2A-1 Canvaフィードデザイン実践テクニック
3章 テンプレート脱却!Canva応用デザイン集
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3章 テンプレート脱却!Canva応用デザイン集

この章の目安学習時間:3時間

この章で到達できるゴール:

  • Canvaの応用機能を使いこなし、デザインの表現力を高めることができる
  • 既存のテンプレートにはない、オリジナリティのあるデザインを制作できる

【3-1】図形と線を操りオリジナリティを出す

目安の学習時間:60分

図形を組み合わせてアイコンを作る

Canvaに用意されているアイコンだけでなく、基本的な図形(円、四角、三角など)を組み合わせることで、オリジナルのアイコンやイラストを自作することができます。
これにより、テンプレートにはない、完全なオリジナルデザインを生み出すことが可能です。

さらに、図形にグラデーションを適用すると、デザインに立体感や深みが生まれます。

動きのあるデザインを作る線の活用法

「線」は、デザインに動きやアクセントを加えるのに非常に有効な要素です。

  • テキストの強調:重要なテキストにアンダーラインを引いたり、手書き風の線で囲んだりするだけで、注目度が上がります。
  • 視線の誘導:ページをまたぐように曲線や点線を配置することで、次のページへのスワイプを自然に促すことができます。

【3-2】テキスト表現力を高めるエフェクト術

目安の学習時間:60分

テキストエフェクトの活用

テキストにエフェクトを加えることで、表現の幅は格段に広がります。
Canvaには、ワンクリックで適用できる様々なテキストエフェクトが用意されています。
  • :テキストに奥行きを与え、立体的に見せます。
  • 浮き出し:テキストを少しだけ浮き上がったように見せ、存在感を高めます。
  • 袋文字:テキストの輪郭を縁取り、背景から際立たせます。
  • ネオン:テキストを発光させ、サイバーで未来的な印象を与えます。

エフェクトの強度や色、方向なども細かく調整できるので、トンマナに合わせて使いこなしましょう。

テキストをカーブさせる

テキストを直線的に配置するだけでなく、円形やアーチ状にカーブさせる機能も便利です。
ロゴデザインや、アイコンの周りにテキストを配置したい時などに活用すると、プロらしいデザインに仕上がります。

【3-3】写真をプロ級に見せる画像加工術(Canva Proユーザー向け)

目安の学習時間:60分

背景除去で被写体を際立たせる

Canvaの「背景リムーバ」は、写真から被写体だけをきれいに切り抜くことができる、非常に強力な機能です。
※使用にはCanva Proに課金する必要があります。

これにより、被写体を強調したり、他の背景と組み合わせたりと、デザインの幅が大きく広がります。

写真の色味を調整する

「Canva教材」にもありますが、写真の色味は「写真を編集」→「調整」から変更できます。
ここでは一歩進んで、アカウントのトンマナに合わせて写真の色味を統一するというプロのテクニックを学びましょう。
例えば、温かい印象を与えたいなら全体の彩度を少し上げる、スタイリッシュに見せたいならコントラストを強める、といった「意図を持った調整」が重要です。
  • 明るさ:写真全体の明るさを調整します。
  • コントラスト:明るい部分と暗い部分の差を調整し、メリハリを出します。
  • 彩度:色の鮮やかさを調整します。彩度を下げると、落ち着いたモノクロームな印象になります。

アカウントのトンマナに合わせて写真の色味を統一することで、より洗練された世界観を演出できます。

練習問題:写真を切り抜いて配置しよう

問題

料理の写真を用意し、Canvaの「背景リムーバ」で料理の部分だけを切り抜いてください。
切り抜いた写真を、ベタ塗りの背景の上に配置してみましょう。

解答手順

  1. Canvaのデザイン編集画面に、任意の料理写真をアップロードして配置します。
  2. 背景リムーバの機能を用いて、料理の部分だけがきれいに切り抜かれたことを確認します。
  3. デザインの背景を、トンマナで決めたメインカラーやサブカラーで塗りつぶします。
  4. 背景の上に切り抜いた料理写真を配置し、影をつけるなどして立体感を出すと、より魅力的なデザインになります。

【3-4】3章 -章末課題- デザインを応用テクで磨き上げよう

問題

2章の章末課題で作成したご自身のカルーセル投稿デザインに、この章で学んだ応用テクニックを3つ以上使って、さらに魅力的にブラッシュアップしてください。

「テクニックを使うこと」が目的になるのではなく、「デザインをより良くするため」にどのテクニックが有効か、考えながら取り組みましょう。

解答手順

  1. 2章の章末課題で作成したカルーセル投稿のデザインの中から、ブラッシュアップする箇所を決めます。
  2. 3章で学習した内容を活かして、視認性とオリジナリティ、画像加工のクオリティを高める加工を行います。
  3. その際に、ただ装飾するのではなく「強調したい言葉」や「情報のまとまり」など、デザインの意図を明確にして反映させます。
  4. 完成したブラッシュアップ後のデザイン(全10ページ)を画像またはPDFで書き出してみましょう。

解答例

以下に各テーマでの応用テクニックの活用例を示します。

【解答例A:職場の人間関係(MBTI)】

工夫した点:

  • 表紙(1枚目): MBTIが異なる2人の人物イラストを左右に配置し、これから始まる対話形式のテーマを視覚的に表現しました。
  • 表紙タイトル: 「すれ違い」というキーワードに袋文字エフェクトを適用し、ポップなトンマナを維持しつつ、テーマを強調しました。
  • 本文(3枚目以降): 各タイプを解説する部分で、図形を組み合わせた「キャラ紹介カード」風の枠を自作し、情報の整理とデザインの独自性を両立させました。

【解答例B:面接の基本マナー】

工夫した点:

  • 表紙(1枚目):就活生の人物写真を背景リムーバで切り抜いて使用し、よりターゲットに語りかけるようなデザインにしました。
  • 各マナーのタイトル(4〜8枚目):「入室時」「着席時」などのタイトルテキストに影エフェクトを加え、少し立体的に見せることで単調にならないように工夫しました。
  • まとめ(9枚目):各チェック項目のリストの数字を、円の図形とテキストを組み合わせて作成し、視覚的なアクセントとしました。

【解答例C:週末の作り置き術】

工夫した点:

  • 各レシピ紹介(6, 7枚目):料理写真の色味を調整し、アカウントのトンマナである温かい雰囲気に合うように加工しました。
  • タイトル(1枚目):「週末作り置き術」のテキストをカーブ(湾曲)機能でアーチ状にし、デザイン性を高めました。
  • 各ページフッター:ページ番号の周りに、手書き風の線をあしらい、親しみやすさとデザインの一貫性を出しました。
制作物をチェックしよう
  • 応用テクニックは、デザインを良くするために効果的に使えていますか?(テクニックを使うことが目的になっていませんか?)
  • 背景リムーバで、写真の魅力は高まりましたか?
  • テキストエフェクトは、トンマナに合っていますか?過剰な装飾になっていませんか?
  • テンプレートを使った時よりも、オリジナリティのあるデザインになりましたか?
これで「3章 テンプレート脱却!Canva応用デザイン集」の解説を終わります。

次の章に進みましょう。
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