仕事用の土台をX上に作る
CHAPTER 1
仕事用の土台をX上に作る
全3レッスン X案件獲得の特性の理解から、仕事用アカウントの設定、伝わるプロフィール作りまでを一気通貫で整理する ⏱ 所要時間:約55分
CHAPTER 1
X案件獲得の特性
LESSON 1-1 仕事用の土台をX上に作る ⏱ 所要時間:約20分
レッスン解説動画
GOAL
このレッスンのゴール
  • 検索性・短文発信・公開交流・リアルタイム性・DMという5つの特性を説明できる
  • 問い合わせ型と営業型、2つの案件獲得ルートを説明できる
  • Instagram・noteとの役割差を説明できる
  • Xで活用できる案件領域を挙げられる

Webデザインやショート動画編集を学び終えて、自主制作の作品はいくつか手元にあるものの、有償の案件実績はまだない受講生を思い浮かべてみましょう。Xで仕事につなげられると聞いてアカウントは作ってみたものの、プロフィールも投稿も手つかずのまま、次に何をすればよいか分からず止まっている場面はよくあります。

このレッスンでは、Xで案件を獲得するときに動いている2つのルートと、Xという媒体ならではの特性を確認します。実際のアカウント設定やプロフィール作りは次のレッスン以降で扱うため、まずは全体の流れをつかみましょう。

検索性・短文発信・公開交流・リアルタイム性・DM、5つの特性

Xで案件を獲得するうえで押さえておきたいのが、媒体固有の5つの特性です。それぞれの特性がどう案件獲得に結びつくかを整理します。

特性 内容 案件獲得での役割
検索性 キーワードでの検索精度が高い 業種・地域・募集語句から見込み客を探し出せる
短文発信 1投稿は日本語で140字程度に収まる短さが基本 専門知識や制作意図を区切って継続的に発信できる
公開交流 返信・引用・いいねが第三者にも見える 担当者や同業者とのやり取りが接点作りにつながる
リアルタイム性 投稿がすぐにタイムラインへ反映される 募集ポストや業界の動きに素早く反応できる
DM 相互フォローでなくても送受信できる設定にできる 見込み客に直接営業DMを送れる

検索で見つけた相手に公開交流で接点を作り、リアルタイム性を活かして募集や話題に反応し、最終的にDMで具体的な提案に進む。5つの特性は、この一連の流れの中でそれぞれ役割を果たします。実際の使い方は、Chapter2・Chapter3で1つずつ確認します。

✓ Point !
特性は組み合わせて使う

検索だけで案件が決まるわけではなく、公開交流で信頼を積み重ね、DMで初めて具体的な提案に進みます。1つの特性だけに頼らず、5つを組み合わせる意識を持ちましょう。

問い合わせ型と営業型、2つの案件獲得ルート

Xで案件を獲得する流れは、大きく2つのルートに分かれます。

1つ目は、相手から連絡が来る問い合わせ型です。プロフィールと投稿を整えておくと、それを見た相手が先に興味を持った状態でDMを送ってきます。相手はすでに投稿や実績を見ているため、初回のやり取りが具体的な相談から始まりやすくなります。

2つ目は、こちらから連絡する営業型です。見込み客となりそうな相手を検索やリストで見つけ、個別にDMを送ります。相手はまだあなたのことを知らない状態からの接触になるため、投稿や実績を見て信頼してもらうための準備が先に必要です。営業DMの具体的な組み立て方は、Chapter3で扱います。

✓ Point !
2つのルートは両方とも育てる

問い合わせ型と営業型は、どちらか一方を選ぶものではありません。プロフィールと投稿を整えるほど問い合わせ型からの連絡が増え、同じ投稿や実績が営業DMを送るときの信頼材料にもなります。片方だけに絞らず、両方を並行して育てる意識を持ちましょう。

Q
確認クイズ
投稿とプロフィールを見た店舗のオーナーから、Xのダイレクトメッセージで問い合わせが届きました。これはどちらのルートに当たるか?
正解です!
相手が先に投稿とプロフィールを見て、興味を持った状態で連絡してきているため、問い合わせ型に当たります。
惜しい!
正解はAです。相手が先に投稿・プロフィールを見て連絡してきているため、問い合わせ型に当たります。

