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1章 成果の出るアカウント設計とアルゴリズムの基礎
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目次

1章 成果の出るアカウント設計とアルゴリズムの基礎

この章の目安学習時間:90分

この教材がおすすめな人

  • Canvaやcapcutの学習が完了して、基本的な制作スキル(カット、テロップ、サムネイル等)を既に習得し、次の段階に進みたい方。
  • 自分の動画制作技術を、収益性の高い「メディア系アカウント」の運用にどう繋げればいいか分からない方。
  • なんとなく投稿を行うことを卒業して、データと戦略に基づいた企業案件やアフィリエイトに強いアカウント設計を確立したい方。

なぜ今ショート動画に挑戦すべきなのか?

ショート動画は、TikTokやInstagram、YouTubeといった全プラットフォームが最優先で拡散するコンテンツです。これは、ユーザーが持つ限られた時間の奪い合いが激化する現代において、最も効率的に認知とリーチを獲得できる唯一の手段だからです。このアルゴリズムの「優遇」を活用し、トレンドの波に乗ることで、個人でも企業案件や収益化に直結する影響力を短期間で資産化できる、過去にないチャンスが今訪れています。

この章のゴール

この章を終えると、以下の状態になります。

  • 「誰に」「何を」届けるアカウントかが明確になる。
  • 成功しているライバルを分析し、「勝てる型」が見つかる。
  • フォローされるためのプロフィールが完成する。

つまり、「動画投稿をスタートするための土台」がすべて整います。 動画のクオリティが高くても、この土台(誰に何を届けるか)が不安定だと成果につながりにくいため、最初にしっかり固めます。

学習の進め方

この章は以下の手順で進めます。所要時間は約90分です。
  • インプット(動画学習)
  • チェック(理解度確認)
  • アウトプット(実践ワーク)
  • コーチング(提出・改善)
成功のための2つの秘訣
  • 完璧主義を捨てる: 最初から100点は取れません。60点でいいので、まずは形にしてコーチに見せましょう。修正しながら完成度を上げれば問題ありません。
  • 「TTP(徹底的にパクる)」を意識する:成功事例には「伸びる理由」が詰まっています。ゼロから自己流で考えるよりも、まずは成功している型を真似ることが最短ルートです。

1. 講義インプット

まずは全体像とルールを把握しましょう。

1章_講義スライド.pdf (216 KB)
動画の内容を思い出し、以下の質問に答えてください。学んだ知識を定着させることが目的です。
理解度チェック
  • Q1. ショート動画の運用において、TikTokとInstagramが担うべき主な役割をそれぞれ説明してください。
  • Q2. 成功するジャンルを見つけるために重要となる「アカウント設計の3つの円」とは何ですか。すべて挙げて説明してください。
  • Q3. アルゴリズムが最も重要な指標として評価し、その動画の運命を決定づけると言われている、視聴者が「動画を見続けるか、スワイプするか」を判断する冒頭の最も短い時間を説明してください。
  • Q4.(穴埋め問題)
    プロのクリエイターとして成果を出すために、運や偶然に頼らず、再生される理由・ファンができる理由を理解し、その型を徹底的に身につけることを( A )と呼びます。また、アルゴリズムが「良質なコンテンツ」と判断する際、視聴者が「後で見返したい」「人に教えたい」という強い行動を示す2つの指標は、保存と( B )です。
  • Q5. 動画がバズったにもかかわらず、フォロワーが増えない事態を防ぐために、プロフィールの自己紹介文で最低限提示すべきこと(フォロワーにとってのメリット)を1つ説明してください。
最後に掲載している解答例と自分の解答を見比べて確認してください。不足があれば講義動画や資料を見返し、修正しましょう。自分でよく考え、知識を定着させることが目標です。

メディア系のアカウントと個人アカウントの違いについて

InstagramやTikTokといったSNSアカウントには、大きく分けて「個人アカウント」と「メディア系アカウント」の2種類があります。
プロとして収益を安定させるためには、メディア系アカウントとして運用していくことが大前提となります 。

メディア系アカウントと個人アカウントの違い

要素 メディア系アカウント 個人アカウント
主な目的 事業化、収益化、影響力の資産化 趣味、交流、自己満足、承認欲求
コンテンツの軸 情報価値、再現性、問題解決 感情、日常、共感、運営者本人への憧れ
収益の主軸 企業案件、高単価アフィリエイト、自社デジタルコンテンツ販売 ライブ配信(投げ銭)、低単価アフィリエイト、グッズ販売
属人性 低い 高い
継続性/安定性 高い 低い
スケール しやすい(中の人やジャンルを増やし、事業として拡大できる) しにくい(運営者の時間と魅力に依存し、限界がある)

なぜ「メディア系アカウント」が必要なのか

プロとして稼ぎ続けるには、個人の魅力に依存する労働集約型から、仕組みで収益を生み出す資産型への移行が必須です。

  • 安定性: メディア系アカウントは、特定のノウハウや情報という「資産」を売るため、あなたが病気や長期休暇で投稿を休止しても、過去のコンテンツが継続的に視聴され、収益を生み続けます
  • 信頼性: 視聴者に「この人の情報は信頼できる」「このノウハウは再現性がある」と認知されることで、企業案件の獲得やアフィリエイトなどが格段に容易になります 。

