実績・ランク・直接依頼へつなげる
CHAPTER 3
実績・ランク・直接依頼へつなげる
全3レッスン 契約後の進行から評価・継続依頼、応募結果の改善と計画づくりまでを一気通貫で整理する ⏱ 所要時間:約65分
CHAPTER 3
契約・仮払い・制作・納品
LESSON 3-1 実績・ランク・直接依頼へつなげる ⏱ 所要時間:約20分
レッスン解説動画
GOAL
このレッスンのゴール
  • 条件合意から契約・仮払いまでの流れで正しく行動できる
  • 制作中のメッセージ・ファイル共有・中間確認を適切に行える
  • 納品・検収・報酬・評価までの流れを説明できる

第2章で、案件の見極めと提案文の作り方、そしてパッケージ・提案営業という複数の受注導線を確認しました。第3章では、実際に契約が決まったあとの進行を扱います。ここから先は、対応の丁寧さが評価に直結する段階です。

このレッスンでは、条件合意から仮払い確認までの流れ、制作中の連絡の取り方、そして納品から評価までの流れを、ステータスごとに確認します。

条件合意から仮払い確認まで

提案が採用されたら、まず契約内容の条件合意を行います。金額・納期・対応範囲について、提案文の内容と齟齬がないかを最終確認したうえで契約に進みます。

1
条件合意する

金額・納期・対応範囲を発注者と最終確認します。提案時と条件が変わっている場合は、着手前にすり合わせます。

2
契約を結ぶ

合意した条件で契約が成立します。契約内容の画面は、後から見返せるように必ず保存・確認しておきましょう。

3
仮払いの完了を確認してから着手する

発注者が報酬をランサーズに預ける仮払いが完了していることを確認してから、制作に着手します。

仮払い前に避けるべき行動
仮払い前に本制作を始める
契約前提の合意がないまま時間をかけることになり、対価を得られないリスクがあります
仮払いを待たず先に納品してしまう
支払いの保証がないまま成果物を渡すことになり、報酬を受け取れなくなる恐れがあります
ランサーズ外での直接のやり取りに応じる
仮払いなどサービス側の保護が働かなくなり、トラブル時に対応してもらえなくなります
仮払いの催促を後回しにする
着手が遅れるだけでなく、仮払いのないまま作業を進めてしまう原因になります
Q
確認クイズ
契約が成立した直後、制作に着手する前に必ず確認すべきことはどれか?
正解です!
契約後は必ず仮払いの完了を確認してから制作に着手します。着手前の確認を省略しないようにしましょう。
惜しい!
正解はBです。仮払いの完了確認を省略すると、納品後に報酬が支払われないリスクが残ります。

制作中の連絡・中間確認

制作期間中は、メッセージ機能とファイル共有機能を使って発注者とやり取りを続けます。納品まで連絡を絶やさず、進捗が見える状態を保つことが、後の評価にも影響します。

1
メッセージで進捗を共有する

着手の連絡、制作中の簡単な進捗報告を、こちらから発信します。発注者からの質問には早めに返信しましょう。

2
ファイル共有で中間確認を行う

制作の途中段階でラフや途中経過をファイル共有し、方向性のずれを早い段階で確認します。

3
修正依頼に対応する

中間確認で出た修正依頼は、契約時に合意した対応範囲内かを確認しながら反映します。

✓ Point !
連絡はランサーズ内で完結させる

制作中のやり取りは、必ずランサーズのメッセージ機能内で行います。外部の連絡ツールに誘導された場合、取引の記録が残らず、トラブルが起きたときにサポートを受けにくくなります。外部連絡を求められても、ランサーズ内でのやり取りを続けましょう。

Q
確認クイズ
制作中の連絡について正しいものはどれか?
正解です!
制作中のやり取りはランサーズ内で完結させます。外部ツールへの移行は取引記録が残らず、トラブル時のサポートを受けにくくなります。
惜しい!
正解はCです。連絡はランサーズ内のメッセージ機能で完結させ、外部ツールへの誘導には応じません。

