フッターを作り、最終確認をして公開する
CHAPTER 3
フッターを作り、最終確認をして公開する
LESSON 3-6 見本サイトを上から順に作って公開する ⏱ 所要時間:約30分
レッスン解説動画
GOAL
このレッスンのゴール
  • ✓
    フッターを作り、HTMLタグを設定して、コンポーネントにできる
  • ✓
    PC→Tablet→Mobileの順で、崩れを直し、ハンバーガーメニューを設置できる
  • ✓
    HTMLタグ・alt・タイトル・説明文・OG画像・サイトマップを設定し、公式20チェックリストで確認して公開できる
  • ✓
    公開した見本サイトのURLを提出できる

見本サイトの最後のレッスンです。フッターを作ったあと、スマートフォンやタブレットでも崩れないように表示を整えて、検索エンジンやSNSでの見え方を決める設定をします。最後に、公式のチェックリストで公開前の確認を済ませて、公開します。ここまでのレッスンで、見本サイトの中身はすべてそろっているため、このレッスンは、仕上げと確認が中心です。作業が多いため、ところどころで、動画も、前半と後半に分けて確認します。

フッターを作る

フッターは、ページの一番下に置く、サイト全体の締めくくりです。見本サイトのフッターは、ロゴ、ナビ、区切り線、コピーライト、プライバシーポリシーで構成します。上の段に、ロゴとナビを左右に並べ、その下に区切り線を引いて、下の段に、コピーライトとプライバシーポリシーを左右に並べます。背景は、ファーストビューと同じ薄いグレーにして、ページの終わりを示します。

操作動画(枠とロゴ)
要素内容設定
ロゴ◆Optimaヘッダーと同じテキスト。サイズ36px・太さ700
ナビホーム・サービス・料金・お知らせ・資料ダウンロード・お問い合わせテキストを1つずつ並べず、リスト化して、データタブで6項目を入力する。項目どうしの間隔(ギャップ)は30px。HTMLタグは nav
区切り線上の段のボックスの下辺の枠線専用のボックスは置かない。上の段のボックスに、下辺だけ1pxの枠線を付けて、色を#BABABAのグレーにする
コピーライト©2026 sample.comサイズ14px
プライバシーポリシープライバシーポリシーサイズ14px。見本サイトには専用のページがないため、リンクは設定しない

全幅のセクションの内側に、コンテンツ用ボックス(幅1280px)を入れる型は、ほかのセクションと同じです。セクションの上下のパディングは、上を60px、下を10pxにして、高さは数値で固定せずautoにします。コンテンツ用ボックスには、下側に40pxのパディングを取ります。ナビの項目が、ヘッダーより増えているのは、ページの一番下で、資料や問い合わせへ進む入口をまとめておくためです。

ナビのリンクは、できるだけヘッダーと同じ設定にします。ホームはホームページ、サービスは service、お知らせは news のIDへのアンカーリンクです。お問い合わせとプライバシーポリシーは、案件のサイトでは必ず専用のページを作って、リンクを設定しますが、見本サイトには専用のページがないため、リンクなしの文字として置きます。

操作動画(ロゴとナビ)
操作動画(ナビのHTMLタグ)
1
全幅のフッター用セクションを置く
NEWSの下に、全幅のボックスを置き、背景をカラースタイルのライトグレーにします。内側に、コンテンツ用ボックスを入れます。
2
上の段・区切り線・下の段を組む
上の段にロゴとナビ(リスト化)を置き、下辺の枠線で区切り線を作ります。下の段には、コピーライトとプライバシーポリシーを、グループにして配置します。水平の揃えは、上の段と下の段のどちらも均等にします。
3
HTMLタグを footer にする
フッター全体のボックスを選択して、右パネルの[設定]タブでHTMLタグを footer に変更します。
4
コンポーネントにする
Ctrl/⌘+J でコンポーネントにして、名前をフッターにします。見本サイトでは、フッターはホームページだけに置きますが、あとからページを増やしたときに、同じフッターを使い回せます。

