サイトを設計し、ヘッダーを作る|固定ヘッダーとナビのリンク設定
CHAPTER 3
サイトを設計し、ヘッダーを作る|固定ヘッダーとナビのリンク設定
LESSON 3-1 見本サイトを上から順に作って公開する ⏱ 所要時間:約18分
レッスン解説動画
GOAL
このレッスンのゴール
  • ✓
    見本サイトの5つのセクションを読み取り、ナビの項目とセクションが対応しているかを設計の段階で確認できる
  • ✓
    ロゴ・ナビ・ボタンのヘッダーを組み、固定ポジションにして後続のセクションが隠れないように調整できる
  • ✓
    アンカーリンクと外部リンクを設定し、ヘッダーをコンポーネントとして登録できる

Chapter 2では、親子関係・余白・サイズ・配列という、レイアウトの土台になる4つの操作を学びました。ここからのChapter 3では、その土台を使って、AIソリューション企業Optimaの見本サイトを、上から順に作ります。ヘッダー、ファーストビュー、SERVICE、NEWS、フッターの順に、1つのプロジェクトへ積み上げ、最後に公開まで進めます。新しい機能は、それが必要になった場面で1つずつ学びます。このレッスンでは、見本サイトの設計と、一番上のヘッダーを作ります。

作業をしながら適宜プレビューを見て、見た目を確認しながら進めましょう。エディタ上の見た目と、実際のページの見え方には差が出ることがあります。あわせて、定期的にCtrl+3でレイヤーパネルを開き、ページの構造を確認して理解することを心がけましょう。また、一つ一つの要素にあえて色を付けてみると、構造がどうなっているか分かりやすくなります。

これから作る見本サイトを知り、セクション構成を決める

このChapter 3で作るのは、Optima(オプティマ)という架空の会社の企業サイトです。ただし、会社概要や料金などの別ページは作らず、1ページの中だけで完結する企業サイトにします。リンク先のページを増やさないぶん、最短でサイトを1つ仕上げて公開するところまでを体験できます。Optimaは、テクノロジーの力で企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を進め、業務の効率化からデータ分析までを一元的にサポートするAIソリューションのパートナーです。掲げているコンセプトは、AIの力で、現場の可能性を最大化する、です。このコンセプトが、ファーストビューの見出しにもなります。

サービス内容
AI導入コンサルティング課題のヒアリングから、最適なAIツールの選定・導入までを、一貫してサポートする伴走型の支援
UI/UX 改善プロデュースユーザーの視点を最優先にした、使いやすいシステム設計を提供し、利用率と満足度を高める
カスタムシステム開発業務の流れに合わせた独自のクラウド基盤を構築し、拡張しやすい開発で業務を効率化する

これから、このOptimaの紹介ページを、ヘッダー、ファーストビュー、SERVICE、NEWS、フッターの5つのセクションに分けて、STUDIOで1から作ります。このレッスンの冒頭の動画で、完成した見本サイトを、ひととおり確認してから進みましょう。ヘッダーのボタンをクリックすると外部ページが開き、サービス紹介のカードが並び、お知らせの記事をクリックすると詳細ページへ移動する、といった一連の動きが、最終的に自分で作れるようになります。

制作課題の完成見本は、こちらです。https://webcoach-optima.studio.site/ 新しいタブで開いて、スクロールしながら、ヘッダーからフッターまでを確認しましょう。制作の途中で見た目に迷ったときも、この完成見本と見比べながら進めます。

操作動画

実際の制作でも、まず完成のイメージと原稿を確認してから、手を動かします。見本サイトを読み解くときの最初の手がかりは、次の5つのセクションです。

コードを書く制作でも、STUDIOのようなノーコードでの制作でも、最初にやることは同じです。完成見本と原稿を読み、ページに必要なセクションの数と並び順を決めます。いきなりエディタを開いて手を動かすと、あとから「このセクションはどこに入れるのか」で迷い、作り直しが発生しやすくなります。

