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目次
第5章:Premiere Proの便利な機能を活用しよう!
この章ではPremiere Proのさまざまな機能を学ぶことで、Premiere Proに慣れることを目標とします。
【5-1】色々なツールの使い方
目安の学習時間:20分
ビンツールを使ってファイルを整理する
ビンとは、Premiere Proのプロジェクト内でのみ使えるフォルダのことです。
1. プロジェクトパネルの何もない箇所を右クリックすると、メニューが表示されます。
2. 【新規ビン】を選択すると、ビンが作成されます。
3. 作成したビンをクリックすると名前の入力ができる状態になるので名前を変更することができます。
ここでは「素材(映像)」としておきます
ここでは「素材(映像)」としておきます
4. m1.mp4、m2.mp4、m3.mp4の映像クリップをビン「素材(映像)」にドラッグ&ドロップします。
「素材(映像)」ビンの中にm1.mp4 m2.mp4 m3.mp4のクリップが入りました。
「素材(映像)」ビンの中にm1.mp4 m2.mp4 m3.mp4のクリップが入りました。
素材が増えてくるとそのままでは管理が大変になるので、ビンを使用して上手にプロジェクトパネル内を整理しておくことを心がけましょう。
シーケンスの名前を変更する
編集前のシーケンス作成時に名前を決めますが、作成後にも名前を変更できます。
シーケンス名をクリックすると、名前が入力ができる状態になります。
シーケンス名をクリックすると、名前が入力ができる状態になります。
作業の日付などをシーケンス名に追記しておくのがおすすめです。
例えば8月1日に作成した場合、「project_0801」など
例えば8月1日に作成した場合、「project_0801」など
シーケンスを複製する
1. シーケンス「project_0801」を右クリックするとメニューが表示されるので、【複製】を選択すると同じシーケンスを複製することができます。
2. 複製したシーケンス名をクリックすると、名前の入力ができる状態になります。
ここでは「project_0802」としておきます。
ここでは「project_0802」としておきます。
3. 「project_0802」をダブルクリックするとタイムライン上にシーケンスが開きます。
さまざまな編集ツール
ツール名
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機能
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1 選択ツール
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クリップの選択、移動ができる。
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2 トラックの前方選択ツール
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選択したクリップの右側にあるクリップすべてを選択する
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3 トラックの後方選択ツール
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トラックの前方選択ツールを長押しすると表示される。
選択したクリップの左側にあるクリップすべてを選択する。 |
4 リップルツール
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2つの動画の間に空白を作らず、または空白の長さを維持したままクリップの長さを変えることができる.
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5 レーザーツール
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時間インジケーターをあわせた箇所でクリックしてクリップをカット(分割)する。
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6 ペンツール
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プレビューパネル上に点を繋げていくことでシェイプを作成できる。
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7 長方形ツール
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プレビューパネル上に長方形のシェイプを作成できる。
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8 楕円ツール
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長方形ツールを長押しすると表示される。
プレビューパネル上に楕円形のシェイプを作成できる。 |
9 多角形ツール
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長方形ツールを長押しすると表示される。
プレビューパネル上に多角形のシェイプを作成できる。 |
110 ズームツール
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タイムラインパネルでクリックすると、表示を拡大できる。
Altキーを押しながらクリックすると、表示を縮小できる。 |
11 手のひらツール
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ズームツールを長押しすると表示される。
タイムラインパネルでドラッグすると、タイムラインの表示を移動できる |
12 横書き文字ツール
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プレビューパネル上に横書き文字が作成できる。
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13 縦書き文字ツール
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横書き文字ツールを長押しすると表示される。
プレビューパネル上に縦書き文字が作成できる。 |
編集ツールの紹介
【5-2】素材のリンクについて
目安の学習時間:15分
素材リンクの再設定
Premiere Proで素材のリンクが切れた場合は、リンクを再設定する作業が必要になります。
そのまま開くと【メディアをリンク】の設定パネルにリンク切れのファイルが表示されます。
そのまま開くと【メディアをリンク】の設定パネルにリンク切れのファイルが表示されます。
【すべてオフライン】【オフライン】【キャンセル】をクリックすると、リンク切れの素材は正常に表示されなくなってしまいます。
リンクの再設定手順
ここではリンクを再設定する2つの方法を紹介します。
1. 1つ目の方法は、メディアをリンクの設定パネルでリンク切れのファイルを選択してから【検索】をクリックすると、ファイル(ファイル名)を検索設定パネルが表示されます。
2. ここでファイルを保存しているフォルダやハードディスク等を選択してリンク元のファイルを探していきます。
その際に【名前が完全に一致するものだけを表示】にチェックを入れておくと、ピンポイントで探しているファイルを見つけやすくなります。
その際に【名前が完全に一致するものだけを表示】にチェックを入れておくと、ピンポイントで探しているファイルを見つけやすくなります。
3. ファイルを見つけて【OK】をクリックすると、リンクが再接続されます。
その際に同じ場所に保存されている同じ名前のクリップも自動でリンクが再接続される場合もあります。
その際に同じ場所に保存されている同じ名前のクリップも自動でリンクが再接続される場合もあります。
4. 2つ目の方法は、タイムラインパネルでリンク切れのクリップを選択して、【ファイル】>【メディアをリンク】を選択すると、メディアをリンク設定パネルが表示されます。
1つ目の方法と同じようにファイルを見つけて【OK】をクリックすると、リンクが再接続されます。
1つ目の方法と同じようにファイルを見つけて【OK】をクリックすると、リンクが再接続されます。
素材のファイルを収集して保存
Premiere Proでは、プロジェクトに使用した素材を収集して保存することができます。
この作業をすることでリンク切れの心配がなくなります。
この作業をすることでリンク切れの心配がなくなります。
1. 【ファイル】>【プロジェクトマネージャー】を選択すると、プロジェクトマネージャー設定パネルが表示されるので、収集するシーケンスにチェックを入れます。
2. 【処理後のプロジェクト】は【ファイルをコピーして収集】を選択します。
使用していないクリップを入れたくない場合は、【未使用のクリップを除外】にチェックを入れておきましょう。
使用していないクリップを入れたくない場合は、【未使用のクリップを除外】にチェックを入れておきましょう。
3. 【保存先パス】で保存する場所を指定して【OK】をクリックするとファイルが収集されます。
指定した場所にファイルが収集されるので、データのバックアップなどに便利な機能です。
【5-3】動画編集でよく使うショートカットまとめ
目安の学習時間:10分
作業に慣れてきたときに必要になってくる工程が効率化です。
それに伴い、映像編集で必要不可欠なのが【ショートカットキー】による時短スキルです。
それに伴い、映像編集で必要不可欠なのが【ショートカットキー】による時短スキルです。
※自分好みにショートカットキーをカスタマイズしたいという方は、【番外編:ショートカットキーのカスタマイズ】を参照してください。
使用頻度の高い【ショートカットキー】
プロジェクト・シーケンス・ファイル関連のショートカット
編集関連のショートカット
インポイント・アウトポイントなどのマーカー関連のショートカット
ツールを切り替えるときのショートカット
これで「第5章:Premiere Proの便利な機能を活用しよう!」の解説を終わります。
次の章に進みましょう。
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