ココナラで案件を得る全体像
CHAPTER 0
ココナラで案件を得る全体像
全5レッスン 出品型・相談型・募集提案型の使い分けから、登録の流れ、手数料の計算、ランク制度、規約・禁止事項までを一気通貫で整理する ⏱ 所要時間:約90分
CHAPTER 0
出品型・相談型・募集提案型を使い分ける
LESSON 0-1 ココナラで案件を得る全体像 ⏱ 所要時間:約20分
レッスン解説動画
GOAL
このレッスンのゴール
  • 出品型・相談型・募集提案型という3つの案件獲得経路の違いを説明できる
  • 経路ごとに購入者がどのように意思決定するかを説明できる
  • 応募型サービスとの違いを説明できる
  • 自分がまず取り組む経路を仮決めできる

Web制作やSNS運用代行、ショート動画などの学習作品を作ってきたものの、有償案件の実績がまだない場合、ココナラで最初に何をすればよいか迷う場面は多いです。会員登録を終えたあと、出品ページを作るべきか、募集案件を探すべきか、決め手がないまま時間だけが過ぎてしまうこともあります。

このレッスンでは、ココナラで案件を得るための3つの経路、出品型・相談型・募集提案型の違いを確認します。そのうえで、経路ごとに購入者がどのように意思決定するかを踏まえ、自分がまず取り組む経路を仮決めします。

出品型とは

出品型は、サービスページをあらかじめ作成しておき、検索結果やカテゴリ一覧、プロフィールページを通じて購入者に見つけてもらう経路です。

具体的には、出品者がタイトル・説明文・価格・実績などを整えたサービスページを公開すると、購入者はキーワード検索やカテゴリ一覧、出品者プロフィールを見て候補を絞り込み、複数のサービスページを比較したうえで購入するかどうかを判断します。出品者は基本的に、購入者から見つけてもらうのを待つ立場になります。

✓ Point !
出品型は作ってから待つ経路

出品型では、購入者に見つけてもらう前提でサービスページを用意しておく必要があります。同じカテゴリに並ぶ他の出品者と比較されるため、対象顧客や納品物、価格が伝わるページに整えておくことが欠かせません。

出品型のカテゴリには、同じジャンルのサービスを扱う出品者が数多く並びます。購入者はその中から複数のページを比較検討してから決めるため、サービスページの完成度がそのまま比較材料になります。出品ページの具体的な作り方は、次の章で詳しく扱います。

相談型とは

相談型は、購入前相談や見積り相談を通じて、購入者と出品者が個別に条件をすり合わせてから購入してもらう経路です。

見積り相談では、依頼者が依頼したい仕事内容を購入前に出品者へ相談し、その内容を踏まえて出品者が対応内容や金額を提案します。依頼者は提案を確認したうえで、購入するかどうかを判断します。相談のきっかけは、サービスページ経由やプロフィールページ経由、メッセージ経由など複数用意されています。

出品型が決まった内容から選んでもらう経路であるのに対し、相談型は個別の条件をすり合わせてから購入してもらう経路です。標準の出品内容だけでは対応しきれない依頼や、金額・納期の調整が必要な依頼に向いています。

Q
確認クイズ
サービスページの内容だけでは対応できない特殊な依頼について、購入者から個別に相談が届きました。この状況を最もよく表す経路はどれか?
正解です!
個別の相談を受けてから提案内容をすり合わせるのは、相談型の特徴です。標準の出品内容だけで対応しきれない依頼に向いています。
惜しい!
正解はBです。相談型は、購入前相談や見積り相談を通じて個別に条件をすり合わせてから購入してもらう経路でした。

募集提案型とは

募集提案型は、「仕事を探す」から依頼者が投稿した募集案件を確認し、条件に合えば提案額を設定して応募する経路です。

依頼者が募集を投稿すると、その募集に対して複数の出品者から応募が届きます。依頼者は届いた応募の中から、実績や提案内容、提案額を比較して購入する相手を選びます。出品型・相談型が購入者に見つけてもらう経路であるのに対し、募集提案型は出品者自身が募集案件を探しに行き、動いて応募する経路です。

実績が少ない段階では、出品型のページだけでは検索結果の上位に表示されにくく、購入者の目に触れるまで時間がかかることがあります。募集提案型であれば、出品者から案件を探しに行けるため、実績づくりの初期段階でも動きやすい経路になります。

