案件獲得手法の全体像を知ろう
CHAPTER 3
案件獲得手法の全体像を知ろう
LESSON 3-1 案件獲得手法マップ ⏱ 所要時間:約15〜20分
レッスン解説動画
GOAL
このレッスンのゴール
  • 手法別攻略で扱う案件獲得手法の全体像を知る
  • プッシュ型とプル型の違いを説明できる
  • 単発型と継続型の違いを説明できる
  • 各手法を代表的な傾向から4象限へ整理できる

案件獲得手法には、クラウドソーシングやSNS、直接営業などさまざまな種類があり、手法別攻略だけでも12の教材が用意されています。すべてを個別に比較する前に、まずは代表的な傾向から全体像をつかんでおきましょう。

このレッスンでは、案件獲得の入り口をプッシュ型とプル型、案件の続き方を単発型と継続型という2つの軸で整理します。そのうえで、各手法を4象限に当てはめ、全体像を確認します。

手法別攻略で扱う12教材

手法別攻略では、次の12の教材を通じて、獲得経路ごとの具体的な行動を学びます。

獲得経路対応する手法別攻略
クラウドソーシングクラウドソーシング共通攻略、CrowdWorks攻略、ランサーズ攻略
スキルマーケットココナラ攻略
副業・業務委託副業・業務委託型攻略
SNSSNS共通攻略、X攻略、note攻略、Instagram攻略
直接営業事業会社・店舗への直接営業、制作会社・広告代理店へのパートナー営業
他手法からの発展継続・追加提案・紹介攻略

継続依頼・追加提案・紹介は、最初の案件獲得手法として独立させず、他の手法で獲得した案件から発展する経路として扱います。クラウドソーシングとSNSは、共通攻略と利用するサービス・媒体の攻略をセットで受講します。たとえばCrowdWorksで案件を獲得したい場合は、クラウドソーシング共通攻略とCrowdWorks攻略の両方が対象になります。

✓ Point !
共通攻略とセットで受講する

クラウドソーシングとSNSは、獲得経路の共通攻略と、利用するサービス・媒体別の攻略がセットになっています。CrowdWorksやランサーズ、X・note・Instagramのように、実際に使うサービスに合わせて2つの教材を組み合わせて受講しましょう。

プッシュ型とプル型

案件獲得の入り口は、大きくプッシュ型とプル型の2つに分けられます。

分類定義代表的な行動
プッシュ型自分から案件やクライアントを探し、応募・提案・営業する募集案件への応募、企業への問い合わせ、パートナー提案
プル型発信、実績、サービス出品などを通じて、相手から相談や依頼を受けるサービス出品、SNS発信、実績公開、問い合わせ受付

プッシュ型は、自分から探しに行く経路です。募集されている案件へ応募したり、興味のある企業へ問い合わせたりする行動が当てはまり、行動した分だけ案件との接点を増やせます。プル型は、発信や出品を通じて相手が見つけて連絡してくる経路です。サービスの出品やSNSでの発信を続けることで、直接探しに行かなくても相談を受けられる状態を作れます。どちらが優れているというものではなく、自分から動く力を使うか、発信や実績を積み重ねる力を使うかという違いです。

Q
確認クイズ
SNSで実績を発信していたところ、それを見た企業から相談を受けて案件が始まりました。この経路はどちらに分類されるか?
正解です!
自分から応募・営業したのではなく、発信を見た相手から相談を受けているため、プル型に分類されます。
惜しい!
正解はBです。プッシュ型は自分から探して応募・営業する経路、プル型は発信や出品を通じて相手から相談を受ける経路でした。

単発型と継続型

案件は、完了の仕方によって単発型と継続型に分けられます。

分類定義代表的な状態
単発型制作物や案件ごとに契約・納品が完了するバナー1点、LP1本、動画1本などを納品して完了する
継続型一定期間または複数回にわたり、継続して業務を行う毎月の制作、複数案件の継続依頼、業務委託契約

