0. 【必見】ブログ運営×Google検索集客を始める人向け。一生使えるSEOハンドブック
a. はじめに
本コンテンツでは、これからGoogle検索経由で集客をしてみたい方に向けて、効率よくブログを運営する方法をお伝えします。
- ブログを作ってみたから、Google検索経由で集客をしてみたい
- でも何から始めていいか全くわからない
- そもそもどうすれば、副業収入が増えるブログを作れるの?
私もブログを立ち上げた当初、どんな風にGoogle検索から集客をすればいいのか、どうすればブログを効果的に運用できるのか、全くわからなかったからです。
結果、単なる自分の日記を書いていました。もちろん集客はほぼ0の状態です。
ですがブログを運営していく内に「どうやら【SEOというGoogle検索の上位に来る仕組み】があるらしい」と知り、勉強を開始。
SEOノウハウを取得して記事を書き続けた結果、どのような記事を書けば【Google検索の上位に来やすくなるのか】というノウハウが溜まってきました。
さらにブログ運営を開始して3年経った頃、初めて気がついたのですが…
- ジャンルの選定
- 必要な記事の洗い出し
- 収益化の構想
b. 自己紹介
申し遅れました、本コンテンツを執筆する「まめもち」と申します。
- ブログが月に1.6万回読まれる
- 子供2人を育てる×正社員でも、ブログの副業収入7万円超
- Google検索10位以内に入ったキーワードは50個超
- ブログがきっかけで、商品PR記事を多数執筆
ブログの安定集客と収益化に苦戦した私が「最初から知りたかった!」内容と、ブログ運営歴5年間の中で得た知識をギュッと詰め込みました。
ブログの立ち上げ作業は正直大変ですが、一方で軌道に乗ればある程度自動で集客をして収益を生み出してくれる、とてもありがたい存在でもあります。
- 大手メディアにコラム掲載
- 商品をいただけて、自身のブログでPRするお仕事
- アフィリエイト広告(成果報酬型広告)で自分が寝ている間も収益を生み出す
- 検索結果10位以内に入る記事が増えれば、アフィリエイト広告の特別な広告単価をもらえる
副業収入の増加と安定的な集客には欠かせない、ブログ運営とGoogle検索からの集客。
本コンテンツを最後まで読むだけではなく、ぜひ一緒に手を動かしてみてください!
ブログ運営は、あなたの可能性をグッと広げてくれます。
c. このコンテンツを通じてできるようになること
- Google検索からの安定した集客
- 収益化できるブログの設計
- ブログ運営におけるPDCA
※ ブログを立ち上げる方法については別コンテンツをご覧ください。
1. インターネット検索からの集客で外せない【SEO対策・SEO集客】とは?
早速ですが…あなたは【SEO対策】という言葉を聞いたことがありますか?