Instagram・noteとの役割差

SNS共通攻略で確認したとおり、X・Instagram・noteはそれぞれ得意な発信が異なります。ここではXに絞って、Instagram・noteとの役割差を整理します。

媒体 得意なこと Xとの役割差
X 検索性・リアルタイム性・公開交流を活かした短文発信 検索と交流で見込み客と接点を作り、DMで営業につなげる動きが中心
Instagram 写真・動画による視覚的な実績提示 見た目で伝わる制作物の提示が中心で、検索や公開交流を通じた営業にはXほど向かない
note 長文でのノウハウ・制作過程の解説 専門性をじっくり伝える記事型の発信が中心で、即時のやり取りにはXほど向かない

Xは短文発信と公開交流の組み合わせが強みのため、他媒体のような作り込んだ制作物の提示や長文解説よりも、検索と交流を通じた接点作りに向いています。Instagram・noteでの発信もあわせて行う場合は、Xを見込み客との接点作りの窓口として位置づけましょう。

✓ Point !
媒体を使い分ける

1つの媒体だけに絞る必要はありません。Xで接点を作り、詳しい制作実績はInstagramで見せ、専門知識はnoteで深掘りするというように、媒体ごとの役割を使い分けると発信全体の効果が高まります。

Xで活用できる案件領域

Xでの案件獲得は、短文発信と公開交流を活かせる仕事と特に相性がよく、次の4つの領域で活用されています。

領域 主な内容 Xでの見せ方
Webデザイン バナー・LP・ホームページデザイン 制作意図や設計の狙いをスレッドで説明できる
Web制作 サイト改善・WordPress・更新修正 着手前後の変化を短い投稿で報告できる
SNS運用代行 投稿企画・分析・改善仮説 自分のアカウント運用そのものが提案の実例になる
ショート動画 構成・編集意図・視聴導線 制作意図を短文で添えて動画リンクを紹介できる

共通しているのは、完成物だけでなく、そこに至る考え方や意図を短文で説明できる点です。制作過程や判断理由を見せられると、依頼者は技術力だけでなく仕事の進め方も判断材料にできます。

Q
確認クイズ
SNS運用代行の仕事をXで見せる場合、最も適切な発信はどれか?
正解です!
自分のアカウント運用そのものが、SNS運用代行の実力を示す実例になります。
惜しい!
正解はAです。自分のアカウント運用の実績(投稿企画・分析・改善内容)を発信することが、案件獲得につながる見せ方です。

次のレッスンでは、この2つのルートと相性のよい発信を行うための土台として、仕事用アカウントの作成と、公開設定・DM受信設定などの機能選択を進めます。

SUMMARY
  1. 5つの特性 — 検索性・短文発信・公開交流・リアルタイム性・DMを組み合わせて使う
  2. 問い合わせ型 — 投稿・プロフィールを見た相手からの連絡
  3. 営業型 — こちらから見込み客に接触する連絡
  4. Instagram・noteとの役割差 — Xは検索と交流による接点作りが中心
  5. 活用領域 — Webデザイン・Web制作・SNS運用代行・ショート動画
CHECK
理解度チェック
検索性・短文発信・公開交流・リアルタイム性・DMという5つの特性を説明できるか?
検索性は見込み客を探す入口、短文発信は継続的な発信、公開交流は接点作り、リアルタイム性は素早い反応、DMは直接の営業手段として機能します。5つを組み合わせて使います。
問い合わせ型と営業型の違いを説明できるか?
問い合わせ型は相手からの連絡、営業型はこちらからの接触です。プロフィールと投稿を整えるほど問い合わせ型が増え、同じ内容が営業DMを送るときの信頼材料にもなります。
Instagram・noteとの役割差を説明できるか?
Xは検索と公開交流による接点作りが中心です。視覚的な実績提示はInstagram、じっくりとした専門知識の解説はnoteが向いています。
Xで活用できる案件領域を挙げられるか?
Webデザイン・Web制作・SNS運用代行・ショート動画の4領域です。いずれも完成物だけでなく、制作過程や判断理由を短文で示せます。

