公募・パッケージ・提案営業を使い分ける
CHAPTER 2
公募・パッケージ・提案営業を使い分ける
全3レッスン 検索・絞り込みから提案文の個別最適化、パッケージ・提案営業の活用までを一気通貫で整理する ⏱ 所要時間:約75分
CHAPTER 2
検索・絞り込み・依頼判断
LESSON 2-1 公募・パッケージ・提案営業を使い分ける ⏱ 所要時間:約20分
レッスン解説動画
GOAL
このレッスンのゴール
  • カテゴリ・方式・予算・締切・提案数で検索を絞り込める
  • 依頼詳細から確認すべき項目を漏れなく確認できる
  • 依頼を応募する・質問する・見送るに正しく分類できる

第1章でプロフィール・認証・パッケージという土台を整えました。第2章では、実際に案件を探し、提案を出す段階に入ります。ランサーズには日々多くの案件が掲載されるため、手当たり次第に応募していると、自分に合わない案件への応募で時間を消費してしまいます。

このレッスンでは、仕事検索の絞り込み条件、依頼を見極めるための確認項目、そして依頼を応募・質問・見送りに分類する判断の進め方を確認します。

仕事検索と絞り込み条件

仕事検索は、条件を絞り込まずに眺めるだけでは非効率です。自分の対応範囲・稼働時間・希望単価に合った案件を効率よく見つけるために、以下の条件を組み合わせて絞り込みます。

絞り込み条件確認できること
カテゴリデザイン・動画・Web制作など、自分の対応職種に近い案件を絞り込みます。
方式プロジェクト・コンペ・タスクのどの受注経路の募集かを確認します。
予算発注者が提示している予算帯を確認し、手数料16.5%を引いた手取りで検討します。
締切応募締切と納品希望日を確認し、無理のないスケジュールで対応できるかを判断します。
提案数既に届いている提案の件数を確認し、競争の激しさの目安にします。
お気に入り気になる案件を保存し、他の案件と比較しながら検討できます。
✓ Point !
提案数は競争率の目安になる

提案数がすでに多い案件は、それだけ選考の競争が激しくなっている状態です。実績がまだ少ない段階では、提案数が少なめの案件から着手すると、提案が読んでもらえる可能性が高まります。予算の高さだけで案件を選ばず、提案数もあわせて確認しましょう。

Q
確認クイズ
実績がまだ少ない段階で、応募する案件を選ぶときに参考にすべき項目はどれか?
正解です!
提案数が少なめの案件は競争が緩やかで、実績が少ない段階でも提案を読んでもらいやすくなります。
惜しい!
正解はBです。予算の高さだけで選ばず、提案数もあわせて確認し、競争が緩やかな案件も候補に入れましょう。

依頼を見極める確認項目

検索結果から気になる案件を見つけたら、応募する前に依頼詳細を確認します。プロフィールと同じように、発注者側の情報や依頼内容にも確認すべき項目があります。

応募前に確認する項目
発注者の本人確認・評価
認証状況や過去の評価から、安心して取引できる相手かを確認します。
発注実績
これまでに発注した案件数や継続的な利用状況を確認します。
依頼内容
対応範囲や求められる成果物が具体的に書かれているかを確認します。
納期
提示された納期で無理なく対応できるかを確認します。
権利・掲載可否
成果物の著作権の扱いと、ポートフォリオへの掲載可否を確認します。
継続性
単発の依頼か、継続的な依頼につながる案件かを確認します。

これらの項目は、応募する前の数分で確認できる内容です。確認を省略して応募すると、契約後に「聞いていた内容と違う」という認識のずれが起きやすくなります。応募前の確認を習慣にしましょう。

Q
確認クイズ
応募前の確認項目として適切でないものはどれか?
正解です!
確認すべきは発注者の評価・発注実績・依頼内容・納期・権利・継続性です。プライベートな連絡先情報は確認項目ではなく、外部でのやり取りにも注意が必要です。
惜しい!
正解はDです。応募前に確認すべきは、発注者の評価・実績・依頼内容・納期・権利・継続性です。

