オーナー確認(またはユーザー権限の追加)のやり方を知る
CHAPTER 0
オーナー確認(またはユーザー権限の追加)のやり方を知る
LESSON 0-3 自店とクライアント店舗、2つのパターンを見分ける ⏱ 所要時間:約15分
GOAL
このレッスンのゴール
  • Googleビジネスプロフィールに店舗情報がまったく無い場合、ゼロから新規登録する手順を説明できる
  • Googleビジネスプロフィールのオーナー確認の手順を説明できる
  • すでに他者が開設済みの店舗では、オーナー確認ではなく管理者としてユーザーを追加してもらう方法が必要になることを説明できる
  • 担当店舗がどちらのケースに当たるか、画面を見て自分で判断できる

完成イメージ:このレッスンで目指す状態

このレッスンを終えると、担当店舗のGoogleビジネスプロフィールを自分のGoogleアカウントで編集できる状態になります。
到達する経路は2パターンありますが、どちらも管理画面にログインして情報の編集や口コミの確認ができる点は同じです。
まずはこの完成した状態を確認しておきましょう。

まず判断する:担当店舗はどちらのケースか

担当店舗がどちらのケースかは、Googleマップまたは検索結果でその店舗名を検索するだけで見分けられます。次の3つのポイントを確認してください。

判断ポイント まだ誰も登録していない店舗 すでに登録済みの店舗
検索結果に情報が出るか 表示されない、または情報が空欄のまま 営業時間・写真などの情報が入っている
確認ボタンの有無 「オーナーですか?」ボタンが表示される ボタンが表示されない
最初に管理を始めた人 まだ誰も管理していない 以前の担当者・代理店・オーナー本人がすでに管理している
✓ Point !
確認ボタンの有無が一番わかりやすい目印

3つの中でもっとも見分けやすいのは「オーナーですか?」ボタンの有無です。
ボタンが出ていればまだ誰も管理していない状態、出ていなければすでに管理が始まっている状態と判断できます。

Q
確認クイズ
クライアントの整体院を新しく担当することになりました。Googleマップで店名を検索すると、営業時間・写真まで登録済みで「オーナーですか?」というボタンはどこにも表示されません。次に取るべき行動として正しいものはどれですか?
正解です!
すでに管理されている店舗では、新規のオーナー確認は選べません。
現在の管理者に「ユーザーを管理」機能で自分を追加してもらう手順に進みます。
惜しい!
「オーナーですか?」ボタンが表示されないのはすでに誰かが管理している合図です。
この場合は現在の管理者にユーザー追加を依頼する手順に進みます。

パターンA:新規オーナー確認の手順

検索して「オーナーですか?」ボタンが出てきた場合は、以下の手順でオーナー確認を進めます。
検索しても該当する店舗情報が何も見つからない場合は、先に次の「ゼロから新規登録する場合」を行ってください。

店舗情報が何も見つからない場合:ゼロから新規登録する

Googleマップや検索結果に、担当店舗の情報が自動生成のページすら出てこない場合は、「オーナーですか?」ボタンを探す前に、Googleビジネスプロフィールへの新規登録が必要です。
以下の手順で、店舗情報をゼロから作成します。

  1. business.google.com にアクセスし、担当店舗用に決めたGoogleアカウントでログインする。
    「ビジネスを追加」をクリックする。
  2. 店舗名を入力する。
    候補一覧に該当する店舗が表示されないことを確認したうえで、その名前のまま新規作成を選ぶ。
  3. ビジネスカテゴリ(業種を最も具体的に言い切れる言葉。Chapter 1で詳しく扱う)を選ぶ。
  4. 「お客様が訪問できる場所がありますか?」の質問に答える。
    実店舗があれば「はい」を選んで住所を入力し、訪問サービスのみの業態であれば「いいえ」を選んで対応エリアを設定する。
  5. 電話番号・ウェブサイトのURLなど、分かる範囲の連絡先情報を入力して完了する。
✓ Point !
新規作成のあとは、下のオーナー確認の手順に合流する

