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目次
この章では動画の書き出し方を学ぶことで、より最適な動画の仕上げ、エクスポートができるようになることを目標とします。
【6-1】エクスポートについて
動画の編集が完了したら、次は書き出し(エクスポート)の段階です。
エクスポート設定を正しく理解しながらそれぞれの媒体に合わせた最適化をすることで動画のクオリティを維持しつつファイルサイズを管理できます。
エクスポート設定を正しく理解しながらそれぞれの媒体に合わせた最適化をすることで動画のクオリティを維持しつつファイルサイズを管理できます。
解像度とフレームレートの選択
キーポイント
- 解像度やフレームレートは、完成動画のクオリティを左右する重要な設定です。
- 高解像度であればあるほど映像はクリアになり、高フレームレートであればあるほど画面の動きは滑らかになりますが、ファイルサイズが大きくなるため、媒体・用途に合わせたバランスを取ることが大切です。
操作手順
1. 解像度の設定
・ 解像度とは、画像や動画の細かさや鮮明さを示す指標で、画面上に表示されるピクセル(画素)の数で表されます。
┗ ピクセル数が多いほど、映像はより詳細で高品質になります。
・ 数値は横×縦のピクセル数を示しており、例えばフルHDの場合、横に1920ピクセル、縦に1080ピクセルの解像度を意味します。
・ 「ファイル」>「エクスポート」>「解像度」を選び、希望の設定に変更します。
┗ ショート動画ではフルHDで十分です。
・ 解像度とは、画像や動画の細かさや鮮明さを示す指標で、画面上に表示されるピクセル(画素)の数で表されます。
┗ ピクセル数が多いほど、映像はより詳細で高品質になります。
・ 数値は横×縦のピクセル数を示しており、例えばフルHDの場合、横に1920ピクセル、縦に1080ピクセルの解像度を意味します。
・ 「ファイル」>「エクスポート」>「解像度」を選び、希望の設定に変更します。
┗ ショート動画ではフルHDで十分です。
2. フレームレートの設定
・ フレームレートとは、動画が1秒間に表示する静止画(フレーム)の数を示すものです。単位はfps(frames per second)で表されます。
・ エクスポート画面で「フレームレート」の数値を選択します。
┗ ショート動画では30fpsで十分です。
・ フレームレートとは、動画が1秒間に表示する静止画(フレーム)の数を示すものです。単位はfps(frames per second)で表されます。
・ エクスポート画面で「フレームレート」の数値を選択します。
┗ ショート動画では30fpsで十分です。
ファイルサイズの最適化
キーポイント
- ファイルサイズを小さく保つことは、ストレージ容量やSNSへのアップロード速度に影響しますが、画質を大きく落とす恐れがあります。
- 例えばビットレートを下げるとファイルサイズが減少しますが、極端に下げると画質が低下します。
- 動画の用途に応じて、バランスを考えましょう。
ビットレートとは
- ビットレートとは、動画や音声の1秒間あたりに使われるデータの量を指します。
- 単位はbps(bits per second)で表されます。
- ビットレートが高いと、より多くのデータが含まれるため、映像や音声の品質が向上しますが、ファイルサイズも大きくなります。
- 逆に、ビットレートが低いと、ファイルサイズは小さくなりますが、画質や音質が劣化する可能性があります。
- SNS等では「15Mbps」程度が一般的です。
コーデックとは
- コーデック(Codec)とは、動画や音声データを圧縮して保存・送信し、再生時に元の状態に戻すための技術やソフトウェアのことです。
- 例えば、撮影した動画はそのままだとファイルサイズが大きく扱いにくいため、コーデックを使って圧縮(エンコード)し、保存や共有を容易にします。
- SNS等では「H.264」が一般的です。
1. ビットレートの調整
・ エクスポート画面で「ビットレート」から最適なビットレートを選択し、目的に合った数値に調整します。
・ デフォルトは「おすすめ」を選びます。
・ エクスポート画面で「ビットレート」から最適なビットレートを選択し、目的に合った数値に調整します。
・ デフォルトは「おすすめ」を選びます。
2. コーデックを選択