応募・質問・見送りを判断する

絞り込みと確認項目の見方が分かったら、実際の依頼を応募する・質問する・見送るのどれに分類するかを練習してみましょう。いずれも、案件が抱える不確定要素の大きさで判断します。

見送りを検討すべきサイン
仮払い前の着手を求められる
対価を得られる保証がないまま制作を進めることになります
依頼内容が極端に曖昧で範囲が定まらない
完成の基準が定まらず、修正対応がいつまでも終わらなくなる恐れがあります
外部ツールでの直接取引を最初から求められる
ランサーズの仮払いや保護の仕組みが働かず、トラブル時に対応してもらえません
過大な無償テスト制作を条件にされる
契約前提のない制作に時間をかけることになり、対価を得られないまま時間だけが失われます
Q
確認クイズ(判断1)
発注者の評価・実績があり、依頼内容も具体的で納期にも無理がない案件。どう判断するか?
正解です!
確認項目が揃っていて不確定要素が少ない案件は、そのまま提案を作成して応募できます。
惜しい!
正解はAです。確認項目に問題がなければ、質問を挟まずそのまま応募して構いません。
Q
確認クイズ(判断2)
発注者の評価は良いが、修正回数や納品形式の記載がなく依頼内容がやや曖昧な案件。どう判断するか?
正解です!
発注者自体に問題がなく、依頼内容の一部だけが曖昧な場合は、質問で不明点を解消してから判断します。
惜しい!
正解はBです。発注者に問題がなく依頼内容の一部が曖昧なだけなら、質問して不明点を解消してから応募を判断します。
Q
確認クイズ(判断3)
依頼内容に「まず仮払い前にサンプルを制作してほしい」と書かれている案件。どう判断するか?
正解です!
仮払い前の着手を条件にする依頼は、見送りを検討すべきサインに該当します。応募や質問の前に見送りを判断しましょう。
惜しい!
正解はCです。仮払い前の着手を求める案件は、見送りを検討すべきサインに当てはまります。

3つの判断例からわかる通り、案件の見極めは発注者情報・依頼内容・条件の3つを組み合わせて行います。すべての条件が揃っていれば応募、一部だけ不明なら質問、危険なサインがあれば見送るという順序で考える意識を持ちましょう。次のレッスン2-2では、応募すると決めた案件に対して、実際の提案文をどう個別最適化するかを確認します。

SUMMARY
  1. 仕事検索はカテゴリ・方式・予算・締切・提案数で絞り込む
  2. 応募前に発注者の評価・実績、依頼内容、納期、権利、継続性を確認する
  3. 確認項目が揃えば応募、一部不明なら質問、危険なサインがあれば見送る
  4. 仮払い前の着手要求は見送りを検討すべきサインの代表例
CHECK
理解度チェック
仕事検索の絞り込み条件を6つ説明できるか?
カテゴリ・方式・予算・締切・提案数・お気に入りです。予算だけでなく提案数も競争率の目安として確認します。
応募前に確認すべき項目を説明できるか?
発注者の本人確認・評価、発注実績、依頼内容、納期、権利・掲載可否、継続性です。
応募・質問・見送りの判断基準を説明できるか?
確認項目が揃っていれば応募し、一部だけ不明なら質問して解消し、仮払い前の着手要求のような危険なサインがあれば見送ります。

CHAPTER 2
ランサーズ用提案を個別最適化する
LESSON 2-2 公募・パッケージ・提案営業を使い分ける ⏱ 所要時間:約35分
レッスン解説動画
GOAL
このレッスンのゴール
  • 依頼理解・選ぶ理由・実績・計画・見積もりを盛り込んだ提案の型を説明できる
  • 9種類の案件それぞれで、採用されにくい提案と改善提案の違いを説明できる
  • 案件ごとに関連性のある実績だけを選んで添付できる