納品・検収・報酬・評価

制作が完了したら、納品と完了報告を行います。発注者が成果物を確認する検収を経て、報酬が支払われ、評価を受け取ります。

ステータス行動
納品・完了報告成果物と合わせて、対応内容をまとめた完了報告を送ります。
検収発注者が成果物を確認します。修正が必要な場合は契約時の対応範囲内で対応します。
報酬検収完了後、仮払いされていた報酬(手数料16.5%差引後)が支払われます。
評価発注者から評価を受け取ります。丁寧な対応の積み重ねが、次の指名や継続依頼につながります。

納品から評価までの一連の流れは、案件ごとに繰り返されます。次のレッスン3-2では、この評価を継続依頼や直接依頼につなげるための行動を確認します。

SUMMARY
  1. 契約後は仮払いの完了確認を経てから制作に着手する
  2. 制作中の連絡はランサーズ内のメッセージ機能で完結させる
  3. ファイル共有で中間確認を行い、方向性のずれを早期に解消する
  4. 納品・検収を経て報酬(手数料16.5%差引後)と評価を受け取る
CHECK
理解度チェック
契約後、制作着手前に確認すべきことを説明できるか?
仮払いが完了しているかを必ず確認してから制作に着手します。
制作中の連絡で守るべきルールを説明できるか?
ランサーズ内のメッセージ機能でやり取りを続け、外部の連絡ツールへの誘導には応じません。
納品から評価までの流れを説明できるか?
納品・完了報告、検収、報酬(手数料差引後)の受け取り、評価の受領という順序です。

CHAPTER 3
評価・ランク・継続依頼
LESSON 3-2 実績・ランク・直接依頼へつなげる ⏱ 所要時間:約20分
レッスン解説動画
GOAL
このレッスンのゴール
  • 高評価につながる進行を説明できる
  • 次回予定と関連業務の確認から継続提案ができる
  • 直接依頼される土台を強化する更新項目を説明できる

前のレッスンで、契約から評価までの一連の流れを確認しました。ここでの評価は、1件で終わるものではなく、次の指名・継続依頼・直接依頼につながる資産になります。このレッスンでは、評価を積み上げる進行の仕方と、その評価を次の依頼へつなげる行動を確認します。

高評価につながる進行

発注者が評価をつけるとき、成果物の完成度だけでなく、進行中のやり取り全体を見ています。以下の5つの観点は、いずれも意識すればすぐに実践できる行動です。

評価に影響する進行の観点
返信の速さ
質問への返信が早いほど、発注者は進行への安心感を持ちやすくなります。
進捗の共有
聞かれる前に自分から進捗を伝えると、丁寧な印象につながります。
納期の順守
合意した納期を守ることは、評価の基本条件です。
品質
依頼内容に沿った成果物を、対応範囲内で仕上げます。
データ整理
納品データはファイル名や形式を整理し、発注者が扱いやすい状態で渡します。

これらは特別なスキルではなく、日々の対応の積み重ねです。1件ごとに丁寧に行うことが、結果的に評価とランクの両方につながります。

Q
確認クイズ
高評価につながる進行として適切でないものはどれか?
正解です!
完成まで連絡を控えると、発注者は進行状況が見えず不安になります。返信の速さや進捗共有は、成果物の完成度と同じくらい評価に影響します。
惜しい!
正解はDです。完成まで連絡を控えると発注者が不安になるため、進捗はこまめに共有しましょう。

継続提案の伝え方

1件を丁寧に完了させたら、そこで関係を終わらせず、継続的な依頼につながる提案をしてみましょう。押し売りにならない範囲で、今後も対応できる旨と、次回予定の確認を伝えます。

1
今後も対応できる旨を伝える

納品・評価のやり取りの中で、同種の依頼があれば引き続き対応できることを一言添えます。

2
次回予定を確認する

発注者に、次の制作予定や更新頻度があるかを尋ねます。予定が分かれば、次の依頼を待つ間の見通しが立ちます。

3
関連業務を提案する

納品した内容から発展する関連業務(別サイズの派生制作、投稿シリーズの継続、サイト更新など)があれば提案します。

✓ Point !
押し売りにはしない

継続提案は、発注者の状況を無視して繰り返し送ると押し売りに近い印象を与えます。今回の納品に自然につながる範囲で1回だけ伝え、反応がなければ深追いしないという姿勢を保ちましょう。

Q
確認クイズ
継続提案の伝え方として適切なものはどれか?
正解です!
納品時に対応可否と次回予定を一度確認する程度が適切です。繰り返し送ると押し売りに近い印象になります。
惜しい!
正解はBです。継続提案は1回にとどめ、反応がなければ深追いしません。

