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目次
5章 TikTok運用戦略(トレンドと拡散)
この章の目安学習時間:約90分
この章のゴール
この章を終えると、以下の状態になります。
- InstagramとTikTokの違いを理解することができる。
- トレンド音源やエフェクトを活用し、拡散されやすい動画を作れるようになる。
学習の進め方
この章は以下の手順で進めます。
- インプット(動画学習):TikTokのアルゴリズムとトレンド活用法を学ぶ。
- チェック(理解度確認):拡散のポイントを振り返る。
- アウトプット(実践ワーク):トレンド要素を取り入れた動画を作成・投稿する。
- コーチング(提出・改善):数値をもとにフィードバックを受ける。
1. 講義インプット
ここに注目して視聴しよう
- なぜ「流行っている曲」を使うと再生数が伸びやすくなるのか?
- 視聴者が思わずコメントしたくなる「仕掛け」とは?
- インスタグラムとは違う、TikTok特有の「テンポ感」の正体は?

5章_講義スライド.pdf (162 KB)
収益最大化のためのプラットフォーム使い分け
TikTokは「拡散力」に特化し、トレンド音源とエンタメ動画で新規フォロワーと認知度を爆発的に稼ぐ「集客役」を担います。一方、Instagramは「ファン化と信頼構築」に特化し、ストック型情報(保存される動画)や世界観でフォロワーを育てます。収益化の観点ではTikTokでリーチしたユーザーをInstagramのプロフィールへ誘導し、保存と企業案件・自社商品への購買行動へ繋げる二刀流戦略が王道です。
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要素
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TikTokの特性
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Instagram Reelsの特性
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役割
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拡散装置(フロー型メディア)
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ファン化装置(ストック型メディア)
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最適な目的
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新規ユーザーへのリーチ、認知度の爆発的な向上、トレンドの波に乗る。
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濃いファン(フォロワー)の獲得、ブランドの世界観構築、購買行動への誘導。
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最重要KPI
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視聴完了率と初速のエンゲージメント
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保存数とプロフィールへの遷移率
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拡散の起点
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トレンド音源とハッシュタグ
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ハッシュタグと発見タブ(SEO的要素)
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音源の扱い
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流行音源の使用がアルゴリズムの優遇を受けやすく、拡散に直結する。
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音源は重要だが、動画の「情報価値」の方が優位性が高い。
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動画のテンポ
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最速テンポ。3秒に1回、画面が動くなどの高い編集密度が求められる。
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TikTokよりは緩やかだが、視覚的な美しさと構成の分かりやすさが求められる。
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コンテンツの型
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エンタメ性、衝動性、感情的な共感を重視したフロー型(見たら終わり)の動画。
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実用性、再現性を重視したストック型(後で見返す)の動画。
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動画の具体例
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コント・寸劇、リアクション動画、速度重視のハウツー。
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手順・レシピ、まとめ・比較、チェックリストなど、情報が整理されたもの。
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収益化導線
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ライブ配信での投げ銭、圧倒的なリーチによる大量案件獲得。
