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Adobe Photoshop|10章 フィルターを使ってみよう
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目次

【10-1】フィルターとは

画像に特殊効果を与えることができる機能です。
・ 画像を絵画やスケッチ風に仕上げるなど、見た目を大きく変更することができます
   ・ 選択範囲を作成していない場合は、画像全体に対してフィルターがかかります。
   ・ 部分的にフィルターをかける場合は、事前に選択範囲などを作成します。

【10-2】フィルターの基本

フィルターの効果を適用したい対象の写真をレイヤーで選択し、メニューバーのフィルターから効果を選んで設定を行うことができます。
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☆ 加工前
 (7696)

☆ 加工後
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|実際の作業画面

【10-3】フィルターの適用範囲

・ レイヤー全体を選択しモザイクをかけた場合
完成写真

完成写真

|実際の作業画面
・ レイヤーで部分的な選択範囲を作成しモザイクをかけた場合
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|実際の作業画面

【10-4】フィルターを使用するときの注意事項

何も設定をせずそのままフィルターを使用

画像に直接フィルター機能を適用すると、画像そのものに変更を加えるため、元に戻すことができなくなります。
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【10-5】スマートフィルターを設定してフィルターを使用しよう

・ 画像をスマートオブジェクトに変換してフィルターを適用すると、スマートフィルターの設定になります。
・ レイヤーパネル上で、フィルターを適用した履歴を確認ができ、適用後に調整や修正を行うことができるようになります。
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補足
  • スマートフィルターを使用せずにフィルターをかけてしまった場合、画像そのもののピクセルへ変更がかかってしまいます。
  • スマートフィルターを使用することで、画像そのもののピクセルへ変更をかけるのではなく、フィルターをかけようとしている画像にフィルター用のレイヤーを被せる設定に変わるので、繰り返しの編集や元の画像へ戻すことができるようになります。

スマートフィルターへの変換方法

・ 「フィルター」メニューから、「スマートフィルター用に変換」を選びます。
・ 変換されるとレイヤーサムネールに書類の形のアイコンが表示されます。
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一度設定したフィルターを再度調整する方法

フィルター設定を削除する

適用したフィルター名を右クリックし。「スマートフィルターを消去」を選択するとフィルターを削除できます。
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【10-6】さまざまなフィルター

・ フィルターを組み合わせて使用すことによってリアルティのある演出を加えることができます。
・ この章では紹介していないフィルターもあり、さまざまな加工を加えることが可能です。

ピクセレート

・モザイクや点描など画像の見た目を変化させるフィルターです。
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ぼかし

・画像をぼかすフィルターです。
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変形

・画像をさまざまな形状に変形するフィルターです。

【10-7】コーヒーカップの湯気をつくってみよう

それでは、今回学んだスキルを使いながら、コーヒーカップの湯気をつくってみましょう!
元画像

元画像

完成イメージ

完成イメージ

コーヒーの湯気用のレイヤーを作成する

1. 新規レイヤーを作成し、「コーヒーの湯気」とレイヤー名をつけます。
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2. 「コーヒーの湯気」レイヤーに[ フィルター → 描画 → 雲模様1  ]を設定。
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3. 「コーヒーの湯気」レイヤーにレイヤーパネルの[ 描画モード → スクリーン ]に設定。
 (7733)

コーヒーの湯気をリアルに演出する

1. 「コーヒーの湯気」レイヤーに[ フィルター → ぼかし → ぼかし(ガウス)  ]を設定します
 (7732)

2. 消しゴムツールを使って、「コーヒーの湯気」レイヤーの不要な部分を消します。
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3. 「コーヒーの湯気」レイヤーに [ フィルター → 変形 → 波形  ] に設定します。
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4. 指先ツールを使用し、ゆらゆらと立ち昇るようにさらに加工を加えます。
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最終調整

1. 「コーヒーの湯気」レイヤーにレイヤーパネルの [ 不透明度 ] の数値を設定します。
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2. 消しゴムツールを使って、「コーヒーの湯気」レイヤーの不要な部分を消して見た目の調整します。
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3. これで完成です。
 (7741)

|実際の作業画面
これで「10章 フィルターを使ってみよう」の解説は終わりです。

次の章に進みましょう。
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