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目次
1章 【マインドセット編】「視聴者ファースト」 「ありのままのリアル」で信頼を築く
この章の目安学習時間:60分
この章で到達できるゴール
- フォロワーをたくさん獲得できているインフルエンサーのアカウント運用における基本的なマインドセットを理解する
- 「自分が見せたいもの」ではなく「視聴者が見たいもの」を優先する客観的な視点を持つ
- アカウント全体の投稿バランスを考える重要性を理解する
【1-1】なぜSNS運用でマインドセットが重要か
目安学習時間:10分
多くの人が陥る「自分目線」の罠
SNSが伸びない人の多くは、無意識に次のような“自分目線”で投稿を作ってしまっています。
例えば
例えば
- 「自分が伝えたいこと」を中心に作る
- これは悪いことではないですが、これだけだとユーザーが求めている内容とズレてしまいがちです。
- 「自分ならこの投稿に興味を持つはず」と思い込む
- 実際に、あなたとフォロワーの興味・悩みが一致するとは限りません。
- 「投稿は見てもらえるもの」と錯覚してしまう
- ユーザーはあなたの投稿を探しているのではなく、流れてくる膨大な情報の中で 一瞬で理解できるもの、自分にメリットがあるもの、感情が動くもの を探しています。
この事実を理解していないと、どれだけ内容を工夫しても見てもらえない投稿になってしまいます。
マインドセットが投稿の質を変える
世の中では「伸びるテクニック」として、たくさんのことが紹介されています。
例えば
例えば
- 文字入れは太字
- カメラアングルはこう
- 投稿時間帯はこの時間
- ハッシュタグの付け方
確かに有効なものは多いのですが、これらの要素のみで「伸びる」わけではありません。
テクニックのみに頼っていると、次のようなことが起きてしまうかもしれません。
テクニックのみに頼っていると、次のようなことが起きてしまうかもしれません。
- 視聴者の求めるものが見えていないので企画が弱い
- 「なぜ伸びた/なぜ伸びない」が分析できない
- 一時的には伸びても、継続して成果が出ない
- 「結局何を発信したいの?」と迷子になる
つまり、テクニックは“味付け”であって、料理そのものではないということです。
SNSで伸びる人と伸びない人の一番の違いは、テクニックより“マインドセット” にあります。
ここでは、アカウント運用で最も重要な「視聴者ファースト」を学びましょう!
「視聴者ファースト」とは、
“自分が見せたい”ではなく “相手が見たい”を基準にすることです。
これだけで、動画の作り方が根本から変わります。
SNSで伸びる人と伸びない人の一番の違いは、テクニックより“マインドセット” にあります。
ここでは、アカウント運用で最も重要な「視聴者ファースト」を学びましょう!
「視聴者ファースト」とは、
“自分が見せたい”ではなく “相手が見たい”を基準にすることです。
これだけで、動画の作り方が根本から変わります。
マインドセットが変わると起きる変化
- 企画の方向性が変わる
- Before:自分の記録、日記、出来事まとめ
- After:視聴者の悩み・興味・共感が中心になる
→ 見られやすい企画に自然とシフトする
- 動画の構成が洗練される
- 冒頭の3秒を意識する
- 結論 → 理由の流れでわかりやすくする
- 最後まで飽きさせない起承転結を作る
→ 「最後まで見てもらえる動画」へ進化
- 視聴者の声を反映できる
- コメントが企画のヒントになる
- “求められている投稿”がわかる
→ 自然と反応率が上がる
【1-2】Maria流「視聴者ファースト」の具体例
目安学習時間:20分
「私が見せたいもの」より「視聴者が見たいもの」
先ほどの章でも述べた通り、SNS運用で大切なのは自己満足の発信ではなく、視聴者が本当に「見たい」と感じるコンテンツを提供することです。
自分の表現や趣味を中心に投稿したい!と思ってしまいがちですが、それだけではフォロワーの共感やエンゲージメント(いいねやコメントなどの反応数)は伸び悩んでしまいます。
企画を考える際には、常に「視聴者ファースト」の視点を持つことが重要です。
自分の表現や趣味を中心に投稿したい!と思ってしまいがちですが、それだけではフォロワーの共感やエンゲージメント(いいねやコメントなどの反応数)は伸び悩んでしまいます。
企画を考える際には、常に「視聴者ファースト」の視点を持つことが重要です。
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ポイント
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具体的な意識・工夫
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|---|---|
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ターゲットを明確にする
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誰に向けて発信するかを具体的に設定する
(例:アメリカで子育てをしているお母さん) |
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初動で興味を引く
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最初の3秒で動画の内容が分かるサムネイルや冒頭フレーズを用意する