3つの経路を比較する

ここまでの内容を、経路ごとの主導権と購入者の意思決定の違いで比較します。

経路主導権購入者の意思決定向いている人
出品型出品者は用意して待つサービスページの内容・実績・レビューを比較して判断実績や強みをページの言葉にできる人
相談型双方ですり合わせる相談への回答や提案内容の的確さで判断依頼内容をヒアリングして整理するのが得意な人
募集提案型出品者が探して動く届いた応募の実績・提案内容・提案額を比較して判断自分から案件を探しに行きたい人

3つの経路は、どれか1つに絞らなければならないものではありません。実績が少ない段階では、募集提案型で経験を積みながら、並行して出品型のサービスページを整えておく、といった組み合わせ方もできます。

クラウドソーシングのような応募型のサービスでは、依頼者が投稿した募集案件に応募することが中心になります。ココナラでは募集提案型としてその経路も使えますが、それに加えて出品型のように自分のサービスページを用意して購入者を待つ経路や、相談型のように個別のやり取りから購入につなげる経路も選べる点が特徴です。

経路選びでよくあるつまずき
3つの経路を混同してしまう
経路ごとに購入者の意思決定の仕組みが異なるため、混同すると自分の行動が的外れになりやすくなります。
出品しただけで待ってしまい、相談・募集を見ない
出品型だけに頼ると、実績が少ない段階では購入されるまで時間がかかることがあります。相談型・募集提案型も並行して確認しましょう。
Q
確認クイズ
実績はまだ少ないものの、早く経験を積みたいと考えている受講生がいます。まず取り組む経路として適切な考え方はどれか?
正解です!
実績が少ない段階では、募集提案型で経験を積みながら、並行して出品型のページを整えておく組み合わせ方が有効です。
惜しい!
正解はBです。3つの経路はどれか1つに絞る必要はありません。募集提案型で経験を積みながら出品型のページも整えるなど、組み合わせて使えます。

まず取り組む経路を仮決めしよう

ここまでの内容を使って、自分がまず取り組む経路を仮決めしておきましょう。提出や合否判定はありません。

現在の状況を踏まえて、最初に取り組む経路と理由を記録しておきましょう。

項目記入欄
現在の実績状況
伝えられる強み
まず取り組む経路
その経路を選ぶ理由

入力内容はこのブラウザに保存され、次回このページを開いたときに復元されます。別の端末・ブラウザからは見れません。

SUMMARY
  1. 出品型はサービスページを用意して待つ経路
  2. 相談型は個別の条件をすり合わせてから購入してもらう経路
  3. 募集提案型は自分から募集案件を探して応募する経路
  4. 応募型サービスと異なり、ココナラでは3つの経路を組み合わせて使える
  5. 実績が少ない段階では、複数の経路を並行して試すことも有効
CHECK
理解度チェック
出品型・相談型・募集提案型それぞれの主導権の違いを説明できるか?
出品型は出品者が用意して待つ、相談型は双方ですり合わせる、募集提案型は出品者が探して動く、という違いがあります。
経路ごとに購入者がどのように意思決定するかを説明できるか?
出品型はサービスページの内容・実績・レビュー、相談型は相談への回答や提案内容、募集提案型は届いた応募の実績・提案内容・提案額を比較して判断します。
ココナラと応募型サービスの違いを説明できるか?
応募型サービスは募集案件への応募が中心になりますが、ココナラでは募集提案型に加えて、出品型・相談型のように購入者に見つけてもらう経路も選べます。
自分がまず取り組む経路を1つ仮決めできたか?
現在の実績状況と伝えられる強みを踏まえ、最初に取り組む経路とその理由をワークシートに記録できていれば十分です。

CHAPTER 0
登録から売上受取までの流れをたどる
LESSON 0-2 ココナラで案件を得る全体像 ⏱ 所要時間:約20分
レッスン解説動画
GOAL
このレッスンのゴール
  • 会員登録から売上受取までの一連の流れを、各ステップで何をするか説明しながらたどれる
  • 各ステップの事前準備と、つまずきやすいポイントを判断できる

ココナラの会員登録を終えたばかりで、次に何をすればサービスを販売できる状態になるのか、全体の流れがつかめていない場面は多いです。本人確認や振込先口座の登録を後回しにしたまま出品を進め、いざ売上を受け取る段階になって手続きが終わっていないことに気づく、ということも起こります。