(※GoogleやYahooなど検索エンジンは複数あります)
Google検索で上位表示を取れば自然とYahooでも上位表示されること、Googleユーザーの方が圧倒的に多いことから、本コンテンツではGoogle検索を例に説明していきます。)
そしてインターネット検索結果はキーワードごとに決まるので、どのキーワードで順位を狙うのか決めて、成果を検証する必要もあります。
当たり前ですがブログを運営しても、誰にも読まれなければ集客できないですよね。
なのでこの【SEO対策】はインターネット検索結果から集客を行う時、かなり重要になってくるわけです。
a. SEO対策の基本的な仕組み
SEO対策を行うためには、Google検索結果の仕組みを知る必要があります。この画像を見ていただくと、イメージが湧くと思います。
- 探したいキーワードを打ち込む
- 検索結果の中から自分の役に立ちそうな記事を選ぶ
- ブログの記事が読まれる。
(ちなみに検索結果の10位以下は、よほど悩みが深いキーワードでない限りほとんど読まれません。)
このキーワードを決める作業はかなり奥が深いです…。
キーワードを決める方法は次の章で詳しくお伝えするので、ここではなんとなくのイメージだけ掴んでいただけると嬉しいです。
下記はUberSuggestという検索される回数や上位表示がどれくらい難しいキーワードなのか知ることができるツールです。
- 【検索ボリューム】月に何回ほど検索されるキーワードなのか
- 【SEO難易度】数値が低いほど上位表示に入りやすい
ここまで基本的なSEOの仕組みを抑えたところで、次はブログ運営でSEO集客(インターネット検索結果からの集客)を行うメリットとデメリットをお伝えしていきます。
b. ブログ運営で、SEO集客をする3つのメリット
ブログを5年間運用した私が感じている、メリットとデメリットをそれぞれ3つずつお伝えしていきます。
一方でSEO集客は一度検索結果の上位表示を取れれば、何ヶ月にも渡ってそのキーワード経由で集客ができる。
つまり自分が寝ている間も、家事をしている間も、24時間自分に代わって集客をしてくれるんです。
だからこそブログ運営は、あなたの集客を確実に加速してくれる手段と言えます。
SNS運用で怖いのがアカウントの凍結やアカウントBANと言われる状態。
(=アカウントが検索に表示されなくなったり、何も投稿できなくなったりする状態。)
そんな時でもブログを持っていればリスクヘッジに。
SNS運用しか行なっていないと、せっかく育てたアカウントが使えなくなる = 集客経路が途絶えます。
でもブログを持っていれば、自分の資産として積み上げた記事が残りますので0からのスタートにはなりません。
SNSはあくまでも他の人が作ったプラットフォーム。
自分でインターネット上の住所や土地(サーバーやドメイン)を取得して、育てていくブログは強いです。
SNS経由でもご依頼は頂きましたが、やはりSEO集客の方が企業は注目していることを肌で感じました。
それでは逆にSEO集客で感じたデメリットを3つ次にお伝えしていきます。
c. ブログ運営で、SEO対策をする3つのメリット
基本的にはおすすめのことが多いSEO集客ですが、やはりデメリットもあります。
ブログを本業としている個人事業主が運営しているメディアも、同様の手法を取ります。
ブログを本業としている人たちに1個人で対抗しようと思うと、かなり時間を取られます。さらには狙えるキーワードも限られます。
いかに自分が狙えるキーワードを上位表示させていくか、ノウハウも必要ですし振り返りまできちんと行っていく必要があります。
ブログを始めて効果が出るまでには最低3ヶ月以上かかると言われています。
「効果が出るまで地道に努力を続けられるかどうかで、ブログが成功するかどうか変わってくる」と言っても過言ではありません。
SEO集客は日々、順位の奪い合いです。
「せっかく検索結果10位以内に入っていたキーワードが、他のブログに取られた…」なんてこともざらにあります。
常に自分で考えて仮説を立てて試していく作業が必要になります。
2. ブログの設計方法
それではSEO対策、SEO集客の基礎を押さえたところで、ここからはどのようにブログ設計をしていけばよいか、具体的にお伝えしていきます。
もしも、ブログを収益化せず集客のみにご利用される方は、こちらの章は飛ばして次の 4. SEO対策しながら、記事を書いてみよう! へ移ってください。
せっかくここまで長いコンテンツを読んでくださるあなたに、一つお願いがあります。
ブログで集客を始めるには、ただテキストを読むだけでは絶対にいつまでも始められません。
だからこそ、ここから先の実践編は必ず以下の3つをお願いします。
- ノートと文房具を用意して、自分に置き換えながら書き出す
- 各種ツールはブックマークする
- 最初から全ては無理でも、1記事ごとに何か1つ試す
最初に自己流でいろんな情報を集めながらブログ運営を進めていくと、かなり時間がかかり遠回りしてしまいます。
本コンテンツでは必ず抑えたい部分を厳選して記載していますので、必ずこの手順で試してみてください!
