【実践課題】写真構成案を完成させる
CHAPTER 3
【実践課題】写真構成案を完成させる
LESSON 3-4 Sourireの写真構成案を作成して提出する ⏱ 所要時間:約10分
GOAL
このレッスンのゴール
  • トップ画像のテイスト方針と理由を記入できる
  • フォトギャラリーの優先カテゴリと目安枚数を記入できる
  • こだわりページの写真テーマを3つ以上、ターゲットへの適合理由とあわせて記入できる

Sourireのオーナーから、そろそろ写真を一新したいと相談されたとします。
ただ、どの写真から手をつければいいのか、全体の構成をどう考えればいいのか、悩んでしまうかもしれません。
この実践課題を終えると、トップ画像・フォトギャラリー・こだわりページの3点がそろった構成案が手元に完成します。

課題概要

この実践課題では、Sourireのトップ画像・フォトギャラリー・こだわりページの3点について、写真構成案を作成します。
3-1〜3-3で学んだテイストの判断軸と撮影チェックリストを、実際の構成案に落とし込むことが目的です。
所要時間の目安は20〜30分程度です。

Sourireは開業時からキャッチコピーやクーポン名が抽象的な表現のまま更新されておらず、写真も開業時のものを使い回している状態です。
この結果、予約率(予約数÷クーポン閲覧数)は約2%にとどまり、合格ライン3〜5%を下回っています。
写真は来店前の顧客が店の雰囲気や技術力を判断する数少ない材料なので、キャッチコピーやクーポン名を整えても、写真が古いままでは伝えたい印象が伝わりにくくなります。

3-1では、Sourireのターゲットに合わせたテイストの判断軸(高級感・親しみやすさ・中間のどちらに近づけるか)を確認し、3-3では撮影時にチェックすべき項目を整理しました。
この実践課題は、その2つの学びを1つの構成案としてまとめる工程です。
判断軸を頭の中に置いておくだけでは、実際に写真を選ぶ場面で迷いが生まれやすくなります。
構成案という形に残しておくことで、迷ったときにいつでも立ち返れる基準になります。

完了条件

以下の4項目がすべて埋まっていれば、この実践課題は完了です。

4項目のうち、方針や枚数だけでなく理由まで書く点が重要です。
方針だけを書いた構成案は、後から見返したときになぜその写真を選んだのかが分からなくなり、次回の撮影や写真の差し替えのときにも同じ迷いを繰り返してしまいます。
理由もあわせて書いておくことで、担当のコーチやコミュニティに提出したときに意図が伝わり、フィードバックを受け取りやすくなります。

各項目にSourireのターゲット(30代〜40代の子育て中の女性)への適合理由を添えるのは、写真構成案とターゲット像を結びつけるためです。
たとえばトップ画像のテイストを高級感と親しみやすさの中間に決めたなら、理由にはまとまった時間が取りづらい客層にも通いやすいと感じてもらいたいといった、ターゲットの状況に結びつく説明を入れましょう。

Q
確認クイズ
Sourireのトップ画像のテイスト方針を検討しています。ターゲットは30代〜40代の子育て中の女性で、専門性と安心感の両方を伝えたい店舗です。適切な方針はどれでしょうか。
正解です!
Sourireのように専門性と安心感の両方が必要な客層には、高級感と親しみやすさの中間のテイストが適切でした。
惜しい!
高級感に全振りすると、通いやすさを重視する客層には合わなくなります。
テイストはランダムに選ぶものではなく、他店のテイストをそのまま真似ることも避けましょう。
Sourireは専門性と安心感の両方を伝えたい店舗なので、高級感と親しみやすさの中間が適切です。

手順ガイド

手順は4ステップです。
テイストと撮影チェックリストの再確認から始め、記入した内容がターゲットに合っているかを見直すところまでを1セットで行います。

  1. 3-1で判断したテイスト(高級感/親しみやすさ/中間)を再確認する
  2. 3-3で作った撮影チェックリストの項目を参照する
  3. 下の構成案テンプレートに、トップ画像・フォトギャラリー・こだわりページの内容を記入する
  4. 記入した内容が、Sourireのターゲットに合っているか見直す

