質問の心得
学習の心得
質問の心得
LESSON コーチに質問するときに意識する3つのポイント ⏱ 所要時間:約25分
レッスン解説動画
GOAL
このレッスンのゴール
  • ✓
    質問する前に自分で試行錯誤する理由を説明できる
  • ✓
    質問フォーマットに沿って質問を組み立てられる
  • ✓
    専門用語がわからなくても、自分の言葉で質問できる

0. はじめに

初心者の方の中には、初歩的すぎて恥ずかしい、説明しても伝わるか不安、といった理由から、質問することを億劫に感じる方もいるかもしれません。まったく気にする必要はありません。

プロのフリーランスになっても質問をすることはよくあるので、遠慮せずに質問して成長しましょう。質問するスキルを身につけることに大きな価値があるため、WEBCOACHでは質問を推奨しています。

ただ、質問をすればよいというわけではありません。次のポイントを意識して、質の高い質問をするスキルを身につけましょう。

✓
意識してほしいこと
質問することは恥ずかしくない。積極的に質問する
プロのフリーランスでも質問をしており、質問するスキルそのものに価値があるためです。
質問の質を上げるために、このあと説明するポイントを意識する
質の高い質問ほど、コーチから具体的なヒントを受け取れるためです。
質問する中で、質問の質をより高めていく
質問を重ねるたびに、整理して伝えるコツがつかめるためです。

専門用語を知らなくても進められます

検索の心得、試行錯誤の心得、質問の心得の3つの教材には、共通して大切にしている考え方があります。学習を始めたばかりの時期は知らない言葉が多く、正しい用語がわからないと調べられない、質問できないと感じやすいものです。ここでは、その心配を最初に整理しておきます。

  • 専門用語を知らなくても、検索や質問はできる
  • 最初は自分が知っている言葉で説明すればよい
  • やりたいことや困っている状況を具体的にすると、調べやすくなる
  • 解説を読んで知らない言葉が出てきたら、用語解説アプリなどで確認する
  • 専門用語を知ったら、その言葉を使ってさらに詳しく検索できる
  • 自分で説明しきれない場合は、AIやコーチの力を借りてよい

最初から正しい用語を知っている必要がないのは、検索結果や解説を読む中で用語に出会えるからです。出会った用語を次の検索や質問に使えば、調べる精度は自然に上がります。まずは自分の言葉で動き出しましょう。

3つの教材の役割

3つの教材は、情報を探す、試す、相談するという一連の流れに対応しています。

教材 役割
検索の心得 自分の言葉から検索キーワードを作り、必要な情報を見つける方法
試行錯誤の心得 見つけた情報をもとに、原因を考えながら一つずつ試す方法
質問の心得この教材 専門用語がわからなくても、状況や困りごとを伝えて相談する方法

この流れを意識すると、調べて、試して、それでも解決しないときに相談するという動き方が身につきます。表の中で色が付いているのが、いま読んでいる教材です。この流れのどこにあたるのかを意識しながら読み進めましょう。

専門用語を覚えてから行動するのではなく、まずは自分の言葉で行動し、その過程で必要な知識を身につけましょう。調べながら進めるうちに、専門用語は自然に増えます。

1. 質問する前に自分で考えて試行錯誤する

WEBCOACHでは、WEB制作・デザインやマーケティングの知識そのものだけでなく、論理的思考力、リサーチ能力、問題解決能力、自走力といった、プロとして活躍するための土台になる力を身につけることを重視しています。

これらの土台がないと、スクール卒業後の成長スピードが落ちやすく、現場でも苦労することになるためです。そのため、質問する前に、多少時間がかかっても、まず自分で検索し、試行錯誤するほうが皆さんのためになると考えています。

質問する前には、試行錯誤の心得の教材に書かれている内容を、自分で試してみましょう。

Q
確認クイズ
WEBCOACHが、質問の前に自分で検索して試行錯誤することを勧めるのはなぜでしょうか。
✓
正解です!
自分で調べて試す経験が、論理的思考力・リサーチ能力・問題解決能力・自走力の土台になります。
✕
惜しい!
質問は推奨されています。理由は、自分で試行錯誤する経験が、卒業後の成長スピードと現場での対応力を支えるためです。

2. 答えではなく、答えに辿り着く方法を学ぶ

人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、魚の釣り方を教えれば一生食べていける、という教育に関する格言があります。WEBスキルも同じで、答えを知ることではなく、答えにたどり着く方法を知ることが、上達の近道です。

そのため、質問をもらったときに、あえてすぐには答えを伝えず、正解に至るまでのヒントを伝えることがあります。それも、結局は自分の成長のためになると捉えてもらえると幸いです。

3. 質問フォーマットに沿って質問する

質問フォーマットは、質問フォーマットの教材から確認できます。良い質問をすることには、たくさんのメリットがあります。

学習効果の向上につながる

良い質問をするには、エラー箇所、エラー原因の可能性、試したことなどを整理する必要があります。整理する中で、自分の頭の中も整理されるというメリットがあります。

エンジニアを目指している場合は、エンジニアの現場で良い質問をするスキルが必須なので、その練習になります。デザイナーやマーケターなど、エンジニアにならない人にとっても、クライアントとコミュニケーションを取る際の練習になります。