前のレッスンで、応募すると決めた案件を見極めました。ここから先で結果を分けるのは、提案文の中身です。同じ実績・同じ金額でも、依頼内容にどこまで踏み込んだ提案を書くかで、選考を通過する確率は変わります。

このレッスンでは、まず提案文に必要な型を確認し、そのあとでバナー・チラシ・LPデザインなど9種類の案件について、採用されにくい提案と改善提案を具体的に比較します。

提案の型を知る

ランサーズの提案文には、金額と一言だけを送る形式では伝わらない情報があります。発注者が知りたい順に、次の7つの要素を組み立てます。

要素書く内容
依頼理解の要約冒頭で「〇〇の依頼として理解しました」と要約し、内容を読んで応募していることを示します。
選ぶ理由数ある応募者の中で、自分を選ぶべき理由を1〜2文で明確にします。
関連実績・作品依頼内容と関連性の高い作品だけを選んで添付します。
進め方着手から納品までの流れを簡潔に示します。
計画・納期各工程の目安期間と、全体の納期を明記します。
見積もり制作範囲に対する金額を、手数料16.5%を踏まえた手取りで採算が合う水準で提示します。
確認事項依頼文だけでは分からない点を質問し、認識のずれを事前に防ぎます。
✓ Point !
関連性のない実績を並べない

作品を多く見せようとして、依頼内容と関連の薄い実績まで並べると、発注者は自分の依頼に対応できるかを判断しにくくなります。添付する作品は、依頼内容に近いものを2〜3点に絞り、それぞれがなぜ今回の依頼に関連するのかが伝わるようにしましょう。

Q
確認クイズ
提案文に添付する実績の選び方として適切なものはどれか?
正解です!
依頼内容と関連性の高い作品を絞って見せることで、発注者は対応力を判断しやすくなります。
惜しい!
正解はBです。関連性のない実績を並べると、対応力の判断材料としてかえって伝わりにくくなります。

9案件で見る採用されにくい提案と改善提案

ここからは、共通編で学んだ提案の基本を、ランサーズで実際に依頼が多い9種類の案件に当てはめて具体化します。それぞれ、依頼文の抜粋、採用されにくい提案とその問題点、改善提案、添付作品・見積もり・確認質問の順で確認します。

01. バナー

01
ECサイトのセール告知バナー
依頼文抜粋:ECサイトのセール告知バナーを制作してほしいです。複数の媒体で使う予定です。
✕ 採用されにくい提案

バナー制作の経験が豊富です。ハイクオリティなデザインをご提供します。

問題点:媒体・サイズ・ターゲット・訴求内容など依頼に固有の情報に触れておらず、テンプレートを使い回した提案に見えます。
✓ 改善提案

ECサイトのセール告知を、複数媒体向けの派生サイズで制作する依頼として理解しました。ターゲット層に響くセール訴求の見せ方を意識してご提案します。

添付作品:セールバナーや近い訴求軸のEC広告バナーの実績
見積もり・計画:基本サイズ1点+派生サイズの制作範囲、ラフ提示→本制作→修正の流れ
確認質問:派生させたいサイズの一覧、必須で入れるテキスト・ロゴの有無

02. チラシ

02
両面チラシ(印刷込み)
依頼文抜粋:両面チラシを作ってほしいです。印刷まで依頼したいと考えています。
✕ 採用されにくい提案

チラシデザイン承ります。金額と納期はご相談ください。

問題点:片面/両面や入稿データの扱いに触れておらず、認識がずれると印刷後の刷り直しにつながります。
✓ 改善提案

両面構成のチラシとして、印刷用の入稿データ作成まで対応します。情報量が多い原稿は、見出しと優先順位を整理してレイアウトに反映します。

添付作品:両面チラシの制作実績、情報量が多い原稿を整理した実績
見積もり・計画:構成案→デザイン→入稿データ作成の3段階、修正回数の範囲
確認質問:印刷部数・入稿先、原稿・素材の支給状況