直接依頼される土台を強化する

評価と継続依頼が積み重なると、公募を経ずに指名で依頼が届く直接依頼につながることがあります。直接依頼を受けやすくするには、プロフィール・パッケージ・実績表示を最新の状態に保っておく必要があります。

更新項目更新する内容
プロフィール対応範囲や実績が増えたら、自己紹介・スキル欄を最新の内容に更新します。
パッケージ実績を踏まえて料金・対応範囲を見直し、注文につながりやすい状態に保ちます。
実績表示完了した案件のうち掲載可能なものをポートフォリオへ反映し、対応力が伝わる状態にします。

プロフィール・パッケージ・実績表示の更新は、直接依頼を受けたあとに慌てて行うのではなく、案件を完了させるたびに少しずつ反映しておく意識が重要です。次のレッスン3-3では、ここまでの内容を踏まえて、自分用の応募計画を完成させます。

SUMMARY
  1. 高評価は返信・進捗・納期・品質・データ整理の積み重ねで決まる
  2. 継続提案は次回予定の確認を中心に、押し売りにならない範囲で1回伝える
  3. 直接依頼の土台はプロフィール・パッケージ・実績表示の継続的な更新で強化する
  4. 更新は案件完了のたびに少しずつ反映しておく
CHECK
理解度チェック
高評価につながる進行の5つの観点を説明できるか?
返信の速さ・進捗の共有・納期の順守・品質・データ整理です。
継続提案を伝えるときの注意点を説明できるか?
次回予定の確認を中心に1回伝え、反応がなければ繰り返さず、押し売りにならないようにします。
直接依頼される土台を強化する更新項目を説明できるか?
プロフィール・パッケージ・実績表示の3つです。案件完了のたびに更新しておきます。

CHAPTER 3
応募結果を改善し、計画を作る
LESSON 3-3 実績・ランク・直接依頼へつなげる ⏱ 所要時間:約25分
レッスン解説動画
GOAL
このレッスンのゴール
  • 初期の応募目安を保証値ではなく行動目安として理解できる
  • 未受注のときに見直す項目を切り分けられる
  • 公募・パッケージ・提案営業の比重を決めた自分用の応募計画を完成できる

ここまで、プロフィールと認証の整備、案件の見極めと提案、契約後の進行と評価という、ランサーズでの案件獲得に必要な要素をひと通り確認しました。最後のレッスンでは、これらを踏まえて自分用の応募計画を完成させます。

初期の応募目安の位置づけ

案件獲得を始めたばかりの段階では、10〜20件程度の応募が初期の行動目安になります。これは保証された数値ではなく、実績・評価・提案の質によって変動する目安です。

✓ Point !
目安は行動量の基準であって保証ではない

10〜20件という数字は、応募すれば必ず受注できるという意味ではありません。案件条件・競争状況・スキル・作品・提案の内容によって結果は変わります。この目安は、結果が出ないまま応募を止めてしまわないための行動量の基準として使いましょう。

目安の件数に届く前に諦めてしまうと、改善の機会も失われます。まずは目安の件数を目標に、次の項目で紹介する見直しを組み合わせながら応募を続ける意識を持ちましょう。

Q
確認クイズ
初期の応募目安10〜20件の位置づけとして正しいものはどれか?
正解です!
10〜20件は行動量の目安であり、保証値ではありません。案件条件・競争状況・提案の質によって結果は変動します。
惜しい!
正解はBです。目安は行動量の基準であり、受注を保証するものではありません。

未受注のときに見直す項目

目安の件数に近づいても受注に至らない場合は、原因を1つずつ切り分けて見直します。複数箇所を同時に変えると、何が結果に影響したのかが分からなくなるため、1回に1項目だけ変える意識が重要です。

見直す項目の候補
案件適合
自分の対応範囲と、応募している案件の内容が本当に合っているかを確認します。
競争率
提案数が多い案件ばかりに応募していないかを確認します。
プロフィール
冒頭で得意領域が伝わっているか、認証は済んでいるかを見直します。
作品
添付している実績が、応募している案件と関連性が高いかを確認します。
提案
7要素の型に沿って、依頼固有の条件を冒頭で拾えているかを見直します。
金額
手数料を差し引いた手取りが、相手にとって妥当な水準になっているかを確認します。
納期
提示している納期が、相手の希望と大きくずれていないかを確認します。