順セクション中身このコースで学ぶこと
①ヘッダーロゴ「◆Optima」、ナビ(ホーム・サービス・料金・お知らせ)、枠線つきのボタン「資料ダウンロード →」固定配置・リンク
②ファーストビュー左に見出しと説明文とボタン、右にビジネスパーソンの写真(角丸)画像・テキスト・色
③SERVICE英字の見出しと日本語のサブ見出し、写真つきのサービス紹介3つ、「詳しくはこちら」ボタンカード列・リスト化・スタイル登録
④NEWSサムネイル・日付・タイトル・カテゴリー・本文冒頭を縦に4件。クリックで記事詳細へCMS・一覧と詳細
⑤フッターロゴ、ナビ、区切り線、コピーライト、プライバシーポリシー最終確認・公開

見本サイトは、上から順に1つずつ完成させると、前のセクションを土台にして次のセクションを作れる構造になっています。Chapter 2で学んだとおり、ボックスは親の中に子が入る入れ子で成り立っているため、上から順に積むほうが、親子の関係を崩さずに進められます。

設計の段階で必ず確認しておきたいのが、ナビの項目と、ページ内のセクションが対応しているかどうかです。見本サイトのヘッダーのナビは4項目ですが、セクションとして存在するのは、サービスとお知らせの2つだけです。ホームはページの先頭に戻る動き、サービスとお知らせはそれぞれのセクションへ移動する動きになります。残りの料金は、見本サイトに料金のセクションがないため、このコースではリンクを設定しません。

✓ Point !
ナビとセクションを突き合わせる

ナビの項目に対応するセクションがないと、クリックしても何も起きないリンクが残ります。案件では、原稿を受け取った時点で、ナビの項目ごとに移動先があるかを一覧にして確認する習慣をつけましょう。このコースでは、料金のようにセクションを作らない項目があることを理解したうえで、リンクを設定しない判断をします。

このコースでは、ダウンロードして用意する素材はありません。制作は、すべてSTUDIOの中で完結します。画像は、STUDIOのストックパネルから選んで使い、テキストは、各レッスンの表や手順に書かれた文言を入力します。

プロジェクト Optima を作る

設計が決まったら、見本サイトを作るためのプロジェクトを新規作成します。名前は Optima です。Chapter 1・2で練習に使った practice とは別に、白紙から作ります。

操作動画
1
ダッシュボードで新規プロジェクトを作る
プロジェクト一覧の 新しいプロジェクト を押し、テンプレートの一番左にある 空白からはじめる を選んで、プロジェクト名に Optima と入力して作成します。
2
エディタが開くのを待つ
読み込みが終わると、白紙のホームページが入ったエディタが開きます。ここから、上のヘッダーを作っていきます。

Optima は、受講者にとって2本目のプロジェクトです。ワークスペースが無料のFreeプランでは、プロジェクトを3本までしか持てません。このコースでは、練習用の practice と、見本サイトの Optima の2本だけを使い、残り1本分を空けておきます。3本目を空けておけば、もし作り直したくなったときも、新しいプロジェクトを作れる余裕が残ります。

! 注意
プロジェクトを増やしすぎない

Freeプランの上限を超えて4本目を作ろうとすると、ワークスペースを有料のチームプランに切り替える必要が出てきます。練習のたびに新しいプロジェクトを作らず、practice の中でページを追加して使い分けましょう。

ヘッダーを整える|テンプレートの書き換え

見本サイトのヘッダーは、左にロゴ、右にナビとボタンが並ぶ構成です。ヘッダーは、ゼロから組まずに、追加パネルのテンプレートに入っているヘッダーを置き、中身を見本に合わせて書き換えます。ロゴ、ナビ、ボタンがひととおり入っているため、組み立てる手間を減らせます。

