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2章 スマートフォンでの撮影・編集基礎(CapCut)
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2章:スマートフォンでの撮影・編集基礎(CapCut)

所要時間は約120分

この章のゴール

この章を終えると、以下の状態になります。

  • スマートフォンを使って、きれいな映像を撮影できる。
  • 編集アプリ「CapCut」の基本操作(カット、テロップ、書き出し)を習得する。
  • 企業案件にも対応できる品質の自己紹介動画が完成する。

つまり、動画クリエイターとしての「道具の使い方」をマスターします。

学習の進め方

この章は以下の手順で進めます。

  • インプット(動画学習):撮影の基本とCapCutの操作方法を学ぶ。
  • チェック(理解度確認):操作の重要ポイントを振り返る。
  • アウトプット(実践ワーク):実際に撮影し、CapCutで編集して動画を作る。
  • コーチング(提出・改善):作成した動画を提出し、フィードバックを受ける。

1. 講義インプット

ここに注目して視聴しよう
  • プロっぽく見せるために「守るべき撮影上の原則」は?
  • 動画のテンポを良くする「ジェットカット」とはどんな編集?
  • テロップが見切れないようにするために確認すべき「ライン」とは?

2章_講義スライド.pdf (7.65 MB)
理解度チェック問題
  • Q1. 撮影前に必ずスマホ本体に対してやるべきことは何ですか?
  • Q2. 「ジェットカット」では、主に何を削除しますか?
  • Q3. テロップなどを配置してはいけない危険領域のことを何と呼びますか? (名称と配置してはいけない具体的なエリア)
  • Q4. 読みやすいテロップにするために、文字色と背景色が同化しないように使うべき3つの要素は何ですか?
  • Q5. CapCutから動画を書き出す際、激しい動きがない通常の動画で推奨される「解像度」と「フレームレート」の組み合わせは何ですか?

プロっぽく見せる構図のコツ

  • 構図を意識する
    • 日の丸構図:被写体を画面のど真ん中に配置する、基本の構図。伝えたいものが明確な場合に有効。
    • 三分割法:画面を縦横に三分割し、その線が交わる点に被写体を配置する構図。バランスが良く、お洒落な印象になります。グリッド線を使うと簡単に実践できます。
  • アングル(角度)を変える:常に目線の高さから撮るのではなく、下から煽るように撮ったり(ローアングル)、上から見下ろすように撮ったり(ハイアングル)することで、動画に動きと面白みが生まれます。
  • モノ・商品紹介動画のポイント:
    • 寄りと引きを組み合わせる:商品全体が分かる「引き」の映像と、商品の質感やディテールが分かる「寄り」の映像の両方を撮影しておくと、編集で緩急をつけやすくなります。
    • 「なめるように」撮るテクニック:スマートフォンのカメラを商品に近づけ、ゆっくりと横にスライドさせながら撮影すると、商品の質感が伝わるプロっぽい映像になります。
グリッド線の設定方法
 (45425)

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自動キャプション機能の使い方

リール動画は音声なしで視聴されることも多いため、テロップは非常に重要です。ここではAIが文字起こしをしてくれる「自動キャプション」機能の活用法を学びます。
自動キャプションの操作方法
  • メニューの「テキスト」を選択します。
  • 次に「自動キャプション」をクリックします。
  • 動画で話されている言語を確認し、「生成」を開始します。
 (45430)

生成されたテキストを確認し、誤認識されている部分(漢字の間違いなど)があれば、
①該当のテキストクリップを選択もしくは②フッターの「キャプションを編集」をクリックし、正しいテキストに修正しましょう。

読ませるテキストデザインのコツ

自動生成されたテキストは、そのままだと読みにくいため、デザインを整える必要があります。

  • フォントとサイズ:基本的には可読性の高いゴシック体を選び、スマートフォンで見た時に小さすぎないサイズに調整します。
    • ただしテーマによっては他のフォントの方が適している事もあるため、競合アカウントをリサーチしてから決めるのが望ましいです。
  • スタイル:テキストに縁取りをつけたり、背景に色付きの座布団を敷いたりすることで、どんな映像の上でも文字がはっきりと読めるようになります。
  • 表示位置:InstagramのUI(いいねボタンやアカウント名など)と被らない、画面中央のセーフゾーンに配置するのが基本です。