このレッスンでは、会員登録から売上受取までの流れを、事前準備・出品するまでの3ステップ・購入から売上受取までの6ステップの3つに分けてたどります。

まずは全体の流れを1枚の図で確認しておきましょう。

事前準備

ステップを進める前に、次のものを準備しておきましょう。

📋 事前準備
  • 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード等):本人確認の手続きに使います
  • 振込先の銀行口座情報:売上を受け取るために登録します
  • プロフィール写真・自己紹介文の下書き:出品前のプロフィール作成に使います

本人確認と振込先口座の登録は、出品を始める前に済ませておくと、実際に購入されたときに慌てずに進められます。

出品するまでの3ステップ

1
会員登録をする

メールアドレスやSNSアカウントでアカウントを作成し、ニックネームなどの基本情報を設定します。

2
本人確認を済ませる

振込先の銀行口座を登録し、本人確認の手続きを済ませます。本人確認は出品者としての信頼性にも関わるため、早めに済ませておくと安心です。

3
サービスを出品する

タイトル・説明文・価格などを設定したサービスページを作成し、公開します。

✓ Point !
出品前の3ステップは順番どおりに進める

本人確認を後回しにしたまま出品を進めると、いざ売上を受け取る段階で振込先の登録が済んでいないことに気づく場合があります。会員登録・本人確認・出品の順番で進めておきましょう。

Q
確認クイズ
出品するまでの3ステップを進める順番として適切なのはどれか?
正解です!
会員登録、本人確認、出品の順に進めておくと、購入されたときに慌てず取引を進められます。
惜しい!
正解はBです。本人確認や振込先口座の登録を後回しにすると、売上を受け取る段階で手続きが済んでいないことに気づく場合があります。

購入から売上受取までの6ステップ

4
購入前相談・見積り相談に対応する

相談が届いた場合は、依頼内容を確認したうえで対応可否や金額を提案します。相談を経ずに直接購入されるケースもあります。

5
購入される

購入者がサービスページや提案内容を確認して購入すると、取引が始まります。

6
トークルームでやり取りする

購入されると、購入者と出品者だけが閲覧できるトークルームが自動的に開かれます。ここで依頼内容の確認や制作物のやり取りを進めます。

7
正式な納品を送る

制作物が仕上がったら、トークルーム内で正式な納品を送ります。購入者からの差し戻しは1回のみで、承諾から24時間後、または2回目の納品送付から3日後に自動的にクローズします。

Q
確認クイズ
正式な納品を送ったあとの、購入者からの差し戻しについて正しいものはどれか?
正解です!
差し戻しは1回のみで、承諾から24時間後、または2回目の納品送付から3日後に自動的にクローズします。この仕組みを知っておくと、トークルームでのやり取りの見通しが立てやすくなります。
惜しい!
正解はBです。差し戻しは1回のみで、承諾から24時間後、または2回目の納品送付から3日後に自動的にクローズします。
8
評価を受け取る

取引が完了すると、購入者から評価コメントが届きます。

9
売上を受け取る

トークルームがクローズすると売上がマイページに反映されるので、売上管理・振込申請から振込を申請します。申請額が3,000円未満の場合は振込手数料160円がかかり、3,000円以上であれば無料です。申請期限は120日なので、期限内に手続きを済ませましょう。

よくあるつまずき Q&A

よくあるつまずき Q&A
本人確認は出品前に必ず済ませておく必要がありますか?
出品自体はできますが、売上を受け取るには銀行口座の登録が必要です。早めに済ませておくと、実際に購入されたときにそのまま取引を進められます。
見積り相談がないまま、直接購入されることはありますか?
あります。サービスページの内容だけで十分に判断できる場合は、相談なしで購入されるケースも多くあります。
振込申請を忘れるとどうなりますか?
申請期限は120日です。期限を過ぎないよう、トークルームがクローズしたら早めに売上管理・振込申請から手続きをしましょう。
評価は必ずもらえますか?
評価は購入者の任意の操作のため、届かないこともあります。正式な納品と対応の丁寧さを積み重ねることが、次の依頼につながります。
CHECK
完了チェック
会員登録から出品までの3ステップを順番どおりに説明できるか?
会員登録、本人確認、出品の順番です。本人確認と振込先口座の登録は、出品前に済ませておくと安心です。
購入から売上受取までの6ステップを説明できるか?
相談、購入、トークルームでのやり取り、正式な納品、評価、売上受取の順です。トークルームは購入されると自動的に開かれます。
正式な納品後の差し戻しのルールを説明できるか?
差し戻しは1回のみで、承諾から24時間後、または2回目の納品送付から3日後に自動的にクローズします。
振込申請の注意点を説明できるか?
申請額が3,000円未満の場合は振込手数料160円がかかり、3,000円以上であれば無料です。申請期限は120日です。

