2B-4 実践!リール実績ポートフォリオ作成
2章 実績の価値を10倍に高める解説ライティング
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2章 実績の価値を10倍に高める解説ライティング

この章の目安学習時間:60分

この章で到達できるゴール:

  • 自身の制作物の価値を、相手に伝わる言葉で言語化できるようになる
  • スキルや実績をアピールするための、自己紹介文と解説文が書けるようになる

【2-1】思考プロセスを伝える解説の基本フォーマット

目安の学習時間:30分

実績解説の構成テンプレート

ポートフォリオで最も重要なのが、実績紹介ページの「解説文」です。
ただ動画を載せるだけでは、編集スキル(WHAT)しか伝わりません。  
解説文を添えることで初めて、企画・構成力(HOW/WHY)をアピールできます。

以下のテンプレートに沿って書くことで、誰でも簡単に「考えられる動画クリエイター」であることを伝えられます。
実績解説の構成テンプレート
  • 企画意図・目的:どのような課題を解決するために、何をゴールとして企画したか。
  • ターゲット:誰に届けることを意識して制作したか。
  • 構成・シナリオの工夫点:冒頭3秒のフック、視聴維持率を高めるためのストーリー展開など、構成面でのこだわり。
  • 編集の工夫点:カットのテンポ、テロップの見せ方、BGMや効果音の選定、キーフレーム等の応用テクニックなど、編集面でのこだわり。
  • 使用ツール:(例)CapCut, Canva

考えてみよう!

もし目に見える数値的な成果(再生数、いいね数など)がまだ無い場合、リール動画の実績をどのようにアピールすれば良いでしょうか?

解答例

数値成果がなくても、プロセスをアピールすることが可能です。  
例えば「視聴者の離脱を防ぐため、冒頭3秒でインパクトのあるシズル映像と『〇〇な人だけ見て』という問いかけを入れました」や、「このトレンド音源のリズムに合わせ、0.5秒単位でカット編集することで、見ていて心地よいテンポ感を出しました」のように、「どんな狙いで、どんな工夫をしたか」を具体的に記述することで、課題解決能力や編集スキルを十分にアピールできます。

【2-2】ワーク:実績の解説文を作成する

目安の学習時間:30分

テンプレートに沿って書いてみよう

それでは、実際に解説文を作成してみましょう。

1章で選んだ実績の中から一つを選び、まずはテンプレートの各項目を埋める形で、箇条書きで情報を書き出していきます。
その後、それらの情報を繋ぎ合わせ、読みやすい文章にまとめていきましょう。

自己紹介と提供サービスの書き方

実績解説文と並行して、自己紹介文と提供可能サービス一覧も準備しましょう。

  • 自己紹介:これまでの経歴や、動画制作で大切にしていること(例:視聴者の心を動かすストーリーを大切にしています)、得意なジャンルなどを200〜300字程度で簡潔にまとめます。
  • 提供可能サービス:相手に「何をお願いできるのか」が明確に伝わるように、箇条書きでリストアップします。
    • (例)
      • リール動画の企画・構成シナリオ作成
      • スマートフォンによる動画撮影
      • CapCutによる動画編集(カット、テロップ、BGM挿入など)
      • リール動画の投稿代行

【2-3】2章 -章末課題- 営業力を高めるライティングワーク

この章では、実績の価値を伝える「解説文」と、それを武器にした「提案文」を作成する、2つのライティングワークに挑戦します。
自分のスキルを言語化し、クライアントに伝える力を身につけましょう。

【Work 1】実績解説文を完成させよう

問題

1章の課題でリストアップした掲載実績の中から、最低3つのリール動画について、この章で学んだ「解説の基本フォーマット」を使って解説文を作成してください。

解答手順

1. 1章の【Work 1】で選んだ実績動画を3つ手元に用意します。
2. それぞれの動画について、「企画意図・目的」「ターゲット」「構成・シナリオの工夫点」「編集の工夫点」などを、まずは箇条書きで具体的に書き出します。
3. 箇条書きにした要素を元に、テンプレートに沿って分かりやすい文章にまとめ、解説文として完成させます。
4. 完成した3つの解説文を提出します。