最初にテイストとチェックリストを再確認するのは、記入欄を埋める作業に入ってから判断軸を思い出そうとすると、その場の思いつきで決めてしまいやすいからです。
先に判断軸を手元に用意しておくことで、記入中も一貫した基準で選べるようになります。

項目 記入欄
トップ画像
テイスト方針
理由
フォトギャラリー
優先カテゴリ
各カテゴリの目安枚数
こだわりページ
テーマ①
テーマ②
テーマ③

対象店舗がある方は実際の方針を、まだない方は記入例を参考に、どんな構成にするか考えてみましょう。
入力内容はブラウザに自動保存され、リロードしても消えません。
ただしキャッシュをクリアすると消えてしまうため、大事な内容はメモやNotionにも控えておくと安心です。

フォトギャラリーの記入欄では、店内・施術・外観といったカテゴリに分けて枚数の目安を書き出します。
カテゴリを分けて考えるのは、来店前の顧客が写真から知りたい情報が1つではないためです。
店内の写真では通いやすさや清潔感を、施術の写真では技術力を、外観の写真では見つけやすさを判断しています。
3つの視点をバランスよく用意しておくと、閲覧者がページを見るだけで店の全体像をつかめるようになります。

Q
確認クイズ
フォトギャラリーの優先カテゴリを検討する際、Sourireの現状(写真が開業時のまま更新されていない)を踏まえると、まず何を優先すべきでしょうか。
正解です!
現状把握で明らかになった課題(写真の使い回し)を踏まえて、古い写真のカテゴリから優先的に撮り直すと、構成案に一貫性が生まれます。
惜しい!
Sourireの課題は写真が開業時のまま古くなっていることでした。
現状の写真を変えずに新しい写真だけ追加したり、優先順位を考えずに進めたりすると、本当に必要な写真が後回しになります。
フォトギャラリーとこだわりページはどちらも構成案に含める対象です。

ヒント

記入に迷ったときに参考にできるポイントを3つまとめました。
テイストや枚数、テーマの決め方に迷ったら、下記を確認してから記入を進めましょう。

  • 💡テイストに迷ったら、3-1の早見表に戻って客層タイプを確認しましょう
  • 💡枚数は最初から埋め尽くさなくてよく、優先順位の高いものから書き出しましょう
  • 💡こだわりページのテーマは、Sourireの悩み(白髪・パサつき)に関連する内容から考えると書きやすくなります

特にこだわりページのテーマは、何もないところから3つ考えようとすると手が止まりやすい項目です。
Sourireの悩み(白髪・パサつき)のように、すでに分かっている顧客の悩みから逆算して考えると、ターゲットに響くテーマを見つけやすくなります。

構成案が完成したら、担当のコーチまたはコミュニティに提出しましょう。
提出後にもらうフィードバックは、自分では気づきにくいテイストのズレやターゲットとの適合性を客観的に見直す材料になります。

SUMMARY
  1. 写真構成案は、トップ画像・フォトギャラリー・こだわりページの3点で構成する
  2. 各項目には、テイスト方針とSourireのターゲットへの適合理由をあわせて記入する
  3. テイストや撮影対象に迷ったときは、感覚で判断せず、これまで学んだ判断軸に立ち返って考える
  4. 枚数を埋め尽くすことより、優先順位の高いものから記入することを優先する
  5. 現状把握で見えた課題を踏まえて優先順位をつけると、構成案に一貫性が生まれる
チェック
理解度チェック
トップ画像のテイスト方針と理由を記入できている
Sourireのように専門性と安心感の両方が必要な客層には、高級感と親しみやすさの中間のテイストが適切です。
方針だけでなく、その理由もあわせて記入します。
フォトギャラリーの優先カテゴリと目安枚数を記入できている
現状の課題(写真の使い回し)を踏まえ、古いカテゴリから優先して撮り直す構成にします。
枚数は埋め尽くさず、優先順位の高いものから記入します。
こだわりページの写真テーマを3つ以上、ターゲットへの適合理由とあわせて記入できている
Sourireの悩み(白髪・パサつき)に関連するテーマから考えると、ターゲットである30代〜40代の子育て中の女性に響く内容になります。
Sourireの写真構成案が完成しました
ビジュアルマーケティングの土台が整いました。次のChapter 4では、原稿全体を客観的な視点で仕上げていきます。