操作動画
左:ロゴ
サンプルのロゴを消して、テキストボックスに ◆Optima と入力します。画像のロゴは使わず、フォントのサイズと太さだけで見た目を整えます。
右:ナビ
ホーム・サービス・料金・お知らせの4つのテキストを、見本に合わせて書き換えます。
右端:ボタン
矢印つきの 資料ダウンロード のボタンだけを残し、不要なボタンは削除します。
テンプレートのヘッダーを置いて、ロゴ・ナビ・ボタンを見本に合わせる。

ヘッダーのような全ページ共通の部品は、Base直下に置きます。他のセクションの中に入れ子にしてしまうと、あとでポジションを固定にしたとき、親ボックスの範囲に閉じ込められて、画面に固定されなくなります。テンプレートからページの上へ置けば、Base直下に入ります。

1
テンプレートからヘッダーを置く
追加パネルをテンプレートの表示に切り替え、一覧の中のヘッダーを、ページの上へドラッグして置きます。
操作動画
2
ロゴをテキストで作る
サンプルのロゴを選んで削除し、追加パネルからテキストをヘッダーの中へ入れます。◆Optima と入力し、右パネルのテキスト設定で、サイズを32px、太さを700にします。見本サイトのロゴは、記号と文字だけで構成したワードマークです。
3
ヘッダーの配列方向を確認する
ロゴを入れた直後に、ナビと別の段に落ちて見えるときは、ヘッダー全体を選び、配列の方向を横並びにそろえます。縦に並べると段が分かれ、逆向きにすると順番が入れ替わるので、方向の設定で並びが変わることを確かめておきます。
操作動画
4
ナビの文言を見本に合わせる
完成見本のヘッダーと見比べます。レイヤーパネルでヘッダーの入れ子を開き、ナビにあたるリストを選んで、テキストを1つずつ書き換えます。ニュースはお知らせに直し、ナビを ホーム・サービス・料金・お知らせ の4項目にそろえます。
5
不要なボタンを消す
見本のヘッダーに、赤い お問い合わせ のボタンはありません。レイヤーパネルで選んで削除し、矢印のアイコンが付いた 資料ダウンロード のボタンだけを残します。

ここでは、文字や色などの見た目の値は、見本と見比べながら合わせます。それぞれの設定の意味と使い分けは、次の3-2で詳しく学びます。ヘッダーの時点では、見た目を決める値は後から変更できるため、まずは構造をBase直下から正しく組むことを優先してください。

ポジション4種と固定ヘッダー

※ここから、リンクの設定・コンポーネント化までは、解説動画では実演していません。本文の手順にそって、自分の画面で操作しながら進めてください。

ヘッダーは、ページをスクロールしても上に残り続けてほしい要素です。この動きを実現するのが、ボックスのポジションの設定です。STUDIOのポジションには、相対・絶対・固定・追従の4種類があります。何も設定していないボックスは相対で、Chapter 2で組んだレイアウトは、すべて相対のまま並んでいました。

ポジション位置の基準主な使い道
相対(初期状態)通常の並び順のまま特別な配置が不要なレイアウトすべて。絶対配置の基準にもなる
絶対直近の親ボックス画像の右上に重ねるラベルなど、ピンポイントで重ねたいもの
固定画面(ビューポート)スクロールしても動かさないヘッダー
追従通常は相対、特定の位置で画面に張り付くスクロール中だけ画面上部に残したい見出し

見本サイトのヘッダーは、スクロールしても常に画面の上にあるため、固定を使います。ヘッダーのボックスを選択し、右パネルの[変形]タブでポジションを固定に切り替えます。切り替えた直後は、見た目に変化がないように見えますが、プレビューでスクロールすると、ヘッダーだけが画面の上に残るのを確認できます。

固定を使うときに、必ず押さえておきたい性質があります。固定されたボックスは、もともとあった場所の領域を持たなくなることです。ヘッダーを固定にすると、後続のセクションは、ヘッダーがそこに存在しないかのように上へ詰めて配置されます。その結果、ページを開いた瞬間に、セクションの先頭がヘッダーの下に潜り込んで、隠れて見えなくなります。