a. サイト設計を最初に行う必要性
良い記事を書けるようライティング力を高める?読者の役に立つような情報を集めてくる?それらは枝葉の部分です。
ブログ運営を本格的に始める前に一番抑えるべき幹の部分は、サイト設計(=どんなジャンルのブログを書くのか、どんな記事を書くのか決めること)です。
このサイト設計を行わずに「自分が書きたいことをただ書いてみる!」いわゆるジャンルを決めずに書く【雑記ブログ】から始めてしまうとかなり収益化が遅れます。
現に私がそうでした。育児をメインに雑記ブログを始めてしまったので、検索結果10位以内のキーワードが増えても収益化の導線が取れていなかったから、大きく稼げませんでした。
雑記ブログでは Google AdSense というGoogleの広告で稼ぐ方法もありますが、審査があり受かるのも一苦労です。
Google AdSense - ウェブサイトを収益化

しかもGoogle広告が1回見られて数十円という世界なので、大量に検索されて稼ぐ導線(いわゆるトレンドブログ)の形態でないと稼げません。
b. アフィリエイトサイトに登録して、案件を見てみよう
それでは早速何か一つ、アフィリエイトサイトに登録してみましょう。
一番初めは最大手のA8.netが、いろんなジャンルをまたいで取り扱い案件が多いのでおすすめです。
- 今すぐ会員登録
- メールアドレス入力
- 仮登録メールを送信する
たった3ステップで登録できるので、今すぐに登録してみてください。
その後は2ステップで登録完了です。
- あなたのメディア(サイト・メルマガ)を登録する
- A8ネットの報酬を受け取る銀行口座を登録
10分もあれば登録できるので、下記の参考URLを見ながら登録してみてください!
参考記事

c. ブログのジャンルを決める
というのも作戦もなくバラバラと記事を書いているだけでは、なかなかインターネット検索で上位表示できないからです。
だからこそ、最初の時点で自分がどのジャンルのブログを運営するかは必ず決めておく必要があります。
でもいきなり「自分は何について書けるんだろう?」と自問自答しても、答えはなかなか出てこないですよね。
ここで使うのが先ほど登録したアフィリエイトサイトです。
アフィリエイトサイトに出ている広告を見て
「この商品面白そう」
「この商品使ってみたい!気になる…」
「この商品あったら便利だろうな…」
「あ!これこの間悩んでたこと」
興味を持つ広告は【知育】という同じジャンルかもしれない、【サブスク商材】という切り口で共通項があるジャンルかもしれない。
やってみないと分からないので、ここは【自分の好き】を探す気持ちで気楽に眺めてみてください。
そしてもう一つ、アフィリエイトサイトからジャンルを逆算するメリットがあります。
ブログ収益化を考えた時に必要不可欠な要素、広告主が途切れにくいという利点です。
アフィリエイトサイトにたくさん商品がある=広告主がたくさんいるということ。
広告主がたくさんいれば、ある商品Aの広告が終わったとしても、また別の商品Bの広告で収益化ができます。
でも広告が一つしかなかったら?
その広告出稿が終わると、途端に収益化ができないブログになります。
だからこそ、たくさん商品が出されている自分の好きなジャンルを選んでから、ブログ運営を始めるのがとても大切なんです。
d. 必要な記事の洗い出し
サイト設計はあと一息で終わりますのでもう少し一緒に頑張りましょう!
最後に、自分のサイトにどんな情報が必要なのかアイデア出しをしていきます。
使うツールはOMUSUBIというサイトです。
OMUSUBI

例えば、自分が【知育関係のブログ】を作りたいとします。
OMUSUBIの検索窓に知育と入れると、知育に興味がある人がよく検索するキーワードが一緒に表示されます。
3. ブログ全体のサイトマップを作ってみよう!
