メインカテゴリを具体的に選び、NAPを統一する
CHAPTER 0
メインカテゴリを具体的に選び、NAPを統一する
LESSON 0-4 カテゴリとNAPで検索結果の見え方を整える ⏱ 所要時間:約15分
GOAL
このレッスンのゴール
  • サロンではなく、ネイルサロンのように担当店舗に最適な具体的カテゴリを選べる
  • メインカテゴリとサブカテゴリ(追加カテゴリ)の役割の違いを理解し、使い分けられる
  • 担当店舗のNAP(店名・住所・電話番号)の表記ゆれを見つけて統一できる

カテゴリ設定が検索結果を左右する仕組み

Googleは、検索されたキーワードと担当店舗の関連性を判断する材料の一つとして、登録されているカテゴリを使っています。
カテゴリが検索意図とズレていると、写真や口コミをどれだけ充実させても、その検索結果の候補にすら入りにくくなります。

✓ Point !
カテゴリは検索の入り口を決める設定

カテゴリ設定は一度決めたら終わりの作業に見えますが、実際は何を探している人に見つかってほしいかを最初に定義する土台です。
この後の写真・口コミ・インサイトの改善は、この土台の上に積み重なります。

メインカテゴリを具体的に選ぶ判断基準

メインカテゴリは、担当店舗全体の業態を1つの言葉で表す設定です。
判断基準はシンプルで、候補の中から最も具体的に業態を言い切れる言葉を選ぶことです。

業種の例 避けたい候補(抽象的) 選びたい候補(具体的)
ネイルサロン サロン ネイルサロン
美容室 美容院(幅広い美容業態を含む) ヘアサロン(カット・カラー・トリートメントなど、髪に関するメニューが中心の店舗)
飲食店 レストラン 洋食レストラン

Lumièreの髪質改善トリートメントのような施術名は、カテゴリには入れません。
カテゴリは業態を表すもので、施術名はこの後の章のサービス欄・プロフィール文で表現します。

サブカテゴリ(追加カテゴリ)で対応サービスを補う

メインカテゴリは1つしか設定できませんが、追加カテゴリは最大9つまで設定できます。
合わせて最大10個のカテゴリで、担当店舗が対応している業態を補足できます。

✓ Point !
メインは1つに絞り、対応範囲は追加カテゴリで広げる

たとえばLumièreがまつげエクステにも対応しているなら、メインカテゴリはヘアサロンのまま、追加カテゴリにまつげエクステサロンを加えます。
メインカテゴリを複数の業態を表す言葉に薄めてしまうと、検索意図との一致度が下がります。

! 注意
カテゴリ変更は落ち着いて判断する

メインカテゴリは後から変更できますが、変更した直後は検索結果での見え方が一時的に変わることがあります。
今の設定に不安を感じても、何度も変更を繰り返すのではなく、次のセクションのチェック手順で一度じっくり見直しましょう。

🔍 もっと深掘り! ― カテゴリは何度でも変更できる?

メインカテゴリ・追加カテゴリは、担当店舗の管理画面からいつでも変更できます。
ただし変更直後は評価が定まるまで少し時間がかかるため、思いつきで頻繁に変えるのは避けたいところです。
業態を最も具体的に言い切れる言葉を一度じっくり選び、設定後は数週間ほど検索結果の変化を見守るとよいでしょう。

Q
確認クイズ
Lumière(美容室、髪質改善トリートメントが得意)のメインカテゴリとして最も適切なのはどれですか?
正解です!
ヘアサロンは、カットやカラー、トリートメントなど髪に関するメニューが中心の店舗を表す具体的なカテゴリです。
髪質改善トリートメントのような特定の施術名は、カテゴリではなく後の章で扱うサービス欄で表現します。
惜しい!
メインカテゴリは業態を最も具体的に言い切れる言葉を選びます。
理容室は男性向けの理髪業態を表すため業態が異なり、美容師は職業名でカテゴリではありません。
髪に関するメニューが中心のLumièreにはヘアサロンが適しています。

NAP統一の考え方

NAP(店名を表すName・住所を表すAddress・電話番号を表すPhoneの頭文字)とは、担当店舗を特定するための基本情報3点のことです。
公式サイト・SNS・他の掲載サイトでこの表記が食い違っていると、Googleは同じお店なのか判断しづらくなります。

✓ Point !
表記の一致がそのまま信頼度の評価につながる

公式サイト・Googleビジネスプロフィール・SNS・ポータルサイトのNAPがすべて一致していると、Googleは担当店舗を実在する正確な情報の店舗として評価しやすくなります。
この一貫性が、検索結果での見え方を後押しします。

