2B-4 実践!リール実績ポートフォリオ作成
1章 案件に繋がるポートフォリオの設計図
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1章 案件に繋がるポートフォリオの設計図

この章の目安学習時間:40分

この章で到達できるゴール:

  • クライアントがポートフォリオのどこを見ているかを理解できる
  • 掲載すべき情報を整理し、ポートフォリオ全体の構成を設計できる

【1-1】クライアントが見ている3つのポイント

目安の学習時間:20分

効果的なポートフォリオを作るには、まず相手(クライアント)が何を知りたいのかを理解する必要があります。
クライアントは、リール制作者のポートフォリオから主に3つのポイントを評価しています。
クライアント評価の3つのポイント
  • ポイント1:動画編集スキル(WHAT)
    • 編集のテンポ感、テロップの見やすさ、音ハメの技術など、「何を作れるか」という純粋なアウトプットの質。
  • ポイント2:企画・構成力(HOW/WHY)
    • なぜその企画にしたのか、冒頭3秒でどんな工夫をしたかなど、動画の裏側にある「どう考えたか」という思考プロセス。
  • ポイント3:信頼性・人柄(WHO)
    • 自己紹介や文章から伝わる誠実さや、スムーズに仕事ができそうかという「どんな人か」という側面。
素晴らしい編集スキルを持つことは大前提ですが、クライアントはそれ以上に「なぜこの動画が成果に繋がるのか」を論理的に考え、説明できるクリエイターを求めています。

【1-2】動画ポートフォリオ必須の構成要素

目安の学習時間:20分

ポートフォリオの基本構成

上記の3つのポイントを効果的に伝えるため、ポートフォリオには以下の要素を盛り込むのが基本です。

  • 表紙:第一印象を決める重要なページ。
  • 自己紹介・プロフィール:経歴、得意なこと、仕事への姿勢を伝え、「人柄」をアピールします。
  • スキルセット・提供可能サービス:「リール動画企画」「CapCut編集」「スマホ撮影」など、何ができるのかを明確に提示します。
  • 実績紹介:ポートフォリオの核となる部分。動画へのリンクやQRコードと共に、解説文を掲載します。
  • ご連絡先:メールアドレスやSNSアカウントなど、仕事の依頼に繋げるための導線を設置します。

掲載する実績動画の戦略的な選び方

これまでの課題で作成したリール動画の中から、ポートフォリオに掲載する実績を3つ程度選びましょう。
選ぶ際は、以下の基準を参考に戦略的に選ぶことが重要です。
実績選びの3つの基準
  • 最も自信のある作品:編集技術や企画力が最も発揮できた、会心の一作。
  • 企画・構成の意図をしっかり語れる作品:「なぜこの冒頭にしたのか」「なぜこのBGMなのか」など、裏側のこだわりを熱く語れる作品。
  • 獲得したい案件のジャンルに近い作品:例えばコスメ案件を獲得したいなら、コスメ紹介風のリールを入れることで、クライアントは発注後のイメージが湧きやすくなります。

【1-3】1章 -章末課題- 刺さるポートフォリオの設計図を完成させよう

この章の締めくくりとして、ポートフォリオの骨子となる「設計図」を作成します。
2つのワークを通して、誰に、何を、どう伝えるかを明確にしましょう。

【Work 1】ポートフォリオ企画シートを作成しよう

問題

これから作成する動画ポートフォリオの「企画シート」を作成してください。
以下の項目を埋める形で、ポートフォリオのコンセプトを固めましょう。

【ポートフォリオ企画シート】

  1. ターゲットクライアント像:(例:コスメブランドや美容サロンのマーケティング担当者)
  2. 伝えたい自分の強み:(例:トレンドを捉えた企画力と、視聴者を飽きさせないテンポの良い編集スキル)
  3. ポートフォリオのコンセプト:(例:「つい見てしまう」を科学する、戦略的リール動画実績集)
  4. 掲載する実績リスト(3つ以上):(これまでに作成した動画)

解答例

  • ターゲットクライアント像: カフェやレストランなど、個人経営の飲食店のオーナー
  • 伝えたい自分の強み: 「美味しそう!」が伝わるシズル感のある撮影と、来店したくなるようなストーリー構成力
  • ポートフォリオのコンセプト: 見た人の「お腹が鳴る」、来店に繋げるグルメ動画ポートフォリオ
  • 掲載する実績リスト:
    • 「資料作成のコツ」リール
    • 「メールの書き出し5選」リール
    • 自己紹介リール

【Work 2】クライアントへの提供価値(ベネフィット)言語化ワーク

問題

【Work 1】で設定したターゲットクライアントに対し、あなたがリール制作を代行することで、クライアントは具体的にどんな良いこと(ベネフィット)を得られるかを3つ書き出してください。
自分のスキルが相手にどう貢献できるか、という視点で考えましょう。

解答手順

  1. 【Work 1】で設定したターゲットクライアントが、普段どんなことで困っているかを想像します。(例:「SNSまで手が回らない」「どうやって集客すればいいか分からない」)
  2. あなたのスキルが、その悩みをどう解決できるかを考えます。
  3. 解決した結果、クライアントが得られる具体的なメリットを3つ、言語化します。

解答例

  • ターゲット:個人経営のカフェオーナー
  • 提供できるベネフィット
    1. 集客の手間が省ける:オーナーは本業のカフェ経営や新メニュー開発に集中できます。 SNS集客はまるっとお任せください。
    2. 新規顧客の来店に繋がる:リールをきっかけに、今までお店を知らなかった近隣の若者層に来店のきっかけを作ります。
    3. お店の魅力がリアルに伝わる:写真だけでは伝わらないコーヒーを淹れる音や、ケーキのふわふわ感を動画で表現し、お店の価値と客単価アップに貢献します。
これで「1章 案件に繋がるポートフォリオの設計図」の解説を終わります。

次の章に進みましょう。
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