詳しくは後述しますが、サイトマップを作成しても検索上位表示を狙えるキーワード・狙えないキーワードが存在します。
そのためサイトマップ作成時点ではあくまでも『自分のブログにどんな要素が必要なのか』という洗い出しができれば充分です。
先ほどの要領で、まずはOMUSUBIの検索窓に狙いたいジャンルを入れます。(今回は前述した『知育』で進めていきます。)
検索することで分かった『知育』と検索する人のニーズがわかります!
- パズル
- 英語
- 時計
- おもちゃ
- 積み木
- ブロック
- 絵本
- アプリ
- ゲーム
- プリント
今回は『知育 おもちゃ』と入れてみます。
サイトマップ作成の際には、どんな記事が必要か洗い出すことが大切なのでここでメモしていきます。
- 知育 おもちゃ 0歳(モンテッソーリ、アンパンマン、手作り)
- 知育 おもちゃ 1歳(手作り、おすすめ、男女ごと、お風呂、赤ちゃん、木製)
- 知育 おもちゃ 2歳(車、女の子、アンパンマン、お風呂)
- 知育 おもちゃ 3歳(男女ごと、トーマス、アンパンマン、おすすめ、手作り、お風呂)
- 知育 おもちゃ 4歳(男の子)
- 知育 おもちゃ 5歳(男女ごと)
- 知育 おもちゃ 6歳(男女ごと)
- 知育 おもちゃ 手作り(0・1・3歳、赤ちゃん、幼児)
- 知育 おもちゃ 小学生
あとは同じことを『知育 パズル』『知育 ゲーム』でも繰り返していけば、サイトマップの完成です。
3. 課題①
あるジャンルに特化して効果的なブログ運営を行うために、下記課題を実施してコーチに提出してください。
- A8に登録してジャンルを決める
- OMUSUBIを利用して必要な記事を洗い出す
- サイトマップを作成
4. SEO対策しながら、記事を書いてみよう!
ここから使うツールは全てブックマーク必須です!
ツールがたくさん出てくるので、慣れるまでは「少し手間だな…」と感じると思います。
でも、このツールを使って戦略的に記事を書いていくからこそ、SNSよりも流れにくいインターネット上の検索に表示される恩恵が受けられます。
それではSEOを意識したライティングを、しっかりと身につけていきましょう!
先ほどお伝えした通り、ブログで各記事は各キーワードことで順位が決定される仕組みになっています。
そのため自分が書きたい記事に合うキーワードを見つけるところから、SEOライティングが始まります。
a. キーワード選定
最初に使うツールはUberSuggestです。(注:無料版では1日3回までしか使えません。)
知育ブログでどんなキーワードなら狙えるのかな?と思ったら、まずは検索窓に「知育」と入力して、「submit」を押してみましょう。
すると検索ボリューム・SEO難易度などが出てきますが、まずはこの2つだけ押さえておけば大丈夫です。
- 検索ボリューム=月に何回検索されるキーワードなのか
- SEO難易度=低いほど上位に入りやすい
右端のSDという欄が【SEO難易度(検索結果10位以内を取りやすいかどうか。数値が高いほど難しい)】を指しますが背景の色が全て赤になっています。
これだけでは狙うキーワードがなさそうなので、青枠で囲った【全てのキーワード候補を見る】というボタンをクリックします。
下にスクロールを続けるとようやく背景が緑色のキーワード、つまり狙いやすそうなキーワードが出てきました。
ようやくここで記事が書けるのか!と思いますがこれではまだリサーチ不足です。
青く丸をつけた虫眼鏡マークを開いてみましょう。
ここには上位に食い込んでいるライバルサイトの強さや、どんなサイトが上位表示されているのかチェックできます。
悔しいですが時間の無駄になってしまいますので、最初から書くべきキーワードではありません。
逆に【DOMAIN AUTHORITY(通称ドメインパワー)】の列が10から20前後の個人サイトがいる場合は、上位表示できる可能性があるので、積極的に狙っていきましょう。
ちなみに、ドメインパワーが1桁のサイトがたくさんあるのはかなり稀な穴場のキーワードです。
基本的には月間ボリュームが100以上を狙いたいところではありますか、初期の頃はGoogleに良い記事を積み重ねているブログだと評価してもらう方が先決です。