単発型は、制作物や案件ごとに契約と納品が完結する形です。バナー1点やLP1本、動画1本のように、決められた成果物を仕上げて納品すれば、その案件は完了します。継続型は、一定期間または複数回にわたって業務を続ける形です。毎月の制作や、複数案件の継続依頼、業務委託契約のように、1回の納品では終わらず、関係が続いていく点が単発型と異なります。

4象限で全体像を確認する

プッシュ型・プル型と単発型・継続型を組み合わせると、各手法の代表的な傾向を4象限に整理できます。

単発型継続型
プッシュ型クラウドソーシング、直接営業による単発提案副業・業務委託求人、継続前提の直接営業、パートナー営業
プル型スキルマーケット、SNS経由の単発相談SNS経由の継続相談、既存クライアントからの継続・追加依頼・紹介
✓ Point !
4象限は代表的な傾向であって固定ではない

4象限は、各手法を絶対的に固定するものではありません。案件獲得時点での代表的な傾向を示しているだけで、同じ手法でも取り組み方や獲得後の関係によって別の象限へ移ることがあります。

Q
確認クイズ
クラウドソーシングで受注した単発案件から、同じクライアントの継続依頼を受けるようになりました。この状況として適切な理解はどれか?
正解です!
4象限は絶対的な分類ではなく、案件獲得時点での代表的な傾向です。同じ手法でも、取り組み方や獲得後の関係によって別の象限へ発展することがあります。
惜しい!
正解はCです。4象限は代表的な傾向を示す枠組みであり、固定した分類ではありません。単発案件から継続依頼へ発展することも珍しくありません。

別の象限へ発展する例

実際には、最初に獲得した象限から別の象限へ発展するケースも珍しくありません。

別の象限へ発展する例
クラウドソーシングの単発案件を納品し、同じクライアントから継続依頼を受ける
単発案件でも、納品後の信頼を通じて同じクライアントの継続依頼に発展する例
直接営業で単発制作を提案し、定期的な制作や更新業務へ広げる
単発の提案が、その後の関係によって継続的な制作・更新業務に発展する例
SNSで制作実績を発信し、単発相談から継続契約へつなげる
プル型で受けた単発相談が、発信してきた実績への信頼を通じて継続契約に発展する例
副業・業務委託で信頼を作り、追加業務や別案件の紹介を受ける
業務委託の中で築いた信頼が、追加業務や紹介という継続的な関係につながる例

いずれの例も、最初はプッシュ型・単発型のようにシンプルな入り口だったものが、納品後の信頼や実績を通じて継続型へ発展しています。最初にどの象限で案件を獲得するかだけでなく、そこからどう関係を発展させるかも合わせて意識しておきましょう。

SUMMARY
  1. プッシュ/プルは、最初の接点をどちらが作るかで考える
  2. 単発/継続は、契約や業務がどのように続くかで考える
  3. 各手法は代表的な傾向として4象限へ整理する
  4. 4象限は固定ではなく、同じ手法でも別の象限へ発展することがある
  5. 次のレッスンでは、5つの軸から各手法を比較する
CHECK
理解度チェック
自分から募集案件へ応募する手法は、プッシュ型・プル型のどちらか答えられるか?
プッシュ型です。自分から案件やクライアントを探し、応募・提案・営業する経路がプッシュ型にあたります。
サービスを出品して相談を待つ手法は、プッシュ型・プル型のどちらか答えられるか?
プル型です。発信、実績、サービス出品などを通じて、相手から相談や依頼を受ける経路がプル型にあたります。
単発案件から継続依頼へ発展することがあるか説明できるか?
あります。クラウドソーシングの単発案件から継続依頼を受けたり、直接営業の単発提案が定期的な業務へ広がったりするなど、納品後の信頼や実績を通じて発展するケースは珍しくありません。
4象限が絶対的な分類ではなく、代表的な傾向であることを説明できるか?
4象限は、案件獲得時点での代表的な傾向を示す枠組みです。同じ手法でも、取り組み方や獲得後の関係によって別の象限へ移ることがあり、固定した分類ではありません。