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目次
この章ではショートカットキーや素材管理術、テンプレート機能を通して編集作業のスピード向上とよりクリエイティブな編集表現ができるようになることを目指していきます!
【7-1】ショートカットキーの活用
動画編集作業を効率化する上で、ショートカットキーの活用は非常に重要です。
ショートカットキーを使いこなすことで、マウス操作の回数を減らし、編集作業のスピードアップができ、ストレス軽減、そしてよりクリエイティブな作業への集中力向上に繋がるからです。
ここでは、CapCut PC版で使用可能なショートカットキーの基本から、よく使うショートカットキー、そしてショートカットキーを覚えるコツについて解説していきます。
ショートカットキーを使いこなすことで、マウス操作の回数を減らし、編集作業のスピードアップができ、ストレス軽減、そしてよりクリエイティブな作業への集中力向上に繋がるからです。
ここでは、CapCut PC版で使用可能なショートカットキーの基本から、よく使うショートカットキー、そしてショートカットキーを覚えるコツについて解説していきます。
ショートカットキーとは?
- ショートカットキーとは、キーボードのキーを組み合わせて特定の機能を実行する操作のことです。
- CapCut PC版では、様々な機能にショートカットキーが割り当てられています。
CapCut PC版で使用可能なショートカットキーの一覧
操作
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ショートカットキー(Windows)
|
ショートカットキー(Mac)
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備考
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---|---|---|---|
プロジェクトの新規作成
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Ctrl + N
|
Command + N
|
|
プロジェクトを開く
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Ctrl + O
|
Command + O
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最近使ったプロジェクトを開く場合は、スタート画面から選択可能
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プロジェクトを保存
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Ctrl + S
|
Command + S
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こまめに保存する習慣をつける
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インポート
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Ctrl + I
|
Command + I
|
ドラッグ&ドロップでも可能
|
エクスポート
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Ctrl + E
|
Command + E
|
設定画面で詳細な設定が可能
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元に戻す
|
Ctrl + Z
|
Command + Z
|
複数回実行可能
|
やり直す
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Ctrl + Y
|
Command + Shift + Z
|
|
カット
|
Ctrl + B
|
Command + B
|
タイムライン上のクリップを分割
|
タイムラインを拡大/表示
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Ctrl + + / -
|
Command + + / -
|
マウスホイールでも可能
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再生/停止
|
Space
|
Space
|
|
全画面表示
|
F11
|
Control + Command + F
|
|
1フレームずつ移動
|
← / →
|
← / →
|
Shift + ← / → で10フレームずつ移動
|
クリップを削除
|
Delete
|
Delete
|
|
CapCut の設定画面でショートカットキーを確認する
CapCutの「ヘルプ」メニューから「ショートカットキー」を選択すると、ショートカットキーの一覧が表示されます。
この画面では、各機能に割り当てられたショートカットキーを確認できるだけでなく、ショートカットキーをカスタマイズすることも可能です。
この画面では、各機能に割り当てられたショートカットキーを確認できるだけでなく、ショートカットキーをカスタマイズすることも可能です。
操作手順
1. CapCut PC版アプリを起動
2. メニューバーから「ヘルプ」>「ショートカットキー」を選択
3. ショートカットキー一覧画面では、各機能に割り当てられたショートカットキーを確認できます。
4. 希望のショートカットキーダブルクリックしてカスタマイズします。
2. メニューバーから「ヘルプ」>「ショートカットキー」を選択
3. ショートカットキー一覧画面では、各機能に割り当てられたショートカットキーを確認できます。
4. 希望のショートカットキーダブルクリックしてカスタマイズします。
キーポイント
- ショートカットキーの一覧を印刷して手元に置いておくことで、いつでも確認できます。
よく使う機能のショートカットキーから覚えよう
まずは、編集作業で頻繁に使う機能のショートカットキーから覚えましょう。
これらのショートカットキーを覚えるだけでも、編集作業のスピードは格段に向上します。
これらのショートカットキーを覚えるだけでも、編集作業のスピードは格段に向上します。
基本操作
- Ctrl + Z: 元に戻す (Undo)
- Ctrl + Y:やり直す (Redo)
- Ctrl + S:保存 (Save)
- Ctrl + O:開く (Open)
- Ctrl + N:新規プロジェクト (New Project)
編集操作
- Ctrl + B: カット (Split)
- Delete:削除 (Delete)
