- ✓Lesson3〜6で作った材料を、1本の企画書として自分の構成でまとめられる
- ✓企画書に何を書くかは自分の裁量であることを理解した上で、判断の一貫性を保てる
- ✓担当コーチの承認を得て、次の工程(Lesson8以降)に進める
このレッスンについて
目安の学習時間:5分
ここまでのLesson3〜6で、あなたは以下の材料をそろえてきました。
- 提供価値の一文(Lesson3)
- 3C・STP分析と差別化の方向性(Lesson4)
- ペルソナと、接点のきっかけから導いたファーストビューの仮説(Lesson5)
- カスタマージャーニーと、LPが担う段階(Lesson6)
このレッスンでは、これらの材料を1本の企画書としてまとめ、担当コーチに提出します。
この企画書が、運営に提出する3点の成果物のうち最初の1点です。
企画書の書き方に決まった型はない
目安の学習時間:15分
企画書の見出し・構成・分量に、決まった型はありません。
ここまで「3C分析」「ペルソナ」「カスタマージャーニー」という手法名を使って考えてきましたが、企画書にそれらの見出しをそのまま立てる必要はありません。
3C分析のようにそのまま見出しとして使っても構いませんし、商品概要や差別化ポイントの説明の中に自然に溶け込ませても構いません。
どちらでも評価は変わりません。
判断に迷ったら、次の問いに立ち返ってください。
「この企画書を読んだ人は、自分がなぜこの題材を選び、なぜこの提供価値にたどり着き、なぜこの差別化を打ち出すのかを、迷わず理解できるか」
見出しの体裁よりも、読み手が判断の流れを追えるかどうかが重要です。
手法名の有無や分量の多寡そのものは評価基準ではありません。
判断の一貫性を確認する
目安の学習時間:25分
企画書としてまとめる前に、Lesson3〜6の材料を並べて、次の一本の線が通っているかを自分で確認してください。
題材選定 → 提供価値 → 市場・競合分析と差別化 → ペルソナ → カスタマージャーニーとLPの役割
例えば、提供価値では「忙しい社会人」を想定していたのに、ペルソナでは年齢層の記述だけがあって忙しさへの言及がない、というような食い違いがないかを見直してください。
Lesson3〜6それぞれの終わりで「整合を確認する」という指示がありましたが、ここで改めて全体を通して確認します。
接続を説明できない箇所があれば、根拠を補うか、その内容自体を見直してください。
この確認は、後のLesson12で行う最終確認の前段階にもなります。
企画書を書く
目安の学習時間:30分
Lesson3〜6の材料をもとに、企画書を書いてください。
次の内容が、どこかに自然な形で含まれていることを確認しながら書き進めるとよいでしょう(見出しとして独立させるかどうかは自分の判断です)。
- どんな商品・サービスか
- 誰に、どんな価値を届けるのか
- 市場・競合の状況と、差別化の方向性
- どんな人が、どんなきっかけでこのLPに来て、何を求めているか
- このLPが何を目指すのか(コンバージョンの定義)
分量や体裁に正解はありませんが、書く量が少なすぎると、そもそも判断の根拠を示しきれません。
架空題材「オンライン語学レッスンのお試しプラン」で、情報量の少ない企画書と厚みのある企画書を比べてみましょう。
同じ題材の企画書を、情報量の少ない例と厚みのある例で並べてみましょう。
| 項目 | 情報量の少ない例 | 厚みのある例 |
|---|---|---|
| 商品名 | オンライン語学レッスンのお試しプラン | オンライン語学レッスンのお試しプラン |
| 概要 | 忙しい社会人向けの、10分から始められるオンライン英会話です。 | 仕事終わりの社会人が、通勤中の10分だけで、次の商談で使える1フレーズを確実に身につけられるレッスンです。まとまった学習時間が取れないという悩みに向き合い、生活導線の中に学習を組み込むことを目指します。 |
| 対象 | (記載なし) | フルタイム勤務で学習時間が取りにくい20〜30代の会社員。SNS広告で偶然サービスを知り、まずは気軽に試したいと考えている層。 |
| 市場・競合 | 顧客は英語を学びたい社会人。競合は大手オンライン英会話。自社は短時間レッスンが強み。 | 大手オンライン英会話・独学アプリは、いずれも「講師の質」「機能の豊富さ」を訴求しており、忙しい人がどう継続するかという時間の使い方には触れていない。当サービスはここに空白を見出し、「10分で完結する設計」を打ち出す。 |
| LPの方向性 | (記載なし) | ファーストビューでは「通勤中の10分」という提供価値を即座に伝え、比較検討の段階にある人に向けて他社との違いを早い段階で示す。 |
情報量の少ない例では、なぜこの対象に絞ったのか、競合の何と比べて短時間レッスンが強みなのか、この強みがどう訴求につながるのかが、読み手には分かりません。
価値定義・顧客理解のどちらも「結論だけ」で「根拠」が書かれていない状態です。
同じ題材でも、対象・根拠・競合との対比が書き込まれているかどうかで、企画書から読み取れる情報量がまったく異なります。
見出しの数や言葉遣いの丁寧さではなく、この「根拠の書き込み量」が、あなたがどれだけ価値や顧客・市場を理解できているかの証明になります。
根拠までセットで書くことが、分析力の証明になります。
見出しの数やページ数、言葉遣いの丁寧さは評価の本質ではありません。
演習|企画書の提出と承認
目安の学習時間:15分
課題
企画書を完成させ、担当コーチに提出してください。
提出物
企画書
承認について
担当コーチが内容を確認し、承認した場合のみLesson8に進みます。
承認されない場合は、指摘に沿って企画書を見直し、再提出してください。
指摘は「ここが手法名を使っていないから直せ」というものではなく、「この判断とこの判断がつながっていない」「この結論の根拠が読み取れない」といった、内容の一貫性に関するものになります。
- Lesson3〜6の材料を、1本の企画書としてまとめて提出する。
これが運営への3つの提出物の最初の1点である - 企画書の見出し・構成・分量に決まった型はない。
手法名を使うかどうかより、判断の流れが伝わることが重要 - 提出前に、題材選定→提供価値→市場分析と差別化→ペルソナ→ジャーニーの一本の線が通っているかを自分で確認する
- 担当コーチの承認を得て初めてLesson8に進む。
承認されない場合は内容の一貫性について指摘を受け、再提出する
企画書の見出しや構成には、決まった型があるか?
手法名(3C・ペルソナ・カスタマージャーニー等)を見出しに使うかどうかも自分の判断でよい。