WordPress
WordPress|4章:初期設定
INDEX
目次

4章:初期設定

【4-1】SSL設定

SSL設定の必要性
  • ユーザーとの通信が暗号化され、個人情報や問い合わせ内容が第三者に盗み見されるリスクを防げます
  • ブラウザの警告(「保護されていない通信」など)を回避でき、安心して閲覧してもらえるようになります
  • SEO(検索順位)でも有利とされており、検索エンジンからの評価にもつながります
  • サイトの信頼性・安心感が高まり、訪問者の印象も良くなります
Webサイトの信頼性を高める重要な手順です!
では設定を行っていきましょう。

①ロリポップの設定1

では早速設定していきます!
ロリポップにログインを行い【セキュリティ】→【独自SSL証明書導入】を選択してください。
 (32256)

スクロールダウンをして、独自SSL(無料)の中からWordPressに使用しているドメインにチェックを入れ、【独自SSL(無料)を設定する】をクリックしてください。
 (32259)

少し時間を置いて、もう一度【セキュリティ】→【独自SSL証明書導入】を選択します。
先ほど設定したドメインが画像の様に●SSL保護有効になっていれば、ロリポップ側の設定は一旦終了です。
 (32262)

では続いてWordPress側の設定に移っていきましょう!

②WordPressの設定

WordPressのダッシュボードにログインを行い、【設定】を選択してください。
WordPress アドレス (URL)とサイトアドレス (URL)の部分が「http://」になっていると思います。
こちらを画像の様に「https://」に変更を行い、【変更を保存】ボタンを押してください。
 (32267)

【変更を保存】ボタンを押すとログイン画面が表示されます。
以前使用していたブックマークは削除し、新しいhttpsのURLを登録し直してください。

 (32270)

ポイント
  • ダッシュボードのURLもhttp://からhttps://に変更されるので気を付けてください!
ブックマークが出来たらログインしていきましょう!
では最後にロリポップからもう一度設定を行って行きます!
上記の設定でhttps://への変更はできましたがこの段階ではまだhttp://のアドレスが使えてしまいますので、http://を停止する作業に移っていきます!

③ロリポップの設定2

ロリポップにログインを行い【ロリポップFTP】を選択してください。
そうすると下の画面がでてきます。
【2-4】で設定したフォルダと同じ名前のフォルダをクリックしてください。
サーバーにあるフォルダを表示している画面
Webサイトの情報全てが入っているため、誤って削除や編集を行うとWordPressが一切使えなくなります。
慎重に作業を行ってください。

Wordpressインストール履歴の例
フォルダを選択するとファイルがずらっと出てきます!
こちらの中から.htaccessを選択してください。
 (32280)

.htaccessファイルの「RewriteBase /」の下に下記の2行のコードを追加します。
貼り付けができたら保存するボタンをクリックしてください。
RewriteCond %{HTTP:X-Forwarded-Proto} !https
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
貼り付けるテキスト
# BEGIN WordPress
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteRule .* - [E=HTTP_AUTHORIZATION:%{HTTP:Authorization}]
RewriteBase /
RewriteCond %{HTTP:X-Forwarded-Proto} !https
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]

# index.php 以外のファイルが存在しない場合にルートへリダイレクト
RewriteRule ^index\.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
</IfModule>
# END WordPress
ページ全体の記述例

【補足】もし.htaccess編集後に「404エラー(ページが見つかりません)」が出たら?

以上の手順を踏んでも、「ページが見つかりません」や「404 Not Found」と表示されてサイトが見られなくなることがあります。
これはサイトの設定情報に一時的なズレが生じているだけで、多くは簡単な手順で解決できます。
慌てずに、以下の3つのステップを順番にお試しください。
具体的な手順
1. ご自身のサイトURLを確認しましょう
まず、あなたのWordPressサイトのURLがどちらのパターンに近いかを確認します。

パターンA:ドメイン直下タイプ
URLが https://あなたのドメイン/ のように、ドメイン名のすぐ後にページ名が続く形式。
(例: https://example.com/ や https://example.com/contact/)

パターンB:サブディレクトリタイプ
URLが https://あなたのドメイン/フォルダ名/ のように、ドメイン名とページ名の間に特定のフォルダ名(wpやblogなど)が挟まっている形式。
(例: https://example.com/wp/ や https://example.com/blog/contact/)
2. .htaccessファイルを修正しましょう
ロリポップの管理画面などから、再度.htaccessファイルを開き、RewriteBase / と書かれている行を探してください。

パターンA の場合 → RewriteBase / のままでOKです。修正は必要ありません。
パターンB の場合 → RewriteBase /フォルダ名/ のように、あなたのURLで使われているフォルダ名を書き加えます。(例: RewriteBase /wp/ や RewriteBase /blog/)
3. ファイルを保存します。
この作業がうまくいったらSSL作業は完了です!
WordPressのダッシュボードにログインできるか試してみてください。

【4-2】パーマリンクの設定

パーマリンクとは、投稿やページごとに設定されるURL( https://example.com/page-1 の /page-1 の部分)のことです。
URLに日本語が含まれているとエラーの原因になることがあるため、URLが英数字で表示されるように設定を行っていきます。
では、WordPressのダッシュボードにログインして、【設定】→【パーマリンク】を選択してください。
「共通設定」の中から「数字ベース」にチェックを入れ、【変更を保存】をクリックしてください。
 (32303)

ポイント
  • 慣れてくると、SEOを意識した投稿名にチェックを入れて、投稿ごとに自分で設定するのがおすすめです。ただし、最初のうちは複雑に考えず、数字ベースなど変更が少ない形式で設定するのが安心です。
  • パーマリンクは一度設定したら、むやみに変更しないようにしましょう。以前のURLではページにアクセスできなくなってしまい、検索結果やリンク先からの流入が途絶えるリスクがあります。

【4-3】サイトの基本情報の設定

ダッシュボードの【設定】→【一般設定】を選択してください。

  • ①サイトのタイトル:サイト名を入力してください。
  • ②キャッチフレーズ:サイトの説明を入力してください。
  • ③サイトアイコン:ファビコンと呼ばれる画像です。通常はロゴ画像などを使用します!
    • ファビコン推奨サイズ:512px x 512px
 (32307)

具体的にどこに表示されるかは以下の画像を見てみてください!
 (32310)

 (32311)

お疲れ様でした!こちらでWordPressの初期設定は完了です!
では、この後は実際にダッシュボードを使用してページ作成を行なっていきましょう!

これで【4章 初期設定】の解説を終わります。
次の章に進みましょう!
WEBCOACH | キャリアチェンジまでの全てを学ぶマンツーマンWEBスクール
© 2020 by WEBCOACH