ゼロから新規作成した場合も、最後は必ずオーナー確認の手順につながります。
入力が完了したら、続けて次に説明する電話・はがき・メールなどの確認方法の選択に進んでください。

オーナー確認の申請手順

検索してすでに店舗情報(自動生成の簡易ページを含む)が見つかり「オーナーですか?」ボタンが出ている場合、または上記の新規登録を終えた場合は、以下の手順でオーナー確認を進めます。

  1. 検索結果またはGoogleマップに表示された店舗情報から「オーナーですか?」をクリックする。
    表示されない場合は、Googleビジネスプロフィールの管理画面から店舗名を検索して同じボタンを探す。
  2. 案内に沿って店舗名・住所・電話番号などの基本情報を確認する。
    すでに入力されている項目はそのまま進めてよい。
  3. 確認方法を選ぶ。
    電話(自動音声またはSMSで即時にコードを受け取る)、はがき(数日から2週間程度で店舗の住所にコードが郵送される)、メールなど、担当店舗の状況によって選べる方法が変わる。
  4. 受け取ったコードを管理画面に入力して申請を完了する。
✓ Point !
選べる範囲で一番早い確認方法を選ぶ

電話やSMSでの確認が選べる場合は、はがきより早く完了します。
ただし選べる確認方法は店舗の状況によってGoogleが自動的に絞り込むため、必ずしも希望の方法が選べるとは限りません。

! 注意
審査には数日から数週間かかる場合がある

はがきでの確認を選んだ場合、投函から到着まで1〜2週間程度かかることが多く、コード入力後の反映にもさらに数日かかることがあります。
急ぎの案件では、着手前にクライアントへ確認には時間がかかると伝えておくことが重要です。

🔍 もっと深掘り! ― 確認方法によって期間が変わる理由

電話やSMSはGoogleのシステムが即時にコードを発行できるため、数分で完了します。
一方、はがきは実際の郵便配達を経由するため、投函から到着までの物理的な時間がそのまま審査期間に加わります。

パターンB:既存オーナーへユーザー追加を依頼する手順

検索して確認ボタンが出てこなかった場合は、すでに管理が始まっています。
この場合はオーナー確認を申請するのではなく、現在の管理者に自分をユーザーとして追加してもらいます。

  1. 現在の管理者(店舗オーナーや以前の担当者)に連絡し、自分のGoogleアカウントのメールアドレスを伝えて、ユーザーとして追加してほしいと依頼する。
  2. 管理者側の操作:Googleビジネスプロフィールを開き、メニューから「ユーザーを管理」を選ぶ。
  3. 管理者側の操作:「新しいユーザーを追加」をクリックし、依頼されたメールアドレスを入力する。
  4. 権限レベルを選ぶ。
    日々の情報編集や口コミ返信、インサイトの確認は「管理者」権限で行える。
    他のユーザーの追加・削除やアカウントの削除など一部の操作は「オーナー」権限のみに限られる。
  5. 招待を送信する。自分側は届いた通知またはメールを開き、招待を承諾する。
✓ Point !
運用代行の実務では管理者権限で十分な場合が多い

担当店舗の情報編集・写真追加・口コミ返信・インサイトの確認は、いずれも管理者権限で行えます。
オーナー権限が必要になるのは他のユーザーを管理したりアカウントを削除したりする場面に限られるため、運用代行者としては管理者権限を依頼すれば十分なことが多いです。

! 注意
自分で新規オーナー確認を試みるのは避ける

すでに管理されている店舗に対して自分で新規のオーナー確認を試みると、不自然な申請として扱われる場合があります。
検索結果に確認ボタンが出ていない時点で、この店舗はすでに管理下にあると判断し、ユーザー追加の依頼に切り替えてください。

🔍 もっと深掘り! ― 管理者とオーナー権限の違い

管理者:情報編集・写真投稿・口コミ返信・インサイト確認ができる。
日々の運用業務はこの権限で完結する。

オーナー:管理者の権限に加えて、他のユーザーの追加・削除、アカウントの削除、主たるオーナーの移行ができる。
契約終了時の引き継ぎにも関わるため、通常はクライアント自身が持ち続ける。