- Ctrl + C:コピー (Copy)
- Ctrl + V:ペースト (Paste)
- Ctrl + X:切り取り (Cut)
再生操作
- Space:再生/停止 (Play/Pause)
- →:フレーム単位で進む (Forward one frame)
- ←:フレーム単位で戻る (Backward one frame)
キーポイント
- ショートカットキーを覚える上で最も重要なのは、実際に編集作業で意識して使うことです。
- 最初は意識的にショートカットキーを使う:慣れないうちは、ショートカットキーを使うことを意識しながら作業しましょう。
- 自然に手が動くように練習する:繰り返し使うことで、ショートカットキーが自然に手が動くようになります。
- 1日1つのショートカットキーを覚える:毎日1つずつショートカットキーを覚えていくことで、無理なく習得できます。
【7-2】素材の整理・管理方法
動画編集作業において、素材の整理・管理は編集の効率化において非常に重要な作業です。
適切な整理・管理を行うことで、以下のようなメリットがありますのでしっかりと身につけましょう。
・ 編集作業効率が良い
・ 目的の素材をすぐに見つけられるため、編集作業がスムーズに進みます。
・ ファイル紛失のリスクが減る
・ 素材を適切に管理することで、誤ってファイルを削除したり、紛失したりするリスクを減らすことができます。
・ また、バックアップにもなり、万が一の事態に備えることができます。
適切な整理・管理を行うことで、以下のようなメリットがありますのでしっかりと身につけましょう。
・ 編集作業効率が良い
・ 目的の素材をすぐに見つけられるため、編集作業がスムーズに進みます。
・ ファイル紛失のリスクが減る
・ 素材を適切に管理することで、誤ってファイルを削除したり、紛失したりするリスクを減らすことができます。
・ また、バックアップにもなり、万が一の事態に備えることができます。
キーポイント
- 素材が整理されていることで、プロジェクトの内容を一目で把握しやすくなります。
- これにより、例えば他の編集者との共同作業やチームでの作業もスムーズに進みます。
フォルダ分けのルール
素材を整理する際は、以下のルールを参考にフォルダ分けを行うことを心がけましょう。
CapCutにインポートする前に編集に使う素材をあらかじめPC内でフォルダ分けします。
CapCutにインポートする前に編集に使う素材をあらかじめPC内でフォルダ分けします。
・ 素材の種類別
・ 動画、画像・写真、音楽、効果音など、素材の種類ごとにフォルダを作成します。
・ プロジェクト別
・ プロジェクトごとにフォルダを作成し、必要な素材をまとめます。
・ 日別
・ 撮影日や編集日ごとにフォルダを作成し、素材をまとめます。
・ その他
・ 編集済み素材、書き出し済み素材など、用途に合わせてフォルダを作成します。
・ 動画、画像・写真、音楽、効果音など、素材の種類ごとにフォルダを作成します。
・ プロジェクト別
・ プロジェクトごとにフォルダを作成し、必要な素材をまとめます。
・ 日別
・ 撮影日や編集日ごとにフォルダを作成し、素材をまとめます。
・ その他
・ 編集済み素材、書き出し済み素材など、用途に合わせてフォルダを作成します。
※画像内に記載されている完パケ素材とは、映像、音声、テロップなどが全て完成し、そのまま放送・配信・印刷・公開できる状態の最終納品データのことです。
ファイル名の付け方
・ ファイル名も、素材の内容を把握しやすくするために重要な要素です。
・ 以下のポイントを参考に、ファイル名を付けていきましょう。
・ 以下のポイントを参考に、ファイル名を付けていきましょう。
・ アルファベットを使用する
・ WindowsとMac間で素材を移動する際、文字化けを防ぐためにアルファベットを使用します。
・ 連番を付ける
・ 最新版を常に把握するために、連番を必ず付けます。
・ WindowsとMac間で素材を移動する際、文字化けを防ぐためにアルファベットを使用します。
・ 連番を付ける
・ 最新版を常に把握するために、連番を必ず付けます。
ファイル名の例
アルファベットを使用してもファイル名を見ただけでなるべく内容がわかるようにしましょう。
同じプロジェクトや素材名の場合、いつの日のファイルか把握するために日付をなるべくつけるようにしましょう。
同じプロジェクトや素材名の場合、いつの日のファイルか把握するために日付をなるべくつけるようにしましょう。
- プロジェクト名_素材名_日付_連番
- 例:ProjectA_Train_20250101_01.mp4
- 素材の名前_連番_内容
- 例:Opening_01.mov
フォルダ分けの例
案件によってフォルダをさらに細かく分けると紛失のリスクが減ります。
ProjectA_20250101(プロジェクト名_年月日) ├─ 00_Footage(編集素材) ├─ 01_Audio(音素材) │ ├─ BGM(音楽) │ ├─ SFX(効果音) │ └─ VoiceOver(ナレーション) ├─ 02_Graphics(ロゴや画像などのグラフィック素材) │ ├─ Image(画像) │ └─ logo(ロゴ) ├─ 03_Exports(エクスポート) │ ├─ Drafts(仮出力) │ └─ Final(完パケ素材) └─ 04_ProjectFiles(プロジェクトファイル) └─ CapCut_Backups(自動保存バックアップ
例
素材管理のポイント
- 定期的なバックアップ:素材を紛失したり、PCの破損など万が一の事態に備え、定期的にバックアップを取りましょう。
- 不要な素材の削除:編集作業が完了したら不要素材は削除しディスク容量を節約しましょう。不要な素材が誤って挿入されるリスクを減らすこともできます。
- 素材名規則の統一:チームで作業する場合は、素材名規則を統一することで、素材の管理がしやすくなります。
【7-3】CapCut テンプレート機能
CapCut のテンプレート機能は、動画編集初心者でもプロ並みの動画を簡単に作成できる強力なツールです。
豊富なテンプレートと直感的な操作性により、誰でも手軽に高品質な動画コンテンツを制作できます。
豊富なテンプレートと直感的な操作性により、誰でも手軽に高品質な動画コンテンツを制作できます。
テンプレートとは?
・ テンプレートとは、あらかじめデザインされた動画の構成、エフェクト、トランジションなどがセットになっているものです。
・ CapCut には、様々なテーマやスタイルのテンプレートが豊富に用意されており、自分の動画に合ったテンプレートを選ぶだけで、簡単にプロのようなクオリティの動画を作成できます。
・ CapCut には、様々なテーマやスタイルのテンプレートが豊富に用意されており、自分の動画に合ったテンプレートを選ぶだけで、簡単にプロのようなクオリティの動画を作成できます。