CHAPTER 1
アカウント作成と機能選択
LESSON 1-2 仕事用の土台をX上に作る ⏱ 所要時間:約20分
レッスン解説動画
GOAL
このレッスンのゴール
  • 仕事用アカウントを新規作成し、表示名・IDを設定できる
  • 公開設定とセキュリティ設定を判断できる
  • DM受信設定を判断できる
  • Premium・X Proの要否を判断できる

すでに個人でXのアカウントを使っている場合でも、そのまま仕事用として使うかどうかは迷うところです。このレッスンでは、新規アカウントの作成から、公開設定・セキュリティ・DM受信設定、Premium・X Proの要否判断まで、仕事用の土台を1つずつ整えます。

完成イメージを確認する

設定が完了すると、アカウントは次のような状態になります。

表示名・ID、公開設定、DM受信設定が仕事用として整っている状態です。この後のステップで、この状態まで1つずつ設定を進めます。

事前準備

設定を始める前に、次の2点を用意しておきましょう。

📋 事前準備
  • 仕事用として新規登録できるメールアドレスまたは電話番号:個人のプライベートアカウントとは別のものを用意する
  • 本人確認やログイン復旧に使える電話番号:セキュリティ設定の登録に使う

個人のアカウントと仕事用アカウントを分けておくと、依頼者にプライベートな投稿まで見られる心配がなくなり、投稿内容も仕事向けに統一しやすくなります。

Step1:新規アカウントを作成し、表示名・IDを設定する

最初のステップは、仕事用の新規アカウントを作成し、表示名とIDを設定することです。

1
仕事用のメールアドレスまたは電話番号で新規登録する

個人のプライベートアカウントと同じ連絡先を使うと、通知や投稿内容が混在しやすくなります。別の連絡先で登録し、仕事用として管理しましょう。

2
表示名とIDを仕事用にする

表示名には対応内容が伝わる肩書きを含め、IDは覚えやすく検索されやすい文字列にします。どちらも後から変更できますが、変更するとフォロワーや検索結果に反映されるまで時間がかかる場合があるため、早い段階で仕事用の内容に決めておきましょう。

Q
確認クイズ
個人のプライベートアカウントと同じメールアドレスをそのまま使って、仕事用アカウントを作ろうとしています。適切な指摘はどれか?
正解です!
個人アカウントとは別の連絡先で新規登録すると、通知や投稿内容を仕事用として管理しやすくなります。
惜しい!
正解はAです。個人アカウントとは別の連絡先で新規登録し、通知や投稿内容を仕事用として管理しましょう。

Step2:公開設定とセキュリティを設定する

2つ目のステップは、公開設定とセキュリティの設定です。

1
公開アカウントに設定する

アカウントの公開範囲は公開アカウントを選びます。非公開のままだと、依頼者になりうる相手が投稿やプロフィールを確認できず、実績を見て判断してもらう機会自体が生まれません。

2
2段階認証を有効にする

ログイン時に追加の確認を求める設定です。パスワードだけで守られている状態と比べて、第三者にアカウントを乗っ取られるリスクを抑えられます。

! 注意
仕事用アカウントほどセキュリティを優先する

仕事用アカウントは、依頼者とのやり取りや実績投稿が集まる場所です。個人のアカウント以上にセキュリティ設定を優先しておきましょう。

Step3:DM受信設定を選ぶ

3つ目のステップは、DM受信設定を選ぶことです。

DMの受信範囲は、フォローしている相手だけに限定する設定と、フォロー関係のない相手からのメッセージも受け取る設定を選べます。フォロー関係のない相手からの営業DMや問い合わせを受け取りたい場合は、受信範囲を広げる設定を選びましょう。

