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目次
2章 【実践編】視聴者の指を止める!企画&構成術
この章の目安学習時間:70分
この章で到達できるゴール
- ショート動画の企画のタネを見つける方法を理解する
- 視聴者の指を止める「冒頭3秒」の作り方を習得する
- 視聴者を飽きさせない動画構成と適切な動画時間を理解する
- 動画からプロフィール誘導までの流れを設計する視点を持つ
【2-1】企画のタネは日常にある
目安学習時間:10分
日々の生活で起きるひとつひとつの出来事は、発信者自身にとっては当たり前に見えても、視聴者にとっては価値ある学びや共感の源になります。
ここでは、自分のリアルな経験をそのまま価値ある企画に変える技術を、見ていきましょう!
ここでは、自分のリアルな経験をそのまま価値ある企画に変える技術を、見ていきましょう!
Maria流:発信する内容の思いつき方
動画の企画は、特別な場所から生まれるわけではありません。
日常の観察と過去の成功パターンの分析から多く生み出すことができます。
伸びている動画に共通する傾向を理解し、それを自分の発信内容に落とし込むことが、企画力の基本です!
日常の観察と過去の成功パターンの分析から多く生み出すことができます。
伸びている動画に共通する傾向を理解し、それを自分の発信内容に落とし込むことが、企画力の基本です!
ネタの見つけ方
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日常生活に目を向ける
- 家事や育児、買い物など、普段の生活で起こる小さな出来事を動画化し、視聴者の共感ポイントを探る。
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数字や具体例を活用
- 生活費の工夫や体験談など、数字や具体例を入れると興味を引きやすい。
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関心の高いテーマを追う
- 過去に反応が良かった投稿に関連するテーマを再度発信し、視聴者の関心層を深掘りする。
多くのインフルエンサーは、最初から自分のスタイルが確立していたわけではありません。
他の動画を参考にしながらも「何が伸びたか」を常に観察し、自分の投稿にフィードバックする姿勢を大切にしてください!
他の動画を参考にしながらも「何が伸びたか」を常に観察し、自分の投稿にフィードバックする姿勢を大切にしてください!
自分の「リアル」から企画を生み出す
自分の経験を企画にする際には、成功体験だけでなく、失敗体験や困難に直面した瞬間にも価値があると理解することが重要です。
成功の裏側にある努力や葛藤を語ることで、視聴者は自分と同じ目線で学び取ることができます。
成功も失敗も「感情・理由・学び」に整理すると、どの体験も企画として価値が生まれます。
特に失敗体験は、そのまま愚痴として伝えるのではなく、そこから得た「気づき」「対策」「学び」として伝えることで、視聴者に寄り添う企画にすることができます!
成功の裏側にある努力や葛藤を語ることで、視聴者は自分と同じ目線で学び取ることができます。
成功も失敗も「感情・理由・学び」に整理すると、どの体験も企画として価値が生まれます。
特に失敗体験は、そのまま愚痴として伝えるのではなく、そこから得た「気づき」「対策」「学び」として伝えることで、視聴者に寄り添う企画にすることができます!
タネとして見つけたリアルな経験を、視聴者が思わずクリックしたくなる企画にする具体的な切り口を確認してみましょう。
これは感覚に頼らず、論理的に企画を生み出すための技術です。
これは感覚に頼らず、論理的に企画を生み出すための技術です。
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体験の種類
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企画に変換する切り口(技術)
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失敗体験
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どんなつまずきがあったか+次はどうするかをセットで公開する。
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ギャップ体験
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常識との違いや、想像との違いを示す構成にし、驚きを提供する。
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支出・数字の話
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具体例や比較で視聴者の興味を強く惹きつける。
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企画のタネは自分の日常経験の中にあり、成功も失敗も価値ある材料になります。
経験を数字、比較、ギャップ、学びなどといった切り口で論理的に再構成し、視聴者の興味に寄り添う技術を身につけましょう!
経験を数字、比較、ギャップ、学びなどといった切り口で論理的に再構成し、視聴者の興味に寄り添う技術を身につけましょう!
【2-2】勝負は冒頭3秒!フックの技術
目安学習時間:20分
なぜ冒頭3秒が最重要なのか
どれほど丁寧に動画を作っても、最初の数秒で離脱されてしまう経験をした方は多いはずです。
実は、その原因は視聴者の判断速度にあります。
SNS上では、視聴者は「見るべき動画かどうか」を直感的に判断するため、投稿者が想像する以上のスピードでスワイプされていきます。
視聴者が離脱を決める平均時間は 1〜2秒以内 と非常に短く、ほとんどが冒頭の印象だけで「続きは見ない」と判断されてしまいます。
実は、その原因は視聴者の判断速度にあります。
SNS上では、視聴者は「見るべき動画かどうか」を直感的に判断するため、投稿者が想像する以上のスピードでスワイプされていきます。
視聴者が離脱を決める平均時間は 1〜2秒以内 と非常に短く、ほとんどが冒頭の印象だけで「続きは見ない」と判断されてしまいます。
この瞬間を乗り越えるためには、内容の工夫ではなく「冒頭の設計」が重要です。
具体的に、冒頭では “何の動画なのか” を即座に理解してもらう必要があります。
ここが曖昧なままだと、視聴者は迷いを感じ、その迷いが離脱につながってしまいます。
迷いを生まない冒頭部分を作るポイントは、次の3つです!
