP)に遷移します。

LINE NEWS

参照:LINE for Business (2273)

via 参照:LINE for Business

高いアクティブユーザー数が特徴のLINE NEWSでは、LINEアプリ内の「ニュースタブ」トップページや記事一覧ページに加え、アカウントメディアの記事一覧ページに広告が配信できます。新製品の発売情報や即時性のあるコンテンツとの相性が良い掲載面です。

LINE VOOM(旧タイムライン)

参照:LINE for Business (2276)

via 参照:LINE for Business

投稿を見たユーザーが気軽に「いいね」などのアクションを取ったり、コメントするなどの機能が備わっているLINE VOOMに広告を配信できます。自社のLINE公式アカウントのブロック状況を問わず、全ユーザーに広告を表示させることができます。

LINEマンガ

参照:LINE for Business (2279)

via 参照:LINE for Business

LINEマンガは、スマートフォン向け電子コミックサービスです。ユーザーの属性に男女比率の差はなく、15~19歳の利用が27%、20~30代の利用が60%と、若年層を中心に幅広い世代に利用されています。

LINE BLOG

参照:LINE for Business (2282)

via 参照:LINE for Business

LINE BLOGは、アーティストやタレントなどの著名人が公式ブロガーとして情報発信やコミュニケーションツールに活用しています。ユーザー属性は男女比率3:7で女性の方が多く、20~40代を中心とした年齢層に利用されています。

LINEポイントクラブ

参照:LINE for Business (2286)

via 参照:LINE for Business

「友だち追加」「動画視聴」「ミッション」などの指定条件をクリアするとポイントがもらえるLINEポイントクラブは、40~50代という比較的年齢層が高めのユーザーに多く利用されています。

LINEショッピング

参照:LINE for Business (2289)

via 参照:LINE for Business

ファッションや雑貨、スポーツ、インテリア、家電、コスメなどの商品をLINEアプリ上から検索・比較・購入できる「LINEショッピング」は、ユーザー数の約7割が女性で、主に20代後半~40代前半の女性へのリーチに優れています。

c. LINE広告の課金方式について

クリック課金

ユーザーが広告をクリックし、リンク先のページに遷移すると課金が発生する方式です。広告が表示されるだけでは費用が発生しないため、クリックを多く獲得したい場合に適しています。

インプレッション課金

ユーザーが見る画面上で広告が完全表示されると料金が発生する方式です。より多くのユーザーに広告を見てもらいたい場合に適しており、広告が1,000回表示されるごとの費用をCPMと呼びます。

d. LINE広告の入札方法について

LINE広告の入札方法は、大きく「自動入札」と「手動入札」に分けられます。広告を配信する対象やそれにより得たい効果に合わせて、適切に使い分けましょう。

自動入札

あらかじめ設定したイベント単価や予算内で、入札額が自動調整される方式が「自動入札」です。自動入札の機械学習が進むと(※)、人的工数をかけずに最適な広告配信を行うことができます。

目安として30日間で40コンバージョンの学習データが必要です

手動入札

運用状況を踏まえて、広告主が手動で入札額をその都度変更できる方式が「手動入札」です。確実にコンバージョンを狙いたいときは、自身で高めの入札単価を設定することも可能です。

運用型広告における自動入札と手動入札の違い
自動入札
手動入札
特徴
適切な入札価格をシステムが調整してくれる
運用者が入札価格を自分で決めて入札することができる
最適化
広告が表示されるたびに入札価格が自動で調節される
広告効果を確認しながら、1日に数回、手動で調整される
工数
ほぼかからない
かかる
判断基準
学習元のデータ蓄積量
調整を行う担当者の経験知

e. LINE広告のメリット

他媒体と比較して新規顧客獲得率が高い

LINE VOOM(旧タイムライン)面では、他のフィード型のSNSであるFacebookやXを利用せず、LINEのみを利用しているユーザーが30%以上と多く存在し、他の媒体ではリーチすることができなかった新規顧客層に、LINEだからこそ広告を配信することが可能です。

LINEの圧倒的ユーザー

LINEは日本においてユーザー数が圧倒的に多く、実に9,000万人以上に上ると言われています。(2022年4月更新)さらにLINEはもはやインフラの領域に入っており、若い世代から年配の世代まで幅広いユーザーが利用しているという特徴もあります。

また、他の媒体と比較してアクティブなユーザーの比率が非常に高く、実に70%にも上るとされています。

LINEならではのターゲティング

他媒体と同じように、性別・年齢・地域やその他の特定のカテゴリーに示す興味関心のあるユーザーに向けた広告の配信やリマーケティング(一度サイトを訪れたことのあるユーザーへの配信)をすることも可能です。

また、LINE公式スタンプの購入履歴や公式アカウントの登録情報等からターゲティングが決定されるため、「みなし属性」という表現が利用されます。

つまり、「おそらく男性であろう人」「おそらく旅行に興味があろう人」に配信されることになります。

WEBCOACH | キャリアチェンジまでの全てを学ぶマンツーマンWEBスクール
© 2020 by WEBCOACH