見直す順序に厳密な決まりはありませんが、まずはプロフィールと提案という、すべての応募に共通して影響する項目から確認すると、効果を把握しやすくなります。

Q
確認クイズ
未受注が続いたときの見直し方として適切なものはどれか?
正解です!
1回に1項目だけ変えることで、何が結果に影響したのかを把握しやすくなります。
惜しい!
正解はBです。複数箇所を同時に変えると、効果の要因が分からなくなります。

公募・パッケージ・提案営業の比重を決める

第2章で確認した通り、ランサーズには公募・パッケージ・提案営業という複数の受注導線があります。実践の初期段階では、この3つにどれくらいの比重で時間を配分するかを決めておくと、行動にムラが出にくくなります。

実績が少ない最初の時期は、公募への応募を中心にしながら、並行してパッケージを公開しておくと、公募と待ちの導線を同時に育てられます。実績が積み上がってきたら、提案営業する機能を使って、パッケージに合いそうな相手へ能動的に働きかける比重を増やしていきましょう。

Q
確認クイズ
実績がまだ少ない最初の時期に、中心に据えるべき受注導線はどれか?
正解です!
実績が少ない時期は公募を中心にしながらパッケージも公開し、実績が積み上がったら提案営業の比重を増やします。
惜しい!
正解はAです。実績が積み上がるまでは、公募を中心にパッケージも並行して育てる配分が有効です。

応募計画を完成させる

下の欄に、これまでのレッスンで確認した内容をもとに、自分用の応募計画を書き出しましょう。入力内容はこのブラウザに保存され、次にこのページを開いたときに復元されます。

項目記入欄
狙う案件ジャンル・価格帯
避ける条件
初期の応募数目安
未受注時に見直す順番
公募・パッケージ・提案営業の比重
初実績後にやること

入力内容はこのブラウザに保存され、次回このページを開いたときに復元されます。別の端末・ブラウザからは見れません。
ただしブラウザのキャッシュをクリアすると消えてしまうため、大事な内容はメモやNotionにも控えておくと安心です。

コラム

ここまでの内容は、公募プロジェクトを軸にした進め方でした。応募を重ねても成果が出にくい場合の補助的な選択肢として、コンペ形式も知っておきましょう。

  • 基本戦略ではなく、公募プロジェクトで成果が出ない場合の補助策として使う
  • 当選作品のみ報酬が支払われるため、制作にかける工数の上限をあらかじめ決めておく
  • 依頼目的、希望イメージ、ターゲット、提案数、過去の当選傾向を確認する
  • 一覧で差が伝わる見せ方、制作意図、修正対応を簡潔に提示する
  • 公式マガジンにあるクライアント目線の考え方もあわせて参照する
  • 不採用作品の権利・秘密保持・ポートフォリオ掲載可否を確認する

セルフチェックと応募計画が完成したら、案件獲得攻略プログラム内の模擬トライアル案件へ進みます。制作物はポートフォリオへ掲載し、実案件応募・パッケージの関連作品として活用しましょう。CrowdWorksも気になる場合は、2回目の案件獲得攻略プログラム参加時に「CrowdWorks攻略」を受講してください。

SUMMARY
  1. 初期の応募目安10〜20件は保証値ではなく行動量の基準
  2. 未受注時は案件適合・競争率・プロフィール・作品・提案・金額・納期を1項目ずつ見直す
  3. 公募・パッケージ・提案営業の比重は実績の積み上がりに応じて調整する
  4. コンペ形式は公募で成果が出ないときの補助策として使う
CHECK
理解度チェック
初期の応募目安の位置づけを説明できるか?
10〜20件は保証値ではなく行動量の目安です。結果は案件条件・競争状況・提案の質で変動します。
未受注時に見直す項目とその順序の考え方を説明できるか?
案件適合・競争率・プロフィール・作品・提案・金額・納期です。1回に1項目だけ変えて効果を確認します。
コンペ形式をどう位置づければよいか説明できるか?
基本戦略ではなく、公募プロジェクトで成果が出ない場合の補助策です。制作工数の上限をあらかじめ決めて使います。