2B-1 CapCutで学ぶ!プロ級リール動画編集テクニック
1章 編集を楽にするスマホ動画撮影の基本
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1章 編集を楽にするスマホ動画撮影の基本

この章の目安学習時間:1.5時間

この章で到達できるゴール:

  • リール動画の撮影で意識すべき、構図・光・手ブレ対策の基本が身につく
  • 編集しやすいように、複数の動画パターンを意図して撮影できるようになる

【1-1】動画の質は撮影で9割決まる

目安の学習時間:30分

撮影前に確認する3つの基本設定

素晴らしい動画編集は、質の高い「素材」があってこそ成り立ちます。
編集を始める前の、撮影段階でのひと工夫が、最終的なクオリティを大きく左右します。
まずは、撮影前にスマートフォンのカメラ設定を確認しましょう。
撮影前チェックリスト
  1. 解像度とフレームレート:特別な理由がなければ、「1080p HD/30fps」に設定するのがおすすめです。高画質すぎるとデータが重くなり、編集やアップロードに時間がかかります。
  2. グリッド線を表示:画面に補助線(グリッド)を表示させることで、水平・垂直が取りやすくなり、後述する構図を意識した撮影が格段にしやすくなります。
  3. レンズを拭く:最も簡単で、最も忘れがちな重要ポイントです。指紋や汚れでレンズが曇っていると、映像全体がぼやけた印象になります。撮影前には必ず、柔らかい布でレンズを拭きましょう。
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プロっぽく見せる光と構図のコツ

  • 光を制する逆光(被写体の後ろから光が差している状態)は避け、被写体の正面から光が当たる順光を意識しましょう。室内なら窓際など、自然光を最大限に活かすと、プロっぽい柔らかく美しい映像になります。
  • 構図を意識する
    • 日の丸構図:被写体を画面のど真ん中に配置する、基本の構図。伝えたいものが明確な場合に有効。
    • 三分割法:画面を縦横に三分割し、その線が交わる点に被写体を配置する構図。バランスが良く、お洒落な印象になります。グリッド線を使うと簡単に実践できます。
  • アングル(角度)を変える:常に目線の高さから撮るのではなく、下から煽るように撮ったり(ローアングル)、上から見下ろすように撮ったり(ハイアングル)することで、動画に動きと面白みが生まれます。

【1-2】実践!リールで使える動画パターン撮影

目安の学習時間:60分

リール動画は、短いカットを複数繋ぎ合わせて作られます。
編集のしやすさを考え、「1カット=5秒程度」を目安に、様々なパターンの動画素材を撮り溜めておくのがプロのテクニックです。

パターン1:モノ・商品紹介

  • 寄りと引きを組み合わせる:商品全体が分かる「引き」の映像と、商品の質感やディテールが分かる「寄り」の映像の両方を撮影しておくと、編集で緩急をつけやすくなります。
  • 「なめるように」撮るテクニック:スマートフォンのカメラを商品に近づけ、ゆっくりと横にスライドさせながら撮影すると、商品の質感が伝わるプロっぽい映像になります。

パターン2:人物・Vlog風

  • 歩きながらの撮影と手ブレ対策:歩きながら撮影する際は、脇を締め、膝を軽く曲げて「忍者歩き」のようにすり足で歩くと、手ブレを最小限に抑えられます。
  • 表情や手元をアップで撮る:人物の感情を伝えたい時は、表情のアップを。何か作業をしている様子を見せたい時は、手元のアップを撮影すると、視聴者の共感や理解を深めることができます。

パターン3:HowTo・解説

  • カメラを固定して撮影する:料理の手順や、何かを作る工程を見せるHowTo動画では、三脚や本などを使ってスマートフォンを固定し、手元がブレずにしっかり見えるようにすることが最重要です。
  • 完成形から見せる:動画の冒頭に、まず完成形(例:美味しそうな料理)を見せることで、視聴者は「これがどうやって作られるんだろう?」と興味を持ち、続きを見てくれる確率が高まります。

【1-3】1章 -章末課題- 3つのパターンで動画素材を撮影しよう

問題

身の回りにある「お気に入りのモノ(マグカップ、本、PCなど)」をテーマに、この章で学んだ撮影の基本を意識して、以下の3つの動画素材(各5秒程度)をスマートフォンで撮影してください。

  1. モノ全体が写っているような「引き」の映像
  2. モノのディテールが分かる「寄り」の映像
  3. そのモノを実際に使っている様子を横から撮影している映像(例:マグカップにコーヒーを注ぐ、本をめくる)

解答手順

  1. 撮影対象となる、お気に入りのモノを1つ決めます。
  2. 自然光が入る窓際など、光が綺麗に当たる場所にモノを配置します。
  3. スマートフォンのカメラを起動し、レンズを拭き、グリッド線が表示されていることを確認します。
  4. 手ブレに注意しながら、以下の3つの動画をそれぞれ5秒程度撮影します。
    • 引きの映像:三分割法などを意識して、モノの全体像を撮影します。
    • 寄りの映像:モノの質感やデザインの細部を撮影します。
    • 使っている様子の映像:実際にそのモノを使っている手元などを撮影します。
  5. 撮影した3つの動画ファイルを提出します。

解答例

パソコン引き
パソコン寄り
パソコン使用中
制作物をチェックしよう
  • 映像は明るく、クリアに撮れていますか?(逆光になっていませんか?レンズは拭きましたか?)
  • 手ブレは最小限に抑えられていますか?
  • 構図を意識して撮影できましたか?
これで「1章 編集を楽にするスマホ動画撮影の基本」の解説を終わります。

次の章に進みましょう。
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