CHAPTER 0
手数料から必要な販売価格を逆算する
LESSON 0-3 ココナラで案件を得る全体像 ⏱ 所要時間:約15分
レッスン解説動画
GOAL
このレッスンのゴール
  • 販売価格から手数料・税・外注費・工数を差し引いて、手取りを判断できる
  • 必要な手取りから、必要な販売価格を逆算できる
  • 手数料率は変わりうる数値であることを踏まえ、公式情報で確認する習慣を持てる

5,000円でサービスが購入されたと喜んだものの、実際に振り込まれた金額を見て、想定より少ないと感じる場面は珍しくありません。販売価格がそのまま手元に残るわけではなく、手数料や税、外注費、工数を差し引いた金額が実際の手取りになるためです。

このレッスンでは、手数料の仕組みを確認したうえで、販売価格から手取りを計算する考え方と、必要な手取りから販売価格を逆算する考え方をあわせて確認します。

手数料の仕組みを確認する

ココナラでは、出品者が受け取る売上から販売時手数料が差し引かれます。これに加えて、購入者側にもサービス手数料がかかりますが、こちらは購入者が追加で支払う分であり、出品者の手取りには影響しません。

項目負担する人内容
販売時手数料(通常サービス)出品者販売価格(税込)の22%。手数料率20%に消費税10%を掛けた税込みの料率
販売時手数料(ビデオチャット)出品者販売価格(税込)の27.5%。通常サービスより高い料率
サービス手数料購入者購入価格に対して5.5%。購入者が追加で支払う分で、出品者の手取りには影響しない
振込手数料出品者振込申請額が3,000円未満なら160円、3,000円以上なら無料

出品者の手取りに直接関わるのは、販売時手数料と振込手数料の2つです。購入者が負担するサービス手数料は、購入者の支払額を増やすだけで、出品者が受け取る金額の計算には登場しません。この違いを混同すると、手取りの見積もりを誤りやすくなります。

✓ Point !
売上には所得税等がかかる場合がある

ここで扱う手数料は、ココナラのプラットフォームに支払う分です。受け取った売上は所得となるため、金額によっては確定申告が必要になる場合があります。具体的な税額は所得や経費によって変わるため、このレッスンでは差し引く対象の1つとして意識しておきましょう。

! 注意
手数料率は公式情報で必ず再確認する

手数料率や振込手数料などの数値は、調査時点の参考値です。料率は変更されることがあるため、実際に出品する前や定期的な見直しのタイミングで、公式サイトの最新情報を確認しましょう。

Q
確認クイズ
購入者側にかかる5.5%のサービス手数料について、正しい説明はどれか?
正解です!
サービス手数料は購入者が追加で支払う分であり、出品者の手取りの計算には登場しません。出品者の手取りに関わるのは、販売時手数料と振込手数料です。
惜しい!
正解はBです。サービス手数料は購入者側の負担であり、出品者の手取りには影響しません。出品者側は販売時手数料と振込手数料を意識しましょう。

手取りから販売価格を逆算する

販売価格から手取りを求めるときは、次の式で考えます。

手取りを求める式販売価格 ×(1 − 0.22)= 手取り
必要な販売価格を求める式必要な手取り ÷ 0.78 = 必要な販売価格
手取りから逆算すれば、必要な販売価格が見える

たとえば、手取りとして10,000円を確保したい場合、10,000 ÷ 0.78 で約12,821円が必要な販売価格の目安になります。先に必要な手取りの金額を決めてから価格を決める順番にすると、販売価格だけを見て手取りを見誤ることを防げます。