具体的に、冒頭では “何の動画なのか” を即座に理解してもらう必要があります。
ここが曖昧なままだと、視聴者は迷いを感じ、その迷いが離脱につながってしまいます。
迷いを生まない冒頭部分を作るポイントは、次の3つです!
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要素
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役割
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視聴者の反応
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テーマの明示
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動画の目的を理解させる
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安心して視聴を継続
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問題提起
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興味を引くきっかけを作る
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「気になる」という感情を喚起
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数字の提示
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直観的な理解を促す
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内容の信頼性が高まる
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この3つは複雑に見えますが、いずれも視聴者に「この動画は自分に関係がある」と判断してもらうためのものです。
どれか一つを取り入れるだけでも、離脱率は大きく改善されます。
視聴者がこの入口でつまずかないようにすることが、冒頭の最も大切な役目です!
どれか一つを取り入れるだけでも、離脱率は大きく改善されます。
視聴者がこの入口でつまずかないようにすることが、冒頭の最も大切な役目です!
視聴者が「気になる」フレーズ集
日常の何気ない瞬間でも、少し言い回しを変えるだけで視聴者の注意が止まることがあります。
とくに言葉数が限られているショート動画では、たった一言でも大きな力になります!
視聴者が無意識に反応してしまうフレーズには、次のような共通点があります。
とくに言葉数が限られているショート動画では、たった一言でも大きな力になります!
視聴者が無意識に反応してしまうフレーズには、次のような共通点があります。
- 「続きを知りたい」と思わせる
- 「自分にも関係がある」と連想できる
- 「結果が気になる」と感じる
視聴者の興味を引くには、理由のある言葉選びが大事です。
そして、これらのフレーズは単独で強いわけではありません。
ここまでで学んだ「視聴者ファースト」や「ありのままのリアル」と結びつくことで、視聴者を引き留める最強の武器となります!
そして、これらのフレーズは単独で強いわけではありません。
ここまでで学んだ「視聴者ファースト」や「ありのままのリアル」と結びつくことで、視聴者を引き留める最強の武器となります!
冒頭だけが良くてもダメ!最適な動画の長さとは
視聴者の興味をつかむ冒頭が整っていても、動画が長すぎると最後まで見てもらえないことがあります。
最適な動画の長さは、コンテンツの内容やアカウントの特性によって柔軟に変化させることが大切です。
一般的なショート動画で意識したいポイントは次の2つです。
最適な動画の長さは、コンテンツの内容やアカウントの特性によって柔軟に変化させることが大切です。
一般的なショート動画で意識したいポイントは次の2つです。
- 長すぎると途中でスワイプされるリスクが高まる
- 伝えたい内容を無理なく届ける“余白”の時間を用意する
「60~90秒」はあくまで一例なので、皆さんも自分のアカウントの特性や投稿する内容に合う動画時間を探ってみてください!
考えてみよう!:フックを考えてみよう
問題
あなたが「最近買ってよかったもの」を紹介する動画を作るとします。
視聴者の指を止めるための「冒頭3秒のフック(セリフやテキスト)」を3つ考えてみましょう。
視聴者の指を止めるための「冒頭3秒のフック(セリフやテキスト)」を3つ考えてみましょう。
解答例
- (例:買ったものが「高性能ドライヤー」の場合)
- 例1:「絶対見て!髪が速攻で乾くドライヤー見つけた」
- 例2:「美容師が教えたくないドライヤーを検証してみた」
- 例3:「これ使ってから髪質変わった…」
【2-3】フォローにつなげるトータル設計
目安学習時間:10分
動画からフォローへの導線
視聴者が「この人の発信をもっと知りたい」と感じたときに、自然とフォローにつながる設計が整っていると、動画の効果は大きく広がります。
例えば次のような工夫があります。
例えば次のような工夫があります。
- 動画内でできる誘導
- 最後の3〜5秒で短く具体的に呼びかける
例:「続きはプロフィールでチェック!」 - CTAは一つに絞る(保存・フォロー・リンクなど)
- 動画内に矢印や文字装飾で視覚的に誘導
- 最後の3〜5秒で短く具体的に呼びかける
- プロフィール誘導をサポートする工夫
- 動画で「プロフィールを見てね」と直接案内
- ハイライトやリンク先を明示して視覚的誘導
- 動画の冒頭・中盤でも軽く予告して、最後のCTAと連動させる
- 配置・デザインの工夫
- CTAは画面下部または右下に置く(親指でタップしやすい位置)
- 色や矢印で自然に目線を誘導
- テキストは短く、簡潔に
さらに重要なのが、アカウント全体の統一感です。
アイコン・名前・プロフィール・投稿ジャンルが整っていると、プロフィールを開いた瞬間に「どういう人なのか」が明確に伝わり、フォローの判断がスムーズになります。
アイコン・名前・プロフィール・投稿ジャンルが整っていると、プロフィールを開いた瞬間に「どういう人なのか」が明確に伝わり、フォローの判断がスムーズになります。
動画を見た人が迷わず次の一歩を踏み出せるように導くことが、フォローへの確かな架け橋になります。
興味を引くプロフィールと名前
何を発信している人なのかが一瞬で伝わるプロフィールは、視聴者の心に安心感を届けます。
温度のある言葉で構成されていると「もっと知りたい」という前向きな気持ちが自然に生まれ、フォローにつながりやすくなります!