✓ Point !
受信範囲を広げるほど確認の手間も増える

誰からでも送れる設定にすると、無関係な連絡や迷惑なメッセージも届きやすくなります。受信箱は定期的に確認し、営業や問い合わせのメッセージを見落とさないようにしましょう。

Q
確認クイズ
フォロー関係のない店舗オーナーから、Xのダイレクトメッセージで問い合わせを受け取りたいと考えています。必要な設定はどれか?
正解です!
フォロー関係のない相手からのDMを受け取るには、受信範囲を広げる設定にしておく必要があります。
惜しい!
正解はAです。フォロー関係のない相手からのDMも受け取れるよう、受信範囲を広げる設定にしましょう。

Premium・X Proの要否を判断する

Xには、無料の基本アカウントに加えて、Premium(有料サブスクリプション)とX Pro(旧TweetDeck、Premium加入者向けの上級者ツール)という2つの拡張機能があります。仕事を始めたばかりの段階で加入が必須かどうかを判断します。

機能 主な内容 検討タイミング
Premium 長文投稿・投稿編集・返信の優先表示・認証バッジ等 発信量が増え、短文の制限が窮屈に感じ始めた段階
X Pro(旧TweetDeck) 複数アカウント管理・予約投稿・キーワード監視 複数アカウントの運用や大量のDM対応が必要になった段階

※ 2026年8月時点のX公式ヘルプセンターの記載をもとに作成。提供条件・価格は変更される場合があるため、加入前に最新の公式情報も確認しましょう。

無料の基本アカウントでも、表示名・ID、公開設定、DM受信設定は仕事用として十分に機能します。PremiumやX Proは、必須の入り口ではなく、発信量や運用体制が変わったときに検討する拡張機能として位置づけましょう。

✓ Point !
加入が案件獲得を保証するわけではない

PremiumやX Proに加入したからといって、案件が増えるとは限りません。まずは無料の設定を整え、発信や交流を重ねてから、必要性を感じた機能だけを検討しましょう。

CHECK
完了チェック
仕事用アカウントを新規作成し、表示名・IDを設定できるか?
個人のプライベートアカウントとは別に新規登録し、対応内容が伝わる表示名と、検索されやすいIDを設定します。
公開設定とセキュリティ設定を判断できるか?
依頼者が投稿やプロフィールを確認できるよう公開アカウントに設定し、2段階認証を有効にしてアカウントを守ります。
DM受信設定を判断できるか?
フォロー関係のない相手からの問い合わせを受け取りたい場合は、受信範囲を広げる設定を選びます。受信箱は定期的に確認します。
Premium・X Proの要否を判断できるか?
無料の基本アカウントで仕事用の設定は完結します。PremiumやX Proは、発信量や運用体制が変わったときに検討する拡張機能です。
よくあるつまずき Q&A
今使っている個人アカウントを、そのまま仕事用に変えてもいいですか?
変更自体はできますが、プライベートな投稿が依頼者に見られる状態になります。新規アカウントを分けて作成するほうが、投稿内容や公開範囲を仕事用として管理しやすくなります。
表示名やIDは後から変更できますか?
どちらもいつでも変更できます。ただし変更するとフォロワーや検索結果に反映されるまで時間がかかる場合があるため、早い段階で仕事用の内容に決めておきましょう。
Premiumに入らないと仕事用として不利になりますか?
無料アカウントでも表示名・ID・公開設定・DM受信設定は問題なく利用できます。Premiumは発信量や運用体制が変わったときに検討する拡張機能です。

CHAPTER 1
プロフィールと固定ポスト
LESSON 1-3 仕事用の土台をX上に作る ⏱ 所要時間:約15分
レッスン解説動画
GOAL
このレッスンのゴール
  • プロフィールを構成する6つの要素を説明できる
  • 自己紹介欄に肩書き・対象顧客・提供価値・実績を過不足なく書ける
  • 固定ポストの役割を説明できる
  • 実名・顔写真を出さない場合の代替設計を選べる
  • 依頼者に伝わるプロフィール案を完成できる

