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第2章:カット編集の仕方を学ぼう!
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第2章:カット編集の仕方を学ぼう!

この章では編集の基本動作を学ぶことで、カット編集をできるようにすることを目標とします。

カットの有無は動画のクオリティを大きく左右するので、しっかりとスキルを習得しましょう。

【2-1】カット編集の進め方

目安の学習時間:20分

カット編集とは、不要な部分を取り除いてクリップを繋ぎ合わせていく作業になります。

作業手順

1. m1.mp4の2秒の位置に時間インジケーターを合わせます。
この状態でm1.mp4の左端をクリックしたまま右にドラッグすると、クリップが短くなりました。
 (20774)

2. 続けて、m1.mp4の7秒9フレームの位置に時間インジケーターを合わせます。
この状態でm1.mp4の左端をクリックしたまま右にドラッグしてクリップを縮めます。
 (20776)

3. このままではm1.mp4の左側が空白になってしまい何も映らないので、空白をなくします。
0秒に時間インジケーターを合わせてから、m1.mp4をドラッグして左端に持っていきます。
 (20778)

4. 同じようにm2.mp4の不要な部分も調整します。
m2.mp4を選択した状態で左にドラッグしてm1.mp4の隣に配置します。
 (20780)

キーポイント
  • カット編集を進めていく過程で、クリップ同士の間に空白ができます。 空白の部分で右クリックするとメニューが表示され、【リップル削除】を選択すると、空白がなくなり隣のクリップがくっつきます。 また空白の部分を選択してDeleteキーを押すことでも空白を埋めることができます。
5. 時間インジケーターを9秒9フレームに合わせてから、m2.mp4の左端を右にドラッグして縮めます。
 (20783)

6. 次に、時間インジケーターを15秒に合わせてからm2.mp4の右端を左にドラッグして縮めます。
 (20785)

7.そして、m2.mp4を選択したまま左に移動してm1.mp4の隣に配置します。
 (20787)

スナップ機能とは
  • クリップ同士を磁石のようにピタッとつなげたり揃えたりすることができる機能**です。 この機能を使用しないと「隣のクリップが綺麗に繋がらない」「クリップがずれてしまう」などの事象が起こってしまいます。 編集作業を効率化させるための必須ツールともいえるでしょう。
8. 同じようにm3.mp4の不要な部分も調整します。
m3.mp4を選択した状態で左にドラッグしてm2.mp4の隣に配置します。
 (20791)

9.時間インジケーターを16秒20フレームに合わせてから、m3.mp4の左端を右にドラッグして縮めます。
 (20793)

10.時間インジケーターを22秒に合わせてから、m3.mp4の右端を左にドラッグして縮めます。
 (20795)

11.そして、m3.mp4を選択したまま左に移動してm2.mp4の隣に配置します。
 (20797)

この作業が、基本的なカット編集と言われる作業の流れになります。
キーポイント
  • 編集では時に複数のクリップを配置して作業することが多々増えてきます。
    その際にタイムラインを拡大して細かい調整作業をしたり、縮小して全体の状況を確認したりすることが必要になってきます。
    タイムラインパネルの左側下部のバーを右にドラッグするとタイムラインの表示を縮小、左にドラッグするとタイムラインの表示を拡大することができます。 「拡大はこちら」 「縮小はこちら」

作業動画

完成動画

これで「第2章:カット編集の仕方を学ぼう!」の解説を終わります。

次の章に進みましょう。
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