撮影チェックリストを対象店舗用に完成させる
CHAPTER 3
撮影チェックリストを対象店舗用に完成させる
LESSON 3-3 店内・施術・外観の撮影チェックリストを完成させる ⏱ 所要時間:約12分
GOAL
このレッスンのゴール
  • 撮影チェックリストの全体像(3カテゴリ×3項目)を説明できる
  • 各パーツの書き方ルールに沿って、Sourire用のチェックリストを記入できる
  • 業種によって記入内容が変わることを理解している

前のレッスンで学んだ撮影の原則を、いざ撮影当日になって思い出そうとしても、細部まで覚えていないことがあります。
このレッスンを終えると、店内・施術風景・外観の3カテゴリを埋めるだけで、当日迷わず撮影できるチェックリストが手元に完成します。

撮影チェックリストの全体像

撮影チェックリストは、店内・施術風景・外観の3カテゴリと、構図・光・推奨サイズの3項目を組み合わせた、合計9つのチェックポイントで構成されます。
カテゴリと項目をあらかじめ分けておくことで、被写体ごとに異なる構図や光の条件を撮影前に確認でき、当日になって何を撮ればよいか迷う場面を減らせます。

美容室Sourire用の撮影チェックリスト完成例。店内・施術風景・外観の3カテゴリに構図・光・推奨サイズの記入例が反映されている

各項目を埋めておくと、担当者が変わっても同じ基準で撮影できるようになります。
撮影のたびに構図や光の判断が担当者の感覚に依存すると、掲載する写真の雰囲気が時期によってばらつき、ページ全体の印象も一定しません。

Sourireのように開業時からの写真を使い回している店舗ほど、撮り直しの機会にこのチェックリストを活用する効果が大きくなります。
何を優先して撮影すべきかがあらかじめ整理されているため、次のセクションで扱う書き方ルールに沿って迷わず記入を進められます。

パーツ別の書き方ルールと記入例

各カテゴリで、構図・光・推奨サイズの3項目を必ず埋めます。
空欄のまま撮影に入ると、後で見返したときに何を撮ったか分からなくなります。

構図は写真を見た人が受け取る印象を、光は写真全体の明るさや雰囲気を、推奨サイズはHPBに掲載したときの見え方を、それぞれ左右する項目です。
3項目のどれか1つでも欠けると、撮影した写真をそのまま掲載できず、撮り直しが必要になる場合があります。

カテゴリ 構図 推奨サイズ
店内 三分割構図でセット面を配置 午前中の自然光を活用 1024×768px以上(4:3)
施術風景 施術中の手元と表情を中央に 自然光を基本に、リングライトで補う 800×600px以上
外観 看板と入口が分かる引きの画角 昼間の時間帯に撮影 店内と同じ基準(1024×768px以上)

表の店内・施術風景・外観の行を見ると、カテゴリごとに構図や光の条件が異なることが分かります。
店内は三分割構図で空間全体の雰囲気を伝え、施術風景は手元と表情を中央に据えて技術と接客の様子を伝えます。
外観は看板と入口が分かる引きの画角で、初めて訪れる人が迷わず店舗を見つけられるようにします。

記入前
店内
  • 構図:未確認
  • 光:未確認
  • サイズ:未確認
Sourire記入例
店内
  • 構図:三分割構図でセット面を配置
  • 光:午前中の自然光
  • サイズ:1200×900px

Before/Afterの例は、記入前の空欄と記入後の内容を並べたものです。
構図・光・サイズの3項目すべてに具体的な内容を書き込んでおくことで、撮影当日に何を確認すればよいかが一目で分かるようになります。

✓ Point !
空欄のまま撮影に入らない

チェックリストを埋めてから撮影に入ると、当日になって何を撮るか迷わずに済みます。
3項目のうち1つでも空欄があれば、撮影前に埋めておきましょう。

Q
確認クイズ
Sourireの外観写真を撮影する予定です。撮影チェックリストのの欄には何を記入するのが適切でしょうか。
正解です!
外観写真は昼間に撮影するのが基本で、夜間の撮影は避けます。
惜しい!
外観写真は初来店の顧客が迷わないよう、昼間に撮影するのが基本です。
光の項目は店内・施術風景と同じく、外観でも必ず確認する項目です。
リングライトは施術風景の補助光としては有効ですが、外観の光条件には当てはまりません。