レッスン1-2でアカウントの設定が整ったら、次は依頼者に伝わるプロフィールと固定ポストを仕上げる番です。このレッスンでは、プロフィールを構成する6つの要素の書き方と固定ポストの役割、実名・顔写真を出さない場合の代替設計を確認し、最後に自分のプロフィール案を実際に埋めてみます。

プロフィールの6つの要素、全体像

依頼者に伝わるプロフィールは、次の6つの要素で構成されています。

要素 役割
アイコン誰が発信しているかを一目で示す部分
ヘッダー対応内容や実績の雰囲気を視覚的に伝える部分
名前レッスン1-2で設定した表示名。肩書きを含めておくと自己紹介欄と合わせて伝わりやすくなる
自己紹介欄肩書き・対象顧客・提供価値・対応内容・実績・DM案内を短くまとめる部分
リンクポートフォリオや外部ページへの入口
固定ポストプロフィール上部に固定表示する投稿。実績や対応内容を具体的に示す部分

自己紹介欄は160字程度に収まる短さが基本のため、肩書き・対象顧客・提供価値・対応内容・実績・DM案内をすべて書ききることはできません。次のセクションで、限られた文字数の中で依頼判断に必要な情報を優先する書き方を確認します。

自己紹介欄の書き方(Before/After)

自己紹介欄は、肩書き・対象顧客・提供価値・対応内容・実績・DM案内という6つの情報を、短い文字数の中で優先順位をつけて詰め込む部分です。すべてを均等に書こうとすると、かえって何も伝わらない文章になります。

Before
デザイン学習中です。よろしくお願いします。

対応領域・対象顧客・実績・連絡方法のいずれも書かれておらず、依頼できる内容かどうか判断できません。

After
店舗チラシ・バナー制作 / Webデザイナー|飲食店・美容室のオーナー様向け|学習期間中の制作物を掲載中|ご相談はDMからどうぞ

肩書き・対象顧客・実績の状態・DM案内の順で優先し、短い文字数の中でも依頼できる内容が伝わります。

実績を書く場合は、学習作品しかない段階で有償の実績のように見せず、実態を正確に示すことが必要です。学習期間中の制作物であることを明記したうえで、リンク先のポートフォリオで詳しく見せる構成にしましょう。

Q
確認クイズ
自己紹介欄にデザイン学習中です。よろしくお願いします。とだけ書かれています。この状態について適切な説明はどれか?
正解です!
対応領域・対象顧客・連絡方法が書かれていないと、依頼者は何を頼めるアカウントなのか判断できません。
惜しい!
正解はBです。自己紹介欄には対応領域・対象顧客・連絡方法を含め、依頼者が判断できる状態にしましょう。

固定ポストの役割

固定ポストは、プロフィールの一番上に常に表示される投稿です。自己紹介欄だけでは書ききれない実績や対応内容を、1件の投稿として具体的に示す役割を持ちます。

プロフィールを訪れた相手は、自己紹介欄を読んだ直後に固定ポストを目にします。ここに制作物の画像や、対応内容をまとめたスレッドを固定しておくと、自己紹介欄で伝えきれなかった情報を補えます。

✓ Point !
固定ポストは自己紹介欄の続きとして書く

固定ポストに何を固定するか迷ったら、自己紹介欄に書ききれなかった対応内容や実績を選びましょう。自己紹介欄と固定ポストで内容が重複しないようにすると、プロフィール全体で伝わる情報量が増えます。

実名・顔写真の代替設計

実名・顔写真を出すことに抵抗がある場合は、代替の見せ方があります。

名前欄に屋号を使う方法や、アイコンをイラストやロゴに置き換える方法です。アイコン・名前・自己紹介欄・固定ポストが統一された内容で構成されていれば、屋号やイラストであっても、対応内容や実績が明確であるかぎり依頼者の判断材料として機能します。

ただし、対応内容・実績・DM案内といった他の要素が曖昧なままだと、実名や顔写真がない分だけ信頼材料が不足しやすくなります。代替の見せ方を選ぶときほど、他の要素を具体的に書き込むようにしましょう。

完成例ギャラリー(3業種)