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アフィリエイトや企業案件、プロフィールリンクを活用した自社EC、有料Noteへの誘導。
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他のユーザーと繋がる「コラボ」機能
コラボ機能とは
コラボ機能とは、1つのフィード投稿またはリールを、自分と他のユーザー(1名)の両方のアカウントで同時に投稿できる機能です。投稿には2人のアカウント名が並んで表示されます。
最大のメリットは、双方のアカウントのフォロワーに投稿が表示されるため、単純計算でリーチが約2倍になることです。自分をまだ知らない層に投稿を届ける、非常に強力な認知拡大施策です。
コラボ機能の効果的な使い方
コラボ機能とは、1つのフィード投稿またはリールを、自分と他のユーザー(1名)の両方のアカウントで同時に投稿できる機能です。投稿には2人のアカウント名が並んで表示されます。
最大のメリットは、双方のアカウントのフォロワーに投稿が表示されるため、単純計算でリーチが約2倍になることです。自分をまだ知らない層に投稿を届ける、非常に強力な認知拡大施策です。
プロ必須のコンプライアンス注意点
プロとして収益化を目指す際、CapCutのテンプレートやTikTokのトレンド音源の使用には、法的リスクが伴います。
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項目
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❌ 商用利用がNGなケース
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✅ リスク回避のための鉄則
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トレンド音源
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企業案件、アフィリエイト、自社商品販売など、収益が絡む動画。
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TikTokのビジネスアカウント専用ライブラリ、または商用利用可能なフリーBGMサイトから選曲する。
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テンプレート
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テンプレートが含むBGMや素材をそのまま使用すること。
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デザインの「型」のみを参考にし、BGM、SE、画像素材はすべて商用フリー素材に置き換える。
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結論: 5章でテンプレートを使うのは「拡散の仕組み」を体感するための学習ですが、実際にクライアントに納品する動画では、必ずすべての素材を商用ライセンスを持つものに差し替えてください。
2. 実践ワークブック(アウトプット)
Mission:トレンド活用動画を投稿する
TikTokの拡散力を体感するために、流行を取り入れた動画を作成します。
▼ ワーク1:トレンドをリサーチする
TikTokを開き、画面下の「楽曲」や「エフェクト」タブ、またはおすすめフィードを見て、今流行っている音源やテンプレートを探します。
▼ ワーク1:トレンドをリサーチする
TikTokを開き、画面下の「楽曲」や「エフェクト」タブ、またはおすすめフィードを見て、今流行っている音源やテンプレートを探します。
- 同じ曲でみんなが踊っている
- 特定のエフェクトを使った動画がたくさん流れてくる これらが「トレンド」です。
▼ ワーク2:動画を作成する
見つけたトレンド音源またはテンプレートを使用して動画を作成します。
見つけたトレンド音源またはテンプレートを使用して動画を作成します。
- 音源を使用する場合:その音源に合わせて、ご自身のジャンルの内容を表現してください。(替え歌、リズムに合わせて文字を出すなど)
- テンプレートを使用する場合:CapCutの「テンプレート」機能を使うと簡単です。
CapCutのテンプレートの使い方
1.CapCutを開き、ホームから「テンプレート」をクリックします
2.使用したいテンプレートを探し、カーソルを合わせて「テンプレートを使用」をクリックします
3.タイムラインにテンプレートが入った編集画面に自動で変わります。
テンプレ―トの写真や文字の部分を編集します。
テンプレ―トの写真や文字の部分を編集します。
▼ ワーク3:投稿する
ハッシュタグに #トレンド音源 や曲名などを入れ、投稿します。
ハッシュタグに #トレンド音源 や曲名などを入れ、投稿します。
3. 課題の提出(コーチング)
投稿した動画のURLと、24時間後の数値をSlackで報告してください。
提出前チェックリスト
- 流行りの音源(またはテンプレート)を使用しましたか?
- 動画のテンポは音源のリズムに合っていますか?
- コメントしたくなる「ツッコミどころ」や「問いかけ」はありますか?
理解度チェック解答例
- 解答1:TikTokでおすすめに乗るために重要な「音源」の選び方は、トレンド音源を使うことです。具体的には、以下の音源を選びます。急上昇マーク(矢印)がついた音源や、投稿作成画面の「急上昇」タブにある楽曲 。流行り始めの波に乗ることが重要で、24時間以内に投稿することで先行者利益を得られます。
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解答2:コメント欄を活性化させるために動画内でやるべき工夫は、以下の通りです。
- 問いかけ(参加ハードルを下げる):二択で聞く(例:きのこ派?たけのこ派?)や、空欄補完を促す。
- ツッコミどころ(あえて隙を作る):わざと余白や謎の物体を映り込ませたり、敢えて小さなミス(誤字など)で指摘コメントを誘発する。
- 導線設計:「続きや詳細はコメント欄で」と誘導し、コメントを開かせる。
- 解答3:テンプレート