キーワードも2つの言葉の組み合わせではなく3つ、4つ組み合わせたキーワードで。
検索ボリュームも10〜100でも良いのでコツコツと記事を積み上げると、自身のサイトの評価が高くなり(=ドメインパワーが高くなる)、上位表示されやすくなっていきます。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、サイトマップを作成しても洗い出した要素通りのキーワードが見つかるとは限りません。
現実には上位表示を狙えるキーワードと、狙えないキーワードがあります。
ですが、効率よくブログを運営するためには、一つのジャンルに特化することが不可欠です。
(バラバラと好きな記事を書くとGoogleに「このブログは何のブログなのか」認識されなくなるので、専門性が低いとみなされて順位が上がりにくくなります。)
上記UberSuggestで上位表示が狙えそうなキーワードを探すことに加えて、ご自身で作成したサイトマップのどこに当てはめられそうかチェックしながら記事を増やしてください。
b. キーワード選定に慣れてきたら…
逆に言えば、いくら検索上位が狙えるキーワードであっても、集客も成約もできないのであれば書く時間がもったいないです。
集客した記事から商品を買って欲しい記事へ飛ばすこの構造を知りながら記事を書いていくのと、バラバラに狙えそうなキーワードを適当に書いていくのでは、数十記事溜まってきた時に確実な差が生まれます。
まとめると、狙えるキーワードで書かないといつまでも記事が読まれない。でも集客も成約もできないキーワードばかり書くと収益化できない。
だからこそ、記事を書く時に、キーワードを選定に一番時間を使うべきなんです。
それではキーワード選定の概要がわかったところで次は実際に文章作成に移ってみましょう!
5. SEO記事の書き方
SEOに強い記事を書くためには、4つのSTEPが必要になります。
- 記事構成と適切な文量を考える
- キーワードを含めてタイトルを決める
- リード文と本文を執筆
- メタディスクリプションを書く
a. 記事構成と適切な文量を考える
「いきなり記事を書くって言われても何を書いたら良いかわからない…!」と戸惑いますよね。でもご安心ください、大丈夫です!
インターネット検索結果、10位以内にいるサイトに答えがあります。
検索結果10位以内にいるサイト=読者のニーズを満たすから上位に来る、つまり共通して書いている内容は網羅する必要があります。
手動で抽出するのは時間がかかるので【ラッコキーワード】というサイトのH2(大見出しの略称)抽出ツールというものを使って見てみてください。
【ラッコキーワード】というサイトのH2(大見出しの略称)抽出ツール

詳しい操作方法は参考URLをご覧ください。
【図解】ライバルサイトの見出しらキーワードをラッコツールズで解析

構成を考え時に、どれぐらいの文字量で書けばいいのか迷う方も多いと思います。
そんな時も上位10位に食い込んでいるサイトが答えを持っています。
基本的には、上位表示されている記事の文字量に合わせれば問題ありません。
先ほどの【ラッコキーワード】というサイトのH2抽出ツールで文字数も一緒に検索できるので是非このツールはブックマークして使ってみてください。
各見出しの使い方については後述するため、ここではまず上位10サイトが網羅しているH2(大見出し)は満たしつつ、自分だったら知りたい内容(思いつかなければYahoo知恵袋などで検索してみる)は何か、考えてみてください。
b. キーワードを含めてタイトルを決める
構成の骨組みを作ったら、いよいよ一番大切なタイトル作成に入ります。
タイトルのつけ方の基本は以下の通りです。
- キーワードは左詰で書く(探している人が一番目に入りやすいから)
- 32文字ギリギリで書く(スマホで見る時の最大タイトル文字数)
- 1記事1キーワード(関連するキーワードを入れる手法もあるが、まずは欲張らずに)
- タイトルやリード文と一致する内容に
- クリックしたくなる言葉を入れる
クリックしたくなる言葉については、セールスライティングのテクニックも使ってみてくださいね!