! 注意
固定ヘッダーには逃げの余白が必要

ヘッダーを固定にしたら、直後のセクションの上パディングを、ヘッダーの高さと同じ80pxにします。この余白は、ヘッダーが占めていた領域を、後続のセクションが自分の側で空けておくためのものです。見本サイトでは、3-2でファーストビューを一番上に置くときに、この上パディングをファーストビュー側へ移します。

1
仮のセクションを2つ置く
ヘッダーの下に、中身が空のボックスを2つ並べます。上下のパディングを200pxにして高さを出し、背景色を薄いグレー(#F4F5F7)にします。高さそのものはautoのままにします。
2
ヘッダーを固定にして、潜り込みを確認する
ヘッダーのポジションを固定にし、プレビューでスクロールします。1つ目の仮セクションの先頭が、ヘッダーの裏に隠れていることを確認します。
3
逃げの余白を入れる
1つ目の仮セクションの上パディングを、ヘッダーの高さと同じ80pxに増やします。これで、ページを開いた状態でも、先頭が隠れずに表示されます。

仮のセクション2つは、このレッスンの動作確認用に置くものです。1つ目は3-3でSERVICEのセクションに、2つ目は3-5でNEWSのセクションに使います。中身を入れていくあいだは、上下のパディングで出した高さを、中身に合わせて調整します。

✓ Point !
固定ヘッダーはBase直下に置く

他のセクションボックスの中に入れたまま固定にすると、親の範囲に閉じ込められて、思った位置に固定されないことがあります。レイヤーパネルで、ヘッダーがBaseの直接の子になっているかを、固定にする前に確認しましょう。

Q
確認クイズ
固定にしたヘッダーの直後で、セクションの先頭がヘッダーに隠れて見えません。直し方として正しいのはどれでしょうか。
✓
正解です!
固定のボックスは領域を持たないため、後続のセクションが上へ詰まって潜り込みます。後続側に、ヘッダーの高さ分の上パディングを足すのが正しい直し方です。
✕
惜しい!
正解はCです。ポジションを相対に戻せば潜り込みは止まりますが、スクロールしても残るヘッダーという目的が果たせなくなります。重ね順を上げても、セクションの位置そのものは変わらないため、隠れた先頭は見えるようになりません。

絶対と追従は、ヘッダーでは使いませんが、次のレッスン以降で出てくる場面があります。絶対は、直近の親ボックスを基準に、上下左右の数値で位置を指定します。画像の右上にラベルを重ねたいときなどに使います。追従は、普段は通常の並び順のまま表示され、画面の特定の位置まで来ると、そこに張り付きます。

✓
ポジション以外に押さえておく2つの設定
重ね順
複数のボックスが重なったとき、どちらを手前に出すかを決める数値です。何も指定しなければ、レイヤーパネルで上にあるボックスほど手前に出ます。ボタンの上に画像が重なって隠れてしまうようなときは、重ね順の数値で調整します。
はみ出し設定
親より大きな子がはみ出したときの扱いを、表示・非表示・スクロールの3種類から選びます。追従は、親のはみ出し設定が非表示になっていると効かなくなるため、追従が動かないときは、ポジションより先に親のはみ出し設定を確認します。

ナビにリンクを設定する

ヘッダーの見た目が整ったら、ナビとボタンにリンクを設定します。STUDIOのリンクには、同じページの中を移動するアンカーリンク、別のページへのリンク、外部サイトへのリンク、メールを送るmailto、電話をかけるtelの種類があります。

リンクの種類設定する値動き
アンカーリンク移動先のID(例:service)同じページ内の、IDを付けたセクションへスクロールする
ページリンク移動先のページホームページなど、プロジェクト内の別のページへ移動する
外部リンクURL。新規タブで開くかどうかも指定する別のサイトを開く
mailtomailto:info@example.comメールソフトの新規作成画面を開く
teltel:0312345678スマートフォンで発信画面を開く

