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CapCut|4章 テキストとエフェクトの追加
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目次
この章では、CapCutを使った動画にタイトルや説明文を追加するためのテキストオーバーレイ、シーンの切り替えを滑らかにするトランジション、映像のトーンや雰囲気を調整するフィルター、そして動きを与えるアニメーションの活用法について解説します。

これらの機能を使いこなすことで、動画にプロフェッショナルで躍動的な演出を加えることができます。
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【4-1】テキストオーバーレイの作成

テキストオーバーレイは、動画内においてタイトル、説明文、字幕などを視覚的に追加するために使用されます。

フォント、サイズ、色、アニメーションを調整することで、視聴者の注意を集めるような動画制作が可能です。

テキストの追加

キーポイント
  • 視認性の高いテキストを使用し、視聴者にメッセージを的確に伝えましょう。
  • フォントの選択、色、サイズ、配置を効果的に追加し、視聴者に視覚的な印象を与えましょう。

操作手順

1. テキストの追加
   ・ CapCutの「テキスト」タブから「+(トラックに追加)」を選び、動画のタイムラインにテキストを挿入します。
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・タイトルや字幕(キャプション)の内容を入力します。
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2. フォントとサイズの調整
   ・ テキストを選択し、画像右上の赤枠内からフォントカラー、スタイル、文字サイズ行間を設定します。
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・ シーンのトーンやテーマに合わせたフォントを選ぶと、動画の雰囲気が一貫します。
・ いくつかフォントをダウンロードして試してみましょう。
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・ テキストのプリセットスタイルからカスタマイズすることも可能です。
   ・ 右上のメニューをスクロールすると表示されます。
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3. テキストの配置
   ・ 動画内でテキストの位置をドラッグして調整します。
   ・ 中心や四隅に簡単に配置でき、必要に応じて回転も可能です。
   ・ より細かい調整をしたいときは、 黄色の枠内の「位置」「平面の回転」の値を設定することで任意の配置に調整できます。
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スタイルのカスタマイズ

キーポイント
  • カスタムカラー、影、境界線などを使って、テキストを際立たせます。
  • 動画のブランドやテーマに合わせたテキストスタイルを作成しましょう。

操作手順

1. 色と影の設定
   ・ テキストの色を変更し、背景に合わせて視認性の高い配色を選びます。
       ┗ 右の画像ではパステルピンクと白を使用しています。
   ・ カラーピッカーを使って詳細な色選択も可能です。
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・さらに、テキストに影や境界線を追加して立体感を出し、視覚的なインパクトを強めます。
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2. アニメーションの適用
   ・ 「アニメーション」タブを使って、テキストが徐々に現れるフェードインや、スライドインする動きを追加します。
   ・ テキストに動きを加えることで、ダイナミックな表現が可能になります。
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【4-2】フィルターとエフェクトの追加

フィルターを使うと、動画全体の色調やムードを一瞬で変えることができます。

また、エフェクトを追加することで、映像にダイナミックな動きや特殊効果を与えることができます。
フィルター
  • フィルターは、動画全体の色調や明るさ、コントラストを一括で変更し、特定の雰囲気やスタイルを演出する機能です。
  •  
  • 例えば、セピア調のフィルターを適用してレトロな雰囲気を出したり、寒色系のフィルターで涼しげな印象を与えたりすることが可能です。
  • CapCutには多様なフィルターが用意されており、動画のテーマや目的に合わせて選択できます。
エフェクト
  • エフェクトは、動画に特殊効果を加える機能で、視覚的なインパクトや演出効果を高めるために使用されます。
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  • 例えば、フェードイン・フェードアウトのような基本的なエフェクトから、小さなハートが飛び交うエフェクト、雪が降っているようなエフェクトなど、多彩な効果を適用できます。
  • エフェクトを使うことで、動画に強弱をつけたり、視聴者にインパクトを与えることが可能です。

フィルターの選択と適用

キーポイント
  • フィルターによって動画のムードを設定し、映像の統一感を高めましょう。
  • テーマに応じたフィルターを選ぶことで、動画の雰囲気を強化します。

操作手順

1. フィルターの選択
   ・ 「フィルター」タブから映画風、ビンテージ、カラフルなど、テーマに合わせたフィルターを適用します。
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・ フィルターは動画全体に適用することも、特定のシーンに限定して使うことも可能です。
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2. フィルターの調整
   ・ フィルターの強度を画面右上のスライダーで調整し、動画に過度な効果が出ないようバランスをとります。
   ・ 映像が視覚的に心地よいか、プレビューしながら確認します。
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エフェクトの活用

キーポイント
  • エフェクトを使うことで、映像に動きや変化を与え、視覚的に魅力的な仕上がりになります。
  • 映像の内容に応じて、適切なエフェクトを選ぶことが重要です。

操作手順

1. エフェクトの選択
   ・ 「エフェクト」タブから、スローモーションズームイン手ブレ補正などの効果を選び、映像に適用します。
   ・ 動きのあるシーンでは、これら以外にもさまざまなエフェクトを使いシーンの魅力を強調します。
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2. エフェクトもフィルターと同様、適用範囲を調整することが可能です。
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3. エフェクトのカスタマイズ
 ・ エフェクトの強度や速度を調整し、シーンに合わせた微調整を行います。
     ┗ 動きの速いシーンではスローモーションを強め、静かなシーンではズームを使ってディテールを引き立てると効果的でしょう。
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【4-3】色調整の基本

映像のトーンや雰囲気を整えるため、色調整を行います。

簡単な操作でプロフェッショナルな仕上がりにしましょう。

明るさやコントラストの調整

キーポイント
  • 動画の色味を自然に見せるために、明るさとコントラストを微調整します。

操作手順

1. 「調整」メニューを開き、スライダーで明るさ、コントラスト、彩度を調整します。
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2. 露出やコントラストなどパラメーターバーを左右に動かしながら動画の内容にあった適切な露出・色味を設定します。
   ・ プレビューで映像の変化を確認しましょう。
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色フィルターの活用

キーポイント
  • 特定のテーマや雰囲気に合ったフィルターを使って、動画全体の色調を統一できます。

操作手順

1. 「フィルター」メニューから、動画の内容にあった適切なフィルターをダウンロードします。
2. 「+」ボタンクリックでフィルターは自動的にタイムラインに追加されます。
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3. 適用後、フィルターの強さを赤字枠内の「濃度」スライダーで調整しましょう。
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【4-4】アニメーションの追加

アニメーションはテキストやグラフィックに動きを与えることで、動画を視覚的に魅力的にすることができます。

アニメーションは視聴者の関心を引きつける強力なツールです。

アニメーションを付ける

キーポイント
  • テキストや動画クリップに動きを付けることで、視覚的にインパクトのある動画が作成可能になります。
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  • アニメーションは、動画のテンポや雰囲気に合った動きを選ぶことが重要です。

操作手順

1. アニメーションの選択
   ・ テキストや画像を選択し、右上の黄枠の上にある「アニメーション」タブを開きます。
   ・ スライドインフェードイン、ズームインなどの動きを設定します。
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2. アニメーションのカスタマイズ
   ・ アニメーションの速度タイミングを調整し、動画全体のテンポに合わせて最適な動きを演出します。
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