写真の位置づけを知り、担当店舗のテイストを判断する
CHAPTER 2
写真の位置づけを知り、担当店舗のテイストを判断する
LESSON 2-1 写真の役割とテイストの判断軸を理解する ⏱ 所要時間:約15分
GOAL
このレッスンのゴール
  • 写真が来店を左右する営業ツールである理由を説明できる
  • 掲載すべき写真カテゴリを理解し、業種によって最重要写真が変わることを判断できる
  • 客層・単価に応じて、高級感と親しみやすさのどちらに寄せるテイストが適切かを判断できる
  • 静止画だけでなく短尺動画も重要な訴求手段であることを理解する

写真は来店を左右する営業ツール

写真は店舗の雰囲気を飾るための装飾ではありません。
プロフィールを見た人が来店するかどうかを、その場で判断する材料になります。

✓ Point !
写真整備は営業活動そのもの

写真を登録した店舗は、ウェブサイトへのアクセス数が35%増加し、ルート検索も42%増加しています。
写真の有無や枚数が、閲覧から来店行動までの動きに直接影響することがわかります。

写真は文章より先に目に入るため、クリックや電話、ルート検索といった行動の多くがそこで決まります。
担当店舗の写真を準備するときは、営業活動の一部だと意識しましょう。

Q
確認クイズ
担当しているLumièreのプロフィールには写真が数枚しかなく、更新もしていません。このままだと、来店希望者にどんな影響が出やすいですか?
正解です!
写真は文章より先に見られるため、枚数や質が整っていないと、来店に近づく行動そのものが起こりにくくなります。
惜しい!
写真は営業ツールとして、クリックや電話、ルート検索といった具体的な行動に直結します。
枚数が少ないと、その入口が狭くなってしまいます。

掲載すべき写真カテゴリと、業種で変わる最重要写真

掲載する写真は思いつきで選ぶものではなく、まず基本カテゴリを一通り揃えることが出発点です。
そのうえで、業種によって特に力を入れるべき最重要写真が変わります。

カテゴリ 撮る内容 伝わること
外観 看板・入口・店舗の全体像 場所の分かりやすさと、初めて来る人の安心感
内観 待合スペースやセット面など店内の様子 清潔感と雰囲気の伝わりやすさ
商品・メニュー 施術後の仕上がりや料理、価格が分かるメニュー表 提供内容と価格帯の具体的なイメージ
スタッフ 業務中の自然な表情(本人の許可を得たもの) 誰が対応するかが分かる安心感
サービス風景 施術や接客をしている様子 実際の体験がイメージできる場面
業種 最重要写真 理由
美容室 施術後の仕上がりが分かる写真 技術力と結果イメージが来店の決め手になるため
飲食店 看板メニューの写真 提供する料理の実物イメージが来店動機に直結するため
整体院 院内の清潔感が伝わる写真 施術を受ける場所への安心感が不安解消につながるため

担当店舗の業種に当てはめると、優先して撮るべき写真が具体的に見えてきます。
基本カテゴリを揃えたうえで、最重要写真に特に力を入れることが重要です。

Q
確認クイズ
美容室Lumièreの得意メニューは髪質改善トリートメントです。基本カテゴリを揃えたうえで、特に力を入れるべき最重要写真はどれですか?
正解です!
美容室は技術力と結果イメージが来店の決め手になるため、施術後の仕上がりが伝わる写真が最重要写真になります。
惜しい!
美容室では、施術後の仕上がりが伝わる写真が最重要写真です。
Lumièreの得意メニューである髪質改善トリートメントの効果を写真で示すことが、来店の決め手になります。

テイストの判断軸は高級感と親しみやすさ

写真は撮る内容だけでなく、全体の雰囲気(テイスト)でも来店の判断に影響します。
判断軸として使いやすいのが、高級感と親しみやすさの2方向です。

高級感に寄せる 親しみやすさに寄せる
向いている客層・単価 単価が高めで、特別な体験を求める客層 単価が手頃で、通いやすさを重視する客層
写真の見せ方 落ち着いた照明と、余白を活かした構図 明るい照明と、スタッフの表情が見える構図
伝わる印象 特別感、丁寧な仕上がりへの期待 気軽さ、通いやすさへの安心感

客層や単価に対してテイストが合っていないと、写真の完成度が高くても来店の決め手になりにくくなります。
担当店舗のターゲットに合わせてテイストを選ぶ意識を持ちましょう。

✓ Point !
デモ店舗Lumièreの場合

Lumièreは20代後半〜30代の働く女性をターゲットに、髪質改善トリートメントを得意メニューとしています。
単価は特別に高いわけではなく、丁寧な仕上がりへの期待を持つ客層のため、高級感と親しみやすさの中間で、丁寧さと仕上がりの質が伝わるテイストが適切です。

Q
確認クイズ
担当している整体院は、近隣の主婦層や高齢の方が通いやすい価格帯で、リピート率の高さを強みにしています。この場合、テイストはどちらに寄せるのが適切ですか?
正解です!
単価が手頃で通いやすさを重視する客層には、親しみやすさに寄せたテイストの方が来店の後押しになります。
惜しい!
客層や単価に合わないテイストは、写真の完成度が高くても来店の決め手になりにくくなります。
このケースは親しみやすさに寄せる方が適切です。

動画も一瞬の魅力を伝える訴求手段になる

写真だけでなく、短尺の動画も来店の判断材料になります。
静止画では伝えにくい店内の動きや接客の様子を、動画は数秒で伝えられます。

動画の具体的な撮り方や投稿の手順は、次のレッスン2-3で扱います。
ここでは、写真と動画がそれぞれ異なる役割を持つ訴求手段だという位置づけを理解しておきましょう。

SUMMARY
  1. 写真は店舗の装飾ではなく、クリックや電話、ルート検索といった来店行動を左右する営業ツールである
  2. 掲載すべき写真は外観・内観・商品/メニュー・スタッフ・サービス風景の基本カテゴリを揃えることが出発点になる
  3. 業種によって力を入れるべき最重要写真は変わり、美容室なら仕上がり写真、飲食店なら看板メニューが該当する
  4. テイストは高級感と親しみやすさの2方向で判断し、客層・単価に合わせて選ぶ
  5. 静止画だけでなく短尺動画も重要な訴求手段であり、具体的な撮り方は次のレッスンで扱う
チェック
理解度チェック
写真が来店を左右する営業ツールである理由を説明できる
写真は文章より先に見られるため、クリックや電話、ルート検索といった具体的な行動に直結します。
枚数や質が整っていないと、来店に近づく行動そのものが起こりにくくなります。
掲載すべき写真カテゴリと、業種によって最重要写真が変わることを説明できる
外観・内観・商品/メニュー・スタッフ・サービス風景の基本カテゴリを揃えたうえで、美容室なら仕上がり写真、飲食店なら看板メニューのように、業種ごとの最重要写真に力を入れます。
客層・単価に応じて、高級感と親しみやすさのどちらに寄せるテイストが適切かを判断できる
単価が高く特別感を求める客層には高級感、通いやすさを重視する客層には親しみやすさが適しています。
Lumièreのように中間の客層には、丁寧さと仕上がりの質が伝わるテイストが適切です。
静止画と短尺動画が、それぞれ異なる役割を持つ訴求手段であることを理解している
写真では伝えにくい店内の動きや接客の様子を、短尺動画は数秒で伝えられます。
具体的な撮影・投稿の手順はレッスン2-3で扱います。