HTMLタグを設定する意味は、このあとの節で詳しく扱います。フッターを、ヘッダーと同じようにコンポーネントにしておくと、ページが増えたときにも、同じ内容で表示できます。フッターの文言を直したいときは、1か所を直すだけで済みます。

操作動画(余白と区切り線)
操作動画(コピーライト)

ブレイクポイントと継承のルール

ここまでは、PCの画面幅で、見本サイトを作ってきました。スマートフォンやタブレットで開くと、文字が重なったり、要素がはみ出したりすることがあります。画面幅ごとに、レイアウトを個別に調整できる仕組みが、ブレイクポイントです。

操作動画

STUDIOには、既定で5段階のブレイクポイントが用意されています。ツールバーで切り替えると、キャンバスの表示幅が、その数値に変わり、その画面幅で見たときのレイアウトを、個別に編集できます。

名称画面幅主な対象
Default1280pxPC
Small1140px小さめのPC・横向きのタブレット
Tablet840pxタブレット
Mobile540pxスマートフォン
Mini320px小さめのスマートフォン

実務では、Default(PC)・Tablet・Mobileの3段階を軸に調整することが多く、SmallとMiniは、必要に応じて追加で調整する位置づけです。見本サイトも、この3段階で調整します。

ブレイクポイントの設定には、上位から下位へ、一方向に伝わる継承という仕組みがあります。PCで設定した余白やサイズは、何もしなくても、TabletやMobileに引き継がれます。反対に、TabletやMobileだけで値を変えても、その変更はPCには影響しません。継承は、常に画面幅の広いほうから狭いほうへの一方向で、狭いほうから広いほうには戻りません。

! 注意
モバイルの変更がPCにも反映されたように見えたら

実際には、PC側の値が、まだ何も上書きされておらず、初期値のまま両方に表示されているだけの場合がほとんどです。今どのブレイクポイントを選んで編集しているかを、まずツールバーで確認しましょう。

このため、レスポンシブの調整は、必ずPC(Default)から始めます。モバイルから最初に作ることはありません。Defaultで作ったデザインは、TabletやMobileにも、そのまま適用されます。反対に、TabletやMobileの状態で作った設定は、Defaultには反映されません。作った画面幅より画面が広くなった瞬間、その設定は適用されなくなります。

ブレイクポイントごとに個別の値を設定すると、右パネルのその入力欄に、色の枠が付きます。Tabletで変更した項目には黄緑、Mobileで変更した項目にはオレンジの枠です。PCの画面に戻ると、この色枠は表示されません。色枠がない項目は継承された値のまま、色枠が付いている項目は、そのブレイクポイントで個別に上書きした値、と見分けられます。

✓ Point !
数値を触る前に、色枠を確認する

崩れを直そうとして数値を触る前に、その項目に色枠が付いているかを確認する習慣をつけると、意図しない上書きを防げます。

PC→Tablet→Mobileの順で崩れを直す

レスポンシブの調整は、必ずPC→Tablet→Mobileの順で進めます。継承が上から下への一方向であるため、この順を守らないと、同じ修正を何度もやり直すことになります。先にPCを完成させておけば、Tablet以降は、その状態を土台に、崩れている部分だけを直す作業に集中できます。

操作動画(ファーストビュー)
✓
崩れを直す基本の順番
①PCのレイアウトを完成させる
すべてのブレイクポイントの土台になるため、最初に完成させます。見本サイトは、ここまでで完成しています。
②Tabletに切り替えて、崩れを直す
PCから継承された状態を見て、崩れている箇所だけを、個別に調整します。
③Mobileに切り替えて、崩れを直す
Tabletからさらに継承された状態を見て、同様に調整します。
④PCに戻って、壊れていないか確認する
下位のブレイクポイントの調整が、PCに影響することはありませんが、最後に確認する習慣をつけます。

見本サイトでは、次の表のとおりに調整します。数値は、動画で実演している、見本サイトの指定値です。TabletでSERVICEを縦並びにすると、その設定はMobileにも引き継がれるため、Mobileでは改めて設定しません。