よくある表記ゆれとチェックの手順

NAPの表記ゆれは、担当者本人も気づきにくい細かな違いから生まれます。代表的な3パターンを見比べてみましょう。

店名の表記ゆれ

✗ 悪い例
美容室Lumière
Lumiere
サロン ルミエール

同じ店舗なのに表記がバラバラで、Googleに別の店舗として扱われるおそれがあります。

◯ 良い例
美容室Lumière

読み方・表記を1つに決めて、公式サイト・SNS・掲載サイトのすべてで揃えます。

住所の表記ゆれ

✗ 悪い例
東京都渋谷区○○1−2−3 ○○ビル3F
東京都渋谷区○○1-2-3

全角/半角やビル名の有無が揺れると、同一店舗と認識されにくくなります。

◯ 良い例
東京都渋谷区○○1-2-3 ○○ビル3F

全角/半角の数字・ビル名の有無を1つに決めて揃えます。

電話番号の表記ゆれ

✗ 悪い例
03-1234-5678
0312345678

表記の揺れが多いと、同一店舗と認識されにくくなります。

◯ 良い例
03-1234-5678

ハイフンありの表記に決めて、すべての媒体を同じ形に揃えます。

担当店舗のNAPを確認するときは、次の手順で見比べます。

  1. 公式サイトのフッターや会社概要ページの表記を基準として1つ決める
  2. Googleビジネスプロフィールのビジネス情報を開き、店名・住所・電話番号を見比べる
  3. SNSや掲載しているポータルサイトの表記も同様に見比べる
  4. 食い違いを見つけたら、正解の表記に揃えて修正する
Q
確認クイズ
Lumièreの公式サイトには03-1234-5678、Googleビジネスプロフィールには0312345678と登録されていました。どう対応するのが適切ですか?
正解です!
数字が同じでも、ハイフンの有無のような表記の違いはGoogleにとって食い違いとして扱われる可能性があります。
どちらか一方の表記に決めて、両方を揃えましょう。
惜しい!
正解は表記を1つに決めて両方を揃えるです。
カテゴリ設定とNAPの表記統一は別の作業なので、カテゴリを見直しても電話番号の表記ゆれは解決しません。

カテゴリ・NAP設定の判断早見表

状況 判断
業態を一言で具体的に言い切れる(ネイルサロン等) その言葉をそのままメインカテゴリに設定する
得意なメニューや客層に特化した業態がある(ヘア中心等) より具体的な候補(ヘアサロン等)を探してメインカテゴリに設定する
本業以外に対応しているサービスがある(まつげエクステ等) メインカテゴリはそのまま、対応サービスを追加カテゴリで補う(最大9つまで)
公式サイト・SNS・他媒体でNAPの表記が1つでも食い違っている 正解の表記を1つ決めて、すべての媒体を揃える
表記の食い違いが見つからなかった 数ヶ月おきに同じ手順で再チェックする運用にしておく
SUMMARY
  1. カテゴリは検索の入り口を決める設定。
    抽象的な言葉より、業態を具体的に言い切れる言葉を選ぶ
  2. メインカテゴリは1つ、追加カテゴリは最大9つ。
    得意分野はメインではなく追加カテゴリで補う
  3. NAP(店名・住所・電話番号)は公式サイト・SNS・他媒体すべてで表記を1つに統一する
  4. 全角/半角・ビル名の有無・電話番号のハイフンなど、細かな表記ゆれこそ定期的にチェックする
チェック
理解度チェック
サロンよりネイルサロンを選ぶべき理由を説明できる
抽象的な言葉では検索意図との関連性が伝わりにくく、具体的な言葉ほどGoogleが検索キーワードとの一致を判断しやすくなるためです。
メインカテゴリとサブカテゴリ(追加カテゴリ)の役割の違いを説明できる
メインカテゴリはお店全体の業態を1つ表すもの、追加カテゴリは対応する他のサービスを補足するもの(最大9つ)です。
得意な施術名はどちらでもなく、サービス欄やキーワードで表現します。
NAPとは何かを説明できる
店名(Name)・住所(Address)・電話番号(Phone)の3つの基本情報のことです。
公式サイト・SNS・他媒体すべてで同じ表記に揃えることが、Googleからの信頼度評価につながります。
担当店舗のNAP表記ゆれをチェックする手順を説明できる
公式サイトの表記を正解の基準に決め、Googleビジネスプロフィール・SNS・掲載サイトの表記を順に見比べて、食い違いを見つけたら統一します。