c. リード文を執筆
SEOライティングではこのリード文がとても大切です。
なぜなら読者はこのリード文を見て本文を読むかどうか、自分の欲しい情報が載っているかどうか、瞬時に判断するからです。
そのため、不自然にならない程度にキーワードを何回か入れつつ、200文字くらいでコンパクトにまとめるのがおすすめです。
とは言ってもいきなり「リード文を書いてみましょう!」では手が動かないもの。
慣れるまでは下の型を使ってみてください!
- キーワードを入れつつ、この記事で説明する内容を書く
- キーワードに関する悩みを書いて共感する
- この記事が役に立つことをアピール
- 簡単な結論を書く
- 読んだらどうなるか未来を書く
- 筆者の実績を書く
- 本文へ誘導or広告を置く
ここで注意点が一つ。最初から「型の順番と要素をしっかり守って全部使おう!」と意気込みすぎると不自然になりがちなので適宜取捨選択してください。
最初から完璧を目指さずに、自分が狙いたいキーワードで上位表示されているブログなども参考にしながら、1記事書くごとに精度を高めていければ大丈夫です!
d. 見出しの設定
リード文が完成したら次は見出しの設定です。
見出しとは別名Hタグとも呼ばれます。
hタグとは?見出しタグ(h1/h2/h3…h6)の正しい使い方やSEO効果など徹底解説!|SEOラボ

- 記事のタイトルはH1
- 各章の大見出しはH2
- 補足情報はH3・H4
最初のH2には必ずキーワードを盛り込むというのが、SEOライティングにおける必須テクニック です。(最初のH2はGoogleが大事な要素として判断するから。)
見出しにおけるもう一つのポイントは、12文字から25文字程度で収めること。
私もやりがちですが、つい長くなってしまうので、短い言葉で端的に【どんな内容がこの章で書かれているか。どんな表現を使えば読者が分かりやすいか。】という目線で考えるのが大事です。
先ほど構成作成パートで洗い出した上位10サイトに共通しているH2と、自分であれば知りたい要素を当てはめながら、H3/H4は何を書くか細かく情報を組み立ててください。
e. 本文を執筆
本文をすべて説明するのは難しいので、ポイントだけ絞って書いていきます。
最初やりがちなのが「自分の書きたい内容」と「SEO上位表示に来る内容」が違う時。
あくまでも読者は自分の答えを探して検索するので、「読者が欲しい情報」を書くのが正解です。
個人ブログを読み進めるメリットを記事の序盤で読者に伝えたいので、記事の前半に、意識して自分で撮影した写真や、一目で伝えたいことがわかる図解などを入れてみると完読率が上がります。
フリー素材の写真ばかり選んでいると、読者はどこにでもあるような印象を受けてしまう上、Googleからの評価も低くなるので要注意です。
これからどんどんAIの活用などが進み、ただ単に自分が得たい情報を集めるだけであれば、わざわざブログを読む必要はなくなっていくと思います。
実際に2023年8月の Googleコアアルゴリズムアップデート(=検索結果の表示される仕組みが変わったということ)でも以下の要素が評価されるようになりました!