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飽きさせない構成
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起承転結を意識し、結果→理由の順で説明するなどストーリー性を持たせる
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コメント・DMを活用
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視聴者の反応を拾い、共感ポイントや改善点を把握する
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このように「誰に」「何を伝えるか」を具体化することで、視聴者のニーズを自然に満たすことができます。
また、企画を考える際には視聴者の反応を常に観察することも欠かせません。
どのような投稿が伸び、どのような投稿が伸びないのかがわかると同時に、コメントやDMで得られる「嬉しかったこと」「知りたかったこと」などの情報も、次の動画企画に直結します。
また、企画を考える際には視聴者の反応を常に観察することも欠かせません。
どのような投稿が伸び、どのような投稿が伸びないのかがわかると同時に、コメントやDMで得られる「嬉しかったこと」「知りたかったこと」などの情報も、次の動画企画に直結します。
視聴者とのコミュニケーション
SNSでの発信は、コンテンツ制作だけでは不十分です。
フォロワーとの双方向のコミュニケーションを意識することが、信頼関係を築き、アカウントの成長につながります。
DMの返信やコメントを見ることは礼儀だけではなく、視聴者の声から次の企画のヒントを得る重要な手段でもあります。
忙しい場合は「いいね」を押すだけでも十分なフィードバックとなり、視聴者との信頼関係を築くきっかけになるので、ぜひ実践してみてください!
フォロワーとの双方向のコミュニケーションを意識することが、信頼関係を築き、アカウントの成長につながります。
DMの返信やコメントを見ることは礼儀だけではなく、視聴者の声から次の企画のヒントを得る重要な手段でもあります。
忙しい場合は「いいね」を押すだけでも十分なフィードバックとなり、視聴者との信頼関係を築くきっかけになるので、ぜひ実践してみてください!
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手段
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目的
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実践例
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|---|---|---|
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コメント
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視聴者との距離を縮め、共感を確認する
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「みんなはどう思う?」と動画内で問いかけ、自然にコメントを誘導
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DM
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個別の感想や悩みを拾い、関係性を深める
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可能な範囲で返信。
動画がバズった時はいいねだけでも反応を示す |
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コンテンツ内呼びかけ
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エンゲージメント促進
次回企画のアイデア収集 |
視聴者の意見や感想を求める質問を動画に組み込む
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コメントやDMに目を通す理由は、視聴者の本音を知ることができるからです。
多くの場合、視聴者は動画のどこに共感したか、何が知りたかったかをコメントで示してくれます。
これを見逃さず活用することで、次の企画の方向性や改善ポイントが明確になります。
多くの場合、視聴者は動画のどこに共感したか、何が知りたかったかをコメントで示してくれます。
これを見逃さず活用することで、次の企画の方向性や改善ポイントが明確になります。
実践のコツとしては、まず短時間で対応できる範囲から始めることです。
忙しい日でも、一言だけの返信や「いいね」を押すことで、視聴者は「自分の声が届いている」と感じます。
また、コメント欄の意見や質問を分析し、次の企画に組み込むことで、コンテンツの精度が自然に高まります。
忙しい日でも、一言だけの返信や「いいね」を押すことで、視聴者は「自分の声が届いている」と感じます。
また、コメント欄の意見や質問を分析し、次の企画に組み込むことで、コンテンツの精度が自然に高まります。
「コメントやDMから得られる情報を活用し、次の企画に反映させる」
このサイクルを回すことが重要です!