ブレイクポイント箇所調整する内容
Tabletファーストビュー親のグループの方向を縦並びにして、ギャップを36pxにする。写真のボックスは、幅を100%、高さを440pxにする
TabletSERVICEリストの方向を縦並びにして、上マージンを40pxにする。カード1枚の幅を33.3%から100%に、セクションの高さを720pxからautoに変える
TabletNEWSカードが、画像が上・文字が下の縦並びで、画面幅に収まっていることを確認する
Tabletフッター上の段の方向を縦並びにして、水平の揃えを中央にする。ナビのリストは折り返しを有効にして、ギャップを横30px・縦20pxにする
Mobileファーストビュー写真のボックスの高さを440pxから320pxにする。見出しの文字サイズを、px ではなく vw(7vw)にする
Mobileヘッダーナビを非表示にして、ハンバーガーメニューを表示する(次の節。動画では実演していません)

文字サイズの単位にvwを使うと、画面幅に対する割合で大きさが決まります。画面が狭くなるほど文字も小さくなるため、Mobileで見出しがはみ出しにくくなります。幅や高さの単位は、px・%・auto・vwから選べます。セクションの高さをpxで固定していると、中身を縦に並べたときにはみ出すため、autoに変えます。

操作動画(SERVICE)
操作動画(NEWS)
操作動画(Mobileでフッターを確認)
操作動画(フッターの調整)

横に3枚並べたカードを、狭い画面幅でそのまま見ると、カード同士が窮屈に押し合って、つぶれたように見えます。横幅の狭い画面に、PCと同じ3列の横並びを維持しようとするため、1枚あたりの幅が極端に狭くなってしまうのが原因です。親ボックスの配列方向を、狭い画面だけ縦並びにすると、カードが1列に並び、1枚ずつ十分な幅で表示されます。この変更は、変更した画面幅以下でだけ有効で、PCの横並びには影響しません。

Q
確認クイズ
Mobileの画面で、SERVICEのカードを縦並びに変更しました。PCの画面に戻ると、カードの並びはどうなっているでしょうか。
✓
正解です!
継承は、上位から下位への一方向です。Mobileだけで変更した内容は、PCには影響しないため、PCでは横並びのままです。
✕
惜しい!
正解はBです。下位のブレイクポイントでの変更は、上位には戻りません。PCの設定は、そのまま保たれます。

ブレイクポイントごとに、要素の表示と非表示を切り替えることもできます。PCでは見せたいが、Mobileでは不要な要素に使います。Editor 5.0では、この切り替えは、レイヤーパネルの目のアイコンで行います。旧エディタで使っていた、画面左上のボタンを探しても見つからないため、レイヤーパネルを確認しましょう。

画像そのものを、画面幅によって差し替えることは、できません。同じ画像ボックスが、ブレイクポイントをまたいで存在し続ける仕組みだからです。PC用とスマートフォン用で、別の画像を出したいときは、2つの画像ボックスをあらかじめ重ねて配置して、PCでは片方を非表示に、Mobileでは、もう片方を非表示にします。見本サイトでは、この方法は使いませんが、案件で必要になる場面があります。

ハンバーガーメニューを作る

スマートフォンの画面では、PCのようにナビの項目を横に並べる余白がありません。そこで使われるのが、アイコンをタップするとメニューが開く、ハンバーガーメニューです。仕組みは、通常は見えないモーダルページと、それを開閉するリンクを設定したアイコンの組み合わせです。これまで学んだ、表示/非表示とリンクの設定の、応用です。

1
モーダルページを新規作成する
ページパネルから、通常は表示されないモーダルのページを作ります。
2
モーダルの中に、ナビを縦に並べる
ヘッダーのナビと同じ項目を、縦並びで配置します。ホーム・サービス・お知らせには、ヘッダーと同じリンクを設定します。
3
Mobileで、ヘッダーのナビを非表示にする
Mobileに切り替えて、ヘッダーの中のナビのボックスを、レイヤーパネルの目のアイコンで非表示にします。
4
メニューのアイコンを置く
追加パネルからアイコンボックスを置いて、Material Symbolsのメニューのアイコンを選びます。PCでは非表示にして、Mobileでだけ表示します。
5
アイコンに、モーダルを開閉するリンクを設定する
アイコンのリンクの種類で、モーダルを開閉する設定を選び、手順1で作ったモーダルを指定します。
6
プレビューで開閉を確認する
Mobileの画面幅のプレビューで、アイコンをクリックし、メニューが開閉することを確認します。