Q
確認クイズ
手取りとして10,000円を確保したい場合、必要な販売価格に最も近いのはどれか?
正解です!
10,000 ÷ 0.78 ≈ 12,821円です。販売価格をそのまま10,000円に設定すると、手取りは10,000円を下回ります。
惜しい!
正解はCです。必要な手取り10,000円を0.78で割ると、約12,821円になります。この金額を販売価格の目安にします。

工数を考慮した実質時給の考え方

手取りが分かったら、そこから外注費(素材購入費や外部発注費など)を差し引き、残りの金額を制作にかかった工数で割ると、実質的な時給の目安が見えます。

項目計算例
販売価格12,000円
手数料(22%)2,640円
手取り9,360円
外注費0円(素材は自作のため)
実質受取額9,360円
制作時間3時間
実質受取額 ÷ 制作時間 = 実質時給 約3,120円

この例のように、販売価格だけでなく制作時間まで含めて計算すると、案件ごとの実質的な割の良さを比較できるようになります。同じ販売価格でも、制作時間や外注費が違えば実質時給は変わるため、価格を決めるときはあわせて工数も見積もっておきましょう。

手取り計算メモを作ろう

ここまでの考え方を、案件ごとに記録できるメモの形にまとめます。次の7項目を書き出せる状態にしておきましょう。

手取り計算メモに書く項目
販売価格
購入者に提示する金額です。
手数料
通常サービスは22%、ビデオチャットは27.5%を目安にします。
手取り
販売価格から手数料を差し引いた金額です。
外注費
素材購入費や外部発注費など、手取りからさらに差し引く費用です。
実質受取額
手取りから外注費を差し引いた、実際に残る金額です。
制作時間
依頼を受けてから納品するまでにかかった時間です。
実質時給
実質受取額を制作時間で割った金額で、案件同士を比較する基準になります。

実際の案件で使うときは、次のシートに数字を当てはめて記録しておきましょう。提出や合否判定はありません。

直近の案件、または想定している案件で、手取り計算メモを作ってみましょう。

項目記入欄
販売価格
手数料
手取り
外注費
実質受取額
制作時間
実質時給

入力内容はこのブラウザに保存され、次回このページを開いたときに復元されます。別の端末・ブラウザからは見れません。

SUMMARY
  1. 通常サービスの販売時手数料は22%、ビデオチャットは27.5%が目安
  2. 購入者側のサービス手数料5.5%は出品者の手取りには影響しない
  3. 手取りは販売価格×(1 − 0.22)、必要な販売価格は必要な手取り÷0.78で求める
  4. 手取りから外注費を引き、制作時間で割ると実質時給が見える
  5. 手数料率は変更されることがあるため、公式情報で定期的に再確認する
CHECK
理解度チェック
出品者の手取りに関わる手数料と、購入者が負担する手数料の違いを説明できるか?
出品者は販売時手数料(通常22%・ビデオチャット27.5%)と振込手数料を負担します。購入者が負担する5.5%のサービス手数料は、出品者の手取りには影響しません。
販売価格から手取りを求める式を答えられるか?
販売価格 ×(1 − 0.22)= 手取り、です。
必要な手取りから、必要な販売価格を逆算できるか?
必要な手取り ÷ 0.78 = 必要な販売価格、です。手取り10,000円なら、必要な販売価格は約12,821円になります。
実質時給の考え方を説明できるか?
手取りから外注費を差し引いた実質受取額を、制作時間で割ることで求めます。案件ごとの割の良さを比較する基準になります。

CHAPTER 0
5ランクと信頼で購入判断を読み解く
LESSON 0-4 ココナラで案件を得る全体像 ⏱ 所要時間:約15分
レッスン解説動画
GOAL
このレッスンのゴール
  • レギュラーからプラチナまでの5段階のランク基準を説明できる
  • 評価・実績・対応品質のうち何が購入判断に影響するかを説明できる
  • 自分の今の実績に応じて優先すべき行動を判断できる

初受注のあと、次の依頼がなかなか来ない場面があります。実績を積んでいるつもりでも、ランクがなかなか上がらない、あるいはランクの意味がよく分からないまま出品を続けている場合もあります。

このレッスンでは、レギュラーからプラチナまでの5段階のランク基準と、評価に影響する要素を確認したうえで、ランクが購入判断にどう影響するか、自分が今優先すべき行動は何かを判断します。

5段階のランク制度を確認する

出品者のランクは、レギュラー・ブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナの5段階です。上位のランクほど、基準に含まれる項目が増えていきます。