時間の節約になる

情報が足りない質問だと、状況を確認するために何度も質問を返すことになり、お互いの効率が下がってしまいます。

あらかじめ良い質問をしておくと、WEB学習に充てられる限られた時間を、有効に活用できます。

コーチからの返信待ちの時間を有効に使おう

学習を効率よく進めるために、コーチからの返信を待つ時間は、次のことを試しましょう。

✓
返信待ちの時間にできること
復習の時間に充てる
これまでの内容を見返して、理解があいまいな部分や忘れている部分がないか確認します。知識を定着させる良い機会になります。
先に進んでみる
コーチの回答がなくても進められる内容であれば、次の章を予習したり、別の課題に取り組んだりします。

返信を待つ時間は、自律的に学習を進めるチャンスです。ぜひ時間を有効に活用しましょう。

Q
確認クイズ
コーチに質問を送り、返信を待っています。この時間の使い方として、適切なものはどれでしょうか。
✓
正解です!
復習すると知識が定着し、先に進めば学習時間を有効に使えます。返信待ちは、自律的に学習を進めるチャンスです。
✕
惜しい!
返信を待つ時間も、学習に使えます。復習や、回答がなくても進められる内容への取り組みで、時間を有効に活用しましょう。

4. 専門用語を使わずに質問する方法

専門用語を使って、正確に説明しなければならないということは、まったくありません。自分が知っている言葉で状況を説明するだけでも、十分に質問できます。

質問例:Figmaで画像を丸くできない

SAMPLE 専門用語を使わずに質問する例

Figmaで写真を丸くしたいのですが、方法がわかりません。 画像を配置することはできましたが、四角い状態のままです。 『Figma 写真 丸くしたい』と検索しましたが、説明に出てくる言葉や操作がよくわからず、解決できませんでした。 どのような方法を調べればよいでしょうか?

この質問には、やりたいこと、現在の状況、試したことの3つが入っています。専門用語がわからなくても、この3つを伝えれば、相手に十分伝わる質問になります。積極的に質問することを心がけましょう。

自分の言葉で説明することも難しい場合

自分の言葉で説明すること自体が難しい場合は、AIやコーチに言い換えを手伝ってもらいましょう。

SAMPLE AIへの質問例

私はWebデザイン未経験で、Figmaを初めて使っています。 写真を丸くしたいのですが、どのように操作すればよいかわかりません。 専門用語がわからないため、初心者が使う一般的な言葉で説明してください。 また、Googleで検索するためのキーワードを3つ提案してください。それぞれ、どのような情報を探せるキーワードなのかも教えてください。

この例では、自分の立場(未経験で初めて使っている)、やりたいこと、困っていること、AIに頼みたいこと(一般的な言葉での説明と、検索キーワードの提案)を順に伝えています。AIから検索キーワードをもらえば、その言葉を使って、検索の心得で学んだ流れに戻れます。

✓ Point !
AIは、調べるための言葉を見つける補助にする

AIには、正解をもらうことだけを求めません。専門用語を一般的な言葉に言い換えてもらい、検索キーワードを提案してもらうことで、自分が調べるための言葉を見つける補助として活用しましょう。コーチにも同じように、うまく言葉にできない状況を伝えて、言い換えや検索のヒントを一緒に考えてもらえます。

AIやコーチの力を借りて言葉が見つかったら、その言葉で検索し、解説を読み、試すという流れに戻ります。言い換えてもらった内容は、次に自分で説明するときの参考になります。

Q
確認クイズ
専門用語がわからず、質問をどう書けばよいか迷っています。適切な考え方はどれでしょうか。
✓
正解です!
自分の言葉でも、やりたいこと・現在の状況・試したことが伝われば、十分に質問できます。難しいときは、AIやコーチに言い換えを手伝ってもらえます。
✕
惜しい!
専門用語を理解してからでないと質問できない、ということはありません。わからない、だけでは状況が伝わりにくいため、やりたいことと現在の状況を添えましょう。
SUMMARY
  1. 質問は恥ずかしくない。質問するスキルそのものに価値があるため、積極的に質問する
  2. 質問の前に、検索と試行錯誤を自分で行う
  3. コーチは、答えそのものより答えにたどり着く方法を重視している
  4. 質問フォーマットに沿うと、学習効果が高まり、お互いの時間も節約できる
  5. 専門用語がわからなくても、やりたいこと・現在の状況・試したことを自分の言葉で伝えれば質問できる
  6. 自分で説明しきれないときは、AIやコーチに言い換えを手伝ってもらう
チェック
理解度チェック
質問することが恥ずかしくない理由を説明できる
プロのフリーランスになっても質問することはよくあり、質問するスキルそのものに価値があるためです。
質問の前に自分で試行錯誤する理由を説明できる
論理的思考力・リサーチ能力・問題解決能力・自走力といった土台の力が、卒業後の成長スピードや現場での対応力につながるためです。
コーチがすぐに答えを伝えず、ヒントを出すことがある理由を説明できる
答えを知ることより、答えにたどり着く方法を知ることが上達の近道だからです。
質問フォーマットに沿って質問するメリットを2つ挙げられる
質問を整理する中で頭の中も整理され、学習効果が高まること。情報不足による質問の往復が減り、時間の節約になることです。
専門用語を使わずに質問する方法を説明できる
やりたいこと、現在の状況、試したことを自分の知っている言葉で伝えます。難しいときは、AIやコーチに言い換えを手伝ってもらいます。