2. 実践ワークブック(アウトプット)

Mission1:自己紹介動画を作成する

以下の手順で、15秒程度の自己紹介動画を作成してください。
実習:プロフィールの動画作成
  • ▼ 手順1:撮影する
    • スマートフォンで以下の内容を話している様子を撮影してください。
      • 名前(活動名)
      • 発信ジャンル
      • 今後の意気込み
    • ※ 顔出しなしの場合は、風景や作業風景などを撮影し、アフレコ(声)を入れてください。
  • ▼ 手順2:CapCutで編集する
    • 撮影した素材をCapCutに取り込み、以下の編集を行ってください。
      • ジェットカット:無音部分や「えー」などの不要な言葉を削除する。
      • フルテロップ:自動キャプション機能を使って、話している言葉をすべて文字起こしして、中央~下部やや上に配置する。
      • 書き出し:1080p / 30fps または 60fps で書き出す。
撮影のポイント
  • レンズを拭く
  • 太陽光または照明を使う
  • グリッド線を使って水平・垂直を意識する

Mission2:3つのパターンで動画素材を撮影しよう

身の回りにある「お気に入りのモノ(マグカップ、本、PCなど)」をテーマに、この章で学んだ「プロっぽく見せる構図のコツ」を意識して、以下の3つの動画素材(各5秒程度)をスマートフォンで撮影してください。
実習:商品紹介動画の撮影と編集
  • ▼ 手順 1:撮影環境と台本を準備する
    • 撮影対象のモノを1つ決め、自然光が当たる場所に配置します。
    • スマートフォンのレンズを拭き、グリッド線が表示されていることを確認します。この際に撮影の基本3原則を徹底しましょう。
    • 台本を作成する(台本を考えるのが難しい場合は以下の台本を使いましょう)
      • 「副業で月5万稼ぐWEBデザイナーのパソコン紹介。持ち運びやすいコンパクトなサイズとグレーを基調としたデザインがお気に入り。心地よい打鍵感で集中して作業を行うことが出来ます。」
  • ▼ 手順 2:「引き」の映像(全体像)を撮る
    • モノ全体が写る「引き」の映像を撮影します。(目安:5秒)
    • 三分割法を意識し、モノを画面の交点などに配置して、バランス良く撮影してください。
  • ▼ 手順 3:「寄り」の映像(質感)を撮る
    • モノの質感やディテールが分かる「寄り」の映像を撮影します。(目安:5秒)
    • カメラをモノに近づけ、商品の質感を強調してください。可能であれば「なめるように撮る」テクニックを使って素材を撮影してみましょう。
  • ▼ 手順 4:動きを出す「使用シーン」を撮る
    • モノを実際に使っている様子を撮影します。(例:コーヒーを注ぐなど)(目安:5秒)
    • ハイアングルやローアングルを意識し、目線の高さとは異なる角度から撮影してください。(ポイント:アングルを変えることで動画に動きを出す)
  • ▼ 手順 5:CapCutで編集する
    • Mission1と同様に編集作業を行う(SEに関しては先の章で詳しく学ぶのでつけなくても問題ないです)

3. 課題の提出(コーチング)

作成した動画(MP4ファイル)をSlackでコーチにメンションをつけて共有してください。
提出前チェックリスト
  • 動画の画質はクリアですか?(ぼやけていないか)
  • 声は聞き取りやすい大きさですか?
  • テロップは読める位置・大きさですか?
理解度チェック解答例
  • 解答1:撮影前に必ずスマホ本体に対してやるべきことは、レンズを拭くことです。指紋や脂汚れがついていると、全体が白っぽくぼやけたり、光が汚く滲んだりするのを防ぐためです。
  • 解答2:主に波形が表示されていない平らな部分である無音部分と、「えー」「あのー」などの意味のない言葉(フィラー)を削除します。
  • 解答3:テロップを配置してはいけない領域をUI被り「NGゾーン」と呼びます。具体的には、右端のいいねボタンや下部のキャプションエリアに被る右端15%と下部15%は基本的にNGです。
  • 解答4:コントラスト確保のために使用する、「縁取り」「影」「座布団(背景色)」の3つです。
  • 解答5:基本は、1080pの解像度と30fpsのフレームレートで十分です。
Mission2:解答例
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