チェックリストを埋めるときは、実際に撮影する日の天候や時間帯もあわせてメモしておくと、当日の準備がスムーズになります。
天候や時間帯まで記録しておくと、次回以降の撮影でも同じ条件を再現しやすくなり、店舗の写真全体の雰囲気を統一しやすくなります。

完成例ギャラリー|業種別の記入イメージ

同じ9項目のチェックリストでも、業種によって記入する内容は変わります。
業種によって強調すべき被写体やターゲット層が重視するポイントが異なるため、枠組みは共通でも書き込む具体的な内容は変える必要があります。

業種タイプ 店内の記入イメージ 施術風景の記入イメージ
美容室(Sourireタイプ) 明るい色味のセット面を三分割構図で 白髪染めのビフォーアフターを同条件で
整体院タイプ 清潔感のある施術ベッドを引きで 施術中の手元を中心に、顔出しは任意
ネイルサロンタイプ ネイルブースを明るい自然光で 手元のデザインが分かる接写

表の店内・施術風景の記入イメージを見比べると、美容室タイプは白髪染めのようなビフォーアフターの変化を伝える写真、整体院タイプは施術ベッドの清潔感、ネイルサロンタイプは手元のデザインの精緻さを伝える写真が重要になることが分かります。
重視するポイントが業種ごとに異なるからこそ、記入する内容も業種に合わせて変わってきます。

Sourireの記入例をそのまま他業種にコピーするのではなく、業種ごとの重要ポイントに合わせて内容を変えましょう。

Q
確認クイズ
整体院を担当することになり、Sourireの撮影チェックリストをそのまま流用しようとしています。適切な対応はどれでしょうか。
正解です!
3カテゴリ×3項目という枠組みは業種を問わず使えますが、記入する具体的な内容は業種ごとの重要ポイントに合わせて書き直す必要があります。
惜しい!
枠組み自体は業種を問わず使えるので、Sourireの記入内容をそのまま使い回したり、整体院では使えないと考えたりするのは誤りです。
光だけでなく構図・推奨サイズも、業種ごとの重要ポイントに合わせて見直す必要があります。

複数店舗を担当している場合、この早見表を使うと、業種ごとに何を優先して撮影すべきかがすぐに判断できます。

今すぐ埋めてみよう

担当店舗(またはSourire)用のチェックリストを、下の記入欄に実際に手を動かして埋めてみましょう。
読むだけでは気づきにくい空欄や迷うポイントも、実際に記入してみると具体的に見えてきます。

カテゴリ構図推奨サイズ
店内
施術風景
外観

入力内容はブラウザに自動保存され、リロードしても消えません。
ただしキャッシュをクリアすると消えてしまうため、大事な内容はメモやNotionにも控えておくと安心です。

3カテゴリ×3項目を実際に埋め終えると、担当店舗の撮影当日に必要な情報がひとつのシートに揃った状態になります。
空欄が残っていないかを最後に見直す一手間が当日の迷いを防ぎます。

次のレッスンでは、このチェックリストをもとにSourireの写真構成案を完成させます。
ここで整理した構図・光・推奨サイズの基準がそのまま次の作業の土台になります。

SUMMARY
  1. 撮影チェックリストは、店内・施術風景・外観の3カテゴリ×構図・光・推奨サイズの3項目、合計9つのチェックポイントで構成される
  2. 各項目を埋めておくと、担当者が変わっても同じ基準で撮影できる
  3. 空欄のまま撮影に入らず、撮影前にすべての項目を埋めておく
  4. 同じ9項目の枠組みでも、業種によって記入する具体的な内容は変わる
  5. 他店・他業種の記入例をそのままコピーせず、担当店舗の重要ポイントに合わせて書き直す
チェック
理解度チェック
撮影チェックリストの全体像(3カテゴリ×3項目)を説明できる
店内・施術風景・外観の3カテゴリと、構図・光・推奨サイズの3項目を組み合わせた、合計9つのチェックポイントで構成されます。
各パーツの書き方ルールに沿って、Sourire用のチェックリストを記入できる
店内は三分割構図・午前中の自然光・1024×768px以上、施術風景は手元と表情を中央に・自然光とリングライト・800×600px以上、外観は引きの画角・昼間・店内と同じ基準を目安に記入します。
業種によって記入内容が変わることを理解している
3カテゴリ×3項目という枠組みは業種を問わず使えますが、記入する具体的な内容は業種ごとの重要ポイントに合わせて書き直す必要があります。