収益化という観点では、自分の「好き」だけでなく、視聴者の「Need(需要)」と「Business(収益性)」を軸にした、メディア設計を心がけましょう。

WEB×生成AIコースの方へ

AIを活用することは、もはやプロのクリエイターとして必須のスキルです。
ショート動画の制作スキルに加え、AIを使って戦略立案、ネタ出し、投稿文作成を効率化することで、あなたの市場価値は飛躍的に高まります。

この教材でショート動画制作のポイントを知り、実践的な演習を積む際には、ぜひ「AI×SNS」で解説されている内容を確認し、作業の高速化と成果の最大化を目指してください。

2. 実践ワークブック(アウトプット)

ここからは手を動かす時間です。
以下の3つのMissionに取り組み、あなたのアカウントの方向性を決めてください。
自信ののNotionやメモ帳などに書き出して進めてください。

Mission 1:勝てる「ジャンル」を確定させる

「好き(Can)」「需要(Need)」「市場(Business)」が重なる領域を言語化します。
▼ ワーク1:以下の3要素を言語化してください
① あなたの強み・継続できること (Can)
(例:節約料理、毎日18時に帰れる、元美容師)

② ターゲットの悩み・需要 (Need)
(例:食費を月2万にしたい、肌荒れを治したい)

③ 決定ジャンル名
(例:一人暮らし男性向け・コンビニ飯アレンジ)
ヒント:何も思いつかない人のための「鉄板ジャンル集」

初心者が参入しやすく、かつ案件が発生しやすいジャンル例です。
暮らし・料理・グルメ
題材 メディアとして強い理由
節約レシピ 「1食100円」「余り物活用」など。不況に強く、視聴者の明確な悩みを解決するため、視聴維持率が高い。
時短・ズボラ飯 レンジだけ、包丁不要など。忙しい層に刺さり、調理家電や食品メーカーの案件に繋がりやすい。
コンビニ/チェーン店グルメ 新商品レビューや裏技アレンジ。誰もがアクセスできるため、話題化しやすく、飲食系案件に繋がりやすい。
お弁当・作り置き 毎日の悩み解決系。詰め方のコツや彩りなど。定期的な需要があり、関連グッズの案件も豊富。
100均・便利グッズ ダイソー・セリア等の商品紹介。収納術とセットだと尚良し。商品の紹介機会が非常に多く、アフィリエイト・案件両方に繋げやすい。
掃除・ライフハック 劇的ビフォーアフターが見せやすく、動画映えする。ハウツー(ノウハウ)提供が中心なので、メディアとして継続しやすい。
美容・ファッション・自分磨き
題材 メディアとして強い理由
プチプラコスメ キャンメイクやセザンヌなど。学生〜20代向けで案件が豊富。レビューやHowToが中心でメディア化しやすい。
垢抜け・自分磨き 眉毛の整え方、マッサージ、姿勢改善などのHowTo。視聴者の変化欲求を満たし、関連商品やサービスの案件に繋がりやすい。
着回しコーデ 「ユニクロだけで1週間」「GU新作」など。低価格帯が伸びやすい。アパレルメーカーの案件を獲得しやすい。
ヘアアレンジ ゴム1本でできる、崩れない前髪など。視覚的にわかりやすく、美容室や関連商品の案件に繋がりやすい。
ビジネス・スキル・教育
題材 メディアとして強い理由
iPhone便利術 裏技や設定。所有者が圧倒的に多いのでパイが大きい。認知度向上に最適で、関連アプリやガジェット案件にも繋がる。
PCショートカット・Excel 仕事効率化。保存数(見返し需要)が稼ぎやすい。ビジネス系教材の販売(自律型収益)に直結しやすい。
Canva・インスタ加工 デザイン初心者向けの加工術。副業ブームで需要増。ノウハウ系デジタルコンテンツの販売に繋がりやすい。
マネー・ポイ活 NISA、節税、お得情報。数字に直結するため関心が高い。金融系、通信系など高単価なアフィリエイト・案件に繋がりやすい。
転職・キャリア 面接対策や履歴書の書き方。ノウハウの専門性が高く、自社サービスやコンサルティング販売に繋げやすい。
趣味・エンタメ・その他
題材 メディアとして強い理由
ガジェット・デスクツアー デスク周りのアイテム紹介。男性向けに強い。レビューと商品リンクがセットになり、アフィリエイトやメーカー案件に繋がりやすい。
旅行・お出かけスポット 「週末行きたい場所」まとめ。保存されやすい。観光協会や旅行サービス、関連商品の案件を獲得しやすい。
推し活・オタ活 グッズ収納や自作グッズ。熱量の高いファンがつきやすい。関連サービスへの誘導や、ニッチな商品のアフィリエイトに強い。