見本サイトで使うのは、アンカーリンク、ページリンク、外部リンクの3つです。mailtoとtelは、見本サイトには登場しませんが、案件のサイトで問い合わせ先を載せるときによく使うため、書式だけ覚えておきましょう。

アンカーリンクの設定は、必ず先に移動先へIDを付けて、あとからリンク元でそのIDを指定する順序で進めます。リンク元でIDを指定するときに、候補として表示されるのは、すでに付けてあるIDだけだからです。

① 移動先にIDを付ける
仮セクションを選び、右パネル[設定]タブのIDに service を入力
›
② リンク元で指定する
ナビのサービスにアンカーリンクを設定し、service を選ぶ
›
③ プレビューで確認する
クリックしてスクロールするかを試す
IDを先に付けて、あとからリンクで参照する。順序を逆にすると、移動先の候補が出てこない。
1
サービスにアンカーリンクを設定する
1つ目の仮セクションにID service を付け、ナビのサービスから、そのIDへのアンカーリンクを設定します。
2
ホームにページリンクを設定する
ナビのホームから、ホームページ(/)へのリンクを設定します。ホームページを開いているときにクリックすると、ページの先頭へ戻ります。
3
ボタンに外部リンクを設定する
資料ダウンロード → のボタンに、外部URLを設定します。資料の置き場所は架空のため、ダミーのURL https://example.com/ を入力し、新規タブで開くをONにします。
4
お知らせと料金の扱いを決める
お知らせのリンクは、3-5でNEWSのセクションにIDを付けてから設定します。料金は、このコースでは移動先を作らないため、リンクを設定しないままにします。

リンクは、文字そのものではなく、ボタンのようにまとまったボックスに設定すると、クリックできる範囲が広がり、押しやすくなります。特にスマートフォンでは、指でタップする面積が小さいと押し損ねやすいため、ボタンのボックス全体にリンクを付けましょう。外部リンクを新規タブで開く設定にしておくと、閲覧者が自分のサイトに戻って来られる状態を保てます。

Q
確認クイズ
ナビのサービスにアンカーリンクを設定しようとしましたが、移動先の候補が表示されません。最初に確認することはどれでしょうか。
✓
正解です!
アンカーリンクの候補として表示されるのは、すでに付けてあるIDだけです。移動先にIDを付けてから、リンク元で指定する順序で進めます。
✕
惜しい!
正解はBです。リンクの色や文字の太さは、移動先の候補とは関係がありません。候補が出ないときは、移動先にIDが付いているか、綴りが一致しているかを見直します。

ヘッダーをコンポーネント化する

ヘッダーは、ホームページだけでなく、3-5で作るお知らせの記事ページにも、同じ見た目で表示します。ページごとに別々のヘッダーを作ってしまうと、あとから色を1つ変えたいだけでも、すべてのページを開いて直すことになります。この手間を避けるのがコンポーネントです。

ヘッダーを選択して Ctrl/⌘+J を押すとコンポーネントになります。名前をヘッダーにして保存すると、Ctrl/⌘+8 で開くコンポーネントパネルに登録されます。登録したコンポーネントは、ほかのページにも配置でき、元を直すと、配置したすべての場所に変更が反映されます。

✓ Point !
1か所直すと、全ページが直る

全ページで共通して使う要素は、ヘッダーやフッターのようにコンポーネントにしておくと、修正の手間が大きく減ります。このコースでは、ヘッダーをここで、フッターを3-6で、それぞれコンポーネントにします。

! 注意
一部のページだけ見た目を変えたいときは別に作る

コンポーネントは、元を直すと全配置箇所に反映される仕組みです。そのため、特定のページだけ色や配置を変えたいヘッダーには向きません。そのページ専用のデザインが必要な場合は、コンポーネントにせず、個別のヘッダーとして組みます。