- 一次情報
- 執筆者の信頼の担保
- オリジナルの動画や画像
「でもアカウント設計で選んだジャンル、一次情報ばかり書けない…」時も大いにありますよね。
そういう時は【個人ブログだけれども複数人で運営しているようなブログ(かなりの高頻度で更新しているブログ)】を見てみるとヒントが隠れています。
例えば、先ほどのA8.netでは毎年ジャンルごとにブログを表彰する制度【A8メディアオブザイヤー】があります。
そこで一人で運営しているとは考えられないほど、高頻度で更新しているブログを覗いてみてください。
例えばこちらのノマド家。
ノマド家|フリーランス専門メディア

どうして一次情報を書いていないのに上位表示されているのか。個別記事を読むと分かりますが【独自の調査】をしています。
自分で一次体験が書けないなら人にインタビューをする、SNS上でアンケートを取る、差別化する方法はたくさんあります。
他の人にはかけない記事を目指して書けば、自然と価値の高い記事に仕上がっていきます。
- 読者目線を常に持つ
基本的には上位表示されているサイトをベースに構成を組みますが、本文を書くときに「自分が読者だったらどんな情報が欲しいか」という目線で情報を補完することも大事です。
SEO対策というと、巷にはノウハウがたくさん出回っていてつい忘れがちですが、一番大切なのは、読者の悩み・検索意図を満たすことです。
先ほどあげた一次情報はもちろん、例えば子育ての悩みであれば【自分で解決できないから専門家に聞きに行った体験談】。
Webスクール系の記事であれば、読書の手間を省くように隅から隅まで比較したページを作る。
読者が喜ぶこと・読者が欲しい情報を、読者に代わって提供することが価値のある記事に仕上げるコツです。
f. ディスクリプションを書く
ディスクプリクションとは下記画像の赤枠で囲った部分のことです。
記事を書き上げた後もう一仕事残ってるのは大変ですが、最後までやり抜きましょう!
デスクリプションの注意点としては120文字しかない点です。
最初は以下の順で書いてみてください。
- 悩み ⇒ 要約&解決を促す ⇒ 行動を促す
- 結論 ⇒ 要約 ⇒ 悩み&行動を促す
リード文をしっかり書いていれば、読者が気になるポイントを要約するイメージで大丈夫です。
- 他のブログと違うか?
- 検索したきた人が知りたいことか?
5. 課題
下記例を参考に、本コンテンツに沿ってSEO対策を行なった記事を1つ作成して、コーチに提出してください。

※ 使用するツールはNotionをはじめとした、文章作成に特化したツールをご利用ください。
本文執筆は長さの関係上、参考例では割愛しております。
執筆速度を上げるためにも、本文はワードプレスに直接執筆していくことを推奨します。
SEOライティングは最初慣れるまでは難しいので、疑問が湧いてきたら作成途中でもコーチに提出して、どんどんフィードバックをもらってください。
- UberSuggestでSDが低い(強豪が少ない)キーワードを探す
- ラッコキーワードH2(大見出しの略称)抽出ツールで、上記キーワードの検索結果上位10サイトの平均文字数、網羅している見出し内容を確認
- 上記H2を網羅+自分だったら知りたい内容を加えて、どんな構成にするか洗い出す
- 狙うキーワードを含めた32文字でタイトルをつける(クリックしたくなる文言を入れる)
- 200文字ほどでリード文を書く
- 構成案洗い出し結果をもとに、H2~H4で何を書くか決める
- 最初のH2には必ずキーワードを含める(各H2は12〜25文字程度)
- 本文を執筆する(各見出しと本文で書いている内容は一致しているか、一次情報・オリジナルの写真が入っているか、読者目線で知りたい情報があるか)
- ディスクリプションを120文字で書く
6. 記事公開後に抑えたい3つのポイント
ここまで記事公開まで本当にお疲れ様です。記事公開後、やることは2つあります。
- Googleに記事を書いたことを伝える
- 狙ったキーワードで順位が上がってきているかチェック
この2つを必ず行ってください!