解答例

【修正後】解答例

【実績1:「資料作成のコツ・ポイント紹介」リール の解説文】

  • 企画意図・目的: 資料作成に悩む若手社会人の課題を解決し、「後で見返したい」と思ってもらえるような、価値の高い情報を提供することを目的としました。
    最終的にアカウントへの信頼を高め、フォローに繋げることを目指しています。
  • ターゲット: 入社2〜3年目で、もっと効率的に、かつ分かりやすい資料を作りたいと考えている20代のビジネスパーソン。
  • 構成・シナリオの工夫点: 冒頭3秒で、PCの前で頭を抱える「あるある」な悩みを見せ、「その資料、見づらいかも」というドキッとするテロップで注意を惹きつけました。
    単なるテクニックの羅列ではなく、「Before→After」を明確に見せることで、視聴者が「自分もこうなりたい」と感じるストーリーを設計しています。
  • 編集の工夫点: 信頼性と分かりやすさを重視し、青を基調としたクリーンな色調に統一しました。
    BGMには軽快なLo-fi系の音源を選び、学習コンテンツでも飽きさせない工夫を。
    テロップが出現する際の「ピコン!」という効果音(SE)や、PCの操作音を効果的に入れることで、テンポ感と没入感を高めています。
  • 使用ツール: CapCut, Canva

【Work 2】模擬案件・提案文作成ワーク

問題

あなたは今、クラウドソーシングサイトで以下の案件を見つけました。  
この案件に応募するための提案文(メッセージ)を作成してください。  
これまでに作成した自己紹介文や【Work 1】で言語化した思考プロセスを盛り込みながら、熱意とスキルが伝わる文章を目指しましょう。

【模擬案件】

  • 依頼内容:新発売するハンドクリームのPR用リール動画(30秒)の制作をお願いします。
  • 希望:商品の「潤うのにベタつかない」という特徴を、20代女性に分かりやすく伝えてほしいです。
  • 予算:1本 5,000円

解答手順

  1. まず、この案件のクライアントが「何を解決したいのか」(課題)を考えます。(例:「新商品の特徴が、写真だけでは伝わりにくい」)
  2. 自分のスキルが、その課題をどう解決できるかを考えます。(例:「動画なら、ベタつかない様子をリアルに見せられる」)
  3. 自己紹介、実績(ポートフォリオURL)、具体的な動画企画の提案、という流れでメッセージを作成します。
  4. 完成した提案文を提出します。

解答例

件名:【リール動画制作】商品の魅力を最大限に引き出す、共感を生む動画を制作します!

〇〇様(クライアント名)

初めまして、動画クリエイターの〇〇(自分の名前)と申します。
貴社の新商品ハンドクリームのPR動画制作に大変魅力を感じ、応募させていただきました。

私はこれまで、20代女性向けのコスメやライフスタイル商品のリール動画を多数制作してまいりました。  
特に、視聴者の「あるある!」という共感を呼ぶストーリー構成と、商品の質感が伝わるようなシズル感のある編集を得意としております。

▼ポートフォリオはこちらからご覧いただけます。
[ここにポートフォリオのURLを記載]

今回ご依頼の「潤うのにベタつかない」という素晴らしい特徴を伝えるため、以下のような企画をご提案いたします。

・【冒頭】スマホを触る女性の手のアップと「ハンドクリーム塗った後って、すぐスマホ触れないよね…」という共感テロップで、ターゲットの注意を瞬時に惹きつけます。
・【中盤】実際にクリームを塗った直後に、その手でスマホをスムーズに操作する映像を見せ、「え、ベタつかないの!?」という驚きを演出します。
・【終盤】商品パッケージと価格、購入できる場所などの情報を分かりやすく提示します。

このように、利用前後のギャップを具体的に見せることで、商品のベネフィットを直感的に伝えることが可能です。

ぜひ一度、貴社の商品について詳しくお聞かせいただけますと幸いです。  
ご連絡、心よりお待ちしております。

〇〇(自分の名前)  
2B-4-2

これで「2章 実績の価値を10倍に高める解説ライティング」の解説を終わります。

次の章に進みましょう。
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