購買行動モデルを知る——AIDMA・AISAS・DUAL AISAS
Course A — Chapter 4 / Lesson 1
購買行動モデルを知る
——AIDMA・AISAS・DUAL AISAS
⏱ 30分 📖 知識 🎯 SNS・デザイン・動画
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クリエイターが作る制作物は「何かのフェーズ」に作用しています。SNS投稿は「認知」、LPは「検討〜行動」、レビュー動画は「拡散」——このフェーズを意識して作るかどうかで、成果は大きく変わります。
購買行動モデルを知ることで、「この制作物は何のために存在するのか」が明確になります。
モデル① AIDMA——マスメディア時代の基本モデル
1920年代〜テレビ・新聞の時代
AAttention
注意
IInterest
興味
DDesire
欲求
MMemory
記憶
AAction
行動
テレビCMや新聞広告の時代に生まれたモデル。まず「注意を引く」→「興味を持たせる」→「欲しいと思わせる」→「記憶させる」→「行動させる」の一方向の流れ。現在でも基礎フレームとして活用される。

クリエイターへの示唆

今でも使える。特にLPやチラシなど「一方向で伝える」コンテンツは、A→I→D→M→Aの順で情報を配置すると効果的。

モデル② AISAS——インターネット時代に登場した「検索・シェア」を組み込んだモデル
2000年代〜Web・SNSの普及期
AAttention
注意
IInterest
興味
SSearch
検索
AAction
行動
SShare
共有
AIDMAから「Memory(記憶)」が消え、「Search(検索)」と「Share(共有)」が加わった。人は気になった商品をGoogleで検索し、購入後にSNSでシェアするようになった。

クリエイターへの示唆

SNS投稿で「認知」を取り、「検索されやすいキーワード」をキャプションに含め、購入後の「シェアを促す」仕掛けを作る——この流れを設計できるクリエイターが強い。

モデル③ DUAL AISAS——SNS時代の「購買」と「拡散」が同時に走るモデル
2010年代後半〜UGC・インフルエンサーの時代

SNSが普及し、ユーザーが「情報を受け取る側」であると同時に「情報を発信する側」にもなった。DUAL AISASは「購買行動の流れ」と「拡散行動の流れ」が並行して走るモデルです。

購買ライン
Attention
Interest
Search
Action
Share
↕ 同時進行・相互作用
拡散ライン
Attention
Interest
Search
Share
Action

拡散ラインでは、インフルエンサーやUGC(一般ユーザーの投稿)が先にシェアを起こし、それを見た人が購買ラインに入る。購買した人が再び拡散ラインに乗って情報を広げる循環が生まれる。

あなたの制作物はどのフェーズに作用するか

行動モデルを知ったら、「自分の制作物がどのフェーズに関与しているか」を意識しましょう。

フェーズ SNS運用者 Webデザイナー 動画編集者
Attention(認知) バズ投稿・リール・TikTok バナー広告のクリエイティブ 動画広告・ショート動画
Interest(興味) 有益投稿・プロフィール最適化 LP上部のビジュアル・コピー 「〇〇とは?」解説動画
Search(検索) キャプションSEO・ハッシュタグ SEO対応のデザイン・構造 動画タイトル・サムネイル
Action(行動) CTAキャプション・プロフリンク LP全体・CTAボタン設計 購入誘導・概要欄リンク
Share(拡散) 保存・シェアされる投稿設計 SNSシェアボタン・OGP 「拡散したくなる」動画構成
制作の判断軸として使う
「この投稿はAttentionフェーズだから、まず目に止まることが最優先。CTAは最小限でいい」——こんな判断ができるようになります。すべての制作物にはフェーズがある。フェーズを間違えた設計をすると、どんなに良いコンテンツでも成果につながりません。
このレッスンのまとめ
人が購買に至るプロセスには「フェーズ」がある。
制作物がどのフェーズに作用するかを意識して作る。
AIDMA(マスメディア)→ AISAS(Web・検索・シェア)→ DUAL AISAS(SNS・UGC)
あなたの制作物はどのフェーズ担当か?

次のレッスンでは「カスタマージャーニーマップ」でこれらのフェーズを一枚の地図に落とす方法を学びます。
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