このサイクルを回すことが重要です!
考えてみよう!:視聴者目線で考えてみる
問題
あなたが今運用している(または、これから運用したい)アカウントのターゲット層(視聴者)は、どんな人ですか?
その人が、今どんなことに悩み、どんな情報を見たら喜ぶと思いますか?
その人が、今どんなことに悩み、どんな情報を見たら喜ぶと思いますか?
解答例
- 例:ターゲットは「料理初心者の20代一人暮らし女性」
- 悩み:「仕事で疲れていても作れる簡単なレシピが知りたい」「節約もしたい」
- 喜ぶ情報:「レンジだけで作れる5分丼」「1週間3000円の節約献立」
【1-3】「ありのままのリアル」が共感を呼ぶ
目安学習時間:20分
キラキラした世界だけの発信は疲れる
SNSでよく見かけるキラキラした生活や完璧な日常の投稿は、一見多くのフォロワーを獲得できそうですが、中長期的に見ると、アカウント運用に大きな負担とリスクをもたらすこともあります。
多くの人が、SNSを伸ばそうと理想的な面だけを見せようとしてしまいがちですが、これには次のようないくつかの限界にあたってしまいます。
多くの人が、SNSを伸ばそうと理想的な面だけを見せようとしてしまいがちですが、これには次のようないくつかの限界にあたってしまいます。
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限界
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理由
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問題点
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|---|---|---|
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共感性の欠如
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見ている側が「自分とは違う世界だ」と感じ、親近感が生まれにくくなる。
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フォロワーとの距離が縮まらず、コメントやエンゲージメントの伸び悩みの原因となる。
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ネタ切れのリスク
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完璧な生活を演出するには常に計画と手間がかかり、日常の些細な出来事を発信しづらい状況になる。
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投稿頻度を保てなくなり、アカウントの成長が停滞する。
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嫉妬やアンチの招きやすさ
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理想的すぎる投稿は、人によっては「自慢」に見えてしまい、ネガティブな反応を招くことがある。
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運用者自身の精神的負担が増大し、アカウントの継続が困難になる可能性がある。
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多くの発信者が、最初は理想的な生活や見栄えの良い投稿に偏ってしまい、なかなかアカウントが伸びない経験をします。
これは、まさにこうした「キラキラ発信の限界」に直面していたからなのです。
これは、まさにこうした「キラキラ発信の限界」に直面していたからなのです。
リアルなライフスタイルを共有する勇気
前のテーマで見たように、キラキラした発信には限界があります。
この限界を乗り越え、フォロワーとの信頼関係を築くために必要なのが、嬉しいことだけでなく、悲しかったことや失敗談も含めた「ありのままのリアル」を発信する勇気です。
「リアル発信」には、共感を深め、継続力を高める明確なメリットがあります。
この限界を乗り越え、フォロワーとの信頼関係を築くために必要なのが、嬉しいことだけでなく、悲しかったことや失敗談も含めた「ありのままのリアル」を発信する勇気です。
「リアル発信」には、共感を深め、継続力を高める明確なメリットがあります。
では、なぜ「ありのまま」の姿が親しみやすさにつながるのでしょうか。
ポイントは主に、次の3つです。
ポイントは主に、次の3つです。
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ポイント
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説明
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得られる効果
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|---|---|---|
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等身大の共感
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フォロワーは「自分も同じような経験をしている」と感じやすく、コンテンツを自分事として捉えやすくなる。
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エンゲージメント(いいね、コメント)が向上する。
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人間的な信頼感
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完璧な人ではなく、悩みや失敗もある人間味のある発信は、親近感を高め、発信者への信頼を生む。
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多少の投稿ミスがあっても離脱されにくくなる。
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発信の継続性
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日常の些細なことでもネタになるので、無理なく投稿頻度を保つことができる。
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アルゴリズムによる露出増加が期待でき、ネタ探しの苦労が減る。
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このように、リアルな発信は単に共感を得るだけでなく、親しみやすさや継続力というSNS運用の土台を強くすることができます!