ここまでの完成状態

ヘッダーが完成したら、このレッスンで作ったものを確認します。次の3-2では、ヘッダーの下に置くファーストビューを作ります。

1 ヘッダー
このレッスンで完成
›
2 ファーストビュー
これから作る
›
3 SERVICE
これから作る
›
4 NEWS
これから作る
›
5 フッター
これから作る
見本サイトを上から順に積み上げる。色が付いているのが、このレッスンで仕上げた箇所。
✓
ここまでの完成状態
ヘッダーが固定になっている
スクロールしても、ヘッダーが画面の上に残ります。ヘッダーはBase直下にあり、直後のセクションは80pxの上パディングで隠れずに表示されます。
ナビのリンクが設定されている
ホームはホームページへ、サービスは service のIDへ、ボタンは外部URL(新規タブ)へ移動します。お知らせは3-5で、料金は設定しません。
ヘッダーがコンポーネントとして登録されている
Ctrl/⌘+8 のコンポーネントパネルに、ヘッダーが表示されます。

完成状態と違う箇所があれば、該当するセクションの手順に戻って、設定を見直しましょう。原因が見つからないときは、1つ前の状態まで戻して、操作を1つずつ確認すると、見つけやすくなります。

SUMMARY
  1. 見本サイトは、ヘッダー・ファーストビュー・SERVICE・NEWS・フッターの5セクションを上から順に積み上げて作る
  2. ナビの項目と、ページ内のセクションが対応しているかを、設計の段階で確認する。見本サイトの料金のように、移動先を作らない項目も把握しておく
  3. Optima は受講者の2本目のプロジェクト。Freeプランの3本という上限のうち、1本分を空けておく
  4. ヘッダーはBase直下に置き、配列方向を横、水平の揃えを均等、垂直の揃えを中央にして組む
  5. ポジションは相対・絶対・固定・追従の4種類。固定は領域を持たないため、後続のセクションにヘッダーの高さ分の上パディングを足す
  6. アンカーリンクは先にID、あとでリンクの順序で設定する。リンクは文字ではなくボタンのボックスに付けると押しやすい
  7. 全ページで共通して使うヘッダーは、Ctrl/⌘+J でコンポーネントにして、1か所の修正を全体に反映させる
チェック
理解度チェック
見本サイトの5つのセクションを読み取り、ナビの項目とセクションが対応しているかを確認できる
ナビの項目ごとに移動先のセクションがあるかを一覧にして、移動先を作らない項目はリンクを設定しない判断をします。
ロゴ・ナビ・ボタンのヘッダーを組み、固定にしたうえで後続のセクションが隠れないように調整できる
ヘッダーをBase直下に置いて固定にし、後続のセクションにヘッダーの高さと同じ上パディングを足すことで、先頭が隠れずに表示されます。
アンカーリンクと外部リンクを設定し、ヘッダーをコンポーネントとして登録できる
アンカーリンクは移動先にIDを付けてからリンク元で指定します。外部リンクは新規タブで開く設定にし、ヘッダーは Ctrl/⌘+J でコンポーネントにします。
よくあるつまずき Q&A
ヘッダーを固定にしたら、後ろのセクションの先頭が隠れてしまいました
固定のボックスは、もともとあった場所の領域を持たなくなるため、後続のセクションが上へ詰めて配置されます。直後のセクションの上パディングを、ヘッダーの高さ分だけ増やしましょう。
固定にしたヘッダーが、スクロールと一緒に動いてしまいます
ヘッダーがBase直下ではなく、ほかのセクションボックスの中に入っていないかを、レイヤーパネルで確認しましょう。Base直下へ移すと解決することがあります。
アンカーリンクを設定したのに、クリックしても動きません
移動先のIDが付いていないか、リンク元で指定したIDと綴りが一致していない可能性があります。右パネル[設定]タブで移動先のIDを確認し、リンク元の設定と見比べましょう。
料金のリンクが設定できません。何か間違っていますか
見本サイトには料金のセクションがないため、移動先がありません。このコースでは、リンクを設定しないままで問題ありません。案件では、料金のセクションかページを作ってからリンクを設定します。