a. Googleに記事を書いたことを伝える
つまり自分で、手動で、Googleに記事を書いたことを知らさなければいけません。
それが【インデックス】と呼ばれる作業です。インデックスを行うにはGoogle Search Consoleを使います。
初期設定方法は、下記の参考のURLを見ながら行ってください。
Googleサーチコンソールとは?使い方や設定など基本を初心者向けに解説!|SEOラボ

今回はインデックスの方法だけ詳しくお伝えします。
まず画面上部にある【URL検索】部分に書いた記事のURLを入れます。
すると【URLがGoogleに登録されていません】と表示されるので、【インデックス登録をリクエスト】を押します。
Googleがあなたの書いた記事を検索しに来るよう、リクエストを送ることができました。
ただしブログを始めた初期や、元々書いた記事と似ていて記事のクオリティが低いとみなされた時などは、なかなかクロール(Googleが自分のサイトをチェックしに来ること)されないこともあります。
その場合は記事の質を見直して再度インデックスを送りましょう。
b. 検索上位の確認
記事を書いて3ヶ月ほど経ったら狙ったキーワードで今どのぐらいの順位なのか確認してみましょう。
検索結果の注意を確認する時も、先ほどと同様にGoogle Search Consoleを使います。
まずはサイドバーの【検索パフォーマンス】をクリックします。
【平均CTR・平均掲載順位】をクリックして、データが表示されるようにします。
下へスクロールして下部にある【ページ】をクリックします。
自分が順位を確認したいURLをクリックします。
【クエリ】をクリックします。(クエリとはキーワードのことです。)
右端に【掲載順位】が記載されているので、自分が書いた記事は今、どのキーワードで何位を取れているのかが分かります。
キーワード順位検索ツールは4種類比較しましたが、Windowsなら[GRC](https://seopro.jp/grc/)、Macならunifyキーワードが使いやすいです。
GRC

c. 仮説→検証→リライトのPDCA
もしも、10位内に入れていなければ【リライト】と呼ばれる、再度記事を書き直す作業が必要です。
- 検索結果10位以内(以下、検索上位と記載)の記事の構成が変わっていないか
- 読者目線に立って、検索上位の記事よりも自分の書いた記事の方が読みたいか
- 読者が解決したい悩みの答え、知りたい情報の回答は、しっかりと提示できているか
- 見出しや本文に不要な文章があれば削る
こうやって自分で試行錯誤することで「こうすれば順位が上がるのか」という知見が溜まるので、必ずメモしていってください。
6. まとめ
「ブログでSEO記事を1つ書くのは、こんなに大変なのか…」と感じた方もいらっしゃると思います。
ですがSEO対策のメリット部分でお伝えしたように、インターネット検索経由の集客が軌道に乗れば
- 自分が寝ている間も
- 家族との大切な時間を過ごしている時も
自分に代わって集客・営業・成約まで一気担ってくれます。
最初は大変かと思いますが、絶対に慣れます。
逆に言えばはじめから完璧を目指す必要もありません。
書いてみて順位が上がらなければリライトする。その繰り返しを行うだけです。
SEO対策はGoogleアップデートによっても変わるし、流行り廃りがあると思われがちですが、5年前から基本的な部分は変わってないと個人的には感じています。
競合リサーチをして「読者のためになるのはどんな記事か?」と「読者が必要としている内容は?」と自問自答していけば、自ずと結果は出てきます。
あとは何と言っても忍耐力です。3ヶ月は少なくとも結果が出ないので、ボリュームが少ないキーワードも狙わざるを得ません。
集客が少ない間も淡々と継続できるか、ブログに時間を注げるか。これが成功するかどうかの分かれ目となります。
ブログを始められる方は多いですが、継続される方は本当に少ないです。
私も同時期にブログを始めた友人がSNS上にたくさんいましたが、今も続けていらっしゃる方はほんの数名です。
せっかくブログ経由で集客をしてみたいと思われたのであれば、是非あなたには継続していただきたいです。
ブログは少しずつでも続けた人が華開くもの。
本コンテンツを何度も繰り返しご利用いただき、一緒に頑張っていきましょう!