03. LPデザイン

03
新商品のLPデザイン
依頼文抜粋:新商品のLPを作ってほしいです。ある程度長さのあるページを想定しています。
✕ 採用されにくい提案

LP制作の実績多数です。ぜひお任せください。

問題点:デザインのみか構成・コピー・実装まで含むかに触れておらず、対応範囲の前提が発注者とずれます。
✓ 改善提案

デザインを担当し、Figmaでの納品を想定してご提案します。訴求の流れに沿ったセクション構成案もあわせてお出しします。

添付作品:商材訴求型LPのデザイン実績
見積もり・計画:ワイヤー確認→デザイン→レスポンシブ確認の順、想定セクション数
確認質問:実装まで依頼するか、レスポンシブ対応の要否

04. ホームページデザイン

04
会社サイトのデザイン
依頼文抜粋:会社サイトを数ページ作ってほしいです。
✕ 採用されにくい提案

1ページあたりの単価はこちらです。ご検討ください。

問題点:実装込みかデザインのみか、レスポンシブ対応の有無に触れておらず、工数の前提が成立しません。
✓ 改善提案

対応可能なページ数の目安と、レスポンシブ対応・CMS実装の可否をあわせてご提案します。会社の魅力が伝わる構成案も添えます。

添付作品:会社サイトのデザインまたは実装実績
見積もり・計画:ワイヤー→デザイン→実装→確認の4段階
確認質問:ページ数、CMSの要否、素材の支給状況

05. SNSフィード投稿

05
Instagram投稿デザイン(継続)
依頼文抜粋:Instagram投稿用の画像を継続的に作ってほしいです。
✕ 採用されにくい提案

1枚あたり◯◯円で承ります。

問題点:継続本数やテンプレート化に触れておらず、単発制作の提案に見えてしまいます。
✓ 改善提案

テンプレートを用意し、月あたりの継続本数に対応できる体制でご提案します。原稿・素材の支給状況によって進め方をご案内します。

添付作品:投稿デザインの実績、Canvaテンプレートの見本
見積もり・計画:初回テンプレート作成+月あたりの本数、Canva共有の有無
確認質問:月あたりの投稿本数、原稿・素材の支給有無

06. ショート動画

06
縦型ショート動画の編集
依頼文抜粋:縦型のショート動画を編集してほしいです。
✕ 採用されにくい提案

動画編集お任せください。丁寧に対応します。

問題点:尺や演出の方向性に触れておらず、テロップ・BGM量の認識がずれて差し戻しが増えやすくなります。
✓ 改善提案

縦型比率での納品を前提に、想定尺に合わせたテンポの良いカットとテロップ演出でご提案します。BGMの方向性もあわせてお伝えします。

添付作品:縦型ショート動画の編集実績
見積もり・計画:素材受領→仮編集→テロップ・BGM→修正の順、修正回数
確認質問:台本・素材の有無、継続本数

07. YouTubeサムネイル

07
チャンネルサムネイル(継続)
依頼文抜粋:チャンネルのサムネイルを継続で作ってほしいです。
✕ 採用されにくい提案

デザインには自信があります。おしゃれなサムネイルを作ります。

問題点:チャンネルの視聴者層に触れておらず、見た目の評価だけではクリックされる訴求力が伝わりません。
✓ 改善提案

チャンネルの視聴者層とタイトルの見せ方を踏まえ、クリックされやすい構図でご提案します。継続本数にも対応できる体制です。

添付作品:類似ジャンルのサムネイル実績
見積もり・計画:初回デザイン確定後の量産体制、継続本数の目安
確認質問:チャンネルのジャンル・視聴者層、継続本数

08. LINEリッチメニュー

08
リッチメニューのデザイン
依頼文抜粋:リッチメニューのデザインをお願いしたいです。
✕ 採用されにくい提案

リッチメニューのデザイン承ります。イメージがあればお送りください。

問題点:ボタン数や導線設計に触れておらず、使いやすさを左右する要件がデザインだけでは満たせません。
✓ 改善提案

ボタン数と遷移先を確認したうえで、ブランドトーンに合わせた導線のわかりやすいデザインをご提案します。

添付作品:リッチメニューまたは同種のUIデザイン実績
見積もり・計画:ボタン構成確認→デザイン→設定込みか画像のみかの範囲確認
確認質問:ボタン数・遷移先、設定作業まで依頼するか