Q
確認クイズ
自分のお店を初めてGoogleビジネスプロフィールに登録しようとしています。検索してもまだ地図に店舗が表示されず、「オーナーですか?」ボタンが表示されました。次に取るべき行動はどれですか?
正解です!
ボタンが出ている場合はまだ誰も管理していない状態なので、オーナー確認を申請して確認方法を選ぶ手順に進みます。
惜しい!
ボタンが表示されているのは、まだ誰も管理していない印です。
ユーザー追加が必要になるのは、逆にボタンが表示されないケースです。

判断に迷ったときのQ&A

ここまでの2パターンに沿って進めていても、担当店舗の状況によって細かい疑問が出てきます。
よくある質問をまとめました。

よくあるつまずき Q&A
検索してもGoogleマップに担当店舗がまったく表示されません。どうすればいいですか?
その場合は、店舗がまだGoogleに一切登録されていない状態です。
「オーナーですか?」ボタンを探す前に、business.google.comの「ビジネスを追加」から店舗名・カテゴリ・住所などをゼロから入力して新規登録してください。
登録が完了すると、そのまま通常のオーナー確認の手順に進めます。
電話番号もはがきも選べない場合はどうすればいいですか?
選べる確認方法は店舗の状況によってGoogleが自動的に決めるため、表示された方法の中から選ぶことになります。
方法が限定されている場合でも、表示された選択肢に沿って進めれば申請自体は完了します。
前の代理店がユーザーとして残っている場合はどうすればいいですか?
現在のオーナーにまず「ユーザーを管理」画面で残っているユーザーの一覧を確認してもらいましょう。
ユーザーの削除はオーナー権限が必要な操作なので、削除自体はオーナーに依頼したうえで進めます。
個人用のGoogleアカウントと業務用のアカウント、どちらで確認すべきですか?
今後もその店舗を継続して担当するアカウントを使うことが重要です。
個人用アカウントで確認すると契約終了時や担当変更のときに引き継ぎが難しくなるため、業務用または店舗専用のアカウントを用意しておきましょう。
オーナー確認の審査中でも情報を編集していいですか?
申請中でも一部の情報は編集できますが、審査が完了するまでは変更が反映されなかったり表示が不安定になる場合があります。
急ぎでなければ、確認が完了してから編集を始めるほうが安全です。
SUMMARY
  1. 担当店舗を検索し、「オーナーですか?」ボタンの有無でどちらのケースかを判断する
  2. 検索しても店舗情報が何も見つからない場合は、business.google.comの「ビジネスを追加」からゼロで新規登録する
  3. ボタンが表示された場合(新規登録直後を含む)は、電話・はがき・メールなどの確認方法を選んでオーナー確認を申請する
  4. ボタンが表示されない場合は、現在の管理者に「ユーザーを管理」機能で管理者権限を追加してもらう
  5. 審査や依頼には数分から数週間の差があるため、着手前にクライアントへ見込み期間を伝えておく
チェック
理解度チェック
店舗情報がまったく無い場合の新規登録手順を説明できる
business.google.comの「ビジネスを追加」から店舗名・カテゴリ・訪問可否・住所・連絡先を入力してゼロから登録します。
登録が完了すると、そのままオーナー確認の手順に進みます。
オーナー確認の申請方法とかかる期間を説明できる
検索して「オーナーですか?」ボタンをクリックし、電話・はがき・メールなどの確認方法を選びます。
電話やSMSは数分、はがきは投函から到着まで1〜2週間程度かかることがあります。
すでに管理されている店舗で取るべき行動を説明できる
現在の管理者に、Googleビジネスプロフィールの「ユーザーを管理」機能で自分を管理者として追加してもらうよう依頼します。
新規のオーナー確認は選べません。
担当店舗がどちらのケースか、画面を見て判断できる
検索結果やGoogleマップにその店舗を表示させ、「オーナーですか?」ボタンが出ているかを確認します。
出ていればまだ誰も管理していない状態、出ていなければすでに管理が始まっている状態です。