WEBマーケティング
マーケティング用語集⑤
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マーケティング用語集⑤では、マーケティング指標に関連する頻出の用語をご紹介します。

これらの用語は、マーケティング活動やクライアントワークにおいて当たり前に用いられます。

単語を知っているだけではなく、「意味を理解」「使いこなせる」ようになる必要があります。

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1. コンバージョン

WEBマーケティングにおけるコンバージョンとは、最終的な成果のことをいいます。

たとえば、自社のECサイトなどで「会員登録を最終目標とする」「商品購入を成果とする」など、目指すゴールによって「コンバージョン」と定義する内容は異なります。

コンバージョンの数は、サイトでどれだけの効果を成し得たかの客観的な指標となります。

2. インプレッション

インプレッションとは、広告が表示された回数(広告露出回数)のことです。

ユーザーの画面上に広告が1回表示されると1インプレッションとしてカウントされ、WEB広告効果を測る指標のひとつです。

3. KPI(Key Performance Indicator)

KPI(Key Performance Indicator)とは、目標達成に向けた進捗状況を測るための重要業績評価指標のことをいいます。

通常は、定量的な数値を用いて設定されるため、業務の目標を数値化した指標とも解釈できます。

PDCAを回す際の重要な指標で、KPIを設定することにより、現在の状況を定量的かつ客観的に把握することが可能になります。

4. KGI(Key Goal Indicator)

KPIが業務レベルにおける目標設定であるのに対して、KGI(Key Goal Indicator)は企業全体の戦略的な目標設定のことを指します。

企業の売上高や利益率など、企業の最終目標や企業全体の方向性を定量的に評価できる指標です。

5. ROI(Return on Investment)

ROI(Return on Investment)は、投資した資本に対して、どれだけの利益を得られたかを表す指標です。

計算式は「投資によって得られた利益額」÷「投資額」=「投資のROI(%)」です。

ROIが高ければ高いほど投資効果が高いということです。

また、広告におけるROIは広告効果を測る指標として使われ、「広告で得られた利益」÷「広告費用」で算出できます。

WEB広告では、利益部分を「平均利益額」×「コンバージョン数」として計算する場合もあります。

6. CPA(Cost Per Acquisition/Action)

CPA(Cost Per Acquisition/Action)は、コンバージョン(最終成果)1件あたりの獲得コスト、つまりコンバージョン1件に対して発生した広告費用のことです。

主にWEB広告の効果測定で使われる指標です。CPAが低ければ、それだけ費用対効果が高いということになります。

7. CPC(Cost Per Click)

CPC(Cost Per Click)とは、CPAと同様にWEB広告の効果測定で使われる指標の1つです。

広告が1回クリックされるのにかかった費用、1クリックあたりの単価のことをいいます。

リスティング広告などは、CPCが入札時に設定される「クリック課金型広告」となります。

8. CTA(Call to Action)

CTA(Call to Action)とは行動喚起のことで、WEBサイト訪問者に対して「今すぐ申し込む」「資料をダウンロードする」など具体的な行動を促すボタンやテキストのことです。

たとえば、「資料を請求する」や「問い合わせ」というボタンなどもCTAに含まれます。

CTAを工夫することは、サイト運営で重要な課題となるコンバージョン率のアップにつながります。

9. CVR(Conversion Rate)

CVR(Conversion Rate)とは、WEBサイトに訪れた人のうち、最終成果に至った人の割合(コンバージョン率)のことです。

CVR =「コンバージョン数」÷「訪問数(セッション数)」× 100(%)で算出します。

CVRは、流入経路別の状況や商品カテゴリ単位、個別ページ単位などでそのパフォーマンスを確認できるため、どこが悪くてどこが良いかなどが明確になります。

施策の優先度や対策が必要なページ・要素などを洗い出すことができるため、サイト運営上で重要な指標です。

10. LTV(Life Time Value)

LTV(Life Time Value)とは、「顧客生涯価値」とも呼ばれます。
ある特定の顧客が特定の企業やブランドと取引を始めてから関係性が終わるまでの期間で、どれだけその企業に利益をもたらすかを算出する指標です。

LTV =「購買単価」×「購買頻度」×「顧客継続期間」で計算でき、いずれかの項目を上げることでLTVは向上します。特に顧客継続期間を伸ばすには顧客のロイヤリティの向上が重要とされています。

また、顧客との関係性をマネジメントするマーケティング活動のCRMと連動させることで、LTVを高めていくことができます。

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