アイコンボックスで選べるアイコンの提供元は、Font AwesomeとMaterial Symbolsの2つです。提供元によって、線の太さや雰囲気が異なるため、1つのサイトの中では、どちらか一方に統一すると、印象がそろいます。Material Symbolsは、線の太さ・スタイル(Outline・Rounded・Sharp)・塗りを調整できます。

ハンバーガーメニューのアイコンをタップしても、何も起きないときは、アイコンにモーダルを開閉するリンクが設定されているかを確認しましょう。リンク先が、正しいモーダルページを指していないと、開閉しません。

Auto Responsiveの限界を知る

STUDIOには、PCで完成させたデザインから、レスポンシブの設定を自動で作る、Auto Responsive AIという機能があります。Mobileの画面でBaseを選択し、星のアイコンから実行するだけで、それらしい設定が自動で作られます。

ただし、Auto Responsiveには、明確な限界があります。px固定で指定した要素は変換されず、パディングの数値が、24pxから10pxのように、意図せず縮んでしまうことがあります。これは、Auto Responsiveが、ボックスの構造や余白の意図までは判断できず、既存の数値を機械的に縮めているだけのためです。ボックスモデルの基礎を理解していない状態で、Auto Responsiveだけに頼ると、崩れた結果を自分で直せず、かえって修正の手間が増えてしまいます。

! 注意
Auto Responsiveは、たたき台を作る機能として使う

Auto Responsiveは、完成形を作る機能ではなく、たたき台を作る機能として捉えましょう。実行したあとは、必ず、px固定の要素とパディングの数値を、目で確認します。この節で学んだ手順に沿って、個別に直す意識を持ちましょう。

Q
確認クイズ
Auto Responsiveを実行したあと、必ず確認すべきことはどれでしょうか。
✓
正解です!
Auto Responsiveは、px固定の要素を変換できず、パディングを意図せず縮めることがあります。実行後は、これらの数値を、必ず目で確認します。
✕
惜しい!
正解はBです。フォント・ブレイクポイント・ストレージは、Auto Responsiveの主な限界とは関係がありません。確認するのは、px固定の要素とパディングです。

HTMLタグとaltを設定する

見た目が同じテキストでも、それがページの中で、どんな役割を持つ文字なのかを、HTMLタグで示せます。検索エンジンは、このタグの構造を手がかりに、ページの内容を理解します。正しく設定しておくと、検索結果で、ページの内容が伝わりやすくなります。設定は、要素を選択して、右パネルの[設定]タブで行います。

! 注意
h1は、1ページに1つだけ

h1は、そのページで最も重要な見出しを示すタグです。1ページに複数設定すると、どれが本当の見出しなのかが、検索エンジンに伝わりにくくなります。ホームページでは、ファーストビューの見出しだけに設定します。記事の詳細ページでは、記事のタイトルに設定します。

要素設定するHTMLタグ
ホームページのファーストビューの見出しh1(1ページに1つだけ)
記事の詳細ページの記事タイトルh1(そのページに1つだけ)
SERVICE・NEWSの英字の見出しh2
日本語のサブ見出しp
説明文・本文のテキストp
セクションの外枠section
ヘッダーのナビnav
フッターfooter(3-6の最初で設定済み)

設定したあとは、レイヤーパネルを見ると、各要素にタグの名前が表示されます。ページ全体で、タグが正しく並んでいるかを、確認する方法として使えます。セクションの見出しとして目立つ、英字のSERVICEとNEWSに、h2を設定します。日本語のサブ見出しは、補足の役割のため、見出しのタグは付けません。