プロフィールには次の三つを揃えておきましょう。
温度のある言葉で構成されていると「もっと知りたい」という前向きな気持ちが自然に生まれ、フォローにつながりやすくなります!
プロフィールには次の三つを揃えておきましょう。
- 何を発信している人なのか
- どんな価値を届けているのか
- 初見の人にも負担のない読みやすさ
これらが揃うと、視聴者は迷わずフォローの判断ができるようになります!
また、アカウント名も大切な導線です。
発信内容が名前に含まれていると「このテーマの情報を知りたいときはこの人を見れば良い」と認識されやすくなります。
短く、一目で伝わる表現が理想的です。
名前とプロフィールが互いを補完する形になると、アカウント全体がやさしい一枚の名刺のように機能します。
さらに、視覚的に整理されたプロフィールは、フォロー率の向上だけでなく、信頼の土台としても働きます。
発信内容が名前に含まれていると「このテーマの情報を知りたいときはこの人を見れば良い」と認識されやすくなります。
短く、一目で伝わる表現が理想的です。
名前とプロフィールが互いを補完する形になると、アカウント全体がやさしい一枚の名刺のように機能します。
さらに、視覚的に整理されたプロフィールは、フォロー率の向上だけでなく、信頼の土台としても働きます。
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要素
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役割
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ポイント
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|---|---|---|
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アカウント名
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発信内容を即伝える
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テーマが一言で分かる言い回し
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自己紹介3行
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人柄と専門性
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読みやすい短文構成
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ハイライト
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深掘り導線
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世界観の統一
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視聴者が安心してフォローできる環境をつくるためには、名前とプロフィールを“相手の立場で分かりやすく整えること”が最も大切です!
【2-4】2章 -章末課題- Mariaさんの動画を分析しよう
目安学習時間:30分
問題
Mariaさんの実際のショート動画を1本選び、以下の4つのポイントについて分析し、書き出してください。
- 冒頭3秒のフック
- 視聴者の指を止めるために、冒頭3秒でどのような「言葉(セリフ・テロップ)」や「映像」が使われていますか?
- 動画の構成
- 動画全体の流れ(起承転結など)はどうなっていますか?
- 視聴者を飽きさせないために、どのような工夫(テンポ、カット割り、情報提示の順序など)がされていますか?
- 動画の長さ
- 動画の総再生時間は何秒ですか?
- 2-3で学んだ「最適な動画の長さ」と比較してどうですか?
- マインドセットの反映
- 1章で学んだ「視聴者ファースト」や「ありのままのリアル」といったマインドセットは、この動画にどのように反映されていると思いますか?
解答例
動画タイトル:アメリカ生活 薄切り肉が売ってないので自分で切ってみた結果…
- フックの例:
・「何についての動画か」の明示と○○してみた結果…と続きが気になるフレーズが使われている。 - 構成の例:
・実際に買ったスライサーを最初に見せて、そのあとに買った理由や使い方などの詳しい説明をする『結論ファースト』の構成になっている。 - 長さの例:
・1:03で60秒から90秒の間に収まっていて、十分な情報量の確保とテンポ感を両立されている。 - マインドの例:
・日本に住んでいる人にとっては、最初にアメリカとの違いを説明することで内容のわかりやすい動画となっている。
・海外に住んでいる人にとっては、スライサーが安く買える方法まで説明してくれている。
これで「2章 【実践編】視聴者の指を止める!企画&構成術」の解説を終わります。
次の章に進みましょう。
次の章に進みましょう。









