質問フォーマット
学習の心得
質問フォーマット
LESSON コーチへの質問を5項目で整理する ⏱ 所要時間:約20分
レッスン解説動画
GOAL
このレッスンのゴール
  • ✓
    質問フォーマットの5項目を、順番どおりに書き出せる
  • ✓
    各項目に何を書けばよいかを、例を参考に判断できる

はじめに

効率的に学習を進めるうえで、質問をすることは欠かせません。

質問の心得でも説明したとおり、正しい質問をすると学習効果を最大化できます。質問するときは、次のフォーマットに沿って質問しましょう。

✓ Point !
専門用語を使って、正確に書く必要はありません

5つの項目は、自分が知っている言葉で書いて大丈夫です。このあとの例には専門用語を含むものもありますが、同じ言葉を使う必要はありません。やりたいこと、現在の状況、試したことが伝われば、十分に質問できます。自分の言葉で説明するのが難しいときは、AIやコーチに言い換えを手伝ってもらえます。専門用語を使わない質問例は、質問の心得で確認できます。

質問フォーマット

次の質問フォーマットに従って、質問する練習をしてみましょう。質問は、次の5つの項目を順番に書いて組み立てます。

1
実現したいこと
2
エラーの内容・わからないこと・できないこと
3
原因の予想
4
実際に試したこと(どうやってGoogle検索したかなど)
5
回答者の参考になりそうなソースコードやファイルなど
質問フォーマットの5項目。質問を送る前に、1から順に書けているか確認します。

質問が生まれたときに、場当たり的に答えだけを教えてもらっても、成長にはつながりにくくなります。そのため、できるだけ原因の予想と、解決のために実際に試したことまで共有してもらったうえで、思考方法まで含めてレクチャーします。

原因の予想と試したことが書かれていると、コーチはどこまで考えられているかを読み取れます。そのため、足りない部分だけを重点的に伝えられ、自分で考える力を伸ばすヒントを渡しやすくなります。

Q
確認クイズ
質問フォーマットで、原因の予想と、実際に試したことまで共有してもらう理由はどれでしょうか。
✓
正解です!
場当たり的に答えだけを教えてもらっても成長につながりにくいため、原因の予想や試したことをもとに、考え方まで伝えます。
✕
惜しい!
目的は、答えを教えることではなく、思考方法まで含めて学べるようにすることです。質問の数を減らすためではありません。

質問フォーマット詳細

5つの項目に、それぞれ何を書けばよいかを例とあわせて確認しましょう。例の言葉をそのまま使う必要はなく、自分が知っている言葉に置き換えて書けば大丈夫です。

1. 実現したいこと

実際にWEBサイト制作やデザインで達成したい状態を指します。何を作りたいのかを最初に伝えると、コーチが質問の全体像をつかみやすくなります。

SAMPLE 実現したいことの例

・WordPressを用いて、申し込みフォームを提出できるようにしたいです! ・WIXで、会員登録ボタンを設置したいです! ・HTML・CSSで、画像にリンクを埋め込んだお問い合わせボタンを作成したいです!

2. エラーの内容・わからないこと・できないこと

実現したいことを実現するうえで、困っていることを指します。どこまでできていて、どこで止まっているのかがわかるように書きましょう。

SAMPLE エラーの内容・わからないこと・できないことの例

・WordPressの申し込みフォームの設置はできましたが、正しく動作せず、提出ができません。 ・WIXの会員ボタンの設置方法がわからず、困っています。 ・HTML・CSSで、○○というエラーメッセージが出てきましたが、どうしたらいいかわかりません。

3. 原因の予想

エラーの原因の予想を立てましょう。予想が外れていても問題ありません。どう考えたかが伝わることが大切です。

SAMPLE 原因の予想の例

・おそらく、フォームの設定項目にミスがあるのではないかと思うのですが… ・WIXの会員登録ボタンを設置する項目が、メニューバーにあるかと思うのですが、見当たらず… ・HTMLのidの定義の仕方か、CSSでの呼び出し方に問題があるのではと思いましたが…

4. 実際に試したこと

どのように検索して、どのようなことを試してみたかを報告しましょう。

SAMPLE 実際に試したことの例

・「WordPress申し込みフォーム」と検索したときに出てきた「XXX(リンク)」という記事の指示に従って調査したのですが、途中でつまずきました。 ・「WIX背景画像が動くように」と検索して見つけたWIXエディタ(WIX公式ページ)を参照したのですが、うまくいかなかったです。 ・自分なりにCSSの入れ子構造などを変えてみましたが、改善されませんでした。

5. 回答者の参考になりそうな写真・ファイル・ソースコードなど

言葉だけでなく、状況を写真・ファイル・ソースコードなどで示しておくと、コーチも質問対応をより適切かつ迅速に行えます。

SAMPLE 添付するものの例

・WIXやWordPressのページを作成しているときには、サイトを閲覧できるリンクを添付してください。 ・コーディングを行っている場合は、コードのソースを添付してください。そのほかの場合も、スクリーンショットなどを添付するとよいです。

Q
確認クイズ
Wixの会員ボタンの設置方法を調べ、「WIX 会員登録 ボタン」と検索して見つけた公式ページを参照しましたが、うまくいきませんでした。この内容は、質問フォーマットのどの項目に書くとよいでしょうか。
✓
正解です!
どのように検索して、何を試したかは、実際に試したことに書きます。検索したワードや参照したページも一緒に伝えましょう。
✕
惜しい!
検索したワードや、参照して試した内容は、実際に試したことの項目にあたります。実現したいことは作りたい状態、原因の予想は、なぜうまくいかないかの見立てを書く項目です。
SUMMARY
  1. 質問は、実現したいこと、エラーの内容・わからないこと・できないこと、原因の予想、実際に試したこと、参考になるファイルなどの順に組み立てる
  2. 原因の予想と試したことを共有すると、答えだけでなく思考方法まで学べる
  3. 実際に試したことには、検索したワードや参照したページも書く
  4. サイトのリンク、コードのソース、スクリーンショットを添付すると、コーチが適切かつ迅速に対応できる
チェック
理解度チェック
質問フォーマットの5項目を順番に挙げられる
実現したいこと、エラーの内容・わからないこと・できないこと、原因の予想、実際に試したこと、回答者の参考になりそうな写真・ファイル・ソースコードなどの5項目です。
実現したいことと、困っていることの違いを説明できる
実現したいことは達成したい状態を指し、エラーの内容・わからないこと・できないことは、それを実現するうえで困っていることを指します。
実際に試したことに、何を書けばよいかを説明できる
どのように検索して、どのようなことを試したかを書きます。検索したワードや、参照した記事・ページも伝えます。
写真・ファイル・ソースコードを添付する理由を説明できる
言葉だけでなく状況を示すことで、コーチが質問対応をより適切かつ迅速に行えるためです。