1. はじめに
そもそものXの特徴、なんでX運用した方がいいの?どういうメリットがあるの?というところからお話ししていきます。
Xの特徴
- 情報の拡散性が高い
- リツイート機能によって良いツイートはどんどん拡散されて「バズ」が発生します。
- 高い利用率
- 日本人の42.3%はXを利用しており巨大SNSとなっています。
- テキスト情報に向いている
- Instagramと比べるとテキスト中心のメディアとなります。
X運用するメリット
- 言語化能力が磨かれる
- Xは1ツイートあたり140字という制限があります。140文字の中で伝えたいことをわかりやすくまとめる能力は、Xだけではなく、WEBマーケティング・ライティング・営業などあらゆる側面において役立ちます。
- 情報収集
- WEBスキルの学習中の仲間と繋がることで学習上の有益なコンテンツを収集できます。
- 人と繋がれる
- 例えばフリーランスにおいてはチームを組んで受注して案件をこなしたりすることもよくあります。他のフリーランスの人と繋がることで仕事受注の可能性を高めることができます。
- 案件獲得に効いてくる
- 実績や経歴が不明瞭な人と、フォロワー1万人で実名・顔出しで投稿している人を比べると圧倒的に後者に発注したいですよね? Xでのセルフブランディングやフォロワー数の多さが案件獲得にダイレクトに効いてきます!
X運用するデメリット
- 時間を取られすぎてしまう
- SNSは中毒性が高いのでうまく活用しないと、Xに気を取られすぎて集中できないといったことになりかねません。ほどほどに運用することをおすすめしています。
- 誹謗中傷リスク
- アンチが湧いてくるのは避けられません。アンチから心無い言葉を浴びせられたりすることに抵抗感がある人は辞めておいた方がいいでしょう。
2. コンセプト設計
ここは気合を入れて設計しましょう。
ターゲット
ターゲットを絞り込んだらあとはその人のどのような課題を解決するのか?を考えます。
上で設定したターゲットの課題を洗い出してみます。
- 家事関係
- 時短術を知りたい
- 便利な家電を知りたい
- お金関係
- 節約したい
- 副業で稼ぎたい
- 子供関係
- 育児方法がわからない
- 勉強してくれない
- 友人関係
- ママ友との関係性がよくない
- 新しい友達が増えない
のようにターゲットが「困っていそうなこと」をとにかく洗い出してみましょう。
その上でその人の「何を」解決するのか徹底的に考え抜き、絞り込むことが重要です。
ここをあやふやにするとコンテンツの尖りもなくなり、うまくいかなくなります。
どうやって自分をブランディングするか?
仮に「節約したい」という課題を解決したいとしたときに、どのようなアカウントだったらフォローされると思いますか?
ここに正解はありませんが、ユーザーになりきってどのようなアカウントだったらフォローしたいと思うか徹底的に考え抜いて、
ヘッダー画像・プロフ画像・ユーザー名・プロフィール文を作成することが大切です。
例えば今回だと以下のような要素が大切なのではないでしょうか?
- ユーザーと同じような境遇
- 年収1000万円以下
- 子供あり
- 時間がない
- 性格
- 「私にもできる」と思ってもらう→ズボラな性格の設定
- 実際に節約術を実践している
ターゲットユーザーの立場になりきってどういったキャラクターだとフォローしたくなるかを考え抜くことが重要です!
ネーミング
ネーミングって結構重要です。
例えば
「ゆり」と「ゆり@節約術」では後者の方が情報量が多く興味を持ってもらいやすいでしょう。
名前一つとっても少し違うだけで今後のフォロワーの伸びが大きく変わります。
「XXXX@YYYYY」でXXXXは普通の名前、YYYYYに特徴を記載するのがXでよくある王道パターンです。
プロフィール画像
ユーザーはプロフィール画像で覚えていることが多いので、印象的で記憶に残りやすいプロフィール画像を設定するのが大切です。
コロコロ変えてしまうとユーザーが混乱するので一回変えたらしばらくは変えないという前提で、良いものを設定するのがおすすめです。
顔出しが嫌な人はイラストを書いてもらって設定するのもいいでしょう。
「ココナラ」などで頼めば1万円以下くらいでイラストを作成してくれます。
よくあるNG例はデフォルトの画像、景色、小さい文字が入っているなどです。こういうプロフィール画像にしてしまうと基本的にフォロワーが伸びません。
ヘッダー画像
ヘッダーもユーザーに対して情報を伝えられる貴重なスペースなのでデフォルトの画像にしている人はもったいないです。
Figmaで簡単に作成できるので、Xのヘッダー画像用の画像を作成し設定するのが良いでしょう。
プロフィール文
プロフィールに書くと良い王道パターンは以下です。以下の中から要素を組み合わせて記載するのが良いでしょう。
- 経歴
- 年齢
- 年収
- 家族構成
- 実績
- 他と差別化できる強力な実績があればしっかりと強調した方がいいです。
- スキル
- 他と差別化できる強力なスキルがあればしっかりと強調した方がいいです。
- 何を発信するのかを簡潔に
- WEBサイトのリンクなど
3. ツイートするときのマインドセット
「ユーザーはあなたに興味がない」という前提でツイートを考えましょう。
フォロワー数十万人以上のインフルエンサーになると違いますが、フォロワー数が少ないあなたについて誰も興味ありません。
ユーザーの課題解決に寄与しない、趣味に近い投稿や無意味な投稿はやめましょう。
これが本来のXの使い方ではあるのですが、フォロワーを伸ばしたい場合はやめるべきです。
ユーザーが興味あるのは「自分の課題を解決してくれる情報」それだけです。
4. ツイートのパターン
基本この2パターン以外伸びません。無意味な趣味投稿とかは辞めましょう。
① 有益情報系
Xにおいては最初の1文のインパクトが非常に重要になります。
1文で興味を惹きつけられるか?コピーライティングのスキルが問われます。
最初の結論で印象的なフレーズを入れて、その後に理由、具体例 + 最後に結論が王道でわかりやすいツイートです。
「結論 + 理由 + 具体例 + 結論」という構成が有益情報系のツイートではおすすめです。
② ネタ系
面白い系のツイートは当たったらバズりますが、これは再現性がないのが難点です。
自分の経験談や他人から聞いたことをベースにネタ投稿をしたら、もしかしたら一気に10万いいねがつく可能性があるので夢はあります。
5. テクニック集
プレゼント企画
例えば節約術であれば、「私が実践してきた節約術200個をPDFにまとめました。欲しい人いたらフォロー&RTでDMで配布します!」みたいなやつです。
たまに見かけることありませんか?