画像の代替テキスト(alt)も、このタイミングで確認します。3-2で学んだとおり、altを設定できるのは、Imgモードの画像だけです。見本サイトでは、ファーストビューの人物写真が、Imgモードで、写真の内容を伝えるaltが入っているかを確認します。altは、画像1のような機械的な文言ではなく、画像が表示できないときにも内容が伝わる言葉で入力します。

メタ情報とサイトマップを設定する

右パネルの[サイト]タブでは、サイト全体で使う、タイトル・説明文・ファビコン・OG画像(ソーシャルカバー画像)を設定します。スクリーンの余白をクリックして、何も選択していない状態にすると、このタブが表示されます。

操作動画(ページ・サイトタブ)
項目設定内容
タイトルブラウザのタブや検索結果に表示される名称
説明文検索結果に表示される概要の文章。100〜160文字ほどを目安にする
ファビコンブラウザのタブに表示される、小さなアイコン
OG画像(ソーシャルカバー画像)SNSでURLが共有されたときに表示される、プレビュー画像

タイトルと説明文は、SEO Writing Assistという機能で、AIに自動生成させることもできます。文言に迷ったときの下書きとして使い、最終的な内容は、見本サイトのサービスの内容に合わせて調整しましょう。ファビコンとOG画像には、サイトの内容に合った画像を設定します。

記事の詳細ページのメタ情報は、3-5で、記事のプロパティに結びつけて設定しています。ここで、[ページ]タブを開いて、タイトルが記事のタイトル、説明文が概要、OG画像がサムネイルに結びついていることを、あらためて確認します。

サイトマップは、サイト内のページ構成を、検索エンジンに伝えるためのファイルです。ダッシュボードのHomeタブから、プロジェクト設定を開き、サイトマップのトグルをオンにするだけで有効になります。この機能は、無料プランでも使えます。

公式20チェックリストで公開前に確認する

公開する前に、STUDIOの公式が案内している、制作中のうまくいかないを解消する20のチェックリストで、最終確認をします。症状ごとに原因が整理されているため、公開したあとに不具合を見つけてから探すよりも、先にチェックリストで確認しておくほうが効率的です。見本サイトには、NEWSでCMSも使っているため、A項目も確認の対象です。

症状チェック項目
A. コンテンツが表示されない①CMSアイテムの公開ステータス ②CMSコレクションの公開ステータス ③動的ページを作成しているか ④動的リストが、正しいCMSモデルに接続されているか ⑤出現時アニメーションの開始位置が、画面外・親の外になっていないか ⑥ブレイクポイントごとの表示/非表示 ⑦重ね順で隠れていないか ⑧表示条件で除外されていないか
B. リンクが動かない⑨リンク先が正しいか ⑩正しいボックスにリンクが付いているか ⑪重なったボックスが遮っていないか ⑫動的ページを作成しているか
C. クリックできない⑬重なっているボックスを除去する、または並び順を変更する
D. はみ出る⑭親ボックスの高さをautoにする
E. レスポンシブが崩れる⑮ブレイクポイントごとに調整する ⑯親の高さはautoにする ⑰px固定ではなく、%・flex・autoを使う ⑱配列方向を切り替える
F. エディタと公開サイトで見た目が違う⑲ブラウザのズームを100%に戻す ⑳同じ画面幅で見比べる
1
ブラウザのズームを100%に戻す
ズームがかかったままだと、エディタとプレビューで、見た目のズレが起きているように見えることがあります。
2
エディタとプレビューを、同じ画面幅で見比べる
ウィンドウの幅が違うと、ブレイクポイントの境目で、表示が変わって見える場合があります。
3
PC・Tablet・Mobileの3つを、順に確認する
レスポンシブの節で学んだ順序と同じく、PC→Tablet→Mobileの順で、見た目を確認します。
4
プレビューで、すべてのリンクと動きをクリックして確認する
ナビのアンカーリンク、外部リンクのボタン、NEWSのカードから詳細ページへの移動、ホームに戻るボタン、ハンバーガーメニューの開閉を、一通り試します。