ランク主な基準
レギュラー累積の有料販売実績1件以上
ブロンズ累積の有料販売実績10件以上、納品完了率80%以上
シルバー直近3か月の有料販売実績10件以上、納品完了率85%以上、直近3か月以内のログイン
ゴールド直近3か月の売上5万円以上、納品完了率90%以上、平均評価4.8以上、本人確認済み、直近1か月以内のログイン
プラチナ直近3か月の売上10万円以上、納品完了率90%以上、平均評価4.8以上、本人確認済み、直近1か月以内のログイン
✓ Point !
レギュラー以外は毎月見直される

ランクは毎月1日に見直されます。レギュラーは一度達成すると下がりませんが、ブロンズ以上は基準を下回るとランクダウンする可能性があります。シルバー以上の基準が直近3か月の実績で見られているのは、そのためです。

! 注意
ランク基準は公式情報で必ず再確認する

上記の販売実績・納品完了率・平均評価などの基準値は、調査時点の参考値です。基準は変更されることがあるため、実際に出品する前や定期的な見直しのタイミングで、公式サイトの最新情報を確認しましょう。

Q
確認クイズ
ブロンズ以上のランクについて、正しい説明はどれか?
正解です!
ブロンズ以上は毎月1日に見直され、基準を下回るとランクダウンする可能性があります。一度達成すると下がらないのはレギュラーのみです。
惜しい!
正解はBです。ブロンズ以上は毎月1日に見直され、基準を下回るとランクダウンする可能性があります。

評価に影響する要素

ランクの基準を見ると、評価点だけでなく、対応の丁寧さや継続的な活動状況も関わっていることが分かります。

要素ランク・購入判断への関わり方
平均評価ゴールド・プラチナの基準に直接使われる。購入者が出品者を比較するときの重要な指標にもなる
納品完了率ブロンズ以上すべての基準に含まれる。引き受けた依頼を最後まで完了できているかを示す
本人確認ゴールド・プラチナの基準に含まれる。出品者の信頼性を示す材料になる
ログイン頻度シルバー以上の基準に含まれる。継続して活動しているかを示す

特に納品完了率は、すべてのランクアップの基準に共通して登場します。引き受けた依頼を対応しきれずに完了できない状態が続くと、ランクだけでなく購入者からの信頼にも影響します。対応できない依頼は早めに辞退の判断をし、引き受けた依頼は最後まで完了させることを優先しましょう。

ランクが購入判断に与える影響

購入者は、実際に制作物を受け取る前に、購入するかどうかを判断しなければなりません。制作物の完成度を事前に確認できない以上、ランクや評価、実績は数少ない判断材料の1つになります。

同じような価格・内容のサービスが並んでいる場合、購入者はランクの高さや評価点、販売実績の件数を比較して、依頼先を選ぶことがあります。ランクは、出品者がこれまでどれだけの依頼を完了させ、どれだけの購入者から評価を得てきたかを、購入者にとって分かりやすい形にした指標だといえます。

Q
確認クイズ
直近3か月の売上が12万円、納品完了率92%、平均評価4.5の出品者がいます。この出品者が満たしていない基準はどれか?
正解です!
売上・納品完了率は基準を満たしていますが、平均評価4.5はゴールド・プラチナの基準である4.8以上に届いていません。
惜しい!
正解はCです。売上12万円・納品完了率92%はゴールド・プラチナの基準を満たしていますが、平均評価4.5は基準の4.8以上に届いていません。

ランク別・優先行動早見表

今の自分の実績に応じて、次に優先すべき行動を確認しておきましょう。

ランク別・優先行動早見表
まだ有料販売の実績がない人
まず1件でも有料販売を完了させ、レギュラーの基準を満たすことを優先します。
実績はあるが納品完了率に不安がある人
対応できない依頼は早めに辞退を判断し、引き受けた依頼を完了させて納品完了率を80%以上に保ちます。
シルバーを目指したい人
直近3か月の実績・納品完了率・ログイン頻度を維持し続けることを意識します。
ゴールド・プラチナを目指したい人
本人確認を済ませ、平均評価4.8以上を保てるよう、対応の丁寧さと品質を安定させます。