09. Web実装・WordPress

09
WordPress実装(デザイン支給)
依頼文抜粋:WordPressでサイトを実装してほしいです。デザインは支給予定です。
✕ 採用されにくい提案

WordPress実装の経験豊富です。対応可能です。

問題点:保守範囲やプラグインの扱いに触れておらず、公開後の対応が無償か有償かで認識がずれます。
✓ 改善提案

支給いただくデザインをもとに実装し、フォーム・必要なプラグインの設定まで対応します。公開後の保守範囲もあらかじめご案内します。

添付作品:WordPress実装実績
見積もり・計画:実装→フォーム設定→公開確認の順、保守契約の要否
確認質問:必要なプラグイン・フォーム、公開後の保守範囲

9案件に共通しているのは、依頼文に書かれた固有の条件を提案の冒頭で拾い、対応範囲を先に明示する姿勢です。案件種別が変わっても、この考え方自体は共通して使えます。

Q
確認クイズ
9案件の改善提案に共通する考え方はどれか?
正解です!
案件種別が変わっても、依頼文の固有条件を冒頭で拾い、対応範囲を先に示すという考え方は共通して使えます。
惜しい!
正解はBです。文面の使い回しではなく、依頼文の固有条件を拾い対応範囲を先に示す姿勢が、9案件すべてに共通しています。

次のレッスン2-3では、応募を待つだけでなく、パッケージと提案営業という別の受注導線の使い方を確認します。

SUMMARY
  1. 提案文は依頼理解の要約・選ぶ理由・関連実績・進め方・計画・見積もり・確認事項の7要素で組み立てる
  2. 添付する実績は関連性の高い2〜3点に絞る
  3. 9案件それぞれで、依頼文に書かれた固有条件を冒頭で拾うことが採用されやすい提案の共通点
  4. 対応範囲を曖昧にせず、案件ごとに異なる論点を先回りして明記する
CHECK
理解度チェック
提案文の7要素を説明できるか?
依頼理解の要約・選ぶ理由・関連実績・作品・進め方・計画・納期・見積もり・確認事項です。
9案件それぞれで採用されにくい提案の共通点を説明できるか?
依頼に固有の条件(サイズ・対応範囲・継続本数など)に触れず、一般的な自己PRだけで終わっている点です。
添付する実績の選び方を説明できるか?
依頼内容と関連性の高い作品を2〜3点に絞り、関連性のない実績を並べません。

CHAPTER 2
パッケージと提案営業を活用する
LESSON 2-3 公募・パッケージ・提案営業を使い分ける ⏱ 所要時間:約20分
レッスン解説動画
GOAL
このレッスンのゴール
  • パッケージ経由の見積もり相談・注文・仮払いの流れを説明できる
  • 提案営業する機能を使って、業種・課題に合うパッケージを提案できる
  • 公募以外の受注導線でも改善サイクルを回せる

前のレッスンで、公募案件への提案文を9種類の案件別に確認しました。ランサーズには、公募への応募以外にも受注経路があります。第1章で作ったパッケージを起点にした受注と、自分から発注者へ働きかける提案営業です。このレッスンでは、この2つの経路を実際にどう使うかを確認します。

パッケージ経由の受注の流れ

パッケージを公開しておくと、発注者はそれを見つけて見積もり相談や注文を送ってきます。公募への応募とは逆に、相手から声がかかる流れになります。

1
見積もり相談を受け取る

発注者からパッケージ内容について相談が届いたら、依頼内容の詳細と、パッケージの対応範囲との差分を確認します。

2
注文を受ける

条件に合意できたら、発注者がパッケージを注文します。注文内容と金額に相違がないかを確認しましょう。

3
仮払いを確認してから着手する

プロジェクト方式と同じく、仮払いが完了したことを確認してから制作に着手します。パッケージ経由でもこの順序は変わりません。

パッケージ経由の受注は、公募と違って毎回提案文を書く必要がありません。そのぶん、見積もり相談の段階で対応範囲の確認を丁寧に行い、注文後の認識のずれを防ぐ意識を持ちましょう。