20のチェックリストは、公開したあとに不具合が見つかったときの、原因探しにも使えます。症状から該当する項目を引いて、上から順に確認すると、見落としを減らせます。

公開して確認する

チェックが済んだら、公開パネルから、サブドメインを入力して公開します。入力した名前が、〜.studio.site のURLになります。公開したあとは、実際に公開URLをブラウザで開いて、確認します。

1
サブドメインを入力して公開する
公開パネルから、希望のサブドメインを入力し、〜.studio.site のURLで公開します。
2
公開URLを開いて、タイトルを確認する
ブラウザのタブに、[サイト]タブで設定したタイトルが表示されているかを確認します。
3
公開サイトで、一通り動かす
ヘッダーのナビからSERVICEとNEWSへ移動し、NEWSの記事をクリックして詳細ページを開き、ホームに戻るボタンで戻れることを確認します。
4
SNSの投稿欄で、OG画像のプレビューを確認する
投稿はせず、下書きの状態で、URLを貼り付けてプレビューを確認します。OG画像が反映されない場合は、各プラットフォームのキャッシュが原因のことが多いため、時間を置くか、各プラットフォームのデバッグツールで、キャッシュを更新します。
! 注意
STUDIOのバナーが表示される

無料プランでは、公開サイトの左下に、STUDIOのバナー(Created in /S)が必ず表示されます。無料プランの仕様のため、隠さずに、そのまま提出して構いません。

エディタのプレビューではなく、実際に公開したURLを開いて、一連の動作を確認するのは、公開後の環境でしか見つからない不具合があるためです。確認の途中で気づいた不具合は、エディタで直して、あらためて公開しましょう。

実案件で必要になる有料機能

ここからは、実際の操作を伴わない説明です。学習中は、無料プランで完結しますが、実際にクライアントの案件でサイトを公開するときには、次の機能が必要になる場面があります。1つずつ確認しておきましょう。

機能必要なプラン内容
独自ドメインの接続Mini以上外部のドメイン取得サービスでドメインを取得し(STUDIOはドメインを販売していない)、公開パネルでドメイン名を入力したあと、取得先のDNS管理でAレコードを設定して、反映を待つ
STUDIOバナーの非表示Mini以上無料プランでは、公開サイトの左下にバナーが必ず表示される
Google Search Consoleの連携Mini以上外部アプリとの連携(Apps連携)は、無料プランでは使えない。連携後に、サイトマップを送信して、再クロールをリクエストする
Google Analyticsの連携Mini以上同上。無料プランでは、STUDIO標準のアナリティクス(PV数・Visitor数のみ、保持期間15日)で確認する
リダイレクトページ(301)Business以上公開後にURLを変えるときに必要。無料・Mini・Personalでは設定できないため、公開前にURLの設計を固めておく

独自ドメインの接続は、案件でよく求められる作業のため、流れを順番に押さえておきます。

1
外部でドメインを取得する
STUDIOはドメインを販売していないため、お名前.comなど、外部のドメイン取得サービスで取得します。
2
公開パネルでドメイン名を入力する
取得したドメイン名を、STUDIOの公開パネルに入力します。
3
DNS管理でAレコードを設定する
AレコードにSTUDIOが指定するIPアドレス 34.111.141.225 を設定します。CNAMEは設定不要で動作せず、AAAAレコード(IPv6)は避けます。
4
反映と証明書の発行を待つ
DNSの反映後、TLS証明書が自動で発行されるまで、最大72時間かかります。公開予定日の前日までに、設定を済ませておきます。

案件の規模の目安としては、1ページのLPならMini、3ページ以上のサイトならPersonal以上、GTMやカスタムコードが必要な法人サイトならBusinessが選択肢になります。受注する前に、必要な機能とプランを、確認しておきましょう。