どの段階にいる場合でも、共通して意識したいのは納品完了率です。引き受けた依頼をきちんと完了させることが、すべてのランクアップの土台になります。

SUMMARY
  1. ランクはレギュラー・ブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナの5段階
  2. ブロンズ以上は毎月1日に見直され、基準を下回るとランクダウンする可能性がある
  3. 納品完了率はブロンズ以上すべての基準に共通する
  4. ランクは、購入者が事前に確認しづらい完成度を推し量る判断材料になる
  5. 今の実績に応じて、優先すべき行動を1つ選んで取り組む
CHECK
理解度チェック
5段階のランクとその主な基準を説明できるか?
レギュラー(累積販売1件以上)、ブロンズ(累積10件以上・完了率80%以上)、シルバー(直近3か月10件以上・完了率85%以上)、ゴールド(直近3か月売上5万円以上・評価4.8以上・本人確認済み)、プラチナ(直近3か月売上10万円以上・評価4.8以上・本人確認済み)です。
評価に影響する要素のうち、すべてのランクに共通する項目を答えられるか?
納品完了率です。ブロンズ以上すべての基準に含まれています。
ランクが購入判断に与える影響を説明できるか?
購入者は制作物を受け取る前に判断する必要があるため、ランクや評価、実績は数少ない判断材料の1つになります。
自分の実績に応じて優先すべき行動を1つ判断できるか?
実績・納品完了率・平均評価のうち、今の自分がどの段階にいるかを確認し、早見表に沿って次の行動を1つ選べていれば十分です。

CHAPTER 0
規約・禁止事項を理解して安全に取引する
LESSON 0-5 ココナラで案件を得る全体像 ⏱ 所要時間:約20分
レッスン解説動画
GOAL
このレッスンのゴール
  • 外部連絡・外部決済、権利侵害、実績掲載、個人情報、虚偽表現、購入前の無償作業について、それぞれ何が禁止されているかを説明できる
  • グレーな依頼を持ちかけられたとき、危険な取引かどうかを判断できる
  • 開始前チェックリストを完成できる

購入前相談のやり取りの中で、外部の連絡先を先に教えてほしいと持ちかけられたり、購入前に無料で試しに1つ作ってほしいと頼まれたりする場面があります。話の流れの中では妥当な提案に思えてしまうこともありますが、こうした依頼にはココナラの規約に触れるものが含まれています。

このレッスンでは、外部連絡・外部決済、権利侵害、実績掲載、個人情報、虚偽表現、購入前の無償作業という6つのカテゴリ別に、何が禁止されているかを確認します。そのうえで、開始前チェックリストを完成させます。

外部連絡・外部決済

ココナラでは、トラブル防止のため、サイト外の連絡先を聞き出す行為や、プロフィール・サービス説明・トークルームにメールアドレスを記載する行為、画像にQRコードを掲載する行為、他サイトの登録フォームへ誘導する行為が禁止されています。ココナラ外の決済へ誘導する行為や、そうした提案に応じる行為も同様です。

サービスの提供に必要な情報(納品に住所や電話番号が必要な場合など)はやり取りできますが、その情報は役務提供以外の目的に使ってはいけません。取引で知り得た情報をもとに、取引終了後に直接連絡を取ることも禁止行為にあたります。

! 注意
サイト外のやり取りは重大な規約違反

サイト外での連絡や決済に応じてしまうと、支払いトラブルや個人情報トラブルが起きても、運営が仲介できなくなります。ココナラでは、これを重大な規約違反として扱っています。

Q
確認クイズ
購入前相談で、購入者から直接LINEでやり取りしたいと持ちかけられました。適切な対応はどれか?
正解です!
外部の連絡先を聞き出す行為や、外部連絡への誘導に応じる行為は禁止されています。役務提供に必要な情報でない限り、トークルーム内でのやり取りを続けましょう。
惜しい!
正解はAです。外部連絡への誘導は、相手からの提案であっても応じてはいけません。

権利侵害・実績掲載

他者の著作権・商標権・肖像権などを侵害する恐れのある素材やロゴを、無断で使用・加工することは禁止されています。納品物の著作権は原則として出品者に帰属し、出品者が購入者に利用を認める形になるため、購入者は商用利用などが可能かどうかをサービスページで確認する必要があります。

受注した制作物を自分の実績として公開したい場合は、購入者の許可を得ることが基本です。二次創作イラストなどを掲載する場合は、二次創作であることや元の作品名・キャラクター名を明記し、著作権の帰属を明確にしておきましょう。