・ 「コーデック」をクリックし、リストから使用したいコーデックを選びます(H.264がデフォルトの場合が多い)。
・ まずはH.264を使用し、ファイルサイズや画質の確認後、必要に応じてコーデックを変更してください。
・ 「コーデック」をクリックし、リストから使用したいコーデックを選びます(H.264がデフォルトの場合が多い)。
・ まずはH.264を使用し、ファイルサイズや画質の確認後、必要に応じてコーデックを変更してください。
【6-2】フォーマットの選択
動画フォーマットによって、再生互換性や画質、ファイルサイズが変わります。
各プラットフォームに適したフォーマットを選ぶことで、視聴体験をより良いものにできます。
各プラットフォームに適したフォーマットを選ぶことで、視聴体験をより良いものにできます。
各プラットフォームに適したフォーマット
キーポイント
- MP4は一般的なフォーマットで、ほとんどのデバイスやプラットフォームに対応しています。
- ファイルサイズも比較的小さく、YouTubeやInstagramなどSNS投稿に最適です。
操作手順
1. フォーマットを選ぶ
・ エクスポート画面の「フォーマット」オプションから、目的に応じた形式を選びます。
┗ 自身が使用するプラットフォームの推奨エクスポート設定を再確認し、それに合わせて選ぶことが重要です。
・ エクスポート画面の「フォーマット」オプションから、目的に応じた形式を選びます。
┗ 自身が使用するプラットフォームの推奨エクスポート設定を再確認し、それに合わせて選ぶことが重要です。
2. エクスポートを実行
・ 「フォルダ」アイコンをクリックし、保存先を決めてエクスポートします。
・ 「フォルダ」アイコンをクリックし、保存先を決めてエクスポートします。
エクスポート後のチェック
キーポイント
- エクスポート後は、必ず動画を再生して、音声や画質に問題がないか確認します。
- 特に音ズレや画面の乱れがないか、細部までチェックしましょう。
操作手順
1. 再生して確認
・ エクスポートされた動画をデバイス上で再生し、画質や音声に異常がないか確認します。
・ スマホやPCの複数のデバイスで再生してみて、互換性や画質に問題がないかをチェックします。
・ エクスポートされた動画をデバイス上で再生し、画質や音声に異常がないか確認します。
・ スマホやPCの複数のデバイスで再生してみて、互換性や画質に問題がないかをチェックします。
【6-3】SNSへのシェア方法
動画を完成させたら、次はSNSでの共有です。
CapCutは複数のプラットフォームに直接シェアする機能を備えているため、迅速に動画を投稿できます。
CapCutは複数のプラットフォームに直接シェアする機能を備えているため、迅速に動画を投稿できます。
直接SNSにアップロード
キーポイント
- CapCutから直接YouTubeやTikTokに動画をアップロードできます。
- これにより、編集した動画をすぐにシェアでき、時間を節約できます。
操作手順
1. SNS媒体を選ぶ
・ エクスポート後、「シェア」オプションを選択します。
・ SNSの一覧からTikTok、YouTubeなどを選び、アカウントを連携させます。
2. タイトルやタグの設定
・ 動画をSNSにアップロードする際、エクスポート画面でタイトルやキャプション、公開範囲、コメントの許可などを選択します。
・ エクスポート後、「シェア」オプションを選択します。
・ SNSの一覧からTikTok、YouTubeなどを選び、アカウントを連携させます。
2. タイトルやタグの設定
・ 動画をSNSにアップロードする際、エクスポート画面でタイトルやキャプション、公開範囲、コメントの許可などを選択します。
設定の方法とその内容
- SNS媒体での設定
- 動画のエクスポートとシェアオプションの選択が完了すると、選択したSNSの投稿画面が開きます。
- タイトルやキャプションの入力
- 各SNSの投稿画面で、動画のタイトルやキャプションを入力します。
- 視聴者に動画の内容を伝える重要な要素です。
- タグの設定
- 関連するハッシュタグを追加することで、動画の発見性を高められます。
- 公開範囲やコメントの許可設定
- 各SNSの設定で、動画の公開範囲(公開、限定公開、非公開)やコメントの許可・禁止を選択できます。
- これらの設定は、視聴者との関わり方を決定する重要な要素です。