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Adobe Photoshop|20章 ペンツールをマスターしよう
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20章 ペンツールをマスターしよう

【20-1】ペンツールとは

ペンツールは、正確なパスやシェイプを作成するためのツールです。
クリックで直線、ドラッグで曲線を描け、アンカーポイントの追加や削除、ハンドルの調整が可能です。
パスは選択範囲やマスクの作成に利用できます。

【20-2】ペンツールの基本

点と点をペンツールでクリックして繋ぐ
点と点の間にあるものはセグメント(線)
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点と点を繋ぐセグメント(線)をパスという
 (8621)

囲まれていないパスはオープンパス
 (8623)

囲むパスはクローズパス
 (8624)

点はアンカーポイント
 (8625)

点の周りにある線をハンドル
 (8626)

【20-3】ペンツールの使い方

1. 直線の書き方

  • クリックでアンカーポイントを追加していきます。(shiftを押しながらクリックすると、水平・垂直・45度の直線を描けます。)

2. 曲線の書き方

  • 2つ目のアンカーポイントを、クリックしたままドラッグします。
  • 前後の線が同時に動くハンドルが出てきます。ハンドルで曲線を描くことができます。

3. 直線と曲線の書き方

  • 直線と曲線の書き方を合わせて書きましょう。

パスの編集

Command (Windows: Ctrl) や Option (Windows: Alt) キーを押しながら操作すると、アンカーポイントやハンドルを微調整できます。
少し練習が必要な操作ですが、慣れると非常に便利なのでマスターしましょう!

Commandを使った操作方法

パスを再選択できる
パスの操作後、他のツールを使用した後に、パスを再選択する方法はCommandを押しながらパスをクリックすると再選択できる。
曲がり加減を直せる
Commandを押しながらハンドルをドラッグすると調整できる。
点(アンカーポイント)を移動できる
Commandを押しながらアンカーポイントをドラッグ

Optionを使った操作方法

ハンドルを折る
Option (Windows: Alt) キーを押しながらハンドルをドラッグすると、ハンドルの片方だけを独立して操作できます(角の作成)。
ハンドルを無くす
Optionを押しながらアンカーポイントをクリックするとハンドルが消える。
ハンドルを足せる
Option (Windows: Alt) キーを押しながらコーナーポイント(ハンドルがないアンカーポイント)をドラッグすると、ハンドルを追加して曲線に変換できます。

【20-4】複雑な図形を書いてみよう

  • 下の画像を右クリックしてダウンロードを行いPhotoshopで読み込みをしてアンカーポイントを目安にトレースを行い実際に書いてみましょう!
  • ペンツールでパスを書くのは難しいので少しずつ慣れましょう!
    (IllustratorやFigmaで使う機会が多い機能です)
    ※丸は楕円ツールを使わずに書いてみてください。
 (8507)

【20-5】模写課題①:ペンツールを使って選択範囲を作成してみよう

パスツールで書いた線はパスパネルで選択範囲へ変換することができます。
通常は選択ツールを使用して選択範囲を作成するのが一般的ですが、ペンツールは図形を書くことができるだけではないことを知っておきましょう。

演習課題

 (8510)

作業手順

1. ペンツールで選択範囲にしたい場所に線を書く。

 (8585)

2.Commandを押しながらアンカーポイントをクリックすると、そこが選択されます。
  • 青→選択
  • 白抜き→選択されていない
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3. ペンツールで書いた線を選択範囲へ変換するためにパスパネルを表示させます。
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4. パネル下部にある「パスを選択範囲として読み込む」アイコン(点線の円)をクリックすると、パスが選択範囲に変換されます。
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5. レイヤーマスクをかけるのでレイヤーを複製する。
 (8593)

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6. レイヤーマスクをかける。
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7. はめ込みたい画像を読み込み、クリッピングマスクをかける。
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8. 自由変形にしてはめ込む画像を調整する。
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9. バウンディングボックスの四隅のハンドルをドラッグすると拡大・縮小できます。
 (8588)

10. Command (Windows: Ctrl) キーを押しながらバウンディングボックスの四隅のハンドルをドラッグすると、自由な形に変形できます。
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11. はめ込んだ画像が背景と馴染むように、描画モードや調整レイヤーで色や明るさを調整して完成です。
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【20-6】模写課題②:PCとスマートフォンへはめ込んでみよう!

演習課題

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作業画面前半(スマホ)

作業画面後半(デスクトップ)

【20-7】模写課題③:ノートにはめ込んでみよう!

演習課題

 (12458)

これで「20章 ペンツールをマスターしよう」の解説を終わります。
次の章に進みましょう。
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