✓ Point !
実績掲載は許可を得てから

購入者の許可なく制作物を実績として公開すると、トラブルにつながります。実績として使いたい場合は、納品時や評価依頼の段階で、掲載してよいかを直接確認しておきましょう。

個人情報・虚偽表現

取引相手の個人情報は、役務提供の目的以外に使ってはいけません。取引で知り得た情報をもとに、取引終了後に直接連絡を取ることも禁止行為にあたります。

プロフィールやサービス内容、実績について、事実と異なる情報を記載し、相手に誤解を与える行為も禁止されています。対応した経験のない業務を「対応実績多数」のように記載することは、虚偽表現にあたります。

Q
確認クイズ
対応した経験のない業務内容について、プロフィールに対応実績多数と記載しようとしています。適切な判断はどれか?
正解です!
事実と異なる実績表示は虚偽表現にあたります。プロフィールには、実際に対応できる範囲を正確に記載しましょう。
惜しい!
正解はBです。事実と異なる表現で相手に誤解を与える行為は、規約違反にあたります。

購入前の無償作業

購入前に詳細なやり取りを重ね、無償で作業や試作を進める行為は、規約で禁止されています。見積り相談で依頼の状況を確認する程度は必要な範囲ですが、購入前に無償で成果物そのものを作ってしまうことは避けなければなりません。

ココナラには購入後の金額を減額する機能がありません。そのため、購入後に依頼内容へ対応しきれないと分かっても、金額を調整することができません。だからこそ、購入前の相談・見積りの段階で、対応内容や条件をしっかりすり合わせておく必要があります。

こんな依頼はいったん立ち止まる
外部の連絡先や決済を先に持ちかけられる
サイト外でのやり取りに応じると、トラブルが起きても運営が仲介できなくなります。
購入前に無償の試作や成果物を求められる
購入前の無償作業は規約違反にあたります。見積り相談の範囲を超えていないか確認しましょう。
実績として無断で使われそうな気配がある
実績掲載は購入者の許可を得てから行うのが基本です。

開始前チェックリストを完成させる

ここまでの内容を、開始前チェックリストとしてまとめます。出品や取引を始める前に、次の6項目を確認できる状態にしておきましょう。

開始前チェックリスト
外部連絡・外部決済
外部の連絡先や決済に誘導されても、応じずにトークルーム内でやり取りを続けられる。
権利侵害
他者の著作権・商標権・肖像権を侵害する恐れのある素材を使わないと理解している。
実績掲載
制作物を実績として公開する前に、購入者の許可を得ると理解している。
個人情報
取引相手の個人情報を、役務提供の目的以外に使わないと理解している。
虚偽表現
プロフィールや実績に、事実と異なる表現を記載していないか確認できる。
購入前の無償作業
購入前に無償で成果物や試作を作らないと理解している。

この6項目を確認できていれば、危険な取引を見分けながら安全に取引を進める準備ができています。

SUMMARY
  1. 外部連絡・外部決済への誘導、または誘導への応諾は重大な規約違反
  2. 権利侵害の恐れがある素材は使わず、実績掲載は購入者の許可を得てから行う
  3. 個人情報は役務提供の目的以外に使わず、プロフィール・実績に虚偽表現を記載しない
  4. 購入前の無償作業は禁止。条件は購入前の相談・見積りですり合わせる
  5. 6項目の開始前チェックリストで、安全な取引の準備を整える
CHECK
理解度チェック
外部連絡・外部決済で禁止されている行為を説明できるか?
外部の連絡先を聞き出す行為、メールアドレスやQRコードの掲載、他サイトへの誘導、外部決済への誘導やその提案への応諾が禁止されています。
権利侵害・実績掲載で気をつけることを説明できるか?
他者の著作権・商標権・肖像権を侵害する恐れのある素材は使わず、制作物を実績として公開する場合は購入者の許可を得ます。
個人情報・虚偽表現で禁止されている行為を説明できるか?
個人情報を役務提供以外の目的に使うこと、プロフィールや実績に事実と異なる表現を記載することが禁止されています。
購入前の無償作業がなぜ禁止されているかを説明できるか?
ココナラには購入後の金額を減額する機能がないため、購入前に条件をすり合わせる必要があり、無償での試作や成果物の提供は規約で禁止されています。