提出するもの

最後に、見本サイトを完成させて、公開URLを提出します。提出前に、次の項目を、公開サイトで確認しましょう。

✓
提出前の確認項目
見本サイトの5つのセクションが、上から順にそろっている
ヘッダー・ファーストビュー・SERVICE・NEWS・フッターが、見本サイトと同じ順で並んでいます。
PC・Tablet・Mobileの3つで、崩れていない
Mobileでは、ハンバーガーメニューが開閉し、カードが1列に並んでいます。
NEWSを、CMSで更新できる状態になっている
CMSダッシュボードの記事が公開サイトに表示され、カードから詳細ページへ移動できます。
タイトル・説明文・OG画像・HTMLタグが設定されている
ブラウザのタブにタイトルが表示され、h1が1ページに1つだけです。

提出するのは、公開した見本サイトのURL(〜.studio.site)です。STUDIOのバナーが表示されていても、問題ありません。コーチからのフィードバックを受けて、修正したあとは、再公開して、同じURLで確認してもらえます。

SUMMARY
  1. フッターは、ロゴ・ナビ・区切り線・コピーライト・プライバシーポリシーを置き、HTMLタグをfooterにして、コンポーネントにする
  2. ブレイクポイントは、既定でDefault・Small・Tablet・Mobile・Miniの5段階。PCの設定は、下位に一方向で継承される
  3. 個別に設定した項目には、黄緑(Tablet)・オレンジ(Mobile)の色枠が付く。崩れの修正は、PC→Tablet→Mobileの順で行う
  4. 横並びが潰れるときは、親ボックスの配列方向を縦並びに変える。表示/非表示は、レイヤーパネルの目のアイコンで切り替える
  5. ハンバーガーメニューは、モーダルページと、それを開閉するリンクを設定したアイコンの組み合わせ
  6. Auto Responsiveは、px固定の要素の変換とパディングの縮小に限界がある。実行後は、必ず数値を確認する
  7. h1は1ページに1つ。画像のaltはImgモードで設定する。サイトのタイトル・説明文・OG画像・ファビコンを設定し、サイトマップを有効にする
  8. 公開前に、公式20チェックリストで確認し、公開したあと、公開サイトで一通り動かして、URLを提出する
チェック
理解度チェック
フッターを作り、HTMLタグを設定して、コンポーネントにできる
ロゴ・ナビ・区切り線・コピーライト・プライバシーポリシーを並べ、HTMLタグを footer にして、Ctrl/⌘+J でコンポーネントにします。
PC→Tablet→Mobileの順で、崩れを直し、ハンバーガーメニューを設置できる
継承が一方向のため、PCを完成させてから、Tablet、Mobileの順に直します。ハンバーガーメニューは、モーダルページとアイコンのリンクで作ります。
HTMLタグ・alt・タイトル・説明文・OG画像・サイトマップを設定し、公式20チェックリストで確認して公開できる
h1を1ページに1つ設定し、altと[サイト]タブのメタ情報を入力して、サイトマップを有効にします。20のチェックリストで確認してから、公開パネルで公開します。
公開した見本サイトのURLを提出できる
公開サイトでナビ・NEWS・詳細ページ・ハンバーガーメニューを一通り動かして確認し、〜.studio.site のURLを提出します。
よくあるつまずき Q&A
ハンバーガーメニューのアイコンをタップしても、何も起きません
アイコンに、モーダルを開閉するリンクが設定されているかを確認しましょう。リンク先が、正しいモーダルページを指していないと、開閉しません。
モバイルで変更したのに、PCの見た目も変わってしまいました
継承は、上位から下位への一方向です。実際には、PC側の値がまだ何も設定されておらず、初期値のまま両方に表示されている可能性があります。ツールバーで、今どのブレイクポイントを編集しているかを確認しましょう。
PCで見えていた要素が、モバイルで消えています
そのブレイクポイントで、表示/非表示が個別に設定されている可能性があります。レイヤーパネルの目のアイコンを確認しましょう。
色枠が消えません
その項目に、そのブレイクポイントの個別設定が残っている状態です。継承に戻したいときは、値をPCと同じ数値に戻すか、右パネルにリセットの操作がないかを確認しましょう。
OG画像を設定したのに、SNSで反映されません
各プラットフォームのキャッシュが原因のことが多いです。時間を置くか、各プラットフォームが提供するデバッグツールで、キャッシュを更新しましょう。