ここまで確認した要素の考え方を、実際の業種に当てはめてみましょう。3つの業種について、避けたい例と改善例を比較します。

店舗向けSNS制作・運用

避けたい例
SNS頑張ってます

抽象的な肩書きで対応領域が伝わらず、学習中である点だけが強調され、提供範囲も連絡先も書かれていません。

改善例
飲食店・美容室のSNS運用サポート/投稿企画・分析|ご相談はDMからどうぞ

対象顧客・対応内容が明確で、固定ポストの実績投稿とDM案内から問い合わせにつながります。

中小企業向けWebデザイン・Web制作

避けたい例
Web勉強中

学習中という訴求のみで、対応内容や提供できる範囲が分からず依頼につながりません。

改善例
中小企業のコーポレートサイト制作・更新代行|対応事例はリンク先に掲載

対象顧客と対応内容が明記され、リンク先の制作実績と問い合わせ導線が揃っています。

制作会社・代理店向け制作協業

避けたい例
いろいろ作れます

提供範囲が不明確で、制作会社側が外注先として判断する材料に欠けています。

改善例
制作会社向けバナー・LP・ショート動画の外注対応|固定ポストに制作事例

対応範囲・実績・DM案内が揃い、外注先としての判断材料が揃っています。

3つの例に共通しているのは、対象顧客・対応内容・実績・連絡先のいずれかが欠けると、依頼者が判断できる材料が不足するという点です。自分の状況に置き換えながら、次のワークシートで実際にプロフィール案を作成しましょう。

Q
確認クイズ
いろいろ作れますという自己紹介だけを掲載しているアカウントについて、改善が必要な理由はどれか?
正解です!
対応範囲が具体的に書かれていないと、依頼者は何を任せられるアカウントなのか判断できません。
惜しい!
正解はBです。対応範囲が不明確だと、依頼者が外注先として判断するための材料が不足します。

今すぐ埋めてみよう

ここまで確認した要素に沿って、自分のプロフィール案を実際に埋めてみましょう。提出や合否判定はありません。

項目記入欄
①名前・肩書き
②自己紹介欄(160字程度)
③固定ポストの内容
④リンク

入力内容はこのブラウザに保存され、次回このページを開いたときに復元されます。別の端末・ブラウザからは見れません。
ただしブラウザのキャッシュをクリアすると消えてしまうため、大事な内容はメモやNotionにも控えておくと安心です。

SUMMARY
  1. 6つの要素 — アイコン、ヘッダー、名前、自己紹介欄、リンク、固定ポスト
  2. 自己紹介欄 — 肩書き・対象顧客・実績・DM案内を優先順位をつけて詰め込む
  3. 固定ポスト — 自己紹介欄で書ききれない実績・対応内容を補う
  4. 代替設計 — 実名・顔写真が難しい場合は屋号・イラストで統一する
  5. 3業種の比較 — 対象顧客・対応内容・実績・連絡先の欠落が判断材料の不足を招く
CHECK
理解度チェック
プロフィールを構成する6つの要素を説明できるか?
アイコン、ヘッダー、名前、自己紹介欄、リンク、固定ポストの6つです。自己紹介欄には肩書き・対象顧客・提供価値・対応内容・実績・DM案内が集約されます。
自己紹介欄に肩書き・対象顧客・提供価値・実績を過不足なく書けるか?
160字程度の中ですべてを均等に書くのではなく、依頼判断に必要な情報から優先順位をつけて詰め込みます。
固定ポストの役割を説明できるか?
自己紹介欄だけでは書ききれない実績や対応内容を、1件の投稿として具体的に示す役割です。自己紹介欄と内容が重複しないようにします。
実名・顔写真を出さない場合の代替設計を選べるか?
屋号やイラストで統一する方法があります。その場合は対応内容・実績・DM案内をより具体的に書き、信頼材料を補います。
3つの業種の改善例を踏まえて、自分のプロフィール案を作成できるか?
対象顧客・対応内容・実績・連絡先の4点が揃っているかを基準に、自分のプロフィール案を見直せます。