これはプレゼントするコンテンツが有益であれば一気にいいね&RT&フォローが集まる可能性があるのでとてもおすすめです。
おは戦参加
ひーさんがスタートした、Xを始めたばっかりの方は参加必須の取り組みになります。
毎日このかたが指定してハッシュタグをつけて、挨拶をするという文化があり、このハッシュタグをつけると一定の認知が担保され、いいね&RT&フォロワー増加に貢献します。
インフルエンサーの方々も昔は参加されていた方もいらっしゃるのでぜひやってみてください!
引用ツイート
インフルエンサーの方の中には良いと思った「引用ツイート」をリツイートしてくれる人がいます。
引用ツイートをしてそれがフォロワー数万人以上のインフルエンサーにリツイートされると、インプレッションが一気に伸びるのでおすすめです。
自分のツイートをRT
おは戦などに参加していると、他の人のRTをたくさんすることが増えてきます。
そういう時は一旦自分のツイートのRTを行って、タイムラインの上位を自分の有益なツイートで埋めておくことが重要です。
なぜなら、ユーザーはフォローする時に、あなたのツイートを見つける→プロフに飛んでみる→プロフ文をみてみる→タイムラインの上の方のツイートを見てみる→有益だと感じたらフォローという流れになります。
タイムラインの上の方が他の人のツイートのRTで埋まっていたらフォローする気が起きませんよね?
リプ回り
最初ってフォロワー数も少ないですしそもそも誰にもツイートが見られてない状態なんですよね。
なので最初は地道にこちらから積極的にアクションをおこなって認知を拡大していきましょう!
リプ回りをするときは誰にリプをするかがとても重要です。
基本的には同じくリプ回りをおこなっていてXを伸ばすことに積極的な人にリプを行うか、ターゲットとしたいユーザーにリプをするのどちらからだと思います。
後者についてはやり方を間違えると警戒されてしまうので注意が必要です。
今のインフルエンサーのツイート数をみてみると5万とか超えてる人いますよね?
そういう人は昔結構リプ回りをしていたりします。
いいね周り
認知拡大施策としていいね周りも非常に有効です!
ターゲットユーザーの投稿の地道にいいねをしていきましょう。
普通のユーザーの場合、いいねがつくと嬉しいですし、いいねしてきた人をチェックするはずです。
その際にそのターゲットに刺さるネーミング・プロフィール・タイムライン上位ツイートが設計されていれば、フォロワー獲得に繋がります。
一日の上限いいね数は決まっているので注意して行いましょう!
リスト機能
上記のような施策をターゲットと決めた相手に対して漏れなく行うためには、Xのリスト機能を有効活用するのがおすすめ。
例えばリプ回りする人を決めたら、その人を「リプ回り」というリストに入れてしまうのがおすすめです。
相手から見た時にリスト追加は嬉しいですし、リストに入れて毎日チェックすれば忘れずにリプ回りを行うことができます。
6. おすすめツール:SocialDog
SocialDog - SNS運用担当者のためのマーケティングツール

Social DogはX運用を効率化したい人におすすめできる万能ツールです。
スマホアプリもあるので気になる人はアプリをインストールしてみてください。
以下のような機能が無料で使えます!
- 1ヶ月・3ヶ月・1年・全期間といった期間別の「フォロワー」「新規フォロワー」「フォロー」「新規フォロー」「FF比率(フォロワー数 / フォロー数の比率です)」の推移を見ることができます。
- フォロー解除された人、フォローしてくれた人をタイムライン形式で一覧で見ることができます。
- 以下のようなユーザーのリストも取得できます。
- フォローされているけどこちらからフォローバックしていないユーザーのリスト
- フォローしているけどフォローバックされていないユーザーのリスト
- フォローしているが30日以上ツイートしていないユーザー
- 予約投稿機能もあります。 あらかじめツイートを作成しておき日時を指定して投稿ができます。 毎日ツイートするのではなく週一回一気にツイートを作成して予約投稿を設定してしまうと効率化されるのでおすすめです。