カスタムオーディエンスと類似オーディエンスの作り方
Chapter 4 — Lesson 1
カスタムオーディエンスと類似オーディエンスの作り方
🕐 35分 📚 知識+手順型 🔖 ターゲティング
このレッスンのゴール

Meta広告の3種類のオーディエンスを理解し、カスタムオーディエンスと類似オーディエンスを実際に作成できるようになる。

1. Meta広告の3種類のオーディエンス

Meta広告では「誰に届けるか」を3種類のオーディエンスで設定できます。

🎯
TYPE 1
コアオーディエンス
年齢・性別・地域・興味関心などの属性でターゲットを絞る最も基本的な方法。広告セット設定の「詳細ターゲット設定」で指定。
年齢 性別 地域 興味関心 行動
👥
TYPE 2
カスタムオーディエンス
既存顧客リスト・サイト訪問者・動画視聴者など「すでに自社と接点がある人」に届ける。コンバージョン率が高い。
顧客リスト サイト訪問者 動画視聴者 Instagram接触
🔍
TYPE 3
類似オーディエンス
カスタムオーディエンスを「元データ」にして、似た特徴を持つ新規ユーザーをMetaのAIが自動的に探す。新規開拓に最適。
AI自動探索 1〜10%設定 新規開拓
💡 用語解説
カスタムオーディエンス(CA)
自社の既存顧客データ・サイト訪問者データを元に作る「既知のユーザー」のリスト。
類似オーディエンス(LAL / Lookalike Audience)
CAを元データとして、MetaのAIが「同じような人」を自動的に探してくれる機能。
ソースオーディエンス
類似オーディエンスを作る際の「元データ」となるカスタムオーディエンス。

2. カスタムオーディエンス(CA)とは

カスタムオーディエンスは「すでに自社と何らかの接点を持った人」に広告を届けるための機能です。接点の種類によって複数のソースから作れます。

📡
Webサイト
ピクセルが計測したサイト訪問者。ページ別・滞在時間別に絞れる
📋
顧客リスト
メールアドレスや電話番号のCSVをアップロードしてマッチング
📱
Instagram / FB
投稿いいね・保存・DM・プロフィール訪問などで接触した人
🎬
動画視聴
広告動画・オーガニック動画を25%・50%・75%以上視聴した人
📝
フォーム
Meta上のインスタントフォームを開いた・送信した人
📌 ヨガスタジオ CALM での活用例

まず「サイト訪問者(全期間)」でCAを作成し、そのリストに対してリターゲティング広告を配信。さらにそのCAを元に類似オーディエンスを作り、まだサイトを訪れていない新規ユーザーにアプローチする。

3. カスタムオーディエンスの作り方

ここでは最もよく使う「Webサイト訪問者のCA」を作成します。

  • 1
    広告マネージャーの左メニュー「オーディエンス」をクリックする

    「広告マネージャー」ダッシュボードの上部または左メニューから「オーディエンス」を選択します。

    ✅ できたら次へ
  • 2
    「オーディエンスを作成」→「カスタムオーディエンス」をクリックする

    青いボタン「オーディエンスを作成」をクリックすると、「カスタムオーディエンス」「類似オーディエンス」「保存済みオーディエンス」の選択肢が出ます。

    ✅ できたら次へ
  • 3
    「ウェブサイト」を選択する

    ソースの選択画面で「ウェブサイト」を選択します。

    ✅ できたら次へ
  • 4
    ピクセルを選択し、条件を設定する

    「すべてのウェブサイト訪問者」を選択し、期間を「過去180日間」に設定します。特定のページ(体験ページ)を訪問した人に絞りたい場合は「URLに〇〇を含む」で絞り込めます。

    ✅ できたら次へ
  • 5
    オーディエンス名を入力して「オーディエンスを作成」をクリックする

    分かりやすい名前を付けます。例:「CA_サイト訪問者_180日」。作成後、オーディエンスが「準備完了」になるまで数十分〜2時間程度かかることがあります。

    ✅ CA作成完了!
⚠️ 最低ユーザー数について

カスタムオーディエンスは最低100人以上のユーザーが含まれないと広告に使えません。サイト訪問者が少ない場合は期間を長くするか(最大180日)、条件を広げて対象を増やしましょう。

4. 類似オーディエンス(LAL)とは

類似オーディエンスは、カスタムオーディエンス(ソース)をもとに、MetaのAIが「同じような人」を自動で探してくれる機能です。

👥
ソースCA
500人
サイト訪問者リスト
🤖
MetaのAI
分析
共通の特徴を抽出
🔍
類似オーディエンス
数十万人
新規ターゲット候補

類似度(%)の選び方

類似度 特徴 おすすめの使い方
1% ソースと最も似た上位1%のユーザー。精度が高い分、規模は小さい コンバージョン最優先の場合まずここから
2〜3% 精度とリーチのバランスが良い スケールしてきたら拡張
5〜10% リーチは広いが精度は下がる 認知拡大フェーズ

5. 類似オーディエンスの作り方

  • 1
    「オーディエンスを作成」→「類似オーディエンス」をクリックする

    ✅ できたら次へ
  • 2
    「ソース」にStep 3で作ったCAを選択する

    例:「CA_サイト訪問者_180日」を選択します。ソースCAのユーザー数が多いほど、精度の高い類似オーディエンスが作れます。

    ✅ できたら次へ
  • 3
    「オーディエンスの場所」で国・地域を選ぶ

    例:「日本」を選択します。

    ✅ できたら次へ
  • 4
    「オーディエンスサイズ」で「1%」を選ぶ

    まず精度の高い1%から始めましょう。

    ✅ できたら次へ
  • 5
    「オーディエンスを作成」をクリックする

    作成後、オーディエンスの準備に数時間かかることがあります。「準備完了」になったら広告セットのターゲット設定で使えます。

    ✅ LAL作成完了!
📌 効果的なソースの優先順位

類似オーディエンスの精度はソースの質に依存します。優先順位の高いソース:
① コンバージョン済み顧客リスト(最も精度高)
② 購入完了ページ訪問者
③ カートに追加した人
④ サイト訪問者全体(最も使いやすい)

確認クイズ
「類似オーディエンス(LAL)」について、正しい説明はどれですか?
✅ 正解!類似オーディエンス(LAL)はカスタムオーディエンスをソースとして、MetaのAIが「似た特徴を持つ新規ユーザー」を自動で探してくれる機能です。1%設定から始め、スケールに応じて広げていきます。
❌ 不正解。「類似オーディエンス(LAL)」はカスタムオーディエンスを元データ(ソース)にして、MetaのAIが似た特徴を持つ新規ユーザーを自動で探してくれる機能です。手動設定のものは「コアオーディエンス」、既存顧客データから作るものは「カスタムオーディエンス」です。
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