Mission 2:お手本となる「ライバル」を3人見つける

成功への近道はTTP(徹底的にパクる型を)です。
あなたのジャンルで、すでに成功しているアカウントを3つ見つけてください。

▼ ワーク2:ベンチマークを3つ選定し、分析してください
(こちらをコピーしてnotionで「ctrl+Shift+V」で貼り付けて使いましょう)
アカウントA(URL)

- 良い点・真似したい点

アカウントB(URL)

- 良い点・真似したい点

アカウントC(URL)

- 良い点・真似したい点
サンプルコード1-1
✅ 正しいリサーチの手順
  • 1. TikTokを開く
  • 2. キーワード検索
  • 3. フィルタで「いいね数順」にする
  • 4. プロフへ飛ぶ

リサーチのコツ

  • フォロワー数が多すぎない(1万人〜5万人)アカウントを探すのがおすすめです。
  • 「直近の10投稿」で平均再生数が高い人を選びましょう。
💡 見るべきポイント:分析チェックリスト

URLを貼るだけでなく、以下を見てください。

  • 更新頻度: 毎日? 週3回?
  • コメント欄: どんな人が、どんな質問をしている?(それが視聴者のニーズです)
  • 最初の1秒: どんな言葉で始まっている?
  • サムネイル: 文字の大きさや色は?

Mission 3:フォローされる「プロフィール」を作る

お店の看板を作ります。動画がバズった時、ここが整っていないとフォロワーは増えません。

▼ ワーク3:プロフィール原稿を作成してください
✅ 決定すべき3つのプロフィール項目
  • 1. アイコン画像
  • 2. 表示名(名前@専門性)
    例:タロウ@ズボラ飯のプロ
  • 3. 自己紹介文(3〜4行)
以下のパターンのうち自分に合う型を選んで、〇〇を埋めてください。
【A. 権威性パターン(実績がある人向け)】
元〇〇(職業)が教える〇〇術 ✍️
累計〇〇人をサポート / 〇〇資格保有
👇 限定プレゼント配布中
(リンク誘導)
サンプルコード1-2
【B. 共感・成長パターン(初心者・Vlog向け)】
〇〇(理想の状態)を目指す20代OL 🌿
ズボラでもできる「〇〇な暮らし」を発信
一緒に頑張りたい人はフォローしてね 🕊️
サンプルコード1-4
【C. ギャップパターン(インパクト重視)】
偏差値30から〇〇大学合格 🌸
100日後に〇〇になる(現在〇日目)
〇〇な情報を毎日19時に発信!
サンプルコード1-4

Mission 4:収益に直結する「ビジネスの型(タテガタ)」に登録する

お疲れ様でした!Mission 1〜3で、あなたのアカウントの土台は強固なものになりました。

この最終 Mission では、いよいよアカウント設計の最後の円である「Business(収益性)」の解像度を上げます。

プロとして活動し、企業案件やアフィリエイトといった収益を安定させるためには、以下のいずれかの「ビジネスの型(タテガタ)」にアカウントを紐づけて運用していくことが必須です。

あなたの選んだジャンルが、実際にどのような収益に繋がるのかを具体的にイメージすることで、コンテンツの方向性がブレなくなります

このタテガタ登録は、あなたがコンテンツの制作を始めるための「プロとしての宣言」でもあります。

▼ ワーク4:あなたのジャンルに最も近い「タテガタ(収益の柱)」を選び、登録を完了させてください。

登録手順

以下のURLから「タテガタ」への登録を行いましょう。
 (45391)

現在の募集中のプロジェクトの中から自分のアカウントとマッチするものを探してみましょう
 (45393)

これらのプロジェクトへ挑戦できる力を身につけるために、次の章からは、このタテガタに沿ったコンテンツの具体的な制作戦略に入ります。

3. 課題の提出(コーチング)

お疲れ様でした!
Mission 1〜3で作成した内容(ジャンル設定・ベンチマーク・プロフィール案)をnotionなどでまとめて、Slackでコーチにメンションをつけて共有してください。
担当コーチが確認し、フィードバックをお返しします。
提出前チェックリスト
  • ジャンルは「Need(需要)」がある場所ですか?
  • ベンチマークのURLは正しく開けますか?
  • プロフィールを見て「誰のためのアカウントか」一目で分かりますか?
理解度チェック解答例
  • 解答1.:TikTokは、強力なレコメンド機能による爆発力を活かし、新規認知の獲得(拡散)に特化します。一方、Instagramは、ストーリーズやフィード投稿を通じて信頼関係を構築し、商品購入や案件獲得へ繋げるファン化とビジネス化の拠点となります。
  • 解答2:アカウント設計の3つの円は、Can(できること・好き)、Need(市場の需要)、Business(収益性)です。Canは自分が情熱を持てて継続できるスキルや知識、Needは検索され再生数が回っている市場の悩みや需要、Businessは企業案件や自社商品などマネタイズの出口です。
  • 解答3:冒頭2秒(または最初の2〜3秒)です。
  • 解答4: (A):再現性 (B):シェア
  • 解答5:誰のどんな悩みを解決するか(ベネフィット)を明記し、フォロワーに『この人ならメリットがある』と思わせる設計が必要です。
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