Q
確認クイズ
パッケージ経由で注文を受けたあと、制作に着手する前に確認すべきことはどれか?
正解です!
パッケージ経由でも、プロジェクト方式と同じく仮払いの完了を確認してから制作に着手します。
惜しい!
正解はBです。パッケージ経由でも仮払いの完了確認は欠かせません。

提案営業する機能を使う

ランサーズには、公式の「提案営業する」機能があります。公募や見積もり相談を待つのではなく、自分から発注者へパッケージを提案できる仕組みです。

1
相手の業種・課題を把握する

提案営業する相手が、どんな業種で、どんな課題を抱えていそうかを事前に確認します。相手を把握しないまま送ると、的外れな提案になります。

2
合うパッケージを選ぶ

自分が持つ複数のパッケージの中から、相手の業種・課題にもっとも合うものを選びます。

3
提案営業する機能で送る

選んだパッケージを、相手の課題に合わせた一言を添えて提案営業する機能から送ります。

提案営業で避けるべき使い方
相手の業種・課題を確認せず同じ文面を一斉送信する
内容が響かず開封されにくいうえ、迷惑な営業だと受け取られます
自分のパッケージと関連の薄い相手にも送る
成約につながる見込みが低く、送る手間に対して効果が見合いません
短期間に大量の相手へ送り続ける
一件一件への配慮が薄まり、雑な営業という印象を与えてしまいます
返信がなくても文面を変えず送り続ける
響いていない文面を検証せず繰り返すだけになり、成約率が改善しません

提案営業は無差別に送るほど有効になる機能ではありません。相手の業種・課題に合わせて選んだパッケージを、必要な相手にだけ届ける使い方を意識しましょう。

Q
確認クイズ
提案営業する機能を使うときに適切な行動はどれか?
正解です!
提案営業は、相手の業種・課題に合うパッケージを選んで送ることで機能します。無差別送信は避けましょう。
惜しい!
正解はBです。相手を選ばずに送ると、無差別送信として避けるべき使い方に当てはまります。

公募以外でも改善サイクルを回す

パッケージと提案営業は、公募と違って発注者の反応が数字として見えにくい場面もあります。だからこそ、見積もり相談の件数や提案営業への返信状況を振り返り、改善を続ける意識が必要です。

見積もり相談が来ないなら、パッケージのタイトルやサムネイルを見直します。提案営業への返信が少ないなら、相手の選び方や添える一言の内容を見直します。第1章で確認したパッケージのPDCAサイクルと同じ考え方を、提案営業にもあてはめましょう。

公募・パッケージ・提案営業という3つの経路を組み合わせて使えるようになると、案件獲得の間口が広がります。次のレッスン2-3までの内容で、案件を見極め、提案文を作り、複数の受注導線を使い分ける準備が整いました。第3章では、契約後の進行から評価・継続・単価向上までを確認します。

SUMMARY
  1. パッケージ経由でも仮払いの完了確認を経てから着手する
  2. 提案営業は相手の業種・課題に合うパッケージを選んで送る
  3. 無差別送信は避け、必要な相手にだけ届ける
  4. 反応が薄ければタイトル・サムネイル・文面を1項目ずつ見直す
CHECK
理解度チェック
パッケージ経由の受注の流れを説明できるか?
見積もり相談を受け、注文が入り、仮払いの完了を確認してから制作に着手します。
提案営業する機能の正しい使い方を説明できるか?
相手の業種・課題を把握し、合うパッケージを選んで送ります。無差別送信は避けます。
公募以外の経路でも改善を続ける方法を説明できるか?
見積もり相談や返信の件数を振り返り、パッケージのタイトル・サムネイルや提案営業の文面を1項目ずつ見直します。