Mariaさんの試行錯誤と失敗談
SNSを始めたばかりの頃は、思うように反応が得られず悩む発信者は多いでしょう。
最初のうちは、自分が「見せたいもの」や「理想の生活」を動画にしていても、視聴者との距離を感じてしまいます。
アカウント運用で直面する課題は大きく分けて二つあります。
最初のうちは、自分が「見せたいもの」や「理想の生活」を動画にしていても、視聴者との距離を感じてしまいます。
アカウント運用で直面する課題は大きく分けて二つあります。
- 共感を生むコンテンツの作り方がわからない
趣味としての発信だけでは、たとえテーマが興味深いものでも、フォロワーの心に響かず、投稿の手応えを得られません。 - 投稿の継続性やネタ探しが難しい
完璧な日常や理想的なライフスタイルだけを意識すると、ネタが限られてしまい、投稿の頻度が落ちてしまいます。
その状況を打破するためには、具体的な行動目標を立て、発信の軸を決めることが不可欠です。
例え小さな出来事でも動画にすることで、共感を生む可能性は大いにあります。
「投稿ネタを途切れさせない」これが重要です!
例え小さな出来事でも動画にすることで、共感を生む可能性は大いにあります。
「投稿ネタを途切れさせない」これが重要です!
SNS運用において失敗や悩みは学びの種です。
最初は伸びなくても視聴者の目線に立ち、発信内容や投稿方法を少しずつ改善していくことで、共感を呼ぶコンテンツが作れるようになります。
試行錯誤して頑張っていきましょう!
最初は伸びなくても視聴者の目線に立ち、発信内容や投稿方法を少しずつ改善していくことで、共感を呼ぶコンテンツが作れるようになります。
試行錯誤して頑張っていきましょう!
【1-4】1章 -章末課題- マインドセットのケーススタディ
目安学習時間:10分
問題
あなたは美容系のアカウントを運用しています。
新商品の高級美容液を紹介するショート動画の企画を2つ考えました。
1章で学んだ「視聴者ファースト」「ありのままのリアル」の観点から、どちらの企画が良いか、またその理由はなぜかを考えてみましょう。
新商品の高級美容液を紹介するショート動画の企画を2つ考えました。
1章で学んだ「視聴者ファースト」「ありのままのリアル」の観点から、どちらの企画が良いか、またその理由はなぜかを考えてみましょう。
- 企画A:「【高級美容液】ついにゲット! これで私も美肌に! パッケージも最高におしゃれ!」
- 内容:美容液のパッケージを見せながら、使うのが楽しみであるとテンション高く紹介する。
- 企画B:「【高級美容液】本当に効果ある? 1週間ガチで使ってみた結果…」
- 内容:使用前の肌の状態を見せ、1週間の使用感(良かった点、イマイチだった点)を正直にレビューする。
解答
- より良い企画:企画B
- 理由:
- (視聴者ファースト):視聴者が本当に知りたいのは「パッケージがおしゃれ」ということよりも、「実際に効果があるのか」「自分に合うのか」というリアルな情報であるため。
- (ありのままのリアル):企画Aが「キラキラした世界(買った自慢)」に見えがちなのに対し、企画Bは良い点も悪い点も正直にレビューする姿勢が「リアル」であり、視聴者の信頼を得やすいため。
- 理由:
これで「1章 【マインドセット編】「視聴者ファースト」 「ありのままのリアル」で信頼を築く」の解説を終わります。
次の章に進みましょう。
次の章に進みましょう。




