- ✓プロンプト6要素(印象・配色・サイズ・テキスト・対象・構図)を全て言える
- ✓依頼書に書かれている要素と、自分で補完する要素を仕分けできる
- ✓業種別の例文を参考に、3業種分のプロンプトを書き出せる
プロンプト6要素の全体像
ChatGPT Images 2.0で質の高い画像を得るには、プロンプトに含める情報を体系的に整理することが大切です。この6要素フレームワークは、依頼書を受け取ってからプロンプトを完成させるまでのプロセスを、誰でも再現できるようにするための道具です。
6要素すべてを毎回書く必要はありません。最初は揃っている要素だけで生成してみて、出力を確認しながら不足している要素を追加指示で補えば十分です。
6要素の早見表
| 要素 | 書くこと |
|---|---|
| ①印象 | 画像を見た瞬間の全体的なビジュアルトーン。フォトリアル・イラスト風・ミニマル、高級感・清潔感・温かみなど |
| ②配色 | ブラウン系、ピンク系、ネイビーとゴールド、など。「クリーム色」「濃いめのグレー」のように馴染みのある色名で伝えればOK |
| ③サイズ | 1:1(Instagram)/16:9(YouTube)/9:16(Stories)/A4縦(印刷)など |
| ④テキスト | 画像内に含める文字。キャッチ・店名・サブ情報など、入れる文字を全て書き出す |
| ⑤対象 | ターゲット属性・ジャンル・業種。年齢層や生活シーンまで具体的に |
| ⑥構図 | 画面に映す被写体・空間・素材の組み合わせ。何が写っているかを具体的にイメージして書く |
依頼書にある要素と、自分で補完する要素
実際の案件では、依頼書に書かれている情報と、書かれていない情報があります。書かれている情報はそのまま使い、書かれていない要素は6要素を見ながら自分の言葉で補うのがプロのプロンプト作成です。
この補完の判断こそが、デザイナーとしての創造的寄与になります。AIに丸投げするのではなく、この案件にはこの雰囲気が合うという判断を自分で下すことが大切です。
仕分けの早見表
| 要素 | 依頼書での扱い |
|---|---|
| テキスト(キャッチ・価格・期間) | 依頼書に書かれている → そのまま転記する |
| 配色(ブランドカラー) | 依頼書に書かれている → そのまま配色欄に転記する |
| サイズ・媒体 | 依頼書に書かれている → サイズ表記に変換して転記する |
| 対象(ターゲット) | 依頼書に書かれている → そのまま対象欄に転記する |
| 印象(世界観・雰囲気) | 依頼書に書かれていないことが多い → 自分で言語化して補完する |
| 構図(被写体・配置) | 依頼書に書かれていないことが多い → 自分で言語化して補完する |
依頼書でキャッチが指定されていない場合、先にChatGPTでコピー案を5〜10個出してもらい、自分で採用案を決めてからプロンプトに組み込みます。ChatGPT Images 2.0にお任せで生成させると、毎回違う文字が出てきて再現性がなくなります。
- 印象:「このブランドの世界観に合う表現は何か」を考え、フォトリアル・イラスト風・高級感・清潔感などを組み合わせて言葉にする
- 対象:ターゲットが明記されていなければ、クライアントのサービス・商品から推測する
- 構図:テキストをどこに置くか・何を画面に映すかをイメージする(Instagram縦長なら上部テキスト+中央に商品やモデル、など)
業種別プロンプト例文3種
6要素フレームワークを使って組み立てたプロンプトの実例です。業種が変わっても構造は同じであることを確認してください。例文をコピーして中身だけ書き換えれば、自分の案件のプロンプトが作れます。
各プロンプトは、上に【クライアントからの要件定義】(依頼書からそのまま転記)、下に【追加指示】(自分で補完する部分)の2セクション構成にしています。全文をそのままコピーしてChatGPTに貼り付けられます。書き足すのは【追加指示】の中身だけです。
例1:個人経営カフェ — 新メニュー告知
想定案件:地域密着型の個人カフェが、平日モーニング新メニュー告知用にInstagram投稿を依頼するケース。写真素材の支給なし、デザイナー側で構図ごと提案する典型例。
例2:個人経営アイラッシュサロン — 新規来店キャンペーン
想定案件:地方の個人サロンが、新規顧客獲得用のキャンペーン告知バナーを依頼するケース。価格訴求+LINE予約導線が必須。
例3:女性専用パーソナルジム — 体験レッスン申込
想定案件:女性専用パーソナルジムが、体験レッスン申込促進用のバナーを依頼するケース。価格訴求+入会金無料の二段オファーが特徴。
3つの例文には6要素フレームワークがそのまま盛り込まれています。プロンプトは特別な構文ではなく、6要素を並べているだけです。最初はこの例文をコピーして中身だけ書き換えるところから始めてください。慣れてきたら自分の言葉で組み立てられるようになります。
- プロンプト6要素:印象・配色・サイズ・テキスト・対象・構図。この6つを揃えると伝わるプロンプトになる
- 依頼書にある要素(テキスト・カラー・サイズ・対象)はそのまま転記する
- 依頼書にない要素(印象・構図)はデザイナーが自分の言葉で補完する。ここが創造的寄与になる
- キャッチがお任せの場合は、先にChatGPTで候補を5〜10個出してもらい、自分で採用案を選んでから組み込む
- 業種が変わっても構造